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2023-09-04 12:01

#2163 「我慢は美徳」という謎の価値観が日本人の僕らにDNAレベルで染み込んでいる説 from Radiotalk

#2163 「我慢は美徳」という謎の価値観が日本人の僕らにDNAレベルで染み込んでいる説
・「がんばる=我慢」じゃないよ
・サウナ→高温で我慢からの冷水ドボン
・本場フィンランドのサウナはそうじゃなくて
・「我慢→解放」という日本人の行動テンプレ
・会社員の長時間残業→飲み会もサウナ的
・日本人のDNAレベルで刻まれてる価値観に気づくことが大事

参照リンク
がんばる=我慢じゃない。知恵を使うことが正しい努力。 - しゅうへい|LLAC
https://r.voicy.jp/LMKx4AGNKyo

#202309n
00:00
はい、こんにちは、なおくんです。今回のテーマはこちら。
我慢は美徳という謎の価値観が日本人の僕らにDNAレベルで染み込んでいる説
はい、改めましてこんにちは。本日は2023年の9月の4日、月曜日でございます。
なんか久しぶりに雨が降りましたね。雨が降ったことによってちょっと気温も下がって、少し肌寒くなっている今日この頃でございます。
はい、ということで今日はですね、ちょっと長いタイトルなんですけども、我慢は美徳という謎の価値観が日本人の僕らにDNAレベルで染み込んでいる説というテーマで話したいと思います。
はい、我慢は美徳っていうね、ちょっと昭和っぽい価値観かもしれないですけども、
まあだんだんそのね、そういうことは良くないよっていうふうに言われてきてはいるものの、この価値観ってもう僕らの無意識に
無意識レベル、つまりDNAレベルでこの価値観が染み込んでるんじゃないかっていうふうに今日思い立ったので、それをねシェアしたいなというふうに思います。
はい、なのでね、何が言いたいかというと、僕はこの価値観は基本的に嫌いなんですよね。我慢は美徳っていうのは良くないと思っている派なんですよ。
で、頑張るっていうのは我慢することじゃないよっていうことは僕が言いたいことなんですよね。
で、なんでこの話をするかというと、こういうふうに思っちゃってることに、僕らが気づくことによって、
あ、なんか僕ら無意識のうちに、その我慢は美徳ってやっぱり思ってたなっていうふうに気づけば、そこからこう緩めることができるじゃないですか。
なのでそういった趣旨で話していきたいと思います。はい、で、まあこの話に気づいたきっかけというのがですね、
あの今朝聞いたですね、周平さんのボイシーなんですよね。
周平さんのボイシー、後で概要欄にリンク貼っておきますので、興味ある方は聞いていただきたいんですけども、
そこでですね、あの頑張るイコール我慢ではないよっていう話をしてくれてたんですよね。
まああの頑張るっていうのはね、我慢することじゃないんだよっていう話なんですが、そこでね、あのサウナの例えがあったんで、それがすごいねわかりやすかったんですよ。
で、サウナってあるじゃないですか。で、僕ら日本人がイメージするサウナっていうのは、なんかその
すげー暑い部屋でいかにこう長時間我慢できるかみたいな、そういう我慢大会みたいな、そういうステレオタイプなサウナのイメージってあるじゃないですか。
で、それってすごいね日本人的なんですよ。 で、サウナの中で長時間暑い部屋の中で汗だらだら垂らしながら、
あーしんどいしんどいって思いながら、周りの人たちがどんどんどんどん脱落していく中でいかに最後まで残れるか、残れた奴が偉いみたいな、そういうなんか謎の謎ルール、謎の暗黙ルールみたいなのがあって、
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そんで頑張ってそのサウナの暑い部屋から出た後は、急激に冷たい水の中にドボーンと飛び込んで、うわー冷たーいけど我慢しなきゃみたいな、またそこでも我慢するみたいな、
なんかもう我慢のこのミルフィーユみたいな感じのやつ。 それってなんかすごい辛いでしょう。
で、こういうものがサウナみたいな感じで僕らは思ってるけど、でも本場フィンランドのサウナっていうのは、そのボイシーを聞いて教えてもらったんですけど、全然なんか違うらしいですね。
実際はもっとそのそんなに暑くなくて、低温フィンランドのサウナっていうのは、もっとあのゆるい温度で、そのサウナの中でもうあの楽しくおしゃべりをしている、
友達と楽しくおしゃべりをして過ごすみたいな、そういう場らしいんですよ。 ああそうなんだって思って、だから多分本場のフィンランドの本当のサウナっていうのはそういうもので、
なんかそれを日本人が勝手に日本人流にアレンジしたのが日本的なサウナなのかなっていうふうに聞いててね、思ったんですね。
要はその本場のものが別の国に入ることによって、その国流にカスタマイズされることってあるじゃないですか。
例えば、日本のお寿司とかそういった手巻き寿司みたいなものもアメリカに輸出されたら全然違うものになってましたみたいなのって聞くでしょう。
それもやっぱりその国の価値観が色濃く反映されているんですよね。 例えばその手巻き寿司、巻き寿司みたいなものがあるんだけど、それがアメリカに行くと
例えばなんかそこにアボカドとかそういうなんか野菜的なものがたくさん入ってたりとか、 いやなんかアボカドとかそのお寿司に入れるって発想が日本人にはないじゃないですか。
でもアメリカ人はそれが美味しいと思ってるんですよね、きっと。 だからそういうものを入れるとか、あとマヨネーズをかけたりとか、あとその海苔を内側に巻く。
それは何でかっていうと、なんかアメリカ人的には多分外側に海苔があって黒い感じの見た目っていうのはあんまり多分美しいと思ってないのかもしれないですよね。
だから海苔を内側にこう入れてご飯が外側に来てるっていうね、そういう感じになってるらしいんですけど。
日本人の僕らからすると、なんか海苔を外側に巻いてそのご飯のベタつきを防ぐ目的があるのに、それを内側に入れちゃったらあんまり意味ないよねみたいな感じに思っちゃうんですけど、
なんかそのやっぱ美的感覚とかそのいろんな価値観が多分違うんでしょうね。 だからそういった時に輸出した時にそういう本場のものと違う感じになっちゃうっていうのはよくありますよね。
で、サウナの話に戻すと、何でサウナがあんな感じになったかっていうと、やっぱり多分日本人的には多分フィンランドのサウナがこんなもんじゃぬるい、こんなんじゃやった気にならんっていうふうに、わかんないけど昔の人が思って、もっとサウナを厚くするべきだ、なんかもっと我慢して、我慢してこうやった感があるようなものにするべきだ、なんか達成感みたいなものを求めたんですかね。
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で、グワッと高音にして、もっと汗だらだらかかないと意味がないとかってやって、でサウナのあとはもうめちゃくちゃ冷たい冷水にボーンと飛び込んでこそ、なんかこう達成感が得られるみたいな、なんかそういう感じ。
なんかこう70年代のスポコン漫画みたいな、そんな感じですよね。それが未だに続いているみたいな。
だからこのサウナがどうしてあんなことになってたかというと、やっぱり日本人の価値観、我慢は美徳っていうそういうものが色濃く反映されているのかなと思ったんですよね。
って考えるとやっぱりさ、サウナってその本来のサウナとは違うんだってことにも気づくと、そこに日本人の価値観が色濃く反映されているっていうことがわかるじゃないですか。
で、このサウナ、日本人的なサウナ、日本的なサウナの感じってなんかいろんなところにありますよね。
この日本的なサウナのテンプレ、つまりめちゃくちゃしんどいことを我慢してその後にめっちゃそのハメを外した行動を取る、ハメを外した行動っていうのは冷水にドボーンと浸かるみたいなそういう、でそれ自体もそんなに実は楽しくないみたいな感じ。
これねサラリーマンの働き方、会社員的な働き方にめちゃくちゃ似てるんですよね。
一般的なステレオタイプな会社員的な働き方、日本の会社の働き方、つまりそのサウナに入るってことはイコールその会社の中で長時間残業をするみたいなそういう感じ、すげーサウナに似てますよね。
あの、みんなもう帰っていいはずなのに、なんか周りが帰らないから最後まで残業するみたいな空気ってあるじゃないですか。
あれってサウナにすごい似てますよね。いかにこうしんどい中で我慢するか、最後まで残ったもん勝ちみたいな、そういうなんか暗黙の我慢大会みたいなものがあるでしょ。
そこでずっと我慢して、で最後まで残るみたいな。でその後に冷水に入るっていうのはサラリーマン社会に例えると飲み会ですよね。
飲み会でハメを外しても浴びるようにお酒を飲む。これもなんか冷水に浸かるみたいな感じにすごい近いんですよね。
なんかもっと緩やかにクールダウンすればいいのに急に極端なことをするっていうのが多分日本人の行動様式に無意識レベルのDNAに組み込まれるのかもしれないですよね。
だから飲み会も無理やりお酒を飲みまくって気持ち悪くなって戻しちゃうみたいな、そういうのあるじゃないですか。
それもなんか冷水に浸かるみたいな、なんか無理にテンション上げちゃってる感じがすごいね、あのサウナに似てますよね。
って思いましたね。あとね、その本場フィンランドではサウナの中でおしゃべりを楽しむって言ってましたけど、日本のサウナってあんまりそういうイメージないじゃないですか。
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なんか本当に黙ってじーっと耐えてみるみたいな。なんかそれもすごい日本人的だなって思いましたね。
あの僕昔ね、仕事をしてて、一旦仕事が一段落して死因となった時に、近くの人とおしゃべりしてたら上司におしゃべりするなって怒られましたからね。死後禁止、死後厳禁みたいな感じで。
え?って思って。いや別におしゃべりしてもいい、別におしゃべりをしてね、仕事が止まってしまうなら100歩譲ってわかるけど、仕事が全く落ち着いていて、その間暇だからおしゃべりしたのに、それで怒られるってどういうこと?みたいな。
っていう感じで、やっぱりそれも日本人の感覚なんでしょうね。おしゃべりは良くないことだみたいなね。それも思い込みなんですよ。
でね、気づくと、ああそういう価値観なんだ、この国はって思いますよね。それが良い悪いとかそれは抜きにしといて、そういう風な考え方がベースにあるんだっていう風に気づくことがまず大事なんですよね。
だからね、日本のそのねテンプレ、サウナ的なテンプレはね、本当に至るところにあります。つまり我慢は美徳みたいに考えているところ。
例えばね、その高校給児は坊主にすべきだみたいなね、そういう考えもあるでしょ。それは何かっていうと、高校3年間野球に没頭する間はおしゃれを我慢しなさいっていうことなんですね。
おしゃれを我慢しなさいとか、あと部活中は水飲むなっていうね、まあこれはなんかちょっと今はあんま良くないって言われてますけど、それもやっぱり部活中は水を我慢しろっていう、そういう感じ。
とか、アイドルは恋愛禁止とか、アイドルは恋愛を我慢しろみたいな。
受験の間は、受験する間は楽しいことをするな。それも我慢ですよね。だからその我慢、しんどいことがあった後にめっちゃはめ外していいよみたいな、そういうのがもう僕ら日本人には常にもう無意識レベルでインストールされてるんですよね。
それはなんかやっぱりね、良くないと僕は思うんですよね。なんか別にしんどいことをやることは別にいいんだけど、その間も別にバランスよく好きなことをやればいいじゃんみたいな。
なんかフィンランドのサウナみたいに、汗をかきながらも、汗をかくのかどうかわからないけど、フィンランドのサウナはね、そういうちょっと暑い部屋に居ながらもおしゃべりを楽しんだっていいし、そんなに極端に熱くすることもないじゃんみたいな。
だからなんか受験とかもそんなに必死に勉強することもないし、とか高校野球とかもそんな坊主にしてまでやることないしみたいな、なんかもっといろんなことを緩く楽しめたらいいのかなと思いましたね。
はい、ということでね、我慢は美徳っていう意識が僕ら日本人にはもうDNAレベルで染み込んでるんだよっていうことに気づくことでね、ちょっと楽になるんじゃないかなというお話をシェアさせていただきました。
12:01

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