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2024-03-10 06:57

芦田愛菜になるのは諦めて、まる子の生き方を取り入れよ。

ちびまる子ちゃんの声優TARAKOさんの訃報を受けて、
大好きなさくらももこ先生の話をしました。

さくらももこのエッセイには自分が生きやすくなる話がたくさんあります。

🍑もものかんづめ (集英社文庫)
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#TARAKO
#さくらももこ
#エッセイ
#芦田愛菜ちゃんにはなれない
#アホな自分を受け入れてアホはアホらしく生きねば
#中村淳彦

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おはようございます、なっちゃのです。今日はですね、ちびまる子ちゃんの声優でいらっしゃる、たらこさんが亡くなられたっていうところで、
今日はただたらこさんのお話ではなく、たらこさんから回想した、さくらももこ先生についてお話ししていきたいなと思っています。
その名もズバリですね、賢者になれなかった私をまる子の生き方を参考にせよということでですね、
ちょっと突然昔話をするんですけど、私幼少の頃から、すごい活発な姉と比べられて生きてきたんですね。
お前は泥まぐずどうじとか散々言われてきたんですけど、それでも別に虐待されてたとかじゃなくて、大切に育ってもらったなっていうふうにちゃんと思ってるんですけど、
たぶん自分にないものばかりを人に見てしまうっていうのは、姉からスタートしてるんじゃないかなと思うんですね。
姉はどんな人かっていうと、ハイパーフッカルで一度やると決めたら200%やるんですね。
中学受験を姉はしてるんですけど、の時は親はたぶんそこまで望んでなかったと思うんですけど、
自分の学校が荒れてるから他に行かせたいなくらいで、やるならどうせならいいところの方がより嬉しいなくらいの気持ちで姉に中学受験させてたと思うんですけど、
それでも狂ったように勉強して、小学生に10キロ体重が落ちたんですね。
もともとは別に中肉中背っていうか、普通の体型の小学生がガリガリになって、まさに寝食忘れて勉強するとはこのことだなっていうような感じで勉強してたんですね。
でもいいところ行けたから良かったのかもしれないんですけど、あとは体力をつけるって決めたら、その日から継続的に走って、それも小学生の時くらいから継続的に走って、
大学生の頃に陸上部に入っていて、東京マラソンに出て、女子の部で150何位とか、とにかく150台の順位でゴールして、
あれって参加者数、総参加者数、男女合わせての参加者数が4万人弱ぐらいいるはずなので、相当上数パーセントの話なんですよね。
ということで、とにかく200%やるとか、とにかく動かずにはいられないみたいな、あの性格が私とは先反対だったんですね。
そういうことに比較して全てが普通の私はですね、常に姉と比較されてきたし、自分でも相当してきたんですね。
されてきたっていうのは、近い親だけとか祖父母だけに留まらず、親戚とか顔を合わせれば、あれマラソンの子とか、あなたが噂のお姉ちゃんみたいなところから入るんですよ。
そこから聞かれて、いや違うんですって言うだけです。違うんですって言ったところで、あれのようにマラソンの子みたいに丸々のあなたですかっていうその丸々の部分が自分には全くないわけですね。
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自分には何もないっていうことを思いながら多分ずっと生きてきて、そんな毎日を送って勝手に姉を恨んでですね、どうしたら姉をより傷つけられるかっていうことまで真剣に考えてたのが中学生ですね。
そこからはもうお互い小学校から姉を知ってる人もいなくなったっていうこともあって、比較的のびのび生きてこられたかなって思ってるんですけど、そんなね、そんな人生を送っても各有姉はですね、今じゃあバリキュアリーで海外とか飛び回ってるのかって言われれば全くそうじゃなくてですね、
ブラックの公務員してるんですね。普通のままになってるんです。
当時はもう世界がそこだけなので、そこに一生懸命とらわれちゃうんですけど、そんなことしなくてもいいなって今ならすごく思えるんですけど、
まあでもそんなふうに自分に持ってないものばかりこう人に見る、見て羨むみたいな癖が今でも抜けてないんですね。この放送でも多分散々言ってしまってるんですけど抜けてなくて、まあそんなふうに自分のことを回想するわけです。
桜桃子に話を戻すとですね、桜桃子がいろんなエッセイ出してるんですけど、桃の缶詰から始まるというか始めとするエッセイがすんごい大好きで全部読んでるんですね。
もうあれは一種ギャグ漫画を読んでいるようなエッセイなんですけど、落ち込んでいてもね、メンタルの処方箋のようにくだらなさにすごく救われるんですね。
桜桃子のエッセイの中で書かれている桜桃子自身は、とにかく同時で信じやすくて、大事な時に体調を壊したりとかして翻弄されながら生きているんですけど、その翻弄されている様子っていうのが何ともくだらないんですね。
水虫退治に全力を注いだりとか、暗記枕買ってでもしょうもなかったりとかですね、いろいろあるんですけど、自分ならどんどん自分が嫌いになっていくような話なんですよ、多分。
でもそれが、なんかこんな風にいろんな人に愛されて、ユーモア溢れて愛しくて面白おかしくて、なんかすごいなって思うんですよね。
桜桃子による挿絵とかがちょいちょいあって、あれもすごく可愛らしくておかしいんですけど、私もね、本当はできるなら足田マナちゃんとかになりたかったですよ。
あんなにユーモアにはとても溢れられないんですけど、自分にできる範囲で自分の中で消化するっていう方がよっぽど生きやすいなっていう風に思ったんですね。
そんな意味で、何か自己嫌悪に陥りそうな時は桜桃子先生を思い浮かべて、、、
桜桃子先生を常に頭のどっかに入れておくぐらいの感じでね、思いました。
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