2019-03-16 14:03

電気グルーヴ-『虹(Niji)』【名曲紹介】#043

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【ピエール瀧の騒動についても】 洋楽や邦楽、新旧問わず、ジャンル問わずの自由な感じで、名曲を紹介するというコーナーです。ブログ:https://www.nejimakiblog.com  今回紹介するのはピエール瀧騒動の...

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どうも、世界のねじを巻くラジオのねじまきです。
今回は、久々に名曲紹介コーナーを復活させて、あの電気グルーヴの【にじ】という名曲を紹介しようかなと思っています。
今、Pierre Takiさんの麻薬取り締まり法違反の容疑、コカイン接種で逮捕されてしまったということで、非常に残念ではあるんですけれども、その繋がりもあって、
以前紹介した富田勲さんの月の光のテクノ繋がりということもあって、流れ的にこの日本を代表するテクノの名曲を紹介することに決めました。
この【にじ】という曲なんですけれども、電気グルーヴと言ったら、この【にじ】という曲か、もしくはシャングリラか、それとも農家かのどれかが上がるぐらいの代表曲でしているんですね。
電気グルーヴを知らない方にもぜひ聴いてほしいなという素晴らしい曲かなと僕は思っています。
この【にじ】という曲ですね、いろんなバージョンがあるんですけれども、オリジナルアルバムに収録されているのは10分以上の長い尺の曲だったりします。
曲の内容としてはですね、始めは静かにベース音のループというんですかね、で始まって、そこにピコピコした電子音が入って、
そしてそこにレッシャーの車輪がレールを叩くような音が加わってですね、最後に極めつけに幻想的なシンセサイザーが入って、
イントロだけでも虹色の世界が目の前に広がるような曲になっています。
これはテクノのジャンルに入る曲なんですけれども、女性ボーカルが非常に効果的に浮かばれています。
その幻想的な曲調と、なんかフワフワ浮かぶような女の方のボーカルが非常にマッチしていてですね、ドラッグ的なレインボーの世界をうまく表現できているんじゃないかなと思います。
テクノで歌者の曲をヒットさせるというのは結構すごいみたいで、
電気グルーヴの曲の中でも、NOという曲とか、そのさっき言ったシャングリラと並ぶほどよくできたダモノの曲だったりします。
歌詞の聞き心地もすごく良くてですね、シンプルなワードながらも、なんかこだわって作られている感じがすごくしますし、
世界観も不思議な感じで、その幻想的な世界をうまく表せているんじゃないかなと思います。
この虹という曲の初めですね、この曲の初めの歌詞からしてもですね、引用しますと、
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遠くて近い、つかめない、どんな色かわからない、ゆっくり消える、虹見てて、虜仕掛けになる、
という感じで、非常に不思議な歌詞になっています。
これを女性ボーカルと医師の卓球さんが繰り返し同じフレーズを歌うわけなんですけれども、
それが非常に心地よく聞こえてですね、韻も綺麗に踏まれていますし、一緒に口ずさみたくなるような歌詞だったりだとか、
それは売れるわなというぐらい幕作られているかなと思います。
この虹仕掛けというワードなんですけれども、繰り返し曲に出てきてですね、どういう意味なんかなって誰しも思ってしまうと思うんですね。
あまりにも歌詞にうまくはまりすぎてて、何か特殊な意味があるんかなと思ってたんですけれども、
どうやら調べてみると虹仕掛けという語句はですね、増語みたいです。
これしかないっていうぐらいのハマり具合で、そういったところも歌詞のセンスは医師の卓球さんはすごいなと思わされます。
CDのオリジナルバージョンもすごくいいんですけれども、フジロックのライブ版とか他のライブバージョンもYouTubeで探せば出てくるので、
ぜひそれも聴いていただければなと思っています。
この曲はですね、僕が思うにですね、おそらくクラフトワークのトランスヨーロッパエクスプレスの電車のカッコンカッコンという音を混ぜたりだとか、
イギリスのオーヴィダルっていう有名なテクノのグループのハルシオン・オン・ワンド・オンっていう女性ボーカルをうまく使った、もっとドラッグ色が強い名曲にすごく似てたりだとか、
あとはアンダーワールドというイギリスのテクノのバンドのボーンスリッピーという曲にシンセサイザーが似ててですね、
その辺りを参考にしてるんじゃないかなと僕は思っています。
どれもマニアックなもんとかじゃなくて、テクノ好きなら誰もが知る無意味な曲であってですね、
電気グルーブも明らかに意識してやってるんじゃないかなと思わされるほど綺麗なオマージュになっています。
それをですね、うまく組み合わせてポップなテクノに仕上げているのが、なおかつやっぱり日本でもヒットしたみたいで、そういうところが天才的だなと思います。
今まさに現在進行中でネットでもすごい話題になってますけれども、よく言われているのがどこまで規制をすべきかというところですね。
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レコード会社がネットのサブスクリプションサービスから電気グルーブとかピエール滝関連の楽曲をすべて撤去してですね、かつCDをすべて回収するという騒ぎになってたりします。
なので本当に今現在Apple MusicとかiTunesでも聴けなくて、Google Play Music、Amazonプライムでも聴けなくなってて、
残りは代表的なところではSpotifyだけなんですけれども、Spotifyも直消されてしまうだろうという話になってます。
CDもすべて回収ということで、すごい損失になるんじゃないかなと思うんですけれども、
個人的にはその回収されたCDどこに行くのかなってすごく心配ですし、廃棄とかになればすごい無駄ですよね。
個人的にもその音楽が聴かれる幅がすごく縮まってしまうので、電気グルーブ好きとしては寂しいなとは思うんですけれども。
確かにそうですね、これだけドラッグのイメージがついてしまったら、やっぱりピーエル・タキさんのドラマとか顔とかを見るだけでドラッグのイメージが早期されてしまうという方もいるとは思いますし、
すごく難しい問題だとは思います。
一刻も早くドラッグから手を引いて、刑務所から出てきて、ライブ活動とか音楽活動、演技とかも復活させてほしいなと思うんですけれども、
ネットの記事を見ると20歳の頃からコカインやってたって話だったので、すごく根が深そうな話ではあります。
なのでもうちょっと時間はかかるかなと思うんですけれども、心温かく見守っていきたいかなと思っています。
例えばですね、マッキーこと牧原さんだったりだとかも、昔ドラッグで捕まりましたし、音楽の世界ではやっぱりドラッグっていうのは多少出てきてしまうんですね。
音楽だけじゃなくて芸術の世界ではドラッグっていうのは切っても切れない関係でして、絵画とか文学の世界でもドラッグというのは非常に大切な役割を果たしていたりもします。
ゴッホとかも酒とかドラッグに頼って絵を描いてたって話もありますし、文学の世界でも明らかに村上龍人さんとかもドラッグの状態を描いたような楽品も出してて、
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あとはですね、中島ラモさんもドラッグを試した実際の体験記をはっきりと作品として出してたりだとか、必ずしもドラッグは100%悪っていうわけではないってことを言っておきたいかなと思います。
中毒になるという面を考えればやっぱりやるべきではないんですけれども、その芸術家としてですね、表現する方にはやっぱり手を出してしまうものなのかなと思います。
あまりうまく話せないですけれども、そういう面もあるんだということを知ってほしいなと思いました。
海外の音楽とかだと本当にドラッグの影響を受けていない音楽を探すのが難しいぐらいたくさんドラッグミュージックがあってですね、後期ビートルズの曲とかはかなりドラッギーですね。
他にも、ローリングストーンズとかもサイケデリックなミュージックたくさん出してますし、ボブ・マーリーとかピンクフロイドとかそのあたりも明らかにドラッグに関連してますし、撤去しろっていう人の気持ちもわからんではないんですけれども、
そういうことを言い出すとですね、洋楽とかどうなってしまうねん、どこまで撤去しなあかんねんって話になってしまうので、やりすぎは良くないかなと僕は思います。
でですね、帰省としてですね、だいぶ昔になるんですけれども、アメリカの911のドージッタハーツテロの時も歌詞の内容がビルに突っ込む飛行機を装置させるということで、サイモン&ガーファンクルの明日にかける橋がラジオで放送禁止になったり、
日本人の視点からするとよくわからん規制やなって僕は思ってたりはしたんですけれども、そういった面もあったりして、やっぱりレコード会社側とか放送するメディアとしてはしっかり受け取る側の姿勢も見据えてますよという姿勢を示すためにCD回収とか音楽の放送禁止とかがされたりするわけなんですけれども、
まあ難しいなぁと思いますね。
僕がピエール・タキさんの演技を見たのは、あの映画のアウトレイジ最終章ですかね、かなり上手いこと悪役を演じられてて、最後は確かSMプレイのようにベッドに手錠で繋がれて爆破されてたっていう記憶があったんで、すごく印象的だったんですけれども、
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その悪役もすごいハマり具合で圧巻の演技だったかなと思います。
その電気グルーブの音楽についてちょっと戻りたいんですけれども、日本を代表するテクノミュージシャンのグループってことで、長いことずっとされてたので名曲がたくさん本当にあります。
アルバムもたくさん出てるので、どれから聴けばいいかなって迷う方も多いと思うんですけれども、僕のお勧めとしては、エースっていうアルファベットでAって書いてエースっていうアルバムか、もしくはビタミンっていうアルバムから入るのが個人的にはお勧めです。
他にもやっぱりベスト版とかなら、代表曲のシャングリラもニジもノーも入ってるので、とりあえずという方はベスト版でもいいかもしれません。
ということで、そろそろ名曲紹介終わりにしようかなと思うんですけれども、
この他にも以前、乙美田勲さんの名曲、月の光だったりだとか、U2とか、スティングなどロックとかも幅広く紹介しているので、よかったら別のエピソードも聴いてみてください。
このポッドキャスト以外にブログもやってますので、興味のある方はぜひご覧ください。
URLはwww.ねじ巻ブログ.com、世界のネジを巻くブログと申します。
このポッドキャストをiTunesとかiPhoneで聴いていただいている方は、ぜひレビューや評価もいただければ幸いです。
では次のエピソードでお会いしましょう。
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