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2024-01-23 11:55

#2336 【ネーム分析】ドラえもん第11巻〜『あらかじめアンテナ』【漫画】 from Radiotalk

#2336 【ネーム分析】ドラえもん第11巻〜『あらかじめアンテナ』【漫画】
・ドラえもんの1話分の構成を分析してみよう
・ドラえもんのお話の基本的なテンプレとは?
・今回の「あらかじめアンテナ」に当てはめると?
・ドラえもんのお話の素晴らしいところは?

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■ドラえもんの1話分の構成を分析してみよう

■ドラえもんのお話の基本的なテンプレとは?
・起:のび太が「悩み」に遭遇する
・承:「解決」する道具の提示→普通の使用例
・転:応用的に道具を使用し、ひどい目にあう
・結:オチの大ゴマ(ひどい目にあってさんざんだ)

■今回の「あらかじめアンテナ」に当てはめると?
○起: のびたが外を歩いてたらボールに当たる
○承:解決策(あらかじめアンテナ)→具体的な使用例
・使用例1: ドラえもん→まくら→ネズミ
・使用例2: のび太→ガム(耳栓)→ママの説教
・使用例3: のび太→ライター→パパの探し物
○転:パパが使う→役には立ったが、客先で恥をかく
○結:パパがふてくされてる。のび太らは事情がわからないので「?」となる

■ドラえもんのお話の素晴らしいところは?
・日用品がたくさん登場する→身近な話に感じる
・たとえば?: まくら、ガム、ライターなど
・SF的な要素を難しい言葉を使わずに日用品と絡めることで日常の中に溶け込ませつつ展開している

#202401n #ドラえもん #分析
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はい、お疲れ様です、なおくんです。ということで、今日はですね、ちょっとドラえもんのですね、漫画ドラえもんのストーリー、ネームを分析してみようということで、ちょっとね、あのやってみたいと思います。
まあこれはちょっとね、自分のその漫画のお話づくりのお勉強のためにね、やってみたいと思いますので、もしそういったことに興味がある方がいらっしゃいましたら、一緒に聞いてみてください。
ネーム模写っていうのをやってまして、ドラえもんのね、コミックス、テント虫コミックス、ドラえもん第11巻っていうのが手元にあるんですけれども、
これの中に収録されているですね、今回はですね、あらかじめアンテナっていうお話をちょっと分析してみたんですね。
分析っていうのはどういうことかっていうと、どういうふうに物語をストーリー展開していっているのかっていう、まあそういうことをね、ちょっと自分なりに模写して分析していくっていう作業なんですけれども。
で、このあらかじめアンテナというお話はですね、全部で扉ページ含めて1、2、3、4、5、6、
7、8、9ページですね。9ページの読み切りというかですね、ドラえもんって基本的に1は完結じゃないですか。
で、9ページ、わずか9ページですよ。これすごいですよね。昔の漫画家さんって本当にすごいんですよ。
藤子yf藤男先生ね。このわずか9ページの中にね、希少点決があるね、短い読み切りを書くっていうのはすごいね、これ簡単そうで難しいんですよね。
はい、ということで、まあそれはいいとしてですね、はい、じゃあこの9ページの物語がどういう構成になっているのかっていうのをね、ちょっと口頭で話していきたいなというふうに思っております。
万が一ね、これ手元に漫画がある方は一緒にね、これ漫画見ながら聞いていただければいいかなと思います。
で、ドラえもんの話っていうのは、まあ皆さんもね、ドラえもんは見たことある人多いと思うんですけれども、基本的なテンプレの
ストーリーのね、その構成っていうのがあるんですよね。まず希少点決で言うとですね、まず最初に希少点決の希でですね、
のび太が何か困ったことにね、遭遇するんですね。これを悩みというふうに僕は表現してるんですけども、のび太が何かしらの悩みに遭遇します。
で、これがだいたいその物語の始まりですね。例えばジャイアンにいじめられるとか、スネ夫に何かを自慢されるとか、まあそういったことがよくありますよね。
それがまあ最初の金の段階で、それでドラえもんっていうふうになりますよね。
はい、で次、希少点決の小。小で何が起こるかっていうと、ドラえもんにこんなことがあったんだよみたいに言いますよね。
それでドラえもんがそれを解決する道具、悩みがあって、それの悩みに対して解決する道具をですね、提示するわけですね。
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なんちゃらかんちゃらって言ってね、それがあれば悩みが解決しますよっていうところが小のパートその1。
でその次に、じゃあそのなんちゃらかんちゃらの道具で具体的にこういうふうにするとうまくいくよっていう、まず具体例をですね、提示するわけですね。その道具を使って。
で最初の具体例はですね、あのうまくいくパターンをやるんですね。なんか1回か2回ぐらいまずその道具を普通に使ったパターンを示します。
はい、でその後に、なるほどこうやって使うんだなってなりますよね。
でここまでが起承転結の章ですね。次起承転結の点はどうなるかっていうと、その道具を使ってちょっと応用的な使い方をするんですね。
これがまあその1番のドラえもんの話の見せ場なんですよね。最初にまずその起承転結の章の段階で普通の使い方を提示した上でこれが振りになっているわけですね。
でその上で起承転結の点で、それの応用的な使い方、ちょっと悪自衛を働かせて伸びたがこうね、悪いことに使おうとしちゃうとかですね。
もしくはジャイアンとか伸びたのパパとかママとか他のキャラクターがその道具を使ってちょっとトラブルに巻き込まれちゃうとかそういうパターンはありますけども応用的な使い方をする。
それでひどい目に遭ってしまうっていうのが転のパートですね。で結のパートで最後のチャンチャンっていう感じのうちで、いやこの道具でこんなひどい目に遭っちゃったよみたいな感じで終わると。
こういうねテンプレ、基本的なテンプレがあるわけですね。はい。で今回のですねあらかじめアンテナというお話はじゃあどういう話かって言うと、じゃあまず最初悩みっていうのは何かって言うと
伸びたがですねあの
野球のボールにですね急にこうなんかあのぶつかってしまうわけですね。 それは何でかっていうとあの急にボールがこう
飛んできたからもう避けようがないとそういうね悩みがあると。 でそれで次ショーの段階ショーのパートでじゃあこれはどういうことかって言うとあらかじめそういう
ことが分かっていればいいのにみたいなことをまあ
話すわけですね。そうするとドラえもんがあらかじめアンテナという道具を出しますね。 でそのあらかじめアンテナっていう道具
アンテナ状のね竹コプターみたいな感じの形状であの上の方がアンテナになってるやつですね。 こういう道具を出してこれを頭につけるとあの
何か起きそうな時にあらかじめこう 用意ができるっていうそういうやつですね
まあいわゆる多分人間の第六感みたいなものをね具現化したものだと思います なんか直感でさあれなんか今日雨降りそうだなみたいなあるじゃないですかそういう
ようなことだと思うんですけどまあ物語の中ではそれは言及されてないんです けどもであらかじめアンテナっていうのをつけますね
でえっとそれで具体的にどういう使い方ができるかっていう例が 3つほど展開されますでまず一つ目がですねドラえもんが急に枕をですね準備します
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で何の枕かよくわかんないんだけどなんかこれが必要な気がしたみたいな感じになります でその後にネズミが出てきてドラえもんがギャーって言って飛び上がってで最終的に枕が
クッションになります でああ役に立ったなぁみたいになります
2つ目の具体例が a ママにですね伸びたが呼ばれますで
伸びたがですねえっとガムをね何か急に準備したくなります でそれでガムをですねこう耳に詰めるわけですね
なんでこんなことするんだろうって言ったらママのところに行ったらめちゃめちゃ お説教されてしまうとだけどガムを耳に詰めてたから大丈夫だったねみたいな感じ
になりますで次3つ目の具体例が今度はパパに呼ばれます 伸びたがねそしたら今度は伸びたがあの呼ばれた方と別の方に行っちゃいますね
でそこで伸びたはですねライターをですねパパのライターを取ってくるわけですね そしたらパパが呼ばれた
パパに呼ばれた部屋に行くとパパがちょうどライターを探してて あの
あちょうど探してたんだよありがとうみたいになってなんでこんなことができるんだいって言ったら このアンテナをつけておくとねっていう風になるわけですね
でパパがそれはいいなじゃあ僕に欲しい僕にちょっと貸してくれ ちょっとこれから出かけるんだっていうふうにパパがいますでこっからが
8気象点検その点のパートの始まりです この今回のお話ではパパがその道具をちょっと応用的な使い方をするという感じになって
いくわけですね でパパがですねまぁちょっとお客さんのところに出かけるからということでこのアンテナをつけます
でそうするとパパがですねあのなぜかわかんないけど 望遠鏡とズボンと銃箱というですね3つの道具をですねこう用意するわけですね
これが何か役に立つんだろうなぁみたいな感じで 持っていくわけですでまぁ箱はこの後でずっと話していくとネタバレになっちゃうので
ね まあまあその3つの道具を使ってお客さんのところに行ったら
この3つの道具が結果的にあの役には立つんだけどでもちょっとその役に立ち方が結構なんか 恥ずかしい役に立ち方をしてしまってでまぁお客さんのところに行って一応その
道具は役に立ったんだけどちょっとお客さんの目の前で恥ずかしい思いをしたっていう 感じでまあ家に帰ってくるんですね
でパパがあの最終的に最後の今のが10のパートですね今度は希少年月のケツのパートで 家に帰ってきてパパが何かふっと不適されている
役に立ったんだけどなく不適されているで伸びたドライブはその事情を知らないから なんでパパはこんなに不適されているの役に立ったんだよねみたいになってで伸びたが僕は
もうこのアンテナやっぱり使うよすよっていうふうに終わるわけですね はいこういった構造になっているわけでございます
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まあ今お話しして伝ったかどうか分からないですけどなんか本当にすごいですね でこのねドラえもんが何がすごいかっていうと
まあもちろんねこのストーリーをね綺麗にこの9ページの中に希少年月の ネフォーマットで当てはめるっていうところもそうですけどやっぱりね
まあよく言われていることなんですけどもここにいろんな道具が出てくるんですよ いろんな道具というかいろんなアイテムがね出てくるんですね
例えば今話した中で言うと枕であるとか ガムとかですねライターとかあとはズボン望遠鏡
重箱っていうねこういうなんか僕らの身近に存在している日用品みたいなものがこのわずか 9ページの中に
たくさん出てくるんですよねそれらのアイテムというか日用品を使ってそれを物語に絡ませる ことによって非常にこうなんかこう
日常感があふれる話になっているわけですね ドラえもんの話はこう日常の中に sf を
sf 的要素を盛り込んだ漫画というふうに言われたりもするんですけどもそれが非常に こう上手だなというふうに思いましたね
だからこのあらかじめアンテナっていうのは要はあの 直感とか第6巻みたいなものを
なんとなく分かりやすくこう道具にしたようなお話だと思うんですけれどもそういった 難しい話を使わずに子供向けのストーリーにしていってそれを具体的に伝えるために
こういう日用品を使ってるんですね でこのあらかじめアンテナっていうもの自体もこの第6巻っていうものを非常にこう日用品にうまく
例えてるなというふうに思ったんですよね アンテナっていうのがまさになんかその
ね電波をこう受信するみたいな意味でもうなんかアンテナってなんか直感を受け取る みたいな感じの道具っぽいじゃないですか
それをこうそういう今言ったような難しい言葉を一切使わずにあらかじめアンテナっていう ふうに言って
もうこの道具名自体ですでにこう何をするログなのかっていうのもわかるし ほんとねすごくわかりやすい
で子供向けの漫画にも関わらず大人が読んでも納得するような物語構成になっている のが本当にねすごいなというふうに思いましたね
はい ということでまああのドラえもんのね今回は一つの話をちょっとね自分なりに
ネーム分析してみてちょっとあえてことここで言語化して思考を整理させていただき ました
はいこれ楽しいですねあの物語を構造で理解すると結構勉強になりますね はいということでまたちょっとね気が向いたら別のお話で
話していこうかなというふうに思いましたはい最後まで聞いてくださってありがとうございました 以上です
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