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新しいフォルダー、新しいフォルダー、感想戦でございます。今回はクリストファー・ノーラン監督のインセプション
とにかく、クソ面白かったね。
どうなのよ。
一回、面白すぎて、ちょっと呼吸が浅くなって止めましたもん。一回。
心呼吸しようと思って。
それぐらい。
一回、メディテーション。
劇場ではこんなことできないから。
とにかく、一回、自分が処理しきれる面白さを超えて面白いから。
もったいなくて。
今、手持ちにある面白さをちゃんと吸収して、じんわり浸透させてから、もう一回見ようと思って。
一回止めて、二回止めたかな。
一時間ぐらい経ったところと、ラストシーンのちょっと前ぐらい。
それぐらいでしたね。
長居くんも、ザッキーも、一応パンチラインの下りがあるから、言葉を拾わなきゃという冷静な対処があったと思うんですけど、
それすら覚えないくらい、どっぷりハマって、何にも覚えてない。
なんだこれ。何にも覚えてないな。
とにかく面白かったしかない。みたいな。
理屈抜きで。
理屈ばっかりの映画なの?
理屈抜きで面白いんだよね。
演出の凄まじさ。
全体としては難解だけど、一瞬一瞬が最高に面白いから。
それを面白い瞬間を追い続けてる感じ。
押井守監督作品、俺大好きだけど、そこには理屈が結構あって、ロジックについていくっていう。
そのスピードにも何とかついていかなきゃみたいな感じで見てるし、
休みがあるんだよ。ほっと一息が。
なんかね、ノーランのないの。
ずっとないの?
ずっとないの。ゆっくり静かなシーンでも、ここは食いついてこないと次に追いつけないみたいな。
思いながらガッツリ見ながら、ハマりながら見てないと追いつけなくなっちゃうみたいな。
トイレに行けない映画っていうか。
後半からガンガン面白くなるっていうよりも、前半のメンバー集めのところから最高に面白いし、
特にね、俺は設計師の彼女を見つけて、彼女が自分の才能に気づいていく。
本当は全部撮ってるんだけど、あそことかもすごい好きだし。
迷路を1分で解ける迷路を2分で解けるみたいな。
なんか素肝の下りとかもへーっと見えるみたいな。
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そこを伏線になってるんだよね。ちゃんと伏線としてその後に出てくるんだ。
私の作った迷路はなんか単純じゃないかなって。
あなたは帰ってこれないかもしれないみたいなことをコープに言うところとか。
なるほどねっていう。面白い。
面白いよね。
面白い。
そしてディカプリオの演技もね。
もうやっぱ渋い。
だからキャスティングをされることながらです。
あれだ、やっぱジョセフ・ゴードン・レビットはとにかくかっこいいな。
彼ね、大学だったらしいですよ。
初めは違う役者さんがキャスティングされてて急遽出れなくなって大学で。
でもそれで彼は、ジョセフ・ゴードン・レビットは主戦作になったってことで
世界的に知られるようになった。
500日の様、その前でしょ。
そう、だけどやっぱこのインセプションで。
やっぱりね。
かっこいい。
結局一回もあんま驚いたりしない。
無重力の時に机の後ろに隠れてた敵の時もこんな冷静に対処するんだって。
クール。
あとさ、ディカプリオが無茶を言うんだけど、それはダメだろうって言いながらもついてくるんだよ、結局ね。
全然なんか、訳のわからないあのキス。
トツのキス。
あれは何だったんだ?
不思議で今でも不思議でしょうがない。
何だあのキスはっていう。
キスしたかったから。
ディカプリオの機嫌引きじゃなかったのかな。
どうなんだろう。
分かんないね。ディカプリオが今可愛がってる設計師だから。
いやいやいや。
そこ掘るんだったらもうちょっとしっかり掘る気がするけどな。
なんかほら、夢の階層が下がっていくと自分がその世界で異物だからみんなが自分を見るようになるみたいな。
マイフリーガッドじゃん。
それと何かしら関係してるんですよね、きっとね。
それで注目浴びちゃってるからキスでごまかす。
ごまかすないんですけどね。
むしろだってキスしたから注目してるんだよってまた言い直す感じが、
キス、何のためのキス?
何なの?好きなの?嫌いなの?みたいな。
あれいいね。
あの感じで行ってみようかな。
何を?
でね、結構この作品はいろんな作品に影響を受けてるらしくて、その中の一つがやっぱり大きいのでマトリックスらしいんですよね。
そう考えると、さっきのアーサーがスミスっぽいって表情で淡々と戦うのもそうだけど、
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みんなで一緒にマトリックス世界に入って行ってっていう感じとか、確かに似てるなっていう。
似てるっていうかそこに影響を受けてるのかなっていうのをいくつか探すことができた。
そのマトリックスのオシャレなスキンに影響を与えたのがシーマンホルティアだからね。
なるほど。
いろいろ。
クラウドアトラスとかも結局時間を跨いで作ってる。
300年間くらいの話を言ってるね。
この辺の時間いじる系はちょっとくすぐられますよね。
でも言ってたじゃん。
君の名はを見に行った時にザッキーが物語を見始めながらすごい面白いな。
ここでタイムパラドックスが絡んできたらもっと面白くなるようにと思ったら来たじゃん。
っていう時にこれはって思ったんだよとか言ってて。
重要なんだろうね。時間の駆け足というか。
そういうところが物語が面白くする。
どうなんすかね。これ女子受けするんですかね。
どうかな。
女の子ってこういう。
なんでこんなにみんなアクションできるんだろうみたいな。
アビストですよね。
通り過ぎでもいいようなところで立ち止まる気がしますよね。
なるほどね。
でもこれ現実世界じゃないからね。夢の世界だから。
夢の世界ではトム・ハーディがずっと女性風光ゾーンが機関銃みたいなので応戦してるところで
夢の世界のほうがもっとド派手にやってもいいんだね。
バズーカみたいにバーンて撃つみたいな。
あの感じとかっていうのがあるわけだから。
マトリックスもそうだけど。
マトリックスでもバーチャルな世界だから。
自分の想像力、イマジネーションでどこまでも強くなれるってことになれる。
で、あの女の子もそうでしょ。
自分のイマジネーションで強を変形させるぐらいの感じになるわけだから。
っていうところなんじゃないのかな。
それでいうと俺1個お疑問があって。
それぞれの階層で誰の夢だったのかってちょっとイマイチ俺ピンときてなくて。
もう俺すっ飛ばしたくて。
俺もよく分かってない。
第一階層の夢は誰の夢だったの?
まあだからあの、だからその、
女の子。
企業のあの、
ロバート。
第一階層はロバートの夢。
で、ロバートの夢から入って、
第二階層はアーサーの夢。
いや、ロバートだ。
基本ロバートの夢なんだよ。
ロバートの夢の中でだって解決するんだから。
ただ、
一番最後に
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降りてったところで、
いわゆる
雪山のあそこで
いわゆる金庫があるわけでしょ。
で、お父さんとのあれ。
ロバートの夢じゃないと
意味をなさない。
全体的にロバートの夢なんだけど、
その後に
斎藤と
コブが
虚無の世界に落ちちゃう。
落ちちゃう。
そこで戻ってくるかどうかっていうのは
またちょっと別の話になっちゃうから。
あそこが誰の夢なんだろう?
そこはね。
ロバートじゃなくて。
だからそこは
コブの
コブの夢?
コブのところに入ってくる。
そこに斎藤が落ちてくるかなとか言って。
そうそうそうそう。
で、一回ほら、
女の子と
その
ゆけ山の階層から
さらに下の階層に行くじゃん。
その時に斎藤が
コブのところに入ってる。
それで
この世界で作ったの?みたいなことを
コブに聞いてるから
それがコブ。
で、そこで
決着するじゃない?
マリオコティアールの
マリオコティアールの
モルとの
決別が
ちゃんと行われて
それでそこから
戻るわけよ。
設計者の女の子が戻って
これでバーって目覚めていくんだけど
さらにだから
コブの中に落ちちゃうんだよね。
またディカプリオが。
100年後
何十年50年後くらいの
斎藤と会って
斎藤も目覚めさせて戻ってくる
っていう話っていうことかな。
難しいでしょ。
俺2回見てこんな感じだもんね。
だいぶたどどしい感じのやつだよね。
最後の
第4階層っていうか
虚無の世界は
あれはコブが作った世界だってことですよね。
第3階層まではロバートの世界だけど
そこからコブの夢に入って
斎藤を作らなきゃいけないから
そこに斎藤がいるっていうのが
ついつまどうなってるんだろう。
斎藤はとにかく
その世界で死んじゃうと
コブっていう
とんでもない一番地べたみたいな
とんでもない階層にいるから
まず自分の階層に移って
モールとの決着をつけ
結局斎藤は
その虚無の世界に落ちてくるから
自分もそこの世界まで落ちて
それで斎藤を救って戻ってくる
ってことかもしれない。
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なるほど。
一番下の階層
それぞれもう
絶望の世界みたいなところは
絶望の世界みたいなところは
個人の夢っていうよりも
ゆんぐくんがいるところの
集団的無意識っていうか
みんな共有の世界
潜在意識っていうところに
行くんだけど
分かんない。
そこまで説明できない。
そこはもう勢いで
リカプリオも急にバッと目覚めちゃったし
急に目覚めちゃうね。
そこ説明なかったですもんね。
でもあれは
だいぶ下の階層は
ほんとに
1時間数百年みたいな感じの
ところに落ちて
数十年か
みたいなところに落ちて
その世界で生きてた
斎藤は斎藤で
その世界でも一応覇権を
握っているんでね。
だからおじいちゃんなんですか。
自分の世界を作って
俺はもうこの世界で生きて
この世界で
絶望のまま死んでいく
ところでお前がやってきた
あの若かりし頃のお前のままで
みたいな。
どうなんだ。
これはもうあとは
一回目覚めたら分かるかな
みたいな拳銃が
画角にあって
でバッと目覚める。
そこで多分
斎藤を殺して自分も死んだ
みたいな感じなんじゃないのかな。
そうするとパッと
リカプリオ目覚めちゃう。
リカプリオ目覚めて
さっと顔を見ると
みんないるっていう。
あそこラストシーンだけ
俺あとでもう一回見よう。
いいんだよね。
だからあの辺の駆け足が
一番難しいところの方があるね。
だけど音楽でずっと盛り立てられて
とにかくくっついてこなきゃ
みたいな感じで見てるから
結局すごいスピード感で見せられて
結局なんか
かっこいいなって思って
最後の満足感もあるからね。
目で会話しつつ
出てくるところと
最後トーテムを回して
倒れるの倒れないのみたいな。
ちなみにこれも冗談だけど
子供が二人いるじゃないですか。
奥さんが前に死んでて
その時に出てくる子供の姿と
今の子供の姿が全然成長してない。
それはなんかおかしいんじゃないか
っていう指摘があって
そういうインタビューで
クリスタファー・ノーランが答えてるんだけど
実はあの二組の子供って
別の子供を使ってるんだらしいんですよ。
ラストシーンに使ったのは
実はクリスタファー・ノーランの子供らしいんですけど
っていう話が出てきて
子供が成長してないのも
映画の中でうまくちゃんと説明してはいなくて
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時間が経ってるはずなのに
いくつか謎っていうか
未体験そのまま残ってはいるみたいですね。
映画の中で
だからいくら見ても分かんないから
見る人は想像するしかない
ああだったの?こうだったの?っていう
すごい考えられて作られてる
素晴らしいね
これ今俺たちがこうやって話してるのも
現実かどうか分からない
なんか回してみます?
だから俺は本当にこの後
キックしにいこうかなと思って
水風呂
目覚めに行こう
でもこの夢のテーマって本当なんだろう
デカルトが
我思いゆえに我あり
とか
夢の中で
夢の中で
蝶々が出てきて
自分がその蝶々が出てくる夢が自分なのか
古蝶の夢ね
本当古くから
取り上げられてるテーマで
それをここまでスタイリッシュに面白く
仕上げるのが本当にすごいな
となるとテネットが
余計楽しみになりますね
本当ですよ
これガゼン面白くないんじゃないかな
でも一回で理解できるか不安だし
いや一回で理解できないというコメントも
すでに出てます
だからみんな理解してないまま話しただけでしょ
インセクションの時はこうなった
このざまだ
インターステラドもまた難しかったなって
すごい思うし
これはこれで自習で見ていこうかなと思うけど
インターステラド
これはテネット見るのはなかなか
まだハードルが高いと思うんだけど
ならばこそ
やっぱりメメットあたりを
まだ掘ってみるっていうのも
おつなんじゃないかと思いまして
宿題がメメットということにさせていただいて
また来週皆さんのご機嫌が
なってみたいと思います
感想戦もまるっとインセクションでしたね
そうですよね
もう他に全く分からなかったね
語り尽くせないんだなこの笑顔
いや本当にさすがだなって思う
普段ならレースも全然関係なくしちゃうんでね
最近どうなんすね
ちなみに先週どうだった?
俺お休みした回
先週はバンスコゲルだったんで
サニーちゃん
シンガーのサニー山本を迎えて
やったんですけど
バンスコゲルってさ
僕たちから作った宿題だから
サニーちゃんからもらったんじゃないかと
サニーちゃんも見たでしょ
見ましたね
バンスコゲル見て
サニーちゃんもいわゆる帰国主よ
の女の子
でまさに
こっちで日本で
生まれて向こうに行く
というような女の子だったから
リサとのオーバーラップがあるんだなと思いながら
18:03
ゲストに迎えてたけど
面白かったよね
両親さんからもらった宿題になるわけじゃないですか
サニーさんからしたら
3回見たってことでしょ
めっちゃ見るぐらい
ぐらい面白かった
めっちゃ面白かった
その後スナック行ったもん
サニーちゃんと
サニーちゃんスナックで
サニーちゃんシンガーだから
歌を歌うくらい歌ってもらうんだけど
一曲入んないってお願いして
歌ってもらうんだけど
糸とあとね
川の流れのように歌ってもらったんで
むちゃくちゃ上手くて
この道数十年のスナックの神が
今まで聴いた人で一番良かった
サニーちゃんの歌絶賛しておりました
そんなサニー山本のCDもね
CDというか配信なのかな
作品はリリースされてるんで
ぜひ皆さんに聴いていただきたいなと思う
超良かった
あれが良かったでしょバウンスコーナー
面白かった
面白かった
言葉ヘチだから
すごいズキュンズキュン来たし
当時の女子高生が喋ってること
あと自分からのノスタルジー
そうなの90年代の渋谷ってさ
やっぱり来るじゃん
来るむちゃくちゃ来る
俺まんまだから
あの頃渋谷働いてるから
俺も通学路だった
すんげえ来ちゃったよ
どこだって全部なんだよな
全部なんだよ
全部分かる
ここあそこだ
後5公演ね
全部分かった
すっごい面白かったね
むちゃくちゃ面白い
また佐藤さん
主人公やった
佐藤ひとみ?
じゃなくて岡本一子?
佐藤ひとみさん
ジョンコ
ジョンコ
のなんか
今結構バラエティなんか普通に出てらっしゃるけど
あの子大ファンだったから
あの強烈な輝きっていうか
すっごいかっこいいよね
超かっこいい
生まれた瞬間からリーダーみたいな感じの
そうそうそうそう
つながんじゃねえよ
女のジョンコじゃない?
ヤンキーっぽいもんな
あのヤンキーっぽさで
そういうのに憧れがある
憧れね
分かる
俺も憧れたもんあれ
かっこいい
かっこいいな
昭和46年のあたみ気づいたけよかったね
バーンって
かっこいいね
カッコいい
21:00
カッコいい
カッコいい
すげえ活かしてる
でもバリバリバリってやられた人とか
当時からちょうど俺と同じくらいの
思いながら
だからおかしい時代なんだよね
そんなおっさんがさ
俺はねこれよく思うんだけど
花とアリス
今度絶対宿題したいと思う
ほんとなんかぽっかり抜けてんだよ
中高生の時にちゃんと恋愛でいいのあったから
だから永遠にあの頃の
女の子たちは神秘的で
めちゃくちゃ神聖な
少女たちっていう
でもその頃
イケてる子たちはさ
その子たちと普通に恋愛してるけど
イケてない人たちは
全然あの子たちは
すごく神秘的なものに見えて
バブルがあってお金を持ったから
その頃の彼女たちを知りたい
みたいなことで
だから別に俺
岩井俊治かとかそうかは言わないけど
その頃の岩井俊治監督がさ
絶対その中高生の頃持ってたかどうかなんて
全然わからんが
多分その頃を取らせたら
その頃を取らせたら
一番みたいな監督じゃない?
だからそういう神秘的なものが
すごく魅力としてあるんだろうなと思って
俺当時アルカリプロデュースとかやってる時に
すごく思ってて
俺たちは
仕事でもあるし
面白い子たちだから
僕たちでなんとか
プロデュースさせてください
って思ってやらしてもらってたけど
各界の大人がすごい反応してたっていうか
業界の先輩とかも
すごいいいじゃんみたいな
アルカリ超最高みたいな
っていうのはやっぱり
あの子たちすごく謎の存在
年頃なんだろうなと思ったね
10代だったからまだ当時は
そういうところにみんな目が向く
一番ポカンと開いた
謎めいた生態なんだろうなと思いながら
俺はバースコゲロを見てて
そしたらあんなものが
強烈な世界が
面白いやな
岡本祐樹子
透明すぎてしょうがないでしょ
サニーちゃんは自分が分かる
年頃の子だし
自分もそうだったから
でもさあの子パンツ売りに行ってんでしょ?
みたいな
辛辣に普通に言ってくるわけだから
面白いなと思って
そうだよね
確かにパンツ売りに渋谷に行ってもねみたいな
女の子が見るとまたね
全然現実的に見てるから
男の子としては
なんて岡本祐樹子すごい
可愛い綺麗
24:00
透明かみたいな思ってるけど
全然そんなことない
自分の意思を通すのに
ものすごく忠実に頑張ってる
意思を強い子
楽しみに聞かせていただきます
はいそんなことで
来週の宿題は
メメット
メメットでお送りしますので
完走前までお付き合いありがとうございました
ありがとうございました