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今日もおうとう
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。 この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今日は484回、AIで爆速で作れる時代に、あえて自分で作る理由、というタイトルでお届けしたいと思います。
今日はですね、スライド作りについて、最近ふと気づいたことをお話ししたいと思います。
私はいろんな場面でスライドを作って発表することが多くなってきたんですけれども、その中で、あ、これってあのことに似てるなっていう発見があったんです。
それは何かというと、実は子供の頃夢中で書いていたストーリー漫画とのつながりなんです。
先生AIでスライドがサクサク作れる時代になった今だ頃からこそ気づいた、自分にとってのスライド作りの意味について、今日はたっぷり語っていきたいと思います。
そもそも私がスライドを本格的に作るようになったきっかけは、カリクラムマネジメント推進リーダーを務めた時期にさかのぼります。
もう15年くらい前かな、多分6年間くらいカリクラムマネジメント推進リーダーを務めたと思うんですけれども、その時当初は研修会で外部講師を招いていたんです。
でもなんかしっくりこないなということで、思い切って私自身が講師を務めたということがあったんですね。
そうしたらこれがとても良かった良かったと同僚の間で好評で、私自身やりがいも感じたんですね。
そういった同僚からの好評価をいただいて、自分としてはそこまで必死になったつもりはないんだけれども、適度に適度に楽しみながら取り組んでゆるゆるっとやっただけだったんだけれども、
面白かったという好評価をいただき、もしかしたら私こっち方面に何か適性があるんじゃないかなっていうふうに思い始めたということがそもそものきっかけでした。
よく言われることなんですけれども、自分の才能とかそういったことって自分のやりたいっていうことと必ずしも一致しないことがあるんですよね。
しかも厄介なことに自分に才能があるかどうかっていうのって自分ではとても気づきにくいことなんです。
だって自分ではねゆるゆるっとあんまり努力しないでも周囲の人にとってはすごいねって言われることなんで、自分はなかなかそのことに才能があるっていうふうに気づかないじゃないですか。
当たり前にできることだからそこに才能があるっていう自覚がないわけです。
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人からすごいねとかあなたの長所ですよって言われて初めて私もしかしてこっちに適性があるのかなっていうふうに気づくっていうものだと思うんですよ。
逆にものすごく好きなことでも一生懸命やってもなかなか人並み以上になれないっていうこともありますよね。
好きだけれどもそこまでの才能がその分野にはないっていうこと、これはやっぱりあるあるだと思うんですよ。
で、カリキュラムマネジメント推進リーダーで講師を務めた経験っていうのがその時のベースになっていて、それ以来何かあれば嬉しげにスライドを作るという感じでやってきました。
総合的な探求の時間をメインで動かすようになってからも転勤して学校改革を進める時もずっとウキウキとしながらスライドを作ってきたという過去が私にはありました。
そんな中AI時代になってスライドをAIが作ってくれるようになりました。
最初の頃は精度も雑だったんですけれども、今やビジネスの現場ではAIを使って爆速でスライドを作るっていうのが本当に生産性向上の切り札としてある意味スタンダードになってきたと思っています。
私もAIで簡単にスライドが作れるようになってからいろいろ試してきました。
MARP形式というものでPDFに出力するというプログラマーがやるようなこともやってみたりして、それからAIエージェントが誕生してからはエージェントにお任せして作ってもらったりということもありました。
ところがある日、先生AI超女子会という女性の先生方とこじんまりと先生AIを勉強しているFacebookグループがあるんですけれども、
そこで先生AIが作ってくれたスライドを使って発表したことがあったんですね。
そしたら全然これがしっくりこなかったんですよね。
AIが吐き出す文字が自分の感覚に合わないっていう感じで、やっぱり書き言葉っていうのは話し言葉とだいぶ違うんだなと思います。
自分の中に馴染まなかったり、相手に訴えかけられなかったり、目立たせたい言葉っていうのがうまく位置づけられなかったり。
しかもスライドとスライドの間っていうのがぶつ切れになっていて、なんかこう断片化した情報をただ垂れ流しているだけっていうような状態だったんですね。
これは絶対ダメだわと思って、それ以来スライドはほぼ自分で作るようになりました。
もちろん、生成AIが作ってくれた文章を使うこともあります。
それでうまく説明ができる場合、つまりAIの説明で十分こと足りる場合はいいと思うんです。
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でもそうじゃないところもいっぱいある。
私自身がこう思っていきたいっていう明確な意図を持ってスライドを誘導したい時とか、
ここで少しチェンジオブペースして皆さんに考えてもらいたい時とか、
目的とゴールの定時、ゴールに向かうためにどこをフラグにするか、
そういった微妙なことを考えながら作っているんだなっていうふうに改めて自覚しました。
作り方としては最初にストーリーの構造、全体の構造をイメージしてゴールに向かって最初から作り始めるんですけれども、
途中でいいアイディアが浮かんできて、なんかこう作りながらどんどんバージョンアップしていくっていうことがよくあります。
いわばもうすごくゾーンに入った時には勝手にスライドの中身が浮かんでくる。
スライドが生きているみたいに作られていく。
そういった状態になることもあって、非常にワクワクしながら作る時もありますし、
逆にうまくいかなくて苦しみながら作ることもあります。
でもこれ何かに似てるなってずっと引っかかってたんですね。
そしたら何かに似てる、やっとわかりました。
それは私が小学校から中学校3年生ぐらいまで書いていたストーリー漫画なんですね。
私は鉛筆でノートに小回りしながら漫画を書いていた。
あの漫画を書いている状態にすごく似ているっていうことがつい先日わかりまして、
これ過去の配信でもお伝えしたと思います。
私はお絵かきが大好きで、メルサイユのバラっていうのを見た時から
ドレスを着たお姫様の絵を広告の裏にいっつも書いていました。
漫画を読みながら育ってきて、自分でもストーリー漫画を書いてみたいと思って
ノートに鉛筆で小回りをして書いていたんです。
少女漫画っぽい恋愛のものとか、友情ものとか、
当時ガラスの画面が流行っていたから演劇ものとか、
SFが流行りだしてからSFっぽいものとか、いろんなジャンルを書いてきました。
その時もやっぱりストーリーはこうしようってイメージしながらキャラクターを立てて、
それからそのストーリーの年どころに向かってここで引き付けたい、
ここでしっかり説明したい、ここで考えさせたい、
ここで間を持たせたいって小回りしながらやってきた。
コマの大きさ、セリフの位置、人物の立ち位置や関係性、
どこでコマを切ったり繋げたりしていけばみんなが読み進めていくか。
読んでいる人の視線の流れを意識しながら、
自分が訴えたいというポイントを強調させながら作っていく。
読み手を意識して視線の誘導や思考の誘導というのをずっとやっていたんだなというふうに、
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スライド作りを通して改めて思い返しました。
しかも私にとってストーリー漫画を書くっていうのは、
すごく集中してワクワクするような高揚感のあるとても幸福な時間だったんですね。
そんな幸福な時間によく似ているなっていうふうに思ったのがきっかけで、
ストーリー漫画との類似性を思い始めました。
この夏もやっぱりあちこちに登壇して何作品かスライドを作ったんですけれども、
その都度その都度集中して熱中して気分が高ぶりながら楽しく作ることができました。
私これに向いているのかもしれないなってやっぱり思いましたね。
ということでちょっと自慢話みたいになってしまいましたけれども、
私みたいにAIでスライドを作らないっていう人は特殊なのかもしれません。
他の先生方は先生AIエージェントに自分の好みをスキルとして覚えさせて先生したり、
何回も何回も壁打ちをしてAIに構成案を作らせたりっていうふうに、
より良いものに何度も試行錯誤を重ねてブラッシュアップしていくっていう先生がいらっしゃるということもSNSでお聞きしました。
私は文章とか箇条書きとか構造とかは先生AIと基本的なところはキャッチボールしながら考えるんですけれども、
でも最終的に先生AIの作るものが気に入らなくて自分で構成案をやり直すということはよくあります。
AIが出してくれる構成案というのはなかなかなじまないんですよね。
AIが出してくれる文章を徹底的に直すことがよくあります。
この言葉とこの言葉のつながりは絶対ないだろうっていうふうに思うことは結構あるんですよね。
先生AIはありとあらゆるデータからこの言葉に続くのはこれだろうっていう予測をしながら生成しているんで、
なんか生きた文脈とはちょっと遠い言葉が出てくることもよくあります。
これから先生AIが進化すればどんどんどんどん生きた文脈に近づいていくと思うんだけれども、
今の段階では自分が絶対に伝えたいって思うところは全部自分の言葉で直すようにしています。
皆さんのスライド作りはいかがでしょうか。
これから先生AIが進化するにつれてスライド作りのあり方もきっと変わっていくと思います。
でも今のところはストーリー漫画を書くようにスライドを楽しんで作っていきたいなと思っています。
自分にとって当たり前だと思っていたことが、実は子供の頃から一貫して好きだったことにつながっていた。
そんな発見のある回でした。
皆さんのスライド作りへのこだわりもぜひ聞かせてください。
感想やメッセージは概要欄のメールフォームからお気軽にお送りください。
それでは今日の配信はここまでです。
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聞いてくださりありがとうございました。
またお会いいたしましょう。