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おはようございます、なっちゃのです。今日は、昔引っ掛かりかけたマルチ商法についてお話ししていこうと思います。
マルチ商法ってご存知ですかね、ネットワークビジネスとも言われるものなんですけど、
会員がその商品を売ったりとか、さらにその会員への関与をして、その会員に商品を買わせて、そういうことでマージンを稼いでいくみたいな、
数学でいうとこの場合分けみたいな、枝分かれみたいな感じでどんどん連綿と組織が続いていくっていうビジネスなんですけど、
結構高いものをガンガン買わせるのに、みんなでマージンをちょっとずつしかもらえないので、多くの人は多分マイナス収支なんですよね。
枝分かれの組織の現流の人でガッポリぐらいな感じですかね。
よほどSNSでのマーケティングとか営業能力がない限り、知り合いとか友人とか関与してくるので、
友達は失うわ、ポエムに洗脳されててもっと稼ごうとして借金するわとかっていう末路なんですね。
もうがっつりハマった人は、借金して洗脳が解かれるみたいなことがあるっぽいんですけど、
私がマルチに触れたのはこれで最初で最後なんですけど、
社会人になったばっかりの時だったんですよね。
大学生の頃の友人がダイエットに成功してて、やり方としてはファスティング、断食ですね。
その頃断食流行ってて、自分もやりたいなってなんとなく思ってたんですね。
いろんな断食のやり方とか調べてて、
大学1年生で飲み会の洗礼とかを受けてプラス5キロぐらいになって以降、
社会人になってもずっと落ちてなくてですね、微妙に体型にコンプレックスを抱き続けてたんですね。
でもファスティングをやるとしたら下手したら倒れるかもなと思っていたので、
一人でやりづらいなって思ってたんですよ。
だからそういうマルチビジネスとかっていうことじゃなくて、
断食道場とかそういうのがあるので、そういうの行っちゃおうかなとかと思ったんですね。
友人はSNSで体重も落ちたし長年悩んでたニキビも完全に綺麗になったしハッピーみたいな投稿に食いついたので私もやりたいみたいな。
結構仲の良い友達だったんで連絡を取ったら話がトントン進んで、
まず最初にこれだったなと思ったのが、
美容大国韓国でやったら1回2万円する血液年齢測定みたいな、
ちょっとあんま覚えてないんですけど、そういうのやってみないみたいに言われてそこをやるとか言って、
事務所に連れてこられてお姉さまが登場したんですよね。
多分早い人はここで気づくんでしょうね。
私はマルチがどんなものか知らなかったので全然気づかなかったんです。
ファスティング初心者コースの購入をその日に決めて、
高いんですけどファスティング市場が結構高めなんでそんなに別に目立つほどじゃないんですね。
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その市場から見たら普通の値段みたいな状態で、
じゃあやるかと思って、そこからお姉さまとその友人と3人のグループラインが作られて、
ちょっとだんだん黒くなってきましたね。
日常的にそのラインでダイエットを応援されて肯定されて、
素敵とかって言われ続けて、
ダイエットの知識とかもそのラインで送られてきて、
体型の変化の写真撮った方がいいよとか言われ続けてたんですけど、
別に自分のなんかボヨンとした姿見るのやだし面倒くさくてやってなかったんです。
今思えばそれは日常的に関わって洗脳して友人関係をなくしても私たちがいるよみたいな風にして、
体型の話は宣伝に使ってねっていうことだったんですけど、
それからファスティングやるんでもちろん体重は落ちて、
良かったって思ってたところにセミナーとかマージンの話が出てくるんですよね。
あとはファスティングだけじゃない商品の紹介とか、
例えば風呂の水売られるとかですね、風呂の水買わないかとか今を振り返るとやばいんですけど、
それでもまだ気づかないんですよね。
結論から言うと関わってる間ずっと気づいてなくて、
ただずっと言語化できないような気持ち悪さがあって、
引き際を探してたみたいなところが落ちなんですけど、
セミナーっていうのは断れないタイプなんで行ったら勉強会と称して呼ばれたものなんですけど、
単なる事例紹介というか、この商品こうやって使ったら最高だったみたいなこととか、
夫に反対されてるけどこの組織は大切で最高みたいな叫んでたりとか、
ファスティングしてたら体が綺麗になって鳥が肩に止まってきましたみたいな、
めちゃくちゃ気持ち悪いんですけどね。
その時も気持ち悪いなと思ってて、
とにかく気持ち悪さに鳥肌が立つみたいな感じでその場で聞いてて、
この人は本気で目をキラキラさせてこんなセミナーを受けてるのかみたいな、
ちょっと軽蔑しだしたんですね。
あとフルの水はですね、
最初、とっかかりやすいファスティング商品から、
ぬまりそうな人に日常的に使えるシャンプーとか食器洗剤とか、
やたら高額商品を売りつけ始めるんですね。
ダイエット以外興味なかったんでそういうのはちょうどよかったんですけど、
やれ地球に優しいなんとかだとか、
あなたは地球の汚染を日常的に加担してるんだよみたいな、
罪の意識を植え付けられたりとかですね、
そんな感じで高額商品売りつけられたりとか、
あとは魔人の話は初めて出てきた時、
まあ悪くないかなくらいに思ってたんで相当バカなんですけど、
でも抜けるタイミングをずっと探ってて、
LINEでガンジガナメだし、友達もいるしな、
みたいな感じで断りづらかったんですね。
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で、ある日、たぶん同じ組織にいた別の友人、
全然やってることとか知らなかったんですけど、
友人がこういうことやってたんだけどもう辞めたんだよね、
みたいなことをあっきらかんと言っている様子を見て、
ハッとして背中を押されたんですよね。
こんなに一人で負担に思うことってないんだなって思って、
辞めた直後くらいに冷静になって、
あれは何だったのかって振り返ったら、
あれが噂のマルチ処方かみたいな感じにようやくなったんですね。
今、インタビューライターになりたいなと思って、
ノンフィクション作家の中村敦彦さんのライター講座を受けているんですけど、
それの自主企画でマルチ処方のインタビューをしようと思っているんですけど、
その理由はあの時の反省をまだ引きずってて、
他人事じゃないなっていうふうにずっと思っているからなんですね。
これから子供が大きくなった時、
もっと巧みなビジネスってどんどん出てきそうだなと思っていて、
そういうことを守るためにもまずは自分がちょっと勉強しようかなというふうに思っています。
私が誘い込まれた友人はですね、
SNSとかでキラキラした言葉を使っていまだに発信しているので、
まだやってるんだなっていう感じですね。
ここまで来るともう多分骨の髄まで染みているので、
もうよほどのことがない限り抜けることはないんだろうなというふうに思っています。
ということで、マルチ情報が私にどのように近づいてきたのかっていうことをお話ししたんですけど、
黒歴史というかね、恥さらしなんですけど、
タイトルだけはこれから正義の話をしようかという名著のタイトルをお借りして、
成仏の意味でお話をしました。
ということで今日の話は以上になります。
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それではまた。
