1. RYO-Z & 柴崎竜人の新しいフォルダー
  2. #38 感想戦『男はつらいよ 寅..
2020-03-02 24:13

#38 感想戦『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』RYO-Z & 柴崎竜人の #新しいフォルダー 詩人の黒川隆介さんがゲスト!

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出演:
RYO-Z from RIP SLYME
柴崎竜人
ゲスト:
詩人の黒川隆介さん

【宿題映画】ありませんか?

人から「面白いよ!」と勧められて、いつか見ようと思ったまま、まだ見れずに宿題として積まれている映画の数々。
RYO-Z と 柴崎竜人がそれぞれの宿題映画を一緒にこなし、飲み屋でトークするポッドキャストです。

今回の宿題映画は山田洋次監督の『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』。

あなたも一緒に宿題映画を(ホロ酔いで)楽しみませんか?

配信:月曜日

出演:
RYO-Z from RIP SLYME
twitter.com/ryoujinarita

柴崎竜人(小説家)
twitter.com/ryuto_shibazaki

スタッフ:
砂流恵介
twitter.com/nagare0313
00:05
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03:02
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その人たちは自分たちの人生を時間で区切っている
ご飯を食べて次の日の仕事を頑張る
そうではなくて
人間である以上この星に詩を書いている書いていない関係なく
全ての時間が詩というか
自分の表現とか生き方になっているよという詩なんですよ
それとトラさんの
トラさんって自分から
俺はこんな生き方してるぜとか
あれが大層なもんだって言わないんですよ
その姿勢ってものが
自分のフリーランスとしての生き方として
今の軸じゃないかなというのが
自分の中にずっとあって今の生き方をしてて
なんでこう
僕結構お酒飲むんですけど
そのお酒を飲むとか
その24時間が
全部自分の表現になって
表現っていうことでもないんですけど
それがこう
飯を食う種になってたらいいなぐらいの勢いがずっとあって
なんでそういう意味で
トラさんっていうのはやっぱりシンパシーがずっとあるっていうのは
そこなんですよね
あの人の仕事のメインって
テキ屋で売ってる時間じゃないんですよね
僕の中で言うと
人間と関わってる時間が
あの人の本分というか
すごいラップなんだよな
あれがまた
喧嘩倍の
いいな
太りにじって落としちゃったもん俺も
聞いて
お前ね
聞いちゃうよね
あれ
ラップだよ
今回過去作品見た上で
おかえりトラさんは
二人はどう再行するというか
全然別物って感じでした
そうだから
ダイジェストを見させてもらったっていう感じで
だけどそれに十分トラさんの魅力っていうのは結構詰まってて
だからこそ今回に見てみようと思う
風になるっていうならば
あれを作った意味がものすごいあるなって
だってトラさんってやっぱめちゃくちゃ面白いってなるわけで
うわこれ
で見事に例えば1話目から見たとしても
いや最後の13話見ても
面白いなこの人最高だなって思うから
これは国民に愛された素晴らしい
キャラクターなんだっていうのがよくわかるなって
マイケルジャクソンしかり
それはもう世界的なあれだけど
ドラえもんしかり
トラさんしかりみたいな
時間の流れもすごい感じて
吉岡さんが
あれ吉岡さん?
あれまだ吉岡さんじゃない
あと4話後くらいに吉岡さんになるんですよ
初代三王があれなんですよね
なるほど
06:00
なんかこう子供が大きくなっていく様とか
みんなちょっとずつ年岡さんになってきて
50作目も昔の映像が出てくるから
そのギャップは見れたんだけど
そこの関係
50作目で見れた関係値が
すでにほとんど関係値変わってない人間関係の
土地で誰か喧嘩してみたいな
タコシ社長がいなくなったのかな
50作目
なくなるみたいな
年を経てる感じ
経てもなお同じ関係値みたいなので
すごいほっこりする
原点はここにあったんだみたいな
なんかそういう楽しみ
俺は結局こういう見方しかしてないけど
結果的に何も知らないまんま
見るとして50作目から見るって良かったな
すごい思う
俺もそう思う
いたなかったらハマってないかもね
ゴルモナスの定食についてなきゃいけないみたいな時代が
もっと今より強かった時代に
風天の虎さんっていうのを主役に据えて
ヒットになったり言って
お二人は何だったと思いますかね
すごいインタビューされてる
今だったらめちゃくちゃ分かるんですけど
そうね
今は全然そういう働き方があるかも
あの時代に定食についてのやつが
あの中でも描かれてるじゃないですか
お前は金がないうんたらとか
500円以上財布に入ってた子とか
見たことないみたいに揉める
その中であれが主役で
国民の代弁者みたいになってたのって
お二人からするとどこだったのかなっていうのは
俺は多分そうだと思う
俺は商業高校出身で
もちろん何だろうと言ったら
就職するためのような学校だって
商業高校出身だ
その後に職業の訓練を受ける学校ではあるわけだから
いろんなどこで働くために
普通科じゃないの
その後大学目指してないし
何ならそういう商業高校が
一番の就職先は最高の就職銀行とか
会計士が
っていうようなところになると思うけど
そこで何を学んだか
よく分かってないまま
薬局に俺は就職が決まるんだけど
それを1日で辞めてしまうわけさ
トラさんじゃないですか
トラさんっていうか
本当に渋谷の三千里野局
別に行ってもいいんだもんね
三千里野局一周
今はね
今もあるでしょ
二子玉にもあります
二子玉にもあるんだ
あそこに一周決まったんですよ
決まって
その日にやっぱり
道子ロンドンのコンドームを並べながら
俺こんなことやりたくないじゃなかったのに
って思ったのに
ふと
09:02
趣味というか
当時
俺は高校
しかもそんな商業高校
留年して
4年かけて卒業して
就職して19歳
その時に
道子ロンドンのコンドームを並べながら
俺やってるのこれじゃねえの
って思って
もっと早く
もっと音楽
ラップやりたいとか
ラップもその時にはやってるから
じゃんじゃん
自分の私生活の中で
そういうことをやってたわけだよ
別に心に時間が削がれてるのも
勿体ないなと思って
お金はもらえるのかもしれないけど
別に今ならバイトでもできるし
いいや
って
普通に就職したのに
1日で辞めてしまう
それは
もっとそれ以上にやりたいこと
デカいことあったんだな
軽く見て
甘いんだけど
考え方は甘いんだけど
軽く見てるとかじゃなくて
もっと普通に
普通にっていうか
ストレートにやりたいことがあった
結構てかかった
だから別に辞めちゃった
すんげえ家族にも止められたし
就職した会社にも
ちょっと待って
何言ってんの
就職1日目で
研修3日受けてね
研修の中でも
コミュニケーション能力としては
そんな低い方じゃないから
結構
研修の先生も
この子は素性があるわ
みたいな
ギャッギャッギャッやってるタイプだから
その割にも
ちょっと育ててみたいわ
研修の先生にも言われてたぐらい
いいわねあの子
みたいな感じだったのに
1日で辞めて
さり際が
そうそう
そこも領事帰りだった
その時から
領事帰り
出身
理念がない
そこの密集
それで言うとやっぱり
仕事とかそういうものがありながら
こういきたいっていう
大義みたいなものが
寅さんがやってたからなんですかね
柴崎さん的には
ああいうのが
この人こそすごい
波乱万丈でしょ
国民的な
そんなそんな
いや波乱万丈でしょ
すごいいいとこが
波乱万丈でしょ
銀行
三菱
今でいう三菱
行って辞めてっていう
俺もそんな
あんま深く考えてなかった
時間のその
初日って
そこに至ったか
2年ちょっとかかったか
ぐらいの違いできっと
多分辞める時のテンションは
似たような感じだ
そんなに
思い詰めてみたことなくて
俺はちょっとここにいても
辞めたんですけど
寅さんに関して言うと
12:00
寅さんよりも
柴崎さんが辞めた理由が
めちゃくちゃ気になってきました
辞めた理由
小説家としてやられてて
そうね
銀行辞めた理由は
そもそもあんま深く考えずに
銀行に入って
就職活動
就職活動あんまね
超えたくないかもしれないけど
なんか
いろんな人に
就職活動
いろんな会社に会いに行くし
結構
向こうもちゃんと話してくれるから
別になんか
面接でしょ
結局就職活動って
テストって
一人と一人で話してるんで
本当になんか
言い方変えると
営業っていうか
自分をうまくプレゼンして
自分をいかに
シュッと見せるか
っていうプレゼンでやって
多分あん時は
それはすごい楽しくて
そういうことやったことなかったんだけど
こういったら
こうリアクションが返ってくるのか
嘘はついてないけど
自分の経歴をうまく編集して繋いで
そうするとこうなんか
こういう角度でやってると
こうピカピカ見えるんだなみたいな
リアクションも良くて
意外と就職活動もあんま苦労しないで
スッスッスッっていったタイプ
そんなんだから
パッと入っていった銀行で
仕事して
その時結構一生懸命やってたんだけど
2年間ぐらい
多分ほぼ
毎日4時間以上寝たことないぐらい
ぐらいずっとやってて
ゴリゴリ仕事して
仕事と勉強からやってたんだけど
多分銀行内とか
会う人とで
10年後とか20年後とかで
うわぁ俺こんな感じになってたいな
っていう未来とかは見えなかった
いたら多分いるんだろうけど
たまたま俺がいたところには
もちろんいい先輩とかかっこいい先輩いたんだけど
じゃあ自分がそうなりたいかっていうと
そういう感じの人がいなくて
あんまうまく描けなくて
で音楽好きだから
夜とかはライブ行ったり来て
クラブでやってるライブ
そっちでステージ立ってる人の方が
なんかかっこよく見えたし
表現っていう人は憧れがあったから
なんかそっち側に行きたいけど
行き方も分かんないしどうすんだろう
っていうのがずっともやもやあって
結名書見ながらね
そう結名書見ながら
きっかけはそうなんです
あるライブがあって
そこで結名書のりょうくんっていう
歌手さんがいて
よくライブに行ってたから
顔見知りになって
ライブの前後に飲むようになって
そしたらなんか彼がちょうど
15:02
結名書話してもいいんじゃない?
そんなあれじゃない?
かまたまスナックに連れて来たの?
それじゃない
それじゃない
その時代じゃない
まだインリスでやってた時
結名書の彼らが
話してたら
ライブの前直前に
実は俺今日は
仕事辞めてきたんだよね
彼が
で今日から
マイクだけで食っていこうと思う
みたいなことがあって
そうね
それこそ役も役剤しや
そうそう
で薬局辞めてきた
薬局辞めてきた
俺も完全に
そう
薬局辞めてきた
松中あかりのラッパーとして
同社?
そう
同居ですね
同社だ
でこう仕事って
舞台で表現やってる人見て
なんか
俺何やってんだろう?
っていうのが結構あって
でまぁとりあえず仕事辞めて
ちょっとなんか
自分でできる表現考えていこうかな
って思ったら
後は考えずに結構辞めちゃったタイプで
へぇ
だからまぁりょうさんと同じようにもう
全員っていう全員から反対され
うん
もうなんか
いいじゃんいいじゃんっていう人が
いなかったんじゃないかな
うん
それぐらいの
そうそうそう
エネルギーあるよね
でもやっぱそれ
10
それその時いくつぐらい?
24号ですかね
24号か
うん
25か
なかなかだね
そう
だから本当に
いやそれは反対しますよね周りは
うん
親とかだから大学
ね行かせてようやく手離れて
こっからちょっと安心して
そうそうそうそう
しかも結構
安定した仕事を
そうやね
言えるようになったので
それはなんか
なんでみたいな
それはなって
しばらく大変でしたね
へぇ
YouTuberの母に
今ではYouTuberの母
YouTuberの人
今のお母さんYouTuber
お母さんはYouTuber
そそのおかしさでYouTuberになった
そんなんですか
そそのおかしさ
そのおかしさ
上手だから
恋アツレより全然気になる
そっちの
そっちの会に参加した
毎日YouTuber上げてる
そっちの会が良かったな
だから実に年配違うこと
あるんじゃない
お母さんと違う
でさっき話してた
でちょっと
考えたのが
トラさん
トラさん俺ね
落語感じたんですよね
落語ね
この世界観
確かに確かに
ものすごくそう
そうそう
なんか
落語
要は江戸時代
一番メインは江戸時代の
人情だけれども
人情劇
あの時代について
面々と繋がってる
その人情文化
みたいなのが
映像化されたじゃないですか
もちろんね
細かい点はいろいろ
18:00
違うところあると思うけど
通祖天皇みたいになってるのって
人情だし
それを体現してるのが
トラさんなんだなと思いながら
ちょっと見てて
本人が落語家みたいなね
感じなんだよね
口調もそっくり
淀みない
口調で
俺も落語すごい好きなんで
そこもきっと相性が良かったと思うし
70年
この映画70年代だけど
70年代80年代通して
落語家さんも
別に
なんだろう
それはね
昭和食から比べたら
マーケット狭くなってたかもしんないけど
ちゃんと面々とその文化だけ
繋がれてて
なんか
そういう当たり方
当たり方とか
何だろう
受け取られ方っていうか
ちゃんと
風天みたいな生き方は
その当時は
ちょっと
なんだそれ
って目はありつつも
一方で
落語的な
江戸的な
文化に
みんな持ってるから
そこの部分で
受け入れられてたんじゃないかな
そうかもしんないですね
なんかその
厚見清さんの
結構一通あって
結構残ってると思うんですけど
その
共演者と連絡先一回も交換しなくて
打ち上げも一回も来なかったみたいな話が
寅さんっていうものだよ
ほとんど寅さん以外出てないんですね
寅さんで
だからその
自分のイメージを保つために
やっぱそれ以外の関わりを持たなかった
だから
寅さんイコール厚見清さんだし
厚見清さんイコール寅さん
本当その
何々かみたいな
家がつく話かみたいな勢いで
スクニーに出てたんじゃないかな
だからその吉岡秀鷹さんが
アカデミー賞
日本アカデミー賞取った時の
三丁目の夕日で取ったんですね
初めて
その時の受賞式でテレビで放送されてて
あの人はいつもの感じで出てきて
その時に最後のスピーチで言ったのが
ボカネーとは言ってないんですか
言わなかったんです
僕言ってくれることを期待してたんですよ
それを寅さんを見終わった後に
やっぱ漁っちゃうんですよ
YouTubeが大変なのか
てつこの部屋出たか
流れてきて
ボカネーを期待してたら
結構悲しい顔で
僕は毎回現場行くたびに
こんな現場ってなかったらいいのに
役者なんて辞めたい
毎日思いだったと
スピーチの日本アカデミー賞の中で
盛り上がってる中で
そのスピーチする人いないわけですよ
え?って
そしたら
そのたびに自分の胸の中に
厚見清志さんが出てきて
励ましてくれたと
だから厚見清志さんに
ありがとうって言いたいですって
もう亡くなってる後なんですよ
そんだけの生き方として残した
役者としてじゃなくて
厚見清志イコルトラさんっていう生き方で
後進に残ったってことが
やっぱりその男扱いが
国民に伝わった何かなのかなっていうのは
なんとなく思うんですよね
もちろん言ってないですけどね
僕なんかは
今日は本当不安でしたね
2人が
僕の中で結構
シーズンの48作の中で
本当に一番展開がない
21:02
静かな
本当に映画としての
男扱いを選んだんで
なんでさっきの
ここに来る前に1時間飲みやったら
地獄でしたもんね
最新もうめちゃくちゃ
これつまんなかったら
なってんじゃないかっていう
俺はね
もう1個パンチラインで
ちょっと言い損ねたけど
サイマンホールに
トラさんが出てった後の話
お父さんと
お父さんがまた
お父さんが家に来るじゃん
その後に
トラさんはいないの?って
言ったら
ホウロウの旅に出たね
みたいな話になるんだけど
俺さ
家で猫飼ってて
その猫
必ずトラっていう
名前だったの
3台ぐらい連れて行ったもん
トラ
トラ
猫ってさ
いなくなっちゃうじゃん
死人が来る時は
いなくなる
いなくなっちゃうわけさ
トラがいなくなったよ
って言うと
ホウロウの旅に出たね
って言われてたのよ
へー
ずっと
猫って
ホウロウの旅に出るんだ
ってずーっと思ってた
3代目ぐらいかな
ある時に
3代目ぐらいのトラが
またいなくなったから
ホウロウの旅に出たのかな
いないよって
トラじゃねえ
竹だよ
竹竹
間違えた
俺がトラ年で
俺がトラ年だから
トラと
竹の相性で
竹です
トラと竹の相性
中国で
竹にいるよね
トラって
リオウベイとかだと
絶対竹にいる
竹にいるでしょ
俺がトラ年だから
俺がトラだから
竹つけて
3代目竹
3代目竹がいなくなった時に
そしたら
またホウロウの旅に出たねって言ったら
すごい慰安近所の
違う首輪つけた感じの猫になってた
引き取られてる
他のとこに引き取られたっていうね
そういうこともあったっていう
風転
すごいそういうこともありました
風転ですね
風転でした
トラさんも旅館でね
バントやったりもしますから
時によってはね
はい
そんな感じで
風転のトラだし
風転のトラだし
だいたい良し
今回も
やらせ終わりましたけど
ザッキーと
そして黒川龍介くん
そして
長谷くんと
いつも読みに来て
今回は
トラさん
男はつらいよ
こいやつれ
こいやつれ
第13作
こたらじのこいやつれ
13作目の
間奏戦として
お送りしましたので
ザッキーもこの後
トレーニングをね
待っているという
ヒックボクシングに
ヒックボクシングに
風転の
風転のザッキーが
風転のザッキーで決まりましたね
これから町へ
放り出されるように
はい
皆さんこの後
各々風転で
過ごしていきたいと思いますので
来週の
一応宿題は
ペーパー持ってたりとか
24:00
はい
そちらもチェックしていただいて
また
ご機嫌伺いたいと思います
今日はありがとうございました
ありがとうございました
24:13

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