2020-03-02 11:00

ジュディ・ガーランド / 虹の彼方に【名曲紹介&映画】 

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【ゲイアイコンの女優】 ジュディ・ガーランド が歌う名曲「Over The Rainbow」を語る回。 HP: www.nejimakiblog.com Twitter: @nejimakiradio1 ゲイカルチャーと...

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どうもねじまきラジオのねじまきです。 2020年3月6日にジュディ・虹の彼方にという女優のジュディ・ガーランドの生涯を描いた映画が公開されるので、
それも含めてジュディ・ガーランドが歌う名曲について、今回語ろうかなと思います。 今回紹介するオーバーザ・リンボーという曲なんですけれども、
皆さんご存知だと思うんですけど、ミュージカル映画のオズの魔法使いという映画でジュディ・ガーランドが歌った曲なんですね。
で、なんであえてこれを今語ろうかと思ったと言いますと、このジュディ・ガーランドさんがゲイカルチャーと密接に関連しているからなんですね。
この方はまだ全然ゲイカルチャーに対して理解がなかった当時のアメリカにおいて、同性愛者に対して結構寛容な姿勢を見せた方みたいで、ゲイアイコンとしても未だに人気の方だったりします。
ジュディ・ガーランドさん自身も実はバイセクシャルだったんじゃないかという話も結構出ててですね、やっぱりそうなると人気が出るのも当然かなと思います。
あと少し前のポッドキャストのゲイバーに関するエピソードで、歴史的なゲイの反乱が始まった場所として有名なニューヨークのストンオールバーについてちょっと語ったと思うんですけども、
実はあの反乱がこのジュディ・ガーランドさんの死の翌日ぐらいに起こった事件なんですね。
このジュディ・ガーランドの死にこの方亡くなったんですけども、若くして亡くなってその死に悲痛に暮れるゲイたちが集まる中に、そこに警察が踏み込んだからもうゲイたちが起こって反乱が始まったっていう話もあるみたいで、
そういう意味でもジュディ・ガーランドさんはそのかっこたるゲイアイコンとしての意味があるんですね。
話は飛ぶんですけども、この映画のオズの魔法使い、僕自身がそのゲイと気づいた後の大学時代にですね、一度やっぱり有名な作品やから見とこうということで見てみたんですけども、
これがその大学の時に見てもなかなか出来が良くて面白くて、子供の頃読んだおとぎ話をよく実写映画にできたなぁって感心したのを覚えています。
若干ネタバレすると、ラスト魔法の靴を奪われそうになって、悪い魔女にやけっぱちでその辺の桶の水をかけると魔女がとろけて死んでしまうみたいなラストで退治しておめでとうみたいな感じで終わるんですけども、
子供心に水だけで倒せるんかいなぁみたいなのを思ったのを覚えています。
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オズの魔法使いの映画自体もですね、また別の意味で有名で、ハリウッドの映画がカラーになった頃の本間の初期の作品なんですね。
作り方も結構面白くて、前半の20分くらいまではアメリカのカンサス州でその主人公のドロシーが過ごしているんですけども、
その場面は基本モノクロというかセピア色みたいな感じで撮影されていて、途中で台風で飛ばされてオズの国みたいなところに行くんですね。
そこになってから本当にフルカラーの映像にパッと切り替わるので、そこがちょっとインパクトがあって、当時はやっぱりかなり驚いたんじゃないかなと思います。
これがララランドの歌でも歌われたテクニカラーという世界、映画の歴史的にも重要なシーンなので、興味のある方はぜひyoutubeで見てみてはいかがでしょうか。
僕自身もゲームボーイからゲームボーイカラーになった時のこととか未だに覚えてますし、ラファ映画としても大転換だったんじゃないかなと思います。
映画自体には他にもエメラルドシティという虹色に輝く街とか、他にも七色に色が変わる馬とか、そういったレインボー的なものがたくさん出てくるので、そういった意味でもゲイカルチャーと結びつきやすかったんじゃないかなと思いました。
最近のリバイバル系の映画がよく出てるじゃないですか。
気づいたらエルトンジョンのロケットマンとか、クイーンのボヘミアンラプソディとか、どれもなんかゲイ的とかLGBT的なものが非常に多くて、
この映画もおそらくゲイ的とかLGBT的なところに触れてくれるんじゃないかなと期待してたりします。
またちなみにエルトンジョンの中で一番有名なグッバイイエローブリックロードという2枚組のかなり傑作のアルバムがあるんですけども、
このアルバムジャケット自体もオズの魔法使いで出てくる黄色いレンガ通りがジャケットに書かれてるんですね。
そういったところでもモチーフがいろいろつながってたりします。
でそのオーバーザリンボー、ちょっと話し飛びましたけども、オーバーザリンボーの曲の中身に入りたいと思うんですけども、
多分誰もが一度はどっかで聞いたことある歌だと思います。
なんか企業のCMとかでもよく流れてますし、ロックシンガーのエリッククラプトンとか、ミストラヘバリとか、
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ジャズのスタンダードナンバーとかにもなっているので、いろんなアーティストにカバーされている名曲ですので、
多分絶対聞いたことあると思います。
で、いつも通り歌詞なんですけれども、内容的にはなんて言うんですかね、
サムウェアのどこかに、どこかその虹の向こうに空がとても青い場所で、
信じてた夢が本当に叶う場所があるみたいな話で、その虹を越えたら夢が叶う場所があるんだみたいな、
希望を力強く歌う曲なんですね。 なのでやっぱりそういった意味でも、ゲイがその抑圧を乗り越えて、
希望をあふれる時代に済むんやみたいな、そういった結びつき的な意味でも重要な曲だったりします。
最近、アリアナ・グランデが4年前くらいかな、ライブ中にマンチェスターでテロがあったと思うんですけども、
それの復帰ライブ的な感じで、確かこのオーバー・ザ・リンボーを歌ってて、そういった希望を歌う場面でもよく歌われる曲だったりします。
で、他にもですね、この曲とつながるかなと思った曲が、ビレッジ・ピープルとかペットショップ・ボーイズとかにカバーされてた
ゴーウェストっていう曲があると思うんですけども、これも多分オーバー・ザ・リンボーの曲の影響があるんじゃないかなと思ってて。
このゴーウェストっていう曲は、LGBTにとってかなり当時進んでたカリフォルニアを目指そうよ、西に行こうよみたいな、
そこには理想郷があるからみたいな歌詞なんですね。 なので、このビレッジ・ピープルが歌った歌詞もこのオーバー・ザ・リンボーの流れを組んでたりするんじゃないかなと思ってて、
なんかそういったつながりでいいなとしみじみ思ったりします。 で、このオーバー・ザ・リンボー、その海外のLGBTQソングランキングみたいなのにも未だに入り続ける
普及の名曲なので、ぜひ若い方でも聴いていただければなと思います。 で、このジュディ・ガラランドさんなんですけれども、若い頃から、というか子役の頃からハリウッドで活躍されてた方で、
で、純粉満々な生活を送られたかと思いきやですね、もう子役の頃からですね、プロデューサーにドラッグ好きにされて、セックスファランもいろいろされて、もう散々な人生を送った方なんですね。
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多分この映画でもその、この輝く女優が散々たる人生を送って、最後はドラッグ、過剰摂取で亡くなってしまうみたいなところを描く内容になるかなと思うんですけども、そんなハリウッドの闇を象徴するような女優さんだったりもします。
で、これまたふと思ったんですけども、さっき挙げたクイーンとかエルトン・ジョンもどっちもドラッグまみれで破綻していきそうになったアーティストさんだったりして、当時は結構やっぱりドラッグとか当たり前やったんかなと思いますね。
ロックとかテクノとかそういう世界はドラッグありきみたいなところが当時はあったかなと思うので、それはまた文化としてはいいかなと思うんですけども、いろいろ多分こういった破滅も裏であったんじゃないかなと思います。
とはいえども、ポール・マッカートニーとかミック・ジャガーとかも、来日するボブ・ディランとかもドラッグ散々やってますけども、80近くになっても元気にライブしてますし、世の中は馬鹿なもんやなと思います。
フレディ・マーキュリーはエイズで亡くなったので、ちょっと話は変わるんですけども、ということで雑な終わり方になるんですけども、2020年3月6日公開予定のジュディ・虹の彼方への映画もLGBTQの方も是非チェックしてみてください。
ということで話終わりたいなと思います。このポッドキャスト以外にもねじ巻ブログをやっておりますので、興味のある方は是非ググってみてください。では次のエピソードでお会いしましょう。
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