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2023-04-29 11:36

#1941 「とにかく明るい安村」さんが英国でバズったことで浮き彫りになった日本お笑いガラパゴス化② from Radiotalk

#1941 「とにかく明るい安村」さんが英国でバズったことで浮き彫りになった日本お笑いガラパゴス化②
・日本のお笑いは、ほとんど「日本人向け」
・たとえば、漫才、大喜利、すべらない話。
・今の日本のお笑い文化の原点は?

参照リンク
✔︎とにかく明るい安村が英国で大ウケだったことについて解説します(堀江貴文 ホリエモン)
https://youtu.be/RSAaFg9_ZLk

✔︎UNBELIEVABLE! Tonikaku BARES ALL with hilarious poses | Auditions | BGT ...
https://youtu.be/X7jXBPfFEh4

✔︎中田敦彦 が 松本人志 を 煽る!テレビ オワコン 時代の勇者【中田敦彦のYouTube大学 オリラジ 最新情報】
https://youtu.be/VFwSH1yp1tI

#202304n
00:01
はい、こんばんは、なおくんです。前回の放送の続きです。
とにかく明るい安村さんがイギリスでバズったことで浮き彫りになった日本のお笑いのガラパゴス化というテーマ、タイトルで話しております。
ちょっとタイトルが長すぎたので、あのラジオトークの今タイトル欄に入らなかったので、ちょっとタイトルはね、あの一部文字を削ったりしたので、ちょっと分かりづらい文章になっているかもしれないですけどもご了承ください。
はい、ということで話していきたいと思うんですけども、一つ前の放送の振り返りをしておくと、
とにかく明るい安村さんですね、あの安心してください入ってますよというネタで有名な安村さんがですね、
そのネタをですね、イギリスのオーディション番組に持ち込んで披露したらめちゃくちゃ受けてたということがありました。
で、それがまあ日本のネット界でもちょっと話題になってたっていう話があったんですね。
で、それを見てですね、日本のお笑いが世界にもう受けるんだということに気づいたと同時に、
日本ってこれだけお笑いが文化として浸透しているにもかかわらず、こういう例が今まであんまりなかったなということに気づいた、気づかされたわけですね。
じゃあそれは何でなのかっていうと、日本のお笑いというのがもうあまりにも日本人向けになりすぎてたという現状が顕在化したと言えるわけですね。
つまりどういうことかというと、日本のお笑いっていうのは漫才、M1中心の漫才、漫才を中心としたお笑いとかですね、
あとは一本グランプリに代表されるような大喜利とかですね、あと何でしたっけ、漫才、大喜利、コントとかもそうですかね、コントもそうだし。
やっぱりこれらはですね、もちろん面白いんですけども、日本人にしかわからないんですよね。世界にはなかなか輸出ができない。
仮に英語に訳したとしても、まずね意味がわからないんですよね。
意味がわからないっていうのは、結局その日本のお笑い文化を知らないとわからない。
あ、そうだ滑らない話ね。滑らない話もそうだし、結局その後輩との内輪ネタ、後輩芸人の誰それがこうだった、あだった、みたいな話ばっかじゃないですか。
ばっかっていうか、そういう話が多いので、やっぱりそれって日本のお笑いオタクにしか通じない世界になりがちなんですよね。
だから、これだけ日本ってお笑いのね、あのレベル、文化レベルは高いと思うんですけども、
他のね、分野、例えばラーメンとかアニメ、漫画、日本食、みたいな感じで世界でなかなか評価されない。
お笑いっていうのはなかなかそれ、その安村さんはもちろんイギリスでバズったんだけど、それまでそんなになんかね、こう日本のお笑い芸人の人が世界で受けてるっていう話をあんまり聞かなかったのは、
さっきも申しましたように、日本のお笑いがあまりにも日本人向けになりすぎていた、ということがわかったというかね、明らかになったということを今、一つ前の放送で話しました。
03:14
じゃあその原因は何なのかっていうふうに考えるに、僕が思うところ、やっぱりね、ダウンタウンのその影響はすごくね、大きかったのかなと思います。
ダウンタウンというか松本ひとしさんの影響ですね。
やっぱりなんかね、今のお笑い芸人さんもね、ほとんど影響を受けてない人はいないと言ってもいいぐらいに、ダウンタウンの影響をほとんどの人は受けてると思うんですね。
僕自身も別にお笑い芸人ではないですけども、世代としてはダウンタウンのお笑いはめちゃくちゃハマりましたし、
僕はどっちかというと本当に信者に近いぐらい、ダウンタウンのお笑いは見てたぐらいな人間なんですけど。
まあそのぐらいやっぱりね、影響力があったわけですから、だから日本のお笑いっていうのはほぼダウンタウンの元にあると言っても過言ではないぐらいなものなんですよね。
で、そのまさにダウンタウン的な発想がもう日本のお笑い界にはびこってしまっているというと、ちょっとね、まあ言い方が悪いかもしれないですけど、
それが故にすごく内向きなお笑いになってしまったのかなというふうに考えております。
例えばですね、M-1っていうね、M-1グランプリっていうのができたのは、これは島田信介さんがですね、作ったものなんですけれども、
島田信介さんもダウンタウンと非常にこう、特に松本さんとすごく仲が良くてですね、かつては一緒に番組もやったりしてましたし、
ダウンタウンの松本さんがもともと憧れたのも島田信介さんの漫才だったりとかするので、まあそのダウンタウンの元の源流みたいなところもあるんですよね。
で、やっぱりそのなんかね、感じがすごくね、お笑いのね、日本のお笑いの文化にかなり影響を与えてるんですね。
まずその漫才中心であるというところであるとか、あと一本グランプリっていうね、その大喜利というものをある意味カジュアルにしたのも松本さんの力は大きいと思うんですけれども、
その大喜利というものも、まあそのお笑いとしてはすごい高度なことなんで、技術もいるでしょうし、すごい高度なことなんだけど、結局これも日本人にしかわかんないんですよね。
なかなか英語に訳しても海外の人には伝わりにくい。なんでかというとやっぱりハイコンテクストだからですね。
ハイコンテクストっていうのは、文化とかそういうこと、文化とか日本の歴史とかそういう日本のなんかあるあるみたいなことがわかってないと笑えないっていう、そういうニュアンスですね、そういうものが多分に織り込まれているので、やっぱり一本グランプリも海外には輸出しづらいと。
06:02
滑らない話もそうですね。滑らない話もやっぱり日本の、日本人のその文化性とか日本の国民性みたいなものがわかってないと、なかなか単純に英訳しただけでは海外には伝わらないということで、日本のメジャーなお笑いコンテンツ、滑らない話、一本グランプリ、M1グランプリ、これらはほとんど日本人にしか通用しないものになってしまったと。
で、これらにやっぱり大きく影響を与えているのは、やっぱりこうダウンタウンの松本さんの影響はかなり大きいんじゃないかなっていうふうに考えています。
まあ最近ね、オリエンタルラジオの中田さんが結構youtubeであの、まあ、あんに松本さん批判をされている動画も結構あるんですけども、名前はね、もちろんちゃんと出してないですけど、まあ見る人が見ればね、明らかにそうだろうなっていうふうにわかるような感じの批判をされてたりしますけど、
やっぱりね、なんかそれは変えていかないといけないんだろうなっていう空気はすごい僕も感じてますね、なんとなく。やっぱり吉本一郷みたいな感じになってしまってますし、それはまあある意味でそのジャニーズというものがね、そのジャニーズ帝国が今こうね、ネット界隈でいろいろとね、意見する人が増えてきて、
メディアとかね、大手マスメディアは全く報じないけど、やっぱりそのジャニーズの問題っていうね、そういう今までのこともしっかりですけど、そういうところがだんだんこう明るみに出てきて、やっぱりその
日本がいかにこう、そういうね、忖度であるとか、一つの権力のもとでやってきたかっていうのが明るみに出てきて、それが故になかなか日本のそういう芸能関係のコンテンツが世界に受け入れられない、進出できないっていうのはそういうところもあるんじゃないか、そういうところっていうのはまずその日本にすごく特化してしまっている
日本人にしかわからないコンテンツばっかりになってしまっているというそのお笑い界の問題もありますし、あとジャニーズの問題で言うと、やっぱりそのジャニーズがすごく権力を持っていたから、ドラマの主演になぜかジャニーズの人たちがこう
抜擢される。まあ言い方悪いですけども、そんなに演技力も高くないのに、日本の代表するようなドラマとか映画とかになぜかジャニーズのタレントが
毎回出てるみたいな感じで、そうすることによって結果的に演技力が高い人が報われないであるとか、あとはそういったね、あの
権力であるとか、忖度とかそういったところでキャスティングが決められたりとかしてしまうと、そうすることによってそのやっぱりエンターテイメントのレベルも
上がっていかないんですよね。で、そういうことがもう編成の間ね、もう30年以上ずっとこう続けられてきたわけですから、その間にどんどんどんどん海外との差が開いていって、まあそれが今の状態。
09:12
で、今まではですね、まあ日本は内需でなんとかなってましたから、まあ日本の国内だけで回せれば、まあなんとかなってたんですけども、それがだんだんだんだんで少子高齢化ということもあったりとか
まあインターネットの発達によって、まあ世界とね、その対等に戦えるような土壌、まあネットフリックスってあるとかアマゾンプライムみたいな、そういうサブスクリプションサービスっていうのが出てきて、そのもう
どんどんグローバル化してきているわけで、もう日本国内だけでやりますよっていうのが通用しなくなってきた時に、その
ね、エンターテイメントにおける海外とのその差というのは明らかに可視化されてしまったわけですね。そうするとやっぱりこの
まあ日本のお笑いにおけるその内向きなお笑いであるとか、あとその身内楽屋ノリみたいな、そういったお笑いに終始していた部分とか、やっぱりそのエンターテイメントとしてやっぱり海外
に出せるものがほとんどないという現状がバレてしまったという感じなんですね。 だから、まあ
とにかく赤谷康村さんはイギリスでヒットしましたけども、それ以外の例があんまり見受けられないのはそういうところにあるんじゃないかなっていうことが、まあ
わかったわけですね。で、それはやっぱりそのまあ 松本さんが作ってきた
お笑いのね、その日本におけるお笑いのね、あの 文化レベルを上げたとか、そのお笑いのね
地位を向上させたというのはそれはすごい大きなことではあるんだけども、でもそれはあくまでも完全に日本カスタマイズのお笑いだったので
結果的に世界に対して通用するお笑いっていうのを伸ばす機会を失ったのではないかっていうのが僕の考えなんですよね。
はい、ということでございます。
そうですね、まあだからね、これはね、やっぱりこのお笑いのジャズ化が起こっているんじゃないかなっていう気がするんですよね。
で、この話はね、またちょっと、今11分15秒なので、まあこれ長くなるのでまた次のチャプターっていうかね、次の回に話を移していこうかなと思うんですけれども、
まあ日本のお笑いにまたちょっと話を戻して、これがね、どうしてこういう状況が起こっているのかっていうことをまた考察していきたいと思います。
はい、じゃあ一旦この会話を終わります。ありがとうございます。
11:36

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