1. なおくんのラジオ遊び
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2022-12-20 12:01

#1639 M-1グランプリ2022感想② from Radiotalk

M-1グランプリ2022感想②

#202212n
#お笑い
#漫才
#M-1グランプリ
#M1グランプリ
#感想
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はい、ということで、前回の放送回の続きで、M-1グランプリの感想を、一般ピープルがひたすら脈々なく喋るということをね、ちょっとやっていきたいと思うんですけれども、
ちょっと前の放送では、M-1グランプリはね、ちょっと個人的にはね、年々勢いがなくなってきてるなっていう風な話をしました。
その理由としてね、M-1グランプリという大会自体のマンネリ化っていうのと、後はやっぱりこう時代の流れ的にコンプライアンス的な感じで、ちょっとね、お笑い的に難しくなっている。
それは例えば用紙いじりができないとか、叩いたりしてツッコミができないとかですね、あとワードですね、センシティブなワードがなかなか使えないとか、そういったところがあるっていうのと、
あとターゲットが非常に多様化しているっていうことですね。年齢層が非常に幅広くなっているとか、あと多様性ですよね。ネット文化をベースに持っている人とか、テレビ文化をベースに持っている人とか、そういったところで趣味とか思考とかも大分多様化してくるとか、そういったところもあったりとかでね、
すごくお笑い芸人側からするとやりづらいんじゃないかな、なんていうことも感じたりして、そういったところもあって、なんとなく勢いが落ちてきているのかなっていう風な気がしていますっていう話ですね。
で、やっぱりね、なんかね、一つ感じたこととしては、そのさっき言ったターゲットがかなり広くなっているということで、基本的に今までの流れで言うと、お笑いって若者に受ける
ものだっていうのは、これはもうダウンタウンとか、しんすけりゅうすけから来ている流れだと思うんですけれども、
島田しんすけさんがやってた、しんすけりゅうすけとかはね、あの時代は、それまではなんか安き男漫才みたいな感じで、ファミリー向け漫才みたいな、
まあ漫才っていうのはね、おじいちゃんおばあちゃんから子供からまで、なんかみんなにこう受けるものがいい漫才だみたいな、そういうのが安き男漫才までの流れだったんだけど、しんすけりゅうすけが、いやそうじゃない、これからの時代は特定の層に刺さる漫才、特にその若者で、しんすけりゅうすけは35歳ぐらいまでの男性向けに笑える漫才を作ろうって言って、ターゲットを絞った漫才っていうのをやって、それが当時めちゃくちゃ革新的で、
漫才っていうのは、おじいちゃんおばあちゃんから子供が家族で見るっていうものから、なんか若者に受けるイケてる文化みたいな、その流れを作り出した最初がしんすけりゅうすけだったんですよね、でその新流の漫才に影響を受けたダウンタウンが、さらにその流れを加速して、まあ若者のカリフマになったわけですよね、まあそういうなんか文化というか流れがあって、
でそこから、いわゆるロックみたいな感じで、なんか若者の思いを代弁するみたいな、そういうのがお笑いみたいな風潮はずっと30年前後あったわけですけど、まあ30年以上か、そういうなんか流れがあるんですけども、でもやっぱりね、もうこの時代に若者向けに尖ったお笑いをするっていうのがかなり難しくなっていると思うんですよね。
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なぜなら、やっぱり日本はさっきのように高齢化社会だからですね、圧倒的に高齢者が多いし、まあ今日本、日本というか若者といったらZ世代とかそういったね、25歳以下とかそのぐらいの年齢だとすると、日本の中ではかなり割合としてはめちゃくちゃ数が少ないんですよね。
だからどうしてもその若者向けにだけに発信しても、支持はね、得られづらいっていうのはね、たぶんね、現実問題あるんじゃないかなと思いますね。
なので、特にテレビでやるとね、あの特にあの若者だけが見てるわけではないですから、M1グランプリでやるとしたら、やっぱりある程度広い層に受けなきゃいけない。
特に高齢の方も見てるってことを考えると、高齢者も考慮したネタにしなきゃいけないっていうのがすごくね、こうネタを見ててね、全体的にすごい伝わってきましたね。
例えばね、真空ジェシカっていうあのコンビは、完全にね、そこはね、もう本当に振り切って、若者向けに振り切ったネタチョイスになってるなっていう風な気はしましたね。
だからテレビでやるとかそういうことを多分ね、あえて無視して、自分たちが面白いことをやるっていうところに振り切ってる気はするんですけど、やっぱりそこはね、本当に一定の強い共感は得られるけど、なかなかね、あのテレビ受けはしないだろうなっていう気はしました。
真空ジェシカはなんかね、結構ネット民の若者に受けるネタが多いなっていう感じはなんとなくしましたね。
二次創作がどうたらこうたらとか、なんかハンター×ハンターに出てきたワードを使ったりとか、
この漫画に出てきたワードを使うっていうのは昔、南海キャンディーズがやってましたよね。あのクリリンのことかとかって、あれもね、やっぱりそれは僕は世代なんで、すごい当時のM1グランプ2005とか2004とかだったかな、ぐらいにやったのはすごい面白かったんですけど、
今でいうところの多分そのハンター×ハンターに出てきた多分有名なワード、僕はそれ知らなかったんですけど、それをネタ中に言って、でもそれほとんどの人は多分わかんないと思うんですよね。
もうハンター×ハンターなんて今ね、若い世代も知らないぐらいらしいんですよね。だから若者すらもわかんないというか、どっちかというと30代から40代ぐらいの人で、しかもハンター×ハンターを未だにちゃんと見続けてるっていうめちゃくちゃコアですよね。
そういうところにしか刺さらないようなネタをすごいね、チョイスしてこうやってるので、なんかネット民の圧倒的な支持を受けてるんだけど、一般的にはちょっとわからないというか、もう
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多分審査員のお笑い芸人とかも意味すらわかんないっていう人も多かったんじゃないかなって思いましたね。
はい、まぁちょっと話がだいぶ逸れてしまったんですけれども、つまりその年齢層が非常に幅広いので、どこにターゲットを持ってくるかっていうところがまず非常に難しいんですよね。
で、だから高齢者いじりみたいなそういうネタもね、何組かやってましたよね。
免許返納するしないっていうネタにしてた、サヤカでしたっけ?
僕ちょっとあんまお笑い芸人のこと詳しくないんで、ちょっとコンビ名とかも、今回M1グランプリで知ったみたいなコンビも結構多くてね。
ちょっとあやふやなのはご了承ください。
サヤカっていう2人組は何か34歳と31歳で、ちょっと最近劣られてきたから、もう免許返納しようと思ってるんだっていうところが、それはネタにした話題なんですけども、
まだ免許返納はちょっとやりすぎだろうみたいなところでやってたんですけども、これはもう完全に高齢者にも寄せてるネタなんですよね。
その免許返納っていうそのワードは結構高齢者に刺さるじゃないですか。
で、そこでそれをそのまだ30代の2人が免許返納するっていうところが笑いなんだけど、免許返納っていうワード自体が高齢者もわかるっていうところを狙ってるわけなんですよ。
解説するとちょっとなんかちょっと野望な感じがしますけどね。
で、そこでその高齢者いじりをしつつも、でも若者受けをするみたいなところを持ってきたのはすごいねうまいなと思いました。
例えばね、あの
免許返納するとか言っときながら、なんかもういやでもまだまだ若いだろうって、いやそんなことない、俺はもうちょっと年を感じるんだみたいな感じで言って、
最近ちょっと漬物しか、なんか漬物が美味しいと感じるようになったんだって言って、で、漬物でご飯3杯食べれたんだって、ご飯3杯食べれるやんみたいな感じになって、で、なんか、え、なんだっけな、あの
最近はクリーピーナッツしか効かないんだみたいなことを言って、で、クリーピーナッツっていうのは、あの
ラップをやってる2人組でしたよね、確か。僕もあんま詳しくないんですけど、クリーピーナッツを聴いてるんだって、その時点で結構コアですよね。それもなんかそのチョイスもかなりこう
割とターゲットをギュッと絞っちゃってる感じはするんですけど、でもそこでそのクリーピーナッツ聴けるならまだ若いじゃないかっていうツッコミをしてるわけですよね。
で、そのクリーピーナッツを聴く、で、それはラップの2人組だから、なんか
そんなに韻を踏めるんだったら、え、え、あ、カラオケでクリーピーナッツを歌うって言ったのか、え、それでカラオケで韻を踏めるんだったらアクセルやブレーキも踏めるだろうみたいなことを言って、ちょっと話題になって、で、それでまたさらに被せて、そんなにうまいことを言うなんて草生えるわーっつって、で、そこでちょっとわーっと話題になって、草生えるって言ってる時点でお前若いだろうみたいな感じで言って、これもかなりこう
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ネット、ネット民寄りというか若者寄りな発言ですよね。草生えるって言ってその意味が多分わかんない人も多いんじゃないかなと思ったんですよね。
だからね、そこのすごいね、チョイスが難しいですよね。ネット民かける若者っていうところに寄せていくと、本当に草生えるって完全にネットスラングですから、でもこれ一般の人もわかるんですかね。
このいわゆるWWWですよね。このラジオトーク聴いてる人は多分あのほぼ100%わかると思うんですけど、草生えるって言ってそれが本当の草生えるって思っちゃってる人もね、多分ねテレビ見てる人にはね多いんじゃないかなと僕はね思ってるんですけどね。
はい、そうやってクリーピーナッツとか草生えるってもうその意味がわからないっていう風になっちゃうんだけど、でもやっぱりそういうところを言わないとなんか話題にならないっていう難しさもあるんですよね。
っていう感じ。
何が言いたいかっていうと、やっぱりねその非常に年齢層が広いので、おじいちゃんおばあちゃんにもわかるようにその免許返納という話題を出しつつも、でもところどころでそのネット民と若者に支持を得られるようなニッチなワードも挟み込んでいくっていう、その辺のねセンスがさやかのネタはすごくうまいなというふうに思いましたね。
はい。で、あとね、だからそれが上手くいったのがさやかですよね。本当にターゲットを意識しつつも、でもおじいちゃんよりお年寄り過ぎず、でもお年寄りのことも考えてますよっていう体を見せつつも、若者に向けて若者×ネット民っていうニッチのところに向けて、マニアックなワードをさりがなく入れてるっていうのがすごいうまいですよね。
やっぱりね、今ネット社会だから、やっぱりネットをやっている若者に支持を受けるっていうのは結構ね、意外と大事なんですよね。やっぱりツイッターが炎上するとかって、その炎上っていうのもやっぱり結局ネット民に嫌われるから炎上するわけで、そこの層を取るっていうのはね、すごい意外に大事なのかもしれないですね。
だから、そういう意味でウエストランドはすごいうまいですよね。ネット民をディスりつつも、なんかこう、ちょっとネット民自身も笑ってしまうようなね、ユーチューバーをちょっといじったりとか、あとね、僕が今やってるようにお笑い批評をするネット民をね、ちょっと叩くとかね、そういうこともね、やってて、最終的には結局M-1に出てる自分たちもメタ的にいじるっていうね、そういうところをやったね、ウエストランドはね、すごいなというふうに思います。
はい、えー、12分ですね。
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