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2025-09-03 28:13

#84【心に栄養を!】理香さんが思い出すだけで泣く本とは?/本屋大賞は間違いない/三島由紀夫の真髄

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サマリー

理香さんは感動した小説『日の前に』を紹介し、心の痛みや愛情の深さについて語ります。また、安部彰彦の作品『カフネ』の魅力や、本屋大賞を受賞した本の影響についても話し合います。このエピソードでは、理香さんが感動しすぎて泣いてしまった本について、特にセオマイコの作品『アリカ』や本屋大賞についての主張を展開します。また、三島由紀夫の作品に対する愛情と彼の文学に触れる場面もあります。理香さんが思い出すだけで涙が出る本や、三島由紀夫の作品の魅力について語ります。特に、失恋した人におすすめの本や、その内容が心に栄養を与える様子が描写されています。

人生の教訓
始まってないでしょ。
始まってない。ちょっと待って、飲んでから。
一応、録音始めときました。
撮ろうとしてる。
前提が。
いきます。
いやいやいや、何にも言ってない。
まだ始まってない。
撮られんと思って。
下呼吸、下呼吸。
ちょっと待って、ちょっと待って。
さあ、元気でいいでしょうか。
はい、いきます。
ちょっと待って、ごめん。
はい、いきまーす。
この番組は人生の荒波を下…
編集できるからね。
すいません、編集のお手間を。
この番組は…
ちょっと待って。
はい、もうやめてあげたよ。
はい、いきます。
この番組は人生の荒波を…
本当に…
はい、もう絶対行くね。
絶対行くね。
はい、いきまーす。
はい、いきまーす。
この番組は人生の荒波をしたたかに乗り越えた
アラフィフ女子3人が
50代も悪くないおテーマに
仕事・家族・恋愛・友情・美容
人生に起こるあらゆる事象について
赴くままに語り合います。
時間の知恵と
トウシカのリエと
ジンジンのリカ
こんな3人で
毎週水曜日の午後5時にお届けします。
なんでだろう。
なんかスイッチあるよね。
2分30秒くらいかかってきます。ごめーん。
最初の一言も
最初から笑うもんね。
そうだよね。
8スイッチが入っちゃって。
いいよね、これで笑えたら。
なんかさ、悲しい時これ思い出しないように。
確かにそうだね。
悲しい時思い出して。
そう、思い出して。
辛い時とかね。
うん、そうします。
感動の小説紹介
さて、今日のアラQはですね
おすすめ小説
私たちは割とビジネス書よりになりがちだけれども
ノウハウ本とかね。
そうじゃなくてやっぱり心が震えた小説
っていうのを
推していこう。
うん、そうそう。
誰からいく?
え?
じゃあ私。
え?
リカさんいく?どうぞ。
じゃあ私から。
うん。
私ですね。
うん。
前にも
うん。
推しの作家って言って紹介した気がするんだけど
茂松清
あ!
本物の人。
本物の人。
温かい。
温かいね、話を。
茂松清のその日の前にっていう小説の短編集なのね。
たぶん私、読んだけど内容忘れた。
その中に短編集なんだけど
日の前に。
Here comes the sunっていう
ビートルズのさん
Here comes the sunっていう
それがタイトル
短編のタイトル、込み出しっていうのかな。
っていうのがあって
その中の短編全部
全部泣く。
全部泣く。
泣いちゃう感じ?
泣いちゃう感じ。
あのね、これね、ごめんね。
私がHere comes the sunで私が泣いてる理由というのは
どんな話?
えっとね、シングルマザーで息子がいて
そもそもね
その設定が一緒だもんね。
その日の前にっていうのは
その、命が閉じてしまう
その日の前ってこと?
その日の前のストーリーを
こう、ものすごく
いろんな人の?
うん。
とつとつと
その、なんだろうな
泣き崩れるとかいう場面じゃない?
うん。
とにかくその日を迎える
その人と人の
人間関係の中のストーリーが出てくるのね。
で、このHere comes the sunっていうやつは
設定が45歳のシングルマザーのお母さん
お父さんは早くになんか病気で亡くなったのかな。
で、子供は高1かな。
もう私それ読ん
最近読んでないからこれ昔読んで
超よかったやつ今出してるんだけど
私その時読んだのが
多分40代後半とかで
息子はもうちょい大人のか
まあ要は結構設定が近くて
それは、あの
ネタバレしてもいいかな。
えーっと
えーこれから読むからなー
前のほうがいい
じゃあ
ぼんやりと
ごめん
まずこの本自体がすごく深みがあって
あの
私これ読んだ後にどう思ったかって言うと
マジで1日1日大切に生きようと思ったの
なぜかと言うと
自分が死ぬと
で、あの
大切な人を残して
死ぬ
あ、マジ泣きそう
えー珍しくない?
りかさんからさ
私たちは結構さ
良くなるけど
良くなるけど
りかさんがそうなるってよっぽどだよ
そう悩んでるな
めちゃめちゃ泣いちゃう
えーみたい
あれ今日始まっていいの?
すごいね
人生を大切に生きようっていう風に
読まなきゃいけない
めちゃめちゃ見るもん
もうちょっとポチるポチる
しげまつきよしの描写がすごく
本当に悲しいとか寂しいとかって言葉は
一言も出てこない
要はただただ風景を描いてるだけなんだけど
もうすっごい分かるんだよね
自分がもし何かの
ちょっとネタバレをすると
何かの病を宣告された時に
親子の関係性の中で
それをどういう風に
伝えるか
使うかとかさ
みたいなのを
やだもう泣いちゃうねこれは
あるんですよ
なので
でもなんかすごい前向きな話で
しげまつきよしって基本的になんかね
前向きになるんですよ読んだ後
これめっちゃよくて
前に読んだ時も号泣して
で今回なんかね
今日は初日だっていうことから思い出した
よかったなと思って
読みながらもう一回泣いてるみたいな感じだから
超おすすめ
あとなんだろうな男の子がいる
一人親のシングルファーザーの人だったらもう
ズバリ来ちゃう
予告するけど絶対号泣
でも子を持つ親は絶対号泣
小説自体は短編集でいろんな話があるから
まあとにかくこれで号泣はしなくても
泣かない人はいないかなっていう感じ
もうね
りかさんがだからね
そうですよ
なのでこれはね
やっぱりしげまつきよしの文才だと思う
そりゃそうだろうね
私トンボも映画見てドラマ見て
小説読んで全部泣いてるから
素晴らしい
もうこれは読むしかない
読んでください
読んでください
私一押しでございました
りかさんがそんな感情移入できるなんて
そうなんですよ
でもすごく
でもなんかね
暗いとかじゃなくて
なんだろうな
しっとり温かくなる感じの話なんで
なんかね
読語感が悪くない
それがすごくいいかも
なんか人足んでもさ
なんかすごい
ドロドロした気も
読語感になる本とかもあるじゃん
そういうんじゃない
すごくいいお話です
ぜひ
しげまつは一押しでございます
どの話も
じゃあ
ぜひ
私は
ちょっと名前
著者の名前忘れちゃった
まじっすか
安部彰彦の『カフネ』
あのね本屋大賞の賞もらったやつを紹介したかった
今年の本屋大賞
カフネっていう
カフネで何さんだかちょっとどうされしたんで
調べようか
はい検索
カフネね
していいですか
はいカフネ
何さんだっけ
初めて読みました
この方の
安部彰彦さん
安部彰彦さんという方の本で
弟が急に死んじゃったお姉さんが主人公で
そのお姉さんが弟の死亡の原因がよくわからないまま
弟の元恋人と会って
その元恋人と一緒に
関係性を築いていくみたいなそういう話で
なんかヒューマンドラマでもありながら
サスペンス
なんで弟は
サスペンスなんだ
ちょっとねサスペンスチックな
弟さんがなんで死んだのかみたいな
そういうところとか
すごいいろんなLGBTQの話から
社会多大までも含まれたような本ですごい面白かった
カフネ
カフネっていう意味って
ポルトガル語で
愛する人の髪の毛を撫でるような仕草のことを
カフネって言うんで
その安部彰彦さんは
その仕草の名前なんだね
仕草がある
仕草の名前があって
そういう素敵な言葉を訳した辞典みたいな本で
カフネっていう名前を見つけて
これをテーマに小説を書こうと思って
そこから膨らませて
本を書いたっていうところで
それを読んで以来
私息子に心の中で髪の毛を撫でながら
カフネカフネって言いながら
なんで心の中で言えばいいじゃん
おもろいおもろい
カフネって言っても分かんないだろうなって思って
ぶつぶつ言ってたのに
お母さん怖いわ
カフネカフネ
愛情を持って撫でるみたいな
そんな感じで読法感もさわやかな
髪の毛撫でるって特殊よね
特殊な関係じゃないとやっぱりできないよね
やんないよね
できないから
すごい面白かったし
どんどんどんどん
なにどうなるの
これが没頭できるのがいいね
没頭できたのでとってもおすすめです
私ね本屋大賞結構外れないかった今まで
歴代の本屋大賞のさ
全部は読んでないけど結構外れないよね
本屋大賞まあまあ私は
本屋大賞の影響
いいよね
信頼している
すごいよかった
いいねいいね
じゃあ次は私
はい
セオマイコさん
本屋大賞で言えば
夜明けのすべてって本屋大賞多分取った
私がやってる大人ラジオ
千秋の大人ラジオで
編集しているシノピーっていう人がいて
シノピー水輪車の社長さんなんだけれども
セオマイコさんの本を担当してて
今回これ直近出したのがアリカっていう本で
これもらったのね
私元々セオマイコさんの娘から
面白いよって言って紹介してもらって
そっから読んだ本当に面白いのは
夜明けのすべてっていうのも
すごいよかったんだけど
直近のだからこのアリカっていうの紹介したい
これはね
お母さん
なんて言えばいいんだろうな
主人公は結婚して子供がいて
でも離婚しちゃっています
だから一人女の子のちっちゃい子と自分
で主人公は女の人
でそこに出てくる人間関係としては
元旦那の弟
元旦那の弟がすごいいい子で
週に1回彼女のお家に来て
ご飯を作ってあげたり
子供のお迎え行ったりとかで世話するのね
そこで関係性が良くなるんだけど
その男の子は
女性には恋愛対象じゃなくて男性だから
別にそこで何かお姉さんとどうなろう
ってわけでも全然ないわけ
テーマとしては
この主人公の女の人との
お母さんとその主人公の人の関係性で
彼女は
お母さんは自分を
お母さんも離婚してたのかな
なんか大変なところ自分を育ててくれたから
それに報いなきゃいけない
報いなきゃいけないってあって
そのお母さんっていうのが彼女に対して
お金を責めてくるっていうか
お母さんが
一人暮らしを今してんだけども
自分暮らしがきついから
月に何万円くれとか
なんかそういうこと言ってきたりとか
彼女はとにかくお母さんに対して
昔から反抗できない
毒親っぽい
だけど明らかに暴力振るわけでもないし
明らかにはないんだけども
やっぱりずっとアツなんだよね
精神的な毒親みたいな
でも育ててくれたから
大変なところ育ててくれたからって言って
ずっとそれに対して
反抗できないけど
お母さんからメールが来た
電話が来るってなると
心臓がドキドキドキする
それぐらいアツに感じる
そっから逃れられない
お母さんはお母さんで
人の親になったらさ
子供が可愛い
自分が親になったら
親の気持ちがわかるよってよく言うじゃない
だけど彼女自身は
自分が親になったら
子供のことをすごい可愛いと思って
いろいろやるんだけども
自分は親にそれをされてないわけ
だから親の気持ちが
なんだろう
なんで自分の親は
自分に対しては
なんかちょっとこれ
いろいろネタバレになるかもな
愛情かけてくれなかったんだろう
っていう疑問がすごいあるわけ
でこの本の中では
親になったから
必ずしも子供のことを
100%愛せるとは限らない
っていうところなんだよ
親は絶対子供のことを愛すっていうのは
大前提って世の中あるけど
そうじゃない親もあって
その人自体も別に
悪いわけじゃないんだよ
なんていうの
けど
親だから子供を
愛さなきゃいけないっていう
世間の目とか
なんかわかんないけどあるじゃない
うまく話せないけど
とにかくそういう話です
親と子の関係
これなんかねちょっとね
独特感が生きているとあれかも
キリキリしちゃう
痛さがピリピリしちゃう
何かがある
でもとってもいい本だった
セオマエコさんの
これまず一つおすすめします
最後の方はでもすごくいい
最後の方で救われるから
いいと思います
なんか映画化とかされそうな雰囲気がある
へー
ありか
はい
そううまく今伝わらなかったな
逆によく伝わるから
伝わっちゃそうだよね
伝わりすぎちゃうから
なんかねなんていうのかな
設定がちょっとやっぱり普通じゃないから
説明しづらいのかもその感
なんかはい
なるほどね
でもなんかその中で出てきたって思ったのはさ
子供ってさ
例えばお母さんが忙しく働いてて
子供が保育園ぐらいの時ってさ
明日はじゃあ
ママと一日一緒にいれるんだね
わーいみたいな喜ぶじゃん
その主人公の話がさ
この子は私と一緒にいれるだけで
こんなに幸せになってくれるんだって思うの
でも確かにそうだなって
子供ってお母さんと一緒にじゃあ
食べ物行くとかご飯一緒に食べるとか
それだけでこんな幸せになってくれる
存在があるって
三島由紀夫の文学
すごいなっていうのね
確かにそう言われればそんなこと
思ったことないけど
自分と何かをする
っていうことだけでこんなに喜んでくれる
存在がいるんだっていう
そこにちょっと改めて気づかされてね
はいじゃあある他に
ない
泣くほどのアレを言ってる
3本持ってきたらまだ2つあるよ
じゃあ私1冊
シリーズでまた本屋大賞で
去年の本屋大賞
本が文庫化されて
おーと思って読みました
ナルセは天下を取りに行く
なんか聞いたことあるわ
私書店で見た
ひらずみになってたかも
今もひらずみ
ナルセは天下を取りに行く
すごい面白かった
なんか時代っぽいけどそういう訳じゃないの
全然普通のね女子高生
ナルセは女子大生
ナルセ女子高生
と女子大生
へー
それのシリーズでナルセは信じた道を行く
ナルセシリーズね
ナルセシリーズで
2冊読んでやっと
なんかさらに良さが分かるみたいな
一番最初に読むのはどれ
天下を取りに行く
を最初
タイトルが強すぎたんで
最初めちゃめちゃ期待して
この子天下取るんだと思って
読んだら
そこまでじゃなかった
お前天下取ってない?
ただそれが良くて
そこまで天下取ってないけど
高校生が
できた天下の
高校生ができた
最終形態
みたいなところで
そういう感じさせるような終わり方で
その次に
ナルセは信じた道を行くっていうところで
またこのナルセさんが
めっちゃ成長してて
高校生から
次大学生
主人公は
めちゃくちゃ優秀
ナルセさんは元々優秀で
塾に一回も行かなくても
兄弟に一発合格しちゃって
どんな
学校
人の名前も一発で覚える
天才
IQめっちゃ高くて
天下取れそう
天才的な
ナルセさんの
いろんな立場から
同級生とか
ナルセさんができすぎて嫌いな子の
女の子の視点とか
ナルセさんのお父さんが
子供をどう思うかみたいな
章ごとに
その人たちの視点から
語るっていう感じ
すごい面白くて
書く人めっちゃ頭いいよね
めちゃくちゃあったよ
兄弟
天才って結構
会うと
本当に天才の
解像度高いというか
天才でこうだよねみたいな感じ
ひょうひょうとして
全然努力もしてないし周りから
嫌いでも別にいいみたいな感じで
すすすって言っちゃう
ものを周りから見てどう
思うかみたいなところが
すごいリアリティがあって
非常に面白かった
読みたいこれも
あと読みやすい
スルスルって読めちゃうし
おすすめです
ありがとうございます
じゃあね私はねちょっとやっぱり
三島由紀夫言っちゃう
これ私言ったことあるよ
聞いた聞いた
なんかさ難しい本も
法上の月ゆきだっけ
そういういわゆる文学書
みたいなのもあるんだけど
私はね三島由紀夫は恋愛ものが
優れていてものすごく
この人さ男性も女性も
愛せる人だからさ
どっちの気?
本当そう
元々仮面の告白っていうので
デビューしてるんだけど
それは次女伝では出ていて
自分がその男性のことを好きなんだけども
自分には言えない時代の話だからさ
それがデビュー作なんだよね
でも多分両方大丈夫で
女の人のことを
すごくよく分かっていて
このねレター教室っていうのは
登場人物がね
5人いるのよ
5人どっかに書いてあったかな
それぞれがお互い
それぞれに手紙を書くっていうので
5人は女?男?
それがいろんな
登場人物紹介するね
まず
コーリ・ママコっていう
45歳の紹介文がいる
これが最も始末に追えない人物です
45歳のかなり太った
堂々たる未亡人で
元美人
2人目
ヤマ・トビヨー
45歳
心に響く本の紹介
ママコと同年のボーイフレンド
有名な服飾デザイナーで
チョビヒゲを生やしており
ハタザオのように痩せている
コーリ・ママコの英語塾のかつての生徒
英語は物にならなかったが
ママコに気に入られ
塾を辞めた後も時々生き気がある
D、4番目が
ホノオ・タケル 23歳
貧しいながら芝居の演出の勉強している
大真面目な理屈っぽい青年
最後が
マル・トライチ 25歳
まんまるに太っているので
世にも楽天的である
人が楽天的に見てくれる以上
そうならざるを得ないっていう
手紙のやりとりをしているっていうのを
小説というか
なんていうのかな
なんかその言葉
使い方
この人物を全部三島由紀夫が演じてる
ことになるじゃない
でもそれぞれの人格がものすごく
なんていうのかな
立ってて
いかにもその人が書きそうな
その人自身の言葉に見えるし
ちょっとね
読んでください
なんか付箋貼ってるね
これだいぶ前に買って
一つね
一個
諸女でないことを打ち明ける手紙
山飛びを語る
空三つ声の手紙
ちょっと読むね
相変わらずお暇ですか
相変わらずご多忙ですかと聞くのは
あまりに月並みですから
それはそうと相変わらず大赤くして
美しいことでしょうね
さて今夜は
家内も疲れているらしいので
早く寝かせ
5匹の猫を膝の上
机の上 サイドテーブルの上
絨毯の上 テレビの上
という具合に適当に配置して
この手紙を書き始めました
どの猫もぐにゃりと
置かれたものになっています
夜がしんしんと更けてくると
猫はますます猫的になります
昼間見る猫はどこかみすぼらしい感じがしますが
夜が更けるにつれて
猫本来の好奇な感じが
してくるのですと
今は猫の話をするつもりはありませんでした
いつもながらの恋愛ごっこの報告で
申し訳ありませんが
ある若い女と交際していて
ついに体を求めましたところ
その時は
強行に突っ跳ねて逃げ
私の方はすっかり自送信を傷つけられて
遠ざかっていたところ
1週間ほどして次のような手紙を
よこしたのです
これでも長くなるから
この続きはまた
このような
全然古っぽさがない
ぜひ
三島由紀夫を突きにくいと思っている人は
まずこのレター教室をおすすめいたします
このレター教室っていうのは
ひたすら書館のやりとりを
障害しているって感じ
それがレター教室っていう
そのタイトル通りにお手紙の
何だろうな
教材っぽくは全然ない
教材っぽいとかなんだろうな
それをレター教室っぽく
これが
男女の
きびの手紙のなんちゃらだよ
みたいな感じなのかな
そもそもこの5人って
誰かと誰か付き合ってるわけじゃないじゃない
全然違う関係で
だけどこの人に恋愛の相談を
Aさんとの恋愛の相談をCさんにして
みたいな
そういう関係性なんだよね
失恋からの再生
ちょっと
おすすめします
りえさん的におもろいところは
Cポイントはどの辺ですか
言葉遣いかな
さっきの猫がぐにゃりとしてますとか
目に浮かぶじゃない
そこそこに配置して
猫がぐにゃりとしてますとか
なんかそういう表現の仕方かも
そこにいちいち
こんなこと言うみたいな
こんな風に
表現するみたいな
例えば
人の顔を表現するときの
言葉で
あの子の薄い陰りのある若さの
ニスを塗ったような顔
とか
どんな顔
私も今
ニスを塗った
表情なのかな
ちょっと読んでもらえたら
嬉しいね
女の人のちょっと意地悪なところとか
よくわかってるみたいなのがある
ちょっとなんかだから
皮肉なところもあるんだよね
物の見方が
純愛とかそういう感じじゃないから
ちょっと
おすすめします
肉体の学校っていうのもあってそっちもいいんだけど
ちょっととりあえず
もう一個私
もう一個ね
失恋した人におすすめしたいの
あなたが私を好きだった頃
っていう
伊方恵子さん
これね私も人に勧められて
読んだんだけども
年上の男性で
大恋愛
だけどその人とは
別れちゃって
その後どう暮らしていくかどうやって
気持ちをさ
平常に戻すか
例が書かれてるの
だから自分も失恋した後って
どれぐらいで忘れるかって
人それぞれだけどさ
一生懸命違うことをやってみたり
とかさどっかに行ってみたり
とかさ占い
行ってみたりとかするじゃん
そういうことがすごい書かれていてリアル
だから失恋した人に
おすすめする
失恋した人はそれを読むとどういう気持ちになりそう
みんなそういう
みんなそうなんだなってまず思う
だから自分だけが
いつまでも未練があるとかさ
あるじゃんでふとした時期に思い出しちゃう
その人のこと
思い出して涙が出ちゃう
あとは例えばねその元彼が
誰か新しい人と付き合ってるみたいなことを
聞いちゃうと
なんで自分じゃない
もしかしたらその人が結婚したとするじゃない
私とは今じゃない
とか言ってたのに
その人とは結婚したんだ
子供できたんだみたいなさ
あれって私じゃダメ
なんでダメだったのとかいろいろ思うじゃない
そういう気持ちって誰でも持つから
そういうのの
どういう風に心を整理していったらいいか
っていうのが
なんとなくこの本を読むと救われる感がした
あ救われるんだ
うん救われる感がある
でこの後ねもう一冊この続きが出てるんだ
名前忘れたけど
そっちはその後何年か経って
新しい恋
に進むっていう話だから
もしこのあなたが私を好きだった頃
読んでよかったなと思ったら
その続編みたいにもぜひおすすめする
なるほどね
失恋した人におすすめ
はい
以上で
でもまあ
28:13

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