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高見知英
それではまずこのデジタル終活、主にやっぱりインターネットのアカウントを死後どうするかですとか、
そのような活動についてというようなことを考えておりますが、こちらについてNPO法人エンディングセンターとして行っていることを教えていただけますでしょうか。
井上美香
デジタル終活は現在の誰でもケータイは必ず持っていたりしますので、ケータイを、持っているものをどのようにしまうのかということでご相談を多くいただいております。
ただしエンディングセンターの契約者様は70代、80代の方が多い会員になりますので、デジタルをパソコンなどは使わない、ケータイもあまり電話とLINEしかしないというような方から、
かなり常にパソコンで何かをしていらっしゃる方まで幅広くおりますので、非常に個人差はあるんですけれども、
私どもの活動としては、亡くなった後、死後の事務の手続きを行う際に、デジタルをどのように処理しますか、処分しますかということをインタビューするんですけれども、その際に皆さんおっしゃるのは、そのまま遺品整理にするのではなくて、
自分の生きてきたもののパソコンであるとかケータイは、データは壊してください、クラッシュしてくださいというようなご依頼が多いです。
ただし、私たちのNPO法人にご依頼いただく中では、そのようなSNSをやっているとかそういう方が今のところいらっしゃらないので、うちの方でそういうものを閉じたりということは現在はしていないんですけれども、
これからの世代に関してはそのようなことが起こるのかなというような感じはしているので、いろいろな勉強会をしたり、講師を呼んで一緒にデジタルを学ぼうというようなことを終活大学校という形で行っております。
高見知英
終活大学校ですね。自分自身こういうデジタルの終活に非常に個人的に興味がありまして、自分がよく愛用していたソフトの作者がどうも亡くなられたらしいという話を伺ったことがありまして、それ以降当然そのソフトのメンテナンスは完全に停止してしまうんですが、
その停止した後、ウェブサイトは完全に放置されてしまうし、ドメインの有効期限、やっぱりドメインって業者から借りて運用しているものですので、それのドメインの有効期限を迎えていつかそのサイトがスパムサイトに誘導されるようになってしまったということがあって、
やっぱりそういうようなものを目の当たりにして、やっぱり現実の葬儀は確かに行われたのかもしれないけれども、インターネット上の葬儀は行われないので、その人はいつまで経っても正体不明なままで終わってしまうという
この状況は良くないのではないのかなというふうに思って、やっぱりデジタル終活というものを考えるようになりました。
なのでやっぱりこういうようなことっていうのはすごく大事になるのかなというふうに思います。
特に今の時代だと自分自身も今シニアプログラミングネットワークなどにも関わっていますけれども、70代、80代、90代でプログラミングに関わっていたり、デジタルコンテンツなどいろんなものを作っている方々もいますので、
やっぱりそういうような人に向けて何かしらしなければいけないのだろうな、何かしら構えを考える必要があるんだろうなというのも漠然とではありますが考えていると。
やっぱりそこで何かお話をいろいろと、何かしているところがあるのであればお伺いしたいなというふうに今回お話をしています。
井上美香
デジタルの、例えばYouTuberとか何か発信をしていらっしゃる方であったり、インスタ、個人的に何かを出しているっていう何かを発信している場合は、
家族が知っている場合はそのサイトがある存在を知っていればいいんですけれども、家族が知らない場合にはただただ放置されてしまうような状況になりますので、
一番大事なこととしては、自分がもし残したいもの、例えば追悼したいとか、ユーザーに対して亡くなったことをどのように伝えるのかということをお考えの場合は、誰かにそれをどうしても伝えなければいけないですね。
自分の中でそれを埋没してしまうのではなくて、亡くなってしまってからそのままにしてしまうのではなくて、希望があるのであれば誰かしらに伝えなければいけない。
でも生前にどうしても知られたくない場合は、それを知られたくないけれども伝えなければいけないというところが一番難しいところではあるんですけれども、
エンディングノートもそうなんですね。生前には知ってほしくないけれども、亡くなったあとどうしても知ってほしいんだっていうその隠し方という分では難しいんですけれども、
亡くなったら開けるように、例えば貸し金庫にすごく自分が大事なものに関してはそれを預けておくというパターンもありますし、
あとお友達とかこの封筒にですね、もう印鑑登録の印鑑を押してもう開けないようにしてどなたかにそれを託すとか、
パスワードを見えない形で何かシールとか銀紙のそういうものを貼ってぱっと見は見えないようにして、
何かあったときにそれを見て、ちゃんとパスワードを入れてそのサイトにたどり着けるように指南しなければいけないので、
それを残しておく、どうしてもやっぱり残しておくということが大切になると思います。
なので誰かに伝え、こういうサイトがあって亡くなったこと、例えばそれをどのように伝えるのか、
言葉として伝えるのか、映像を用意してあるのか、どのように言葉を使うのかということも、
ご自分で意思を伝えたいのであればそれも用意しておく必要がありますし、
今何があるかわからないというところでは、いつ何時起こるかわからないので、
用意しておく分には何も、それを考えるからといって何が起こるわけではないので、
用意して準備しておくということは非常に大事なことではないかなと思います。
高見知英
そうですね、本当に用意をしておくということだけでも、
例えば本当にSNSのリストですとか、そういうものを残しておくだけでも本当に効果があること、でありますよね。
本当にパスワードとかは今後どうなってしまうかわからないというところもありますし、
今だとどんどん新しい技術ができて、パスワードというもの自体があまりよろしくないと言われてもいたりします。
やはりどうしても覚えなきゃと思うと簡単なものにしてしまいがちというところもありますし、
だからそもそも覚えなくて済むように、
例えば本当にスマートフォンが鍵の代わりになるようにしようみたいな取り組みも増えていますし、
今後ますますやっぱりそういうような取り組みが増えていくという、
多分パスワードって残してもあまり意味がないかもしれないというような状況になってきている。
そういうものをそれでも最低限リストアップしておくということがすごく大事になるのだろうなと思います。
僕やっぱり自分もSNSXなどで、例えば誰々の母ですとか誰々の夫ですとかそういうような方で、
近親者の方が誰々は何日亡くなりましたというようなポストをしているというような人がいるのを見かけるんですけど、
やっぱりそういうのはある意味本当に幸せな例とも言えるのかなと思っていて、
大半の場合そうでもなくて、いつの間にか消えていっているというようなケースの方が多いのかなと思います。
それでもやっぱり報告をしてくれる親族がそばにいたということは本当に幸せなことだと思っています。
ここを最近すごく思うので。
やっぱりそうでない人がどうなるんだろうというのもすごく気になっているところでありますね。
井上美香
私どももお一人様であるとかお一人で生きていらっしゃる方、または夫婦でもお二人いてもどちらかが亡くなればお一人様になってしまうので、
最初にご夫婦いらっしゃるから大丈夫だろうなという方もどちらか片方がいらっしゃらないと、
例えばお子様がいらっしゃればお子様にお伝えすれば良いと思うんですけれども、
お子様がいらっしゃらない場合はその伝える相手がいないということで一人になってしまう。
その場合は死後の事務の手続きを行う方に託す。
その場合はこういう業者さんがいるから自分はこういうふうにしてほしいという、誰かに何かをちゃんと伝えるということ。
あと先ほどのパスワードがなくなっていくのではないかというお話もありましたけれども、
結局やっぱり最終的にはケータイなんですよね。ケータイの中に入れるかどうかが命綱になってきて、
そのケータイのパスワードって結構変更する人は変更しますし、
常にずっと同じ番号で、誕生日みたいな形でずっと同じ方もいらっしゃいますし、
想像できない番号の方もいらっしゃいますので、どうしてもケータイが開かないと何も始まらないということが最近ここ数年多いんですね。何かデジタルのものを残してなくても、先日も起こった例なんですけれども、
亡くなって、ご自宅で孤独で亡くなって警察の方が入った場合に、その方の通信履歴が見れないので、
いつまで誰かと連絡を取っていたのか、どうしてこの方がこういう状態なのかというものが見つける手立てが、
ケータイが開かないため分からないんですね。なので、この人が誰に電話しようと思っていたのか、
警察に電話でもしようと思っていたのかという履歴も、ケータイを開けないことによって情報が全くつかめない。
なので、親族をあたろうか、遠い親族がいればその親族が死亡の届けは出せるけれども、
その方がどのような状況だったのかということは一生知ることができないんですね。
そのまま電源が切れてしまって、そのままになってしまうというような状況になりますので、
一応自分の家のどこかにお財布の中でもいいんですけれども、ケータイのパスワードを絶対分からないように何かに貼り付けて、
もう何かあったときに、どうしてものときにはここにあるよ。
今後、免許証もマイナンバーもすべてケータイになるので、ケータイの中に、スマホの中にすべてを取り込んでしまうような状況になりますので、
本当に身分を証明するものさえケータイの中というような状況が今後起こってくるので、それを回避するために、大事な人にこの人の名前を知りたい。
緊急連絡先にケータイの方で登録できる場合もありますので、それを緊急ボタンを押して、その人にどうにか伝わるようにするであるとか、
何か手立てを自分の方で、緊急連絡先に誰か私を、生きていた存在を知ってもらえるように連絡を取れるようにしておく。
もしくはケータイを開くようにしておくということは非常に大事な、今後大事なことになるかなと思います。
高見知英
そうですね。本当に思った以上にスマートフォンが鍵となっているというようなところがすごく多いなと思いますし、
やっぱりそういうような時に行っちゃうと、まずそこにアクセスできないとすべてが始まらないというような状況にはなってまいりますよね。
井上美香
どうしても中を見られたくないということで、皆さんあまりケータイのパスワードって公害はしないと思うんですけれども、
先日も遺影写真をどうしてもその方のスマートフォンから取りたいのに開かなくて、結局リセットされてしまったというような例もありますので、
やっぱり写真を見たくても見ることができない。
あとその方がもしNISAとか暗号資産とか何かそういう何をやっていたのかっていう状況もパソコンには残っていない何かがケータイのすべてに入っている。
そのものが見れないとネット上の銀行もその内容も解約することができないんですね。
相続人だと言ってもそれを証明するものが海外の銀行だと多分教えてくれないんですよね。
自分の相続人だと言ってもその銀行口座があるかないかもわからないというような状況になって、相続人がわからないまま相続が進み、
その後にNISAとか暗号資産が何か起こった時に莫大な損害があったりする可能性があったりというようなこともあるので、
へそくりで自分だけでやってるから亡くなった後は関係ないよっていう方も何か迷惑がかかってしまう可能性があるようなものがあるのであればそれは教えておくべき。
そのご家族なりがいらっしゃるのであればそれは必ずこういうものが亡くなった後に知らせられるように手立てを自分でちゃんと考えておかないと
ご家族が非常に苦労するというようなことが起こる。それがこれからの課題ではあると思います。
高見知英
本当にこういうようなデジタルなデータがどこにあるのか、どこに保管されているのかというのをしっかり把握できるような状態になっている。
それは本当にアプリが入っているかどうかだけでも、ある程度推測がつくかもしれませんけども、実際それもわかるようになってないといけないというようなところはとてもありますよね。
またもう一つ課題になるのが、デジタルな知識を持っている人と持っていない人が極端だったりするので、
夫さんはすごくその辺りに詳しくて情報を持っていたとしても、残された妻さんがその辺りをわかっているかというとそうでもなかったりするというケースが非常にあるというようなところで、
そういう時にリストはわかったけれどもどうすればいいかわからない。そういうことになり得ることが多いのかなと思います。
井上美香
そうですね。たぶん、ちんぷんかんぷんで、この暗号資産が何をもってお金になるのか全然わからない。
そのままにしておく可能性もあるので、たぶん手順とか、自分の知っているこの業者さんにお願いをしてくれとか、
例えばデジタルに詳しい人に確認できるように、こういうデジタル終活をやっている業者があるので、ここに問い合わせしてみてくれみたいな、
そういうことまでしてあげると放置しないかなとは思いますね。
たぶん、わからないと高齢になればなるほど、わからないからちょっとそのままにしておこうかなと思ってしまう可能性もありますし、
結構いろんなアイコンって大事なのかどうかも開けてみないとわからないようなアイコンがたくさんありますので、
それを識別できるかって言われたら全く識別はできないと思うので、
ゲームとか課金してたりとか、自分の何かアイテムを持っていたとか、そういうものに関してもその人にしかわからない価値があったり、
それは自分たちに引き継げるのかどうかとか、すごい課金してるからそのものは自分たちが使えるのかだったら、
そのサイトによって相続できるできないっていうものはそのまま使えるか使えないかっていうものもあると思いますので、
それは確認が必要になるかなとは思います。
高見知英
本当に他のところでも聞いたことがあるのが、
暗号資産があったにもかかわらずそれをどうすればいいかわからないって言ったら、
相続の手間だけ発生してしまって大変なことになってしまったっていう話も聞いたことがありますし、
そういう時にどうすれば誰に相談すればいいのかっていうのも含めて、
特にある程度も事前に調整しておかないと、話し合っておかないといけないっていうのもありますよね。
井上美香
YouTuberとか収益が発生してしまっている場合に、
その著作権がどこにあるのかっていうものも、
その方が自分がやっているものに関しては相続になるのかならないのかっていうのは、
ちょっとご確認いただいた方が良いかなと。
いつまでが入金されていて、いつまでは公開されているけども、
その方が亡くなっているのであれば収益は入りませんよということが起こり得るので、
収入があるのであればご確認いただいて、
そのサイトを続けるのかどうかっていうものも、
ご自分の本人の意思をちゃんと伝えて会社に戻すのか、
ご自分でも閉じるのかっていうようなことも、
自分の意思を、自分の著作権っていうんでしょうかね、そういうものも。
大事なものとして持っていたもので、
イラストもそうですけれども、写真とかも公開しているものが、
自分のものとして出しているものを、どなたのものにもしたくないというのであれば、それもちゃんと伝えておかないと、
どなたかがそのまま使い続けてしまう可能性もあると思いますので、
そういうことも、自分はこう思うとかこうしてほしいということは、伝えておいた方が良いかなと思います。
高見知英
そうですね。
また、YouTubeもそうですけれども、
創作物をどう残すかとか、そういうのがやっぱり終活という中では、
非常に大事なところになるのかなというふうに思っています。
特に例えばゲームなんかだと、本当に創造的な要素が存在するゲームなんかだと、
その中のゲームの中のデータ自体がもう作品になることってあったりがする。
じゃあその作品をどうするのかというようなことを、
やっぱり考えなければいけないのかなというふうには思います。
例えば自分の知っている限りでも、
以前ゲームとかの音楽の歌手の方が亡くなられて、
その時に事前にその方が出ていたテレビの番組で、
創作要素が大いにあるようなゲームを実際にプレイしていたということで、
プレイタイムもよく見たら1000時間超えているということで、
その方が亡くなった時にそのデータってどうなるんだろうなというのが、
自分はニュースを聞いていて真っ先に思ったんです。
やっぱりそういうものをメモリアルパークとして残すのか、
それとも消してしまうのか、
ただデータの肥やしとして畳んでしまうのはあまりにももったいないなというふうに思います。
やっぱりそういうような時に、
やはりこれからそういうようなゲームをしていた方が亡くなられるとか、
そういうようなことも増えていくであろうが、
そういうのってすごく考えなければいけないことなのかなというふうに思いますので、
ここはすごく課題かなというふうに思っております。
井上美香
そうですね、終活というとあまり考えたくないことですし、
まだまだだろうなとは思って、
皆さん80歳の方でも全然まだまだだからとおっしゃるほど、
あまり考えたくないことではあるんですが、
今の世の中何があるかわからないということと、
突然死というものが私の周りでも多かったりするんですけれども、
急にご主人が50代で亡くなってしまって、
やはりそういう50代でいろいろなありとあらゆるものを
使ってネットで生活をしていたり、
Suicaとかも全部ケータイの方に入っていて生活をしているというような方が
急に亡くなってしまうと、その家族がどうすればいいのかなということが
非常に70代、80代よりも使用しているものが多いだけに
困ったということが起こり得ることではありますので、
常に、あまり常に考えてもあれですけれども、
最低限こういうものは用意しておこうと思っていただけると、
最低限はケータイのパスワード、どこかに分かるようにしておくということが
大事ではないかなと思います。
高見知英
そうですね。いずれにせよ、どこかの形で今の形に
たどり着くための手段というのがあると良いですね。
それはやはりスマートフォンの中にデータとして残っていくことにはなると思いますし、
そこから何とかして今の最新の情報、何に興味があって何を使っていったのかまで
たどっていけるというような状況が揃っていると良いのかなと思います。
例えばそれこそ本当にゲームであれば、
ゲームのプレイ履歴というのはある程度データに残りますし、
これだけ時間をやっているのであれば、
たぶん何らかの作品がそこに残っている可能性があるとか、
そういうものをたどっていけるための情報が残っているというのがとても大事ですね。
井上美香
せっかくその方が生きてきたものが知りたいと思っても知ることができないというのは、
残された者としては非常に悲しいなとは思いますね。
知りたいなと、知られたくないのかもしれないですけれども、
知りたいなと思うところは残して、その人の生きた軌跡を残していただきたいなと思いますね。
高見知英
やっぱりその上にプラス、じゃあそのデータをどうしたいのかみたいなのが意思として載っていれば、
それがあるだけでも十分に意思が尊重されるようなデータの扱いができるのかなと思いますね。
井上美香
そうですね。自分の価値が奥さんがわからなければ、
誰々ならこの価値がわかるから、誰々に、
そのサイトの番号でもいいですけども、この人ならわかってくれるからっていう人を伝えておくっていうような、
その価値がわかる人であったり、その友人であったりっていう、
どうせわからないだろう家族にはって思うかもしれないんですけれども、
もしわかる人にやっていただきたいのであれば、
それも家族なり誰かに伝えておかないとそこまでたどり着けないので、
その手立てとして何かにも伝えておいていただけるとありがたいかなと思います。
高見知英
そうですね。やっぱりつながりを作っておくことっていうのが大事になるのかなと思います。
やっぱり個人同士だけだとなかなかこういう時に、
そういうトラブルが起こった時とか、相続が発生した時になかなか聞いて回れないので、
やっぱり世帯間でつながっておくっていうのがとても大事なのかなっていうふうに思います。
そういうようなことがあった時に、
例えばこれこれのデータについてはどうすればいいかっていうのは、
個人でなくても家族間同士で話をしたりとかそういうようなことができるようになるかもしれませんし、
そうやってやっぱりしっかりそれぞれのデータがそれぞれの形で残るっていうことができれば、それが良いなというふうに思います。
自分自身も本当に今は日記をデジタルで日記を書いてたりはしてますけど、
やっぱりこれについても残すのであればむしろ残してほしいなっていうふうに思いますし、
やっぱり自分自身の行動を誰かしらたどるのであればたどってきてほしいなっていうふうに思います。
やっぱりそういうようなことを考えていくためには、親族がどこに誰に頼ればそれができるのか、できる可能性が生まれ得るのかとか、
高見知英
そういうようなことを考えられるようなつながりが必要になってくるのかなっていうふうに思います。
特に例えばこういうような活動について、
このエンディングセンターのデジタル終活として何か特にこういうようなこと、
今までも結構出てきてますけど、特に例えばクリエイターの分野ですとか、
何かものづくりをしている人たちについて、
やっぱりこういうふうなことをやっておいた方がいいんじゃないかなとか、
そのことを何か言えるようなこととかって何かございますでしょうか。
井上美香
私ども、やっぱり一人で頑張って生きてきた方の死後事務を依頼されることが多いので、
例えばご自分たちでは、本とかもそうですけれども、
私たちには伝わりにくいものだけれども、どういうふうにそれを残しておくのか、
特に遺品整理をする際にお話をさせていただくんですけれども、
遺品整理をする際にこのパソコンはどのようにするのか、
クラッシュ、もう誰にも見れないようにするのか、
あと本はどこどこ書店のどこどこに、
価値が分かる人に伝えてくださいねっていうことは、
あと自分が持っている楽器とかもそうですけれども、
音楽を作っていたら、その価値が分かる人に
ちゃんと伝えておいていただいてくださいねっていうことは、
私たちではなく、その人が生前に伝えておいてくださいね、ということをサポートをする場合はお伝えしています。
なので、もし自分が亡くなったら、こういうものをエンディングセンターの者が渡しに来るからね、
というようなことを生前に伝えておいてもらう、
それをエンディングセンターの場合は、ものにしろデジタルにしろ何かにしろ、
自分で伝えておいてもらうということをしていただいております。
高見知英
そうですね。
やっぱりどこにどうしたいっていうのを、まずは生前に伝えるということが重要なんですね。
やはりそういうようなものについて、
本当に詳しい人に、例えばプログラムとかであれば、引き継ぐっていうこともできますので、
じゃあ誰に引き継ぐのかとか、そういうようなことも含めて考えていかなければいけないのかなと思います。
実際、こちらの取材をするにあたって調べてみた限り、
やっぱりプログラミングとか業界で何か、第一線で活躍されている方っていうのは、もうそろそろ相続を考える時期になっていると思います。
やっぱりそういうような人たちが、じゃあどうすればいいのかっていうのを、いつまでも自分が生きていられるから、元気でいるから大丈夫じゃなくて、
やっぱりまず考えることっていうのが大事なのかなというふうに思います。
実際本当に、自分が先ほどお話をしていた、ああいうソフトの作者が亡くなった時とか、
高見知英
ああいうような時に、本当にただ放置されてしまうっていうことがないようになってもらえればいいなと、自分も思います。
それではこちらのデジタル収穫という分野も含めて、
認定NPO法人エンディングセンターとして、ITについて何かどう関わりたいなとか、
今後どういうふうにしていきたいなとか、何かお考えがございますでしょうか。
井上美香
そうですね。
特に先ほどもお伝えしましたけど、自分のマイナンバーとか、そういうものまでデジタル化されてしまっている時代なので、
結局、高齢者がついてこれなく、
うちの場合は皆さんついてこれなくなってしまったんですね。
東京都のアプリを入れてくださいとか、何かをしてくださいというと、
もう皆さんお手上げなんですね。
もう紙の媒体に戻りたいというような状態ではあるんですけれども、
サポートできるものは一緒にアプリを入れてみたり、
一緒にそういうものを触ってみたりということで、Zoomであったり、何かそういうデジタルに触れる機会を、
私たちのほうで講習会をしたりということ、
あとエンディングセンターも町田にあるんですけれども、
全国どこにいても、こういうものはZoomであればお話しすることができるから、
一人ではいないでねというような皆さんを、そういうお話しできる状況にパソコンをお教えして、
Zoomをつなげていただいてつながるとか、つながっていくというような、
少しデジタル嫌いになっている人たちを、
こういうもので私たちがつながることができるんだよということを、
一緒に考えていったり、お話ししたり、
一人じゃないんだなというところで、
つながっていったりということを行っております。
高見知英
そうですね。
本当にこの歪みといいますか、
デジタルなものを避けて暮らしてきた人と、デジタルなものに積極的に関わってきた人たちとの、
間にある歪みのようなものが大きくあるなというのを、僕は最近本当に感じています。
一番最初は実は単純に、デジタルなものが難しいからとかではなくて、
実は本当に一番最初に見たものが悪かっただけというようなこともあったりしますし、
特に最初の場合では、例えばZoomであったにしても、Zoomでの話し合いがうまくいかなかったから、
全員でうまくできなかったから苦手なんだったけど、今見ると実は全然そんなことはなくて、
Zoomで普通に話ができるし、いいものだったというような、
気づくというようなシーンもあると思いますし、
本当に最初の思い出が悪かったというようなシーンはすごくあるんだろうなと思います。
実際、コロナ禍最初の頃の学生さんなんかは、
結構オンラインの授業が苦手で、なぜかというと先生がうまくできなかったから、
でもうまい人でできれば全然そんなことはないというケースもあったりするという話ですし、
やっぱりそういうようなところがいろんな世代にあるのかなと思います。
だからやっぱりその歪みを埋めていくための活動というのは、とても今必要になってくるんだろうなというふうに思います。
高見知英
例えばこういうような分野を活動していて、今後何かこういうこともやっていきたいなと、
こういうことができればもっと、やっぱりこういうようなところで、
相続とかそういうところで困る人が減るだろうなと、
こういうことをやりたいなと思っていることは何かございますでしょうか。
井上美香
そうですね。今後多分デジタルの公正証書とかもそうですけれども、
相続関係もデジタルを使うような形になってまいりますので、
一応気軽にじゃないですけれども、文字を書くのが苦手な人でも、
そういう自分が残すというところにお手伝いをさせていただいたり、
遺言書を残す、自分で書かなくても、
そういう公正証書にしなくても、自筆遺言、自分で書く遺言をデジタル化して、それを残すことができるようなシステムをお伝えしたりという、
デジタルを警戒するのではなくて、
一緒に考えていって、それを残していって、それが自分の利益になるような形に残れば、
皆さんも良いかなと思いますので、そういう知るということですね。
情報を私たちが伝える、毛嫌いしているだけではなくて、こういうものって、AIもそうですけれども、
使い方によってはすごく便利だよということをうまく伝えてあげる。
先ほどの高見さんもおっしゃってましたけど、
最初の印象が悪いとずっともうAIってっていうような、
テレビで聞いたらこうだったとかっていうような、
皆さん毛嫌いをしてしまうんですけれども、
一応そういううまく付き合っていくための情報を、
一般的社会で皆さんが若い方が知っているものだけじゃなくて、
高齢者としてこういう形で関わっていったら、
もしかしたらうまくいくかもしれないよというような情報を
どんどん発信していきたいなと思います。
高見知英
本当に情報発信というのが鍵ですよね。
本当にこういうもの、例えば食べ物と一緒で、最初に食べたキウイがなかなか熟れてなかったから美味しくなかったんだけど、実はキウイって本当に自分の舌に合ってるものだったっていうのがありますし、
それと同じようなことって本当にデジタルでもあると思うので、やっぱり一回ダメだったからとは言っても、今はいけるかもしれない。
それは本当にAIと同じですし、AIって本当に日々進歩しているものなので、
たびたびいろいろな情報は聞いていますけども、
どんどんどんどんやっぱり言葉遣いも流暢になっていくし、やっぱり丁寧になっていくし、分かりやすくなっていくので、
そこについてはめげずに、しばらくの間は必要かもしれないけど、
しばらく間を置いたら久しぶりにまた触ってみるか、みたいなことはやってみてほしいなというふうに思いますね。
そういうふうにすれば、本当にデジタルな相続っていうのもやりやすくなると思うし、
やっぱり見つけやすくなると思う。
遺産も見つけやすくなっていくと思う。
井上美香
そうですね。
高見知英
そういうところでいろいろと触っていっていただければと思いますね。
高見知英
今回は東京都町田市などを拠点に、
Deathを考えることはよりよく生きること、尊厳ある死と早々を実現するために
36年活動しているNPO法人認定NPO法人エンディングセンターの井上美香さんに活動の内容や思いを伺いました。
人は一人では生きていられず、一人では死ねない
単身世帯の増加など家族形態や環境の変化により
今までの方法では自分らしく生き、自分らしく生を閉じるということが難しくなってしまった。
つながりを持って助け合い知恵を出し合いながら活動していく
生きている間のことを誰かに伝え続けるということを大切に
NPO法人エンディングセンターは活動を行ってきました
デジタル化が進む中でスマートフォンやパソコンに残された情報を周囲が確認できないという新たな課題も増えてきた
井上さんは「希望はあるので誰かしらに伝えなければいけない」と話し、
データや大切なものをどう扱ってほしいかを整然に伝える重要性を説いています
デジタルに苦手意識を持つ人とは一緒にアプリを操作しZoomなどで交流ができるような支援も行う
「こういうもので私たちがつながることができるんだよ」と伝えながら
高齢者がデジタルとうまく付き合うための情報を今後も発信していきたいという井上さん
認定NPO法人エンディングセンターの活動のキーワードは緩やかな共同性
そして家族や血縁に変わる緩やかなつながり
毎日話しかけるような関係でなくても誰かの視野に入るということだけでも
互いに互いを気にかける地域のつながりになり得る
「自分が生きてきたことをなかったことにしないで生きる」「死を考えながら生きると楽しく輝いて生きれる」と井上さんは言います
自分が大切にしてきた写真や作品、趣味の道具などを誰にどう託すか。
今の世の中何があるか分からない。だからこそ若い世代や家族も含めてみんなで考えていくことが大切という井上さん
自分の残したいものやこれから大切にしたいこと
まずは身近な人や信頼できる相手に話すことから始めてみませんか
今回のまちのえんがわキャストは以上で終わりです
皆様の活動の参考になるところがあれば幸いでございます
この番組の感想はYouTube、stand.fm、listenなど
配信環境のコメント欄で受付しております
ぜひコメントをお寄せいただきますと幸いです
今後もこの番組ではさまざまな拠点で地域活動
コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介してまいります
それぞれの視聴環境にてポッドキャストの購読ないし
チャンネル登録などをしてお待ちいただけると幸いです
それでは今回聞いていただきましてありがとうございました
また次のまちのえんがわキャストにてお会いいたしましょう