ネタ出しの考え方
こんにちは、おはなし屋なおとです。今日は、情報発信のネタ出しをする時に、どんなことを意識していますか?と、クライアントさんから質問をいただいたので、答えていきたいなと思います。
僕はライフコーチとして9年、自分のビジネスで生計を立てているものでして、ブログやYouTubeラジオですね、など、情報発信をすることで、全国各地のクライアントさんと契約させていただいて、生活が成り立っているというような、そんな状況のものです。
今日の質問なんですが、ネタ出しをする時に、なかなかうまく何を書いていいかわからないということで、ブログ記事の作成が進んでいない、ラジオが更新できていないという形の相談でした。
これ、シンプルに言うと、考え方が多分ちょっと僕と違うんですよね。
僕は確かにネタ出しで困ることはあるんですけど、ネタ出しで困ったから、記事が書けない、ラジオが投稿できないということはないんですね。
どういうことが僕が伝えたいかというと、書くと決めるってことです。
アウトプットは投稿ボタンを押さないと、悩んで別れでは何もしていないのと同じなので、何て言ったらいいのかな。
書くことがあるから投稿ボタンを押すってことは、書くことがないと投稿ボタンを押さないってことになりますよね。
なので、僕は投稿ボタンを押してから書くことを決めること、違うな。
この入り回しだとノートだったら、エディターを開いて何か書き始めるんですね。
何か書き始めてから、お、何か話がまとまったぞという形で、今日は最後にちょっとリライトをしてこれについて書いていきますみたいなことをすることが多いんですね。
これが何が違うかというと、目的意識が違うということです。
良いことを言おう、受けることを言おう、役に立つことを言おうっていうのが最優先事項に立つと何が起こるかというと、役に立つことが言えなかったら記事を投稿しないという選択肢が取れてしまうんですね。
受けるネタが思いつかなかったら投稿しないという選択肢が残ってしまうわけです。
受けることとか役に立つこと、これ読者視点なんですね。
読者の視点で自分の行動を決めてしまっているので、滑るくらいなら舞台に立たないという感じになってきてしまうわけなんですけど、
投稿の準備と実行
でも実際問題、何が受けて何が滑るのかって、正直その芸人さんでも自分が絶対面白いと思ったものが劇場で受けるわけじゃないし、
逆にこれが受けるの?ということがどっかんどっかん笑いが取れたりするわけですよ。
だからやっぱりM-1とか毎年僕見ますけど盛り上がるんですね。
いつだったかな、去年だったか一昨年、M-1の決勝でさやかっていうコンビが見せ算っていうネタをやったんですよ。
言葉で説明するのすごく難しいから、気になる人はさやか見せ算で検索してほしいんですけど、
ものすごい難解なネタでした。
僕も正直理解できなかった。全然理解できなかったけど、さやかってめちゃくちゃ実力派なんですよ。
で、第一ラウンドめっちゃ受けてたから、これも普通にやったらさやかが取ったやろみたいな回だったのに、
さやかはそこで決勝で見せ算をやったんですね。見せ算の説明ができない。
なんかこう、見せ算っていうネタをやったんですよ。
で、その後さやかとかがM-1の反省会とかに呼ばれて、なんで見せ算をやったのかみたいな、めっちゃ聞かれるんですけど、
勝ちたかったんじゃなくて見せ算で勝ちたかったって言うんですよ。
で、全然受けなくて3番だったんですけど、それぐらい実力のある芸人さんでも、
M-1っていうもう芸人が一生に一度夢に見るような決勝の舞台で、
いちかばちか見せ算をやって大滑りするっていうことがあるんですね。
これで僕たちが何を学ぶべきかというと、基本的に何が受けて何が受けないかというのは、
自分の頭の中で完結するようなことじゃないってことです。
出してみないと分からないという要素がどうしても半分以上あるので、
それを自分の頭で考えて受ける受けないを判断するということは、
実はこれは結構非合理的なことをしてしまっているんですね。
まあいいんですよ。非合理的なことをしてしまっているのはいいんだけど、
それで自分の投稿ボタンを押すか押さないかという、
自分が完全にコントロールできるところに影響を与えてしまっている。
これが問題なんです。
だって投稿ボタンを押すか押さないかは、受ける受けないとないのか違うわけですよ。
だってボタンを押せばいいんだから。
ボタンを押せば受ける可能性が1%でも2%でもあるわけですよ。
でも今日はネタがまとまらないなとか、話がまとまらないなって言って投稿ボタンを押さなかったら、
受ける確率ゼロなんで、役に立つ確率ゼロ、ファンが付く可能性ゼロなんですよ。
だから情報発信においては、M1みたいに1年に1回しか決勝がありませんという話じゃないわけですよね。
だったら毎日M1が開催されるみたいなもんですし、1日に2回やっても3回やってもいいわけですね。
つまりエントリー回数が無限なわけで、
1%でも2%でも誰かに刺さる可能性があるコンテンツを出した方がいいというのが、
情報発信者における結論なわけです。
それで受けるかどうかというのは分からないわけですし、
自分で決められないのであれば、
あとはどうにでもなれというのが最高に合理的な判断じゃないですかねという考え方があります。
なので僕はネタ出しはどうしていますか。
ネタ出しはどうしているかと言われれば書き始めてから考える、
喋り始めてから考えるということが多いですね。
具体的にどうしているか、もうちょっと解像度高く答えると、
話したいことがまとめられている時はもうすぐそれについて話します。
僕はだいたい散歩しながらラジオを撮るように決めているんですけど、
じゃあラジオを撮るかと準備するじゃないですか。
10分くらいは考えるんです。
10分間で浮かんでくる時は、
だいたい最初の1,2分でも喋ることが決まっていて、
どこから喋りだそうかということを考えているんですけど、
なんで喋ることが決まっているかと言ったら、
ラジオを撮るぞとする前からずっとラジオのことを考えているので、
ラジオを撮るぞと言ってからラジオのことを考えないんですね。
何なら昨日、僕は朝散歩しますけど、
昨日の夜くらいから考えています。
明日のラジオでこれ喋ろうかな、あれ喋ろうかなっていうのを2,3個ぐらい準備していて、
朝起きて寝起きの頭に残っていたものを、
朝の準備をしながら作っていくって感じですね。
朝散歩したらもう速攻喋り始めるっていう感じなんですけど、
準備できていない時ってどうしてもあります。
その時は10分くらいは歩きます。
何を喋ればいいかなと考えながら歩くんですけど、
10分間経った時はもう時間切れっていうことでボタンをポチッと押しちゃいます。
押しながら喋ります。
行動の重要性
これはノートも一緒ですね。
僕最近ノート手打ちでゼロから書くことってあんまりないんですけど、
ノート書く時も毎日習慣としてやるんだったら、
ノートを書く時間になるまでにもうちゃんと考えておく。
ちゃんと正しいネタ出しをするんじゃなくて、ネタって出すことが大事なんですよ。
ネタを出すのは何のためかと言われると書くためですよね。
書くのは何のためか。
投稿ボタンを押すためなので、
ネタ出しがうまくいかないから投稿ボタンを押せないってもうずれちゃってるわけですよ。
ネタというのは書くためにあって、書くというのは投稿ボタンを押すためにあるんですね。
僕たちのすべての行動は投稿ボタンを押すにつながるので、
あなたが考えていることが自分では全然思わないなと思ったとしても、
ボタンを押してるんだったらあなたがやってることで間違ってないんですよ。
裏を返せばあなたがどんだけ正しいことを考えていようと、
あなたが正しいことを考えているせいで投稿ボタンが押せていない、
投稿頻度が下がっているのであればあなたがやっていることはずれている可能性が高いですね。
そういうシンプルな考え方をしたらいいんじゃないかなというのが僕の考えです。
ネタ出しするときどうしてますかという質問に関しては、
僕は基本的にまず投稿する時間を決めてます。
ルーティーンに組み込んでます。
大体ラジオは朝の散歩の時に撮ると決めていて、
そのルーティーンが始まる前までに頭でモニョモニョします。
それはあくまで書くためにモニョモニョするのであって、
ネタ出しの重要性
当てるためにモニョモニョするのではないということをまず押さえておいてほしいなと。
モニョモニョがうまくいっていれば、
もう散歩が始まった瞬間に撮れますわ。
だけどうまくいっていなかったら、
僕でも10分ぐらい無言で歩いちゃうことがあります。
10分ぐらい無言で歩いた後に、
今日は準備不足であったと思ったら、
ラジオのボタンを押しちゃいます。
押しながら喋ります。
考えるという行動、
録音ボタンを押さないで考えるかと一緒です。
押して考えます。
そうすると、
大体10分考えても出てこなかったけど、
喋りだしたら、
1,2分で出てきたりするんです。
オートマチックに喋れるようになっているので、
さっさと録音ボタンを押しておけばよかったと思って、
録音を終了します。
それで音声ができるので、
その音声に名前を付けて、
あれで統合ボタンポチリという感じですね。
それが終わったら、
今日は月曜日ですので、
クライアントさんの返信の日報を
送ってもらっているので、
その返信の仕事と、
朝はYouTubeの撮影をやると決めているので、
それに向かって取り掛かるみたいな感じですね。
なので、質問をくれたクライアントさんもそうなんですけど、
ネタ出しというのは、
何のためにやるかということを考えていただきたいんですね。
多分ネタ出しがうまくいかないと考えている時って、
ネタ出しの段階で成功しようとしていませんか?
読者さんに刺さる内容を作ろうとしていませんか?
違いますよ。
刺さるかどうかって出した後しか分からないので、
大体でいいんですよ。
大体でいいの。
内容をこねくり回すのって、
まじで大体でよくて、
なぜかというと、
鞘家ですらM-1の決勝でそれをやるんですから。
見せ算をやって大こけするんですから。
そんなもんなんですよ。
なので、
ネタ出しって何のためにやるかということを考えてほしいですね。
ネタ出しというのは僕の中では書くためです。
書くためにやるのがネタ出しです。
でもネタ出しすることで書けなくなるんだったら、
ネタ出ししない方がいいです。
なので大体、
これは一つのテクニックかもしれませんが、
書きながら考えるとかね。
喋りながら考えるとかね。
結構こういうのは優秀な手段になると思いますよ。
だって僕ら毎日やりますから。
M-1の決勝じゃないんで、
ここで勝負決まらないとダメだっていう日に
ノリでやっちゃダメですけど。
僕ら毎日、
なんなら1日2回3回エントリーしてもいいというような
グランプリに挑んでいるので、
そう考えたら別に、
ノリでやっちゃえばいいんじゃないっていう。
何回も言いますけど、
投稿ボタンいっぱい押したやつが偉いですから。
投稿ボタンいっぱい押したやつが偉いんで。
何が当たるか分からんので。
ということで、
あんまりネタ出しにはこだわらない方が、
僕はいいんじゃないかなと。
やってもいいんですけど、
ラジオ配信の手順
ネタ出しするときは時間決めでやった方がいいし、
もっといいんだったら、
もう書き始める時間の前に、
頭の中を自分で整理しときなよっていうのは
一つコツとしてありますかね。
ノートのエディターを開いてから
ノートの内容を考えたら遅いんですね。
これを書きたい。
よしこれをまとめたい。
頭の中にまとめたもの。
手が開かない。
手が開かない。
よし手が開いた。書くぞ。
ダダダダダダダって書いた方が
多分書きやすいと思うので。
日常どういうことを考えながら生きているかが
勝負なんじゃないかなと思いました。
今日は以上です。
概要欄に有料ノート、
なんかいろいろ載せてますんで、
ライフコーチングで正解で当たりたい人、
ぜひ一度見てみてください。
最後まで放送を聞いた人、
うちでは既読という意味合いで
いいねを押すことになってます。
別に僕の放送が最高やなと思っても、
なんやこのクソやなと思っても関係ないんで、
最後まで聞いたら、
聞いてしまったらもういいねって
押して帰るようにしてください。
以上です。
ありがとうございます。
余談です。
余談挟もうか、久しぶりに。
昨日ですね、
僕の地元で
勝負祭っていうのが
回ってですね、
勝負が綺麗な公園で、
ちょっとした
町内のお祭りをやるみたいなのが
毎年あるんですけど、
毎年実家から歩いて行ける距離であるんで、
土日であるから、
うちはね、
毎週実家に行くという生活を
3年以上続けているので、
明かりを連れて行ったのも
3回目なんですね。
で、3回目で、
あーやべーこの話な、
この話15分かかっちゃうわ。
とんでもなくすごいおじさんがいた
っていう話をしようと思ったんですけど、
ちょっとこれ余談に収まらないので、
今度個人的に聞いてください。
以上です。お疲れした。