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#03「街・謎・物語」の三位一体!見慣れた街を舞台に変える周遊体験の作り方
2026-07-15 28:52

#03「街・謎・物語」の三位一体!見慣れた街を舞台に変える周遊体験の作り方

水戸の街で開催中の「君色オセロ」を題材に、周遊型謎解きに欠かせない「街・謎・物語」の絡み合いについて語るエピソード。なぜ水戸発祥のオセロをテーマに選んだのか。看板を見上げ、振り返るという些細な動作に、どのような物語を重ねていくのか。日常の風景が非日常に変わり、私たちが主人公になる体験づくりの裏側に迫ります。

 

::::::::::今回のお話::::::::::

街をみんなで巡る謎解きツアー/街と謎と物語の必然性/オセロのように「街」をひっくり返す/振り返る動作が没入感を生む/日常の風景に潜む伏線回収/体験を通して育まれる愛着/自ら何かを成し遂げるということ

 

::::::::::出演者::::::::::
横山黎(よこやま・れい)/作家・謎解き制作団体「Mito Escape」代表・木の家ゲストハウスマネージャー
佐野匠(さの・たくみ)/編集・ライター・フォトグラファー・WORKLIGHTS発行人

 

::::::::::Mito Escape::::::::::
公式Webサイト: https://mitoescape.studio.site
X (Twitter): https://x.com/MitoEscape
Instagram: https://www.instagram.com/mito_escape/

 

::::::::::水戸まちなか謎巡り『君色オセロ』イベントページはこちら::::::::::
2026年11月29日まで開催中!
オンラインで謎解きキットをご購入いただけます。
https://mitoescape.studio.site/mitonazo

★謎解きキットは、水戸市内の下記店舗でも販売中。
川又書店 エクセル店
シェアベース「migiwa」
スーパー銭湯やまの湯
自由室「みちの」
水戸芸術館
メガネのクロサワ水戸本店
洋風居酒屋トチロー
ワイン&チーズKirsch

※オセロは登録商標です TM&©Othello,Co.and MegaHouse

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サマリー

本エピソードでは、水戸市を舞台にした周遊型謎解きイベント「君色オセロ」を例に、街・謎・物語の三位一体で没入感のある体験を創り出す方法について掘り下げます。作家・謎解き制作者の横山黎氏と編集ライターの佐野匠氏が、題材選びから物語の構築、参加者の感情曲線まで、体験デザインの裏側を語ります。日常の風景に物語を重ね、参加者が主人公になることで、街への愛着を育む仕組みが明かされます。

周遊型謎解きの魅力とMitoEscapeの活動紹介
横山さん、周遊型謎解きって、謎があるだけじゃ成り立たないらしいじゃないですか。
そうなんです。
こんにちは、Mitoの謎解き制作団体MitoEscapeの横山玲衣です。
こんにちは、WORKLIGHTS Publishingの佐野巧です。
このポッドキャストでは、街を歩いて謎解きを楽しむ周遊型謎解きの魅力と可能性をたくさん語っていきます。
あの、先ほどちょっと気合の入ったお返事から始まったんですけれども。
いやこれもうね、びっくりマークがついてますから。
ちょっと自由な感じでいいですよとはお伝えしたんですけれどもね。
いやもうね、これはもうつかみですから。
はい、ありがとうございます。
力強くなってくださって。
ありがとうございます。
そんな力強く答えていただいたMitoEscapeの謎解きなんですけれども、
ちょっと前段というか話の話題の特化にとして、
今あの、周遊型謎解きの中で、
キミイロウセローをやっていますと。
もちろん本編としての謎解きもあるんですけれども、
ガイドツアーも行っているっていう風に。
そうなんですよ。
おっしゃっていただいて、どんな感じで行っているのか教えていただきたいです。
街歩きイベントと謎解きの融合
そうですね。
Mito謎ツアーというイベント名で何回かこれまでやってきたんですけれども、
個人的にやってたものも含めると全部で5回かやってきました。
最初の時は、7月29日のイベント開始日にやったんですけれども、
その時にオープニングイベントとして、
水戸駅の北口で青空をせろっていうイベントをやったんですよ。
その終盤に水戸謎ツアーをやるというところで、
今回販売場所として協力いただいているメガネの黒沢さんの黒沢社長とか、
あとはオセロの産みの親を父親に持つ野瀬川武さんという方がいらっしゃるんですけれども、
その方がイベントも来てくれたので一緒に巡ったりとか、
そういう感じで1日目、初日のツアーはやっていきましたね。
それ以降も本当に他世代の方が参加していただいてまして、
また別に僕の知り合い、仲間を呼んで一緒に謎解きをやるっていう風に行ってますね。
内容で言うと水戸の街中案内とプチ謎解き体験みたいな、そういうイメージなんですかね。
そうですね、普通周遊型謎解きをやろうってなったら、
友達とか家族とかあるいは一人で街を歩いて謎を解いていくんですけれども、
その街を歩くのをみんなでやるっていうイメージですかね。
なので街歩きイベントwith謎解きキットみたいなイメージがいいかなと思いますね。
なるほど、そうすると本当に周遊型謎解きの入り口の入り口みたいなところを、
まずはちょっと楽しめるみたいな感じですかね。
そうですね、でも基本的に謎解き水戸謎の全部の家庭ストーリーをみんなで追っていくので、
なので何でしょうね、より交流が生まれるし、街の中をいろんな人が集まるんで水戸のことを知れたり、
そういうのが面白いなと思ってくれてる人が集まってくれてて、
結構満足度も高くやれてるかなっていうふうに思ってます。
いいですよね、街を巡って会話をしていく中で、
水戸の地域とか文化的背景とかそういうところの関心も高まっていくんだろうなっていうのが印象としてあります。
周遊型謎解きにおける「街・謎・物語」の必然性
ちょっとそれに関連してというか今回のテーマでもあるんですけれども、
周遊型謎解きを作っていくときに謎だけではダメ、街歩きだけでもダメっていうところが結構ポイントだと思っているんですけれども、
その理解ってオッケーですか?
そうですね、まさにおっしゃる通りで、あんまりこういうことをいろんなところで言えないんですけれども、そうなんですよ。
どっちかだけじゃダメだし、両方ちゃんと満たして初めて周遊型謎解きになっていく。
もちろんいろんな人がいろんな話をすると思うんですけれども、やっぱり僕は物語っていう言葉が正しいのかわからないんですが、
ストーリー性だったりとか筋みたいなものは周遊型には必要だなというふうには思ってて、
他の脱出ゲームとかにも謎解きとしての筋はあるんですけれども、謎解きとしては綺麗なんですよね、美しいんですけれども、
周遊型ってなった場合は謎解きの筋が通っていればいいっていうわけでもなく、
やっぱり周遊するからある程度余白がないといけないし、かといって余白がありすぎると取り留めのないコンテンツになってしまうので、
それをシュッとストーリーだったり演出とかで筋のあるように工事しないといけないし、そこが結構難しいなと思ってて。
なんかそこの余白、程よい余白を作らなきゃいけないっていう、しかもおそらく街を舞台にしているからこそ必然性も作らなきゃいけないんだろうなって思って、
そこが周遊型謎解き、特にミトエスケープさんが作る謎解きの面白さで難しさ、両方あると思うんですけれども、
そこでいうとおそらく黄色オセロのことを話していただきながら、この周遊型謎解きの中におけるこの街と謎がつながっていく、どういうことなんだろうっていうのがわかってくると思うんですけれども、
「君色オセロ」のあらすじと題材選びの理由
ちょっとまずそもそも黄色オセロってどういう物語の中で進んでいくものなのか、まずはあらすじを教えていただきたいです。
はい、じゃああらすじを簡単に説明させていただきます。
ミトの街中を歩いていたあなたはトイロと名乗る大学生とLINEでつながる。彼女は色を失った世界、オセロワールドに迷い込んでいた。
お願い、私をこの世界から連れ出して。あなたはミトの街中に隠された謎を解き、トイロの運命をひっくり返すことができるのか。です。
ありがとうございます。ミトの街を歩いたことがある方は想像つくかもしれないんですけれども、ミトの街の雰囲気と比べてだいぶやっぱりファンタジー要素があるし、
そうですね。
ちょっとアニメとか映画で出てくるだろうなっていう世界観を結構払ってますよね。
そうですね。
やっぱりここが一つの物語になっていて面白さであると思うんですけれども、例えばこの物語だけでも成立しないわけじゃないですか、当然のことながら。
その街歩きがある、謎がある、物語があるっていう要素それぞれを絡めていくのが作る側の難しさ、頭を使うところであると思うんですけど。
ちょっと質問で、そもそもこのミトの街を舞台に中油型謎解きを作っていきますってなったときに、横山さんってまず何から始めるんですか。
横山 そうですね。今回でいうと一番最初は題材でしたね。つまりオセロ。オセロを題材にしたミトの周遊謎を作ろうっていうふうに思ったのが最初ですね。
というのも今回ミトの街で大体的にやるのが一発目ってこともあって、ミトらしさはあるし、けれどもそこまでなんでしょうね、いわゆる納豆とかミト公文とかちょっとあるじゃないですか。
まあなんかザミトなコンテンツってありますよね。 横山 もちろんそれはそれでいいと思うんですが、なんかそうじゃないところでかつ僕らのミトエスケープの持ち味みたいなものを活かしながら作れる題材ないかなと思ったときにオセロを思いついて。
そこからじゃあオセロを使った謎解いてどういうギミック、つまり仕掛けができるのかを考えたり、オセロを題材にしたストーリーを紡ぐってことはどういう物語、どういう主人公がどういう体験をしてどういう変化を起こさせるかっていう、そういったふうに連想ゲームというか着想してたという感じですね。
その物語を作っていく、そのオセロを使ったからどういう物語がいいんだろうってそこをつなげていくのがすごく難しそうだなと思ったんですけど、そこはどうしてるんですか。
そうですね、今回でいうとなんでオセロを決めたかっていうと、ひっくり返すものじゃないですかオセロって、とかあと白とか黒とか、白黒のコマがある石があるんで、そういったところが要素として面白いなと。
なんかこれを題材に謎解きもそうだし物語もそうなんですけども、これをうまく使って謎解きに物語に組み込んでいけたら面白いなっていうふうに思ったんですよ。ここに関してはなんでしょうね、ネタバレっちゃネタバレなんですけど、ここは言っていいかな、言っていいかなって思うんですけど、
ギリギリな感じを まあさっきあらすじでトイルの運命をひっくり返すことができるのかっていうふうに問われたじゃないですか、てことはそれはトイルの運命をひっくり返すのがゴールなわけですよ。なのでこれはもうひっくり返す物語なんですよね。
ってことを考えた時に、ちょっとメタ的な話ですけれども、水戸の街まだまだ謎解き文化がない、そういったところで初めて大々的に水戸の街で謎解きやる、で謎解きの文化を芽吹かせていくっていう、僕らのやる仕掛け、今回のオセロの謎解きを使って、まるでオセロのように街を自分たちの色に染めていくっていう、
ひっくり返していくっていう、そこがなんか綺麗だなって思ったんですよ、そもそも。これはもう謎解きとかストーリーとか関係なく、僕らのその姿勢というかそういった話なんですけども。
なるほど。
ってことを考えた時に、じゃあ一発目はこれもうオセロで申し分ないねっていう風に自分の中では納得いった感じですね。
いいですね、このやっぱオセロっていうものを使って物語も作っているし、物語の中でもそうだし、水戸エスケープさんの姿勢としてもこの水戸の街をもっとよくしていきたいんだっていう姿勢も示しているっていう。
なんかよく思いつきましたね、すげえ。でもそっかそうすると本当に、納豆とか水戸三津二孔とか梅とかいろんな要素があるじゃないですか、水戸といえばの中で、なんでオセロを選ぶんだろうっていうところにも本当に必然性が乗ってきますよね。
そうですね、まあ本当にもちろん快楽園舞台にした謎解き作りましょうってなったら作ると思うし、水戸鴻門舞台にした題材にした謎解き作ろうとまだ作れるんですけれども、でも今回一発目でやる意味とかを考えた時にいやオセロでしょっていう結論になった感じですね。
第2候補とかなかったんですかやっぱり、でも候補はありましたよ、それこそ快楽園とか水戸鴻門とか、あと千葉湖のちょっと民話絡めて大太郎ぼっちの伝説とかあると思うんですけども、大太郎ぼっちの足跡が千葉湖みたいな話があるので、それ結構地形を活かしてるし、水戸というか茨城ならではのコンテンツになるし面白いなと思ったんですけど、
より面白みを感じたのがオセロだったので、今回はオセロだなって。
そこの面白さっていうのはやっぱり自分たちのこれからの姿勢を示すとかもそうだし、あとやっぱこのひっくり返すという動きの部分もそうですかね、面白さとして。
あとはそもそもオセロをギミックとして使ってる謎解きがあんまり思い当たらなかったんですよ。これは他の詳しいメンバーとかにも聞いたけど、確かにいわゆる小謎っていう一問一答の謎があると思うんですけども、そこでオセロの要素が使われることはあるんですけども、全体を通してずっとオセロみたいなコンテンツはないんですよね。
っていうのもあったし、そこで唯一性というか独自性もあるなっていうのを感じたので、いろんな要素が絡み合ってオセロだってなったって感じですね。
街・謎・物語の設計プロセス
なるほどな。ちょっと質問次に進めさせていただくんですけど、そういった着想があって、こういう物語にしていこうっていうのがあって、かつ物語の背景には思いとか地域性とかいろんなものが絡んでいくと思うんですけど、それがあった上で、街を歩くことと謎を解くことと物語をなぞっていくっていう3要素。
これなんかどう設計するのか、そのバラバラで考えているのか結構絡み合わせながらあれこれ悩んで組み立てていくのかどうやって作っているのかなっていうところですね。
いやーそうですね、こればっかりは僕らがプロデュースするっていうのが今回が初めてと言っていいんでしょうね。本当にやったことがなかったっていうのもあって、全部考えてやんなきゃいけなかったので、そこはもう手探りだったので、明確にこうっていうのがあんまり言えないかなって思うんですけど、
ただやっぱり全部が連動してるんで、歩くこと、謎を解くこと、物語をなぞることってなった時に今回の謎って3部仕立てというか、第1章、第2章、第3章という風に分かれていて、じゃあ歩かせるけれども、じゃあどの章で歩かせようかとか、言ってしまえば今回第1章はどこでも解ける謎で、第2章は歩いて第3章もどこにでも解ける謎みたいな感じで、
設定しているんですけれども、これの組み合わせが物によっては全然バラバラのコンテンツもあるし、じゃあそれ今回においてはなんでこれをこの配置にするのかっていうのも結構考えないといけなかったし、ひたすらイメージトレーニングですかね。
ちなみに、とっかかりとしたこのさっきの3要素、街を歩く、謎を解く、物語をなぞるで言うと、まずどこから行きましたか。
街を歩くかな。
どういう動線で歩いてもらったらいいのかなみたいな。
そうですね。まあでもそこは難しくはあんまりなくて、基本的に今回許可を取りに行こうと思った謎解きスポットが大通りメインにあったので、なので大通りを中心に歩いていくから、小道がここにあるからじゃあこういうルートがいいかなとか、そういうのはあんまり考えず。
実際に自分が歩いてみて、これぐらい距離があるなとか、ここ境になっててちょっときつさを感じるかなとか、これぐらい全体歩いてみて、これぐらいだったら初心者の方もギリギリ疲れず楽しめるかなとか、そういうのを1回味わいましたね自分で。
もうそこは地道な方法でやるんですね。ちなみに物語の舞台というか、歩くエリアは水戸駅の北口出て、西側に行く55線の道路のあのエリアですよね。
そうですね。 緩やかに上り坂になっているっていう。 そうですそうです。 確かになぁ。そっかそれがあって、前回かな話していただいたこの場所から見ないと謎が解けないとか、やっぱそういう地形的な地理的な謎解きヒントもあるじゃないですか、も含めながら考えていくっていうことですよね。
そうですね。その参加者がここに立ってこの看板を見上げるな、でその後にどういうストーリーを載せようかとか、今回その第2章が謎解きスポットを巡るんですけど、あるスポットでその看板を使って解く謎があって、その謎の答えをLINEで送ったらちょっとエピソードが出るようになってるんですよ。
自動メッセージが。そこでその看板を見上げてます、その振り返ったところにある建物の話をしてるんですよ。
それってそこのLINEを打ってるときはまだその場にいるよね、で振り返ったときにこの建物の話をしてるんだっていう、その動作とかも結構考えてて、それが看板のある建物の話をしてるでもいいんだけど、僕としては振り返ったときにある建物の話をした方がよりちょっと没入感というか。
なんか本当にスマホの画面だけで完結させるというよりかは、振り返るっていう動作でもう街を一回見渡すじゃないですか。
それが本当にこの街に来てるなとか、この街で謎を解いているんだなって感じになるんだろうなって思いました。
そうですね。本当に視線を動かすとか、体を動かすとか首を回させるというか、なんかそういったところも含めて結構考えてたし、そのLINEの構築、ストーリーの設計もしていったっていう。
そこが本当に街を歩いて謎を解いてってなるじゃないですか。そこに物語も乗っけるわけじゃないですか。なんかちゃんとLINEでメッセージを入れて振り返ってっていう動作に多分必然性を持たせるのが物語なのかなって思ったんですけど、いやそれ難しくないですか。
まあそうですね。さっきの振り返るの話はでいうと、イベントとしてというか体験コンテンツとしてのLINEというかその話だと思うんですよね。それとは別個でストーリーを進めるわけなんですけれども、そこに関してはなんだろうな、なんか僕が結構伏線回収が好きなタイプの作家だったりもするんで。
その謎解きもそうですけど、最初の方にあった一言だったり要素が最後に回収されるみたいな。なんかそういったところを丁寧に組み取っていくと、まあ普通に物語としては最低限面白いものになるっていう風には信じてるので。
参加者の感情曲線と没入体験の創出
そっかそっかそっか。たしかに嬉しさありますね。あ、あそこで言われてたのってここで見えるこれのことなんだみたいな。
そうなんですよ。それこそまあ主人公が今回トイロちゃんというオセロワールドに舞い込んじゃうわけですけども、じゃあなんでオセロワールドに舞い込んだのかとかそれも一つのミステリーになってるわけですし、そっからじゃあ協力して謎を解いていくわけなんですけど、
その間にもトイロちゃんの過去の話だったりとかそういったものをLINEを通じて知るんですよね。それによって参加者はトイロちゃんはこういう過去があって、今こういうオセロワールドに舞い込んでて、で自分が助けなきゃいけないんだっていうその参加者の感情曲線みたいなのも考えながら作ってるっていう感じですね。
さすが作家でもある横野さんって感じですね、そこはね。そういう感情曲線もそうだし、あとトイロちゃんの言っている例えば発言なのか体験の話なのかがちゃんと水戸の街の中にある実際の建物とかそういうところにちゃんと絡んでいたりとかして、なんかそういうところで本当に没入って感じですね。ただ小説を読むっていうのとはまた違う。
そうなんですよ。だからやっぱり街中だし、いろんなノイズが多い。人はビュンビュン通るし、車通るし、生活もいっぱいするから、そういう意味ではすごい日常的だし、没入感は作れないはずなんですけど。
でもそういう街を自分で歩くとか、自分で謎を解く、自分で物語を進めるっていう体験を通して、最終的には一つの映画を見たかのような、見たかのようなというか一つの映画を自分で体験したかのような、そのトード人物の一人になって体験できたなっていうふうに思える。
これ、やっぱり参加していただいた方々に、この謎解きのストーリーを通して、ストーリーそのものもそうだし、水戸の街をどういうふうに楽しんでもらいたいっていうのがありますか。
今回オセロ題材にしているので、オセロの裏話だったりとか、あまり知られてない話とかも結構話題にしているので、それを知ることによってオセロについて理解を深めてくれるっていうのもすごいいいなって思うし、それを通して水戸の街にそういうオセロの歴史があって、
街を歩くことによってこういうお店があって景色があって、もしかしたら人とすれ違ってコミュニケーションが生まれたりとかするかもしれないんですけれども、総括して言えば水戸の街に少しでも愛着を持ってくれたらなっていう、そこにつけるかなと思いますね。
オセロのことだってwikipediaで調べて理解するのとまた違うね、理解の仕方だと思うんですよね。 たしかに何て言うのかな、ただ読んでああそういうことなんだってなるのと、体験を通して知るのとで結構違いがあるような気がしているんですよ。
でちょっと思い出も込みであるし、そうなってくるといいですね、街へのアプローチが変わってくるっていうか、そもそもあれですよね、謎解きの参加者ってただの参加者っていうだけじゃなくて、主人公みたいな感じじゃないですかね。
なんかそこを主人公にならせてくれるから、水戸の街良かったね、なんか面白かったねってちょっとより思えるんじゃないかなって思いました。 いやもうおっしゃる通りですね、主人公になれるのがやっぱり体験コンテンツの魅力の一つだと思うんで。
だって今回はトイロちゃんからちょっと助けてくれよって呼ばれちゃった人の一人として歩いていくわけですから。 そうですよ、あんまないですからね、助けてって言われることもね。 ヤンヤン確かに、しかも普通にリアルに言われた時って本当にやばい時ですからね。自分なの?みたいな。
でもいいな、このやっぱり主人公感は味わってほしいですか? いや味わってほしいですよ。それこそなんか一番最初の企画書とかに3本の矢みたいな風に書いたことがあったんですけど、そのうちの一つとして自分で体験して自分で主人公として何かを動かすみたいな。
まっすぐその何かをひっくり返すっていう体験はイベントとして体験するっていうのもそうですけれども、結構生きていく上でというか、なんか自ら何かを成し遂げるっていうのは大事なことだなというふうには思うので、そういう意味でも主人公の体験をするっていうのはすごい魅力的なことなんじゃないかなというふうに思ってます。
ちなみにこの主人公になれるっていうのは、主流型謎解きの結構一般的にそうなのか、ミトエスケープさん的にはその意識がちょっと強めなのかっていうことですか? ああそうですね。これまた主人公をどこを捉えるかっていう話になってくると思うんですけど。
物語重視の謎解き制作と今後の展望
物語論みたいなものになりそうですね。 そうですね。なるんですけれども、なんかまあ僕の感覚ですけれども、僕の感覚他の主流型謎解きはそこまでストーリー性みたいなものはあんまり重視してないと言ったらちょっと語弊がありますけれども、なんか映画みたいなドラマティックな展開みたいなものはないなと思うんですよ。
ちょっと日常系というか、こういうことがあったんだね、こういうことがあったんだね、自分はこうなんだけどみたいな。なんか本当にずっと友達と話してる感覚で進んで終わるみたいなのが結構多いなっていう印象があるんですよね。ただ僕らはストーリー性というか物語を大事にしたいっていうのもあるので、そことちょっと抗って。
そうか。なんか視点がちょっと客観的に謎とかマッチを見ているのか、よりこの主人公として一人称目線でその世界を楽しんでいるのかみたいな、そこの違いが面白そうですね。
そうですね。
これもきっといつかちょっと別の機会に伺おうと思うんですけれども、横山さんが小説家だからそういうふうになっていくんだろうなっていうのも。
いや、そうだと思います。
と思います。実は小説家っていう横山さんなんですけれども。
はい、こうなります。
そうですよね。ということで今回はマチと謎と物語、この3要素が織りなしていく面白さどう作られているんだろうっていうお話について伺わせていただきました。今回もたっぷり話していただいて振り返ってみてどうですか。
そうですね。なんかいいですね。こういうあんまないじゃないですか、物語について物語作りに関して語るっていう場は。
確かに。うんうんうん。
ありがたいですね。こういう機会をいただけて。
とんでもないです。でも確かにこの創作の裏側、考え方を話すってなかなかないかもしれないですよね。
うんうん。
あとなんか横山さん以外の方ってどういうふうに物語組み立てていくのか気になりますね。
確かに。確かに。
だってこれは僕がやってるやり方でしかないわけで、他の人はなんかもうちょっと体系的にというかシステム的にやってるのかもしれないですし。
うんうんうん。
確かにそれは僕自身ちょっと興味ありますね。
そうですよね。なんかねそういう人のお話を伺う回もできたらいいなと思っております。
はい。
はい。ということで今回はこの辺にして続きは次回にしていきたいと思います。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
イベント告知
ここで横山さんからのお知らせです。
2026年4月29日から11月29日の期間にミトエスケープがプロデュースした主流型謎解き黄色オセロが開催中です。
茨城県ミト市を舞台にミト発祥のゲームオセロをキーアイテムとして扱った謎解きイベントです。
ミトの街の歴史や文化、色を味わいながら没入感のある謎解きの物語を楽しむことができます。
参加方法や楽しみ方は概要欄にあるリンクからご覧ください。
謎解きギットは川端書店エクセル店、シェアベースみぎわ、スーパー銭湯山の湯、自由室みちの、ミト芸術館、メガネの黒沢ミト本店、洋風居酒屋とちろう、ワイン&チーズキルシュにて販売しております。
またオンラインでも購入可能です。たくさんのご参加お待ちしております。
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