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468_まず教室を安心安全な場にする・・・この一番地味で一番難しい仕事の尊さ。
2026-07-07 08:32

468_まず教室を安心安全な場にする・・・この一番地味で一番難しい仕事の尊さ。

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荒れた教室を安心安全な場に変えることこそ、授業づくりで最も難易度が高い——。生徒実態の理解、信頼関係の構築、そして「心理的安全性が確保できないから一斉授業を選ぶ」という現場の声から考えた、学級経営と授業形態の本質。華やかな実践発表の裏にある厳しい現場の実態にも向き合いながら語ります。

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#ポッドキャスト #国語教育 #学級経営 #心理的安全性 #教育現場のリアル

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サマリー

教室を安心安全な場にすることが、最も難易度が高く尊い仕事であると語る。生徒一人ひとりの背景を理解し、信頼関係を築く土台作りが不可欠であり、華やかな実践の裏にある厳しい現実にも目を向けるべきだと強調している。生徒の実態に合わせた授業デザインの重要性と、現場の先生方を応援したいという思いを述べている。

授業における最も難易度の高い仕事:教室の土台作り
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今日は468回、まず教室を安心安全な場にする、この地味で一番難しい仕事の尊さ、というタイトルでお届けしたいと思います。
今回は、これまで色々な形態の授業を経験してきた中で、最も難易度が高いと感じている授業の在り方について考えていきたいと思っています。
それは荒れた教室を安心安全な場に変えていく、という学級経営の根幹に関わるお話になります。
これまで様々な生徒実態というものを経験してきた中で、最も難易度が高いと思っているのは、荒れた教室を安心安全な場に変えていく、そういった土台作り、教室の土台作りだと感じています。
土台作りというのは、生徒と安心安全な関係を築いて、信頼関係を築いて、その上で授業に向かわせるという、そういう一連のプロセスを指します。
この難易度の高さの背景というのは、様々な問題を抱える生徒の実態を理解するという、そういう難しさがあると思っています。
生徒が教室で荒れてしまう背景というのは、一人一人に異なる生育歴とか、家庭環境とか、学力とか、特性というものがあって、それが複雑に絡み合いながら、一人一人取り組む内容が違うというところ、ここに難しさがあると思っています。
そういった違いを総合的に判断して、その子に合わせた指導ができるようになるには、まあ多分相当な経験と鍛錬というのが必要になるんじゃないかなと私は思っています。
だから、いわゆる表面的な注意とか、それからよく言われるマニュアル通りの指導というのは、これはなかなか生徒の心が動かないということになるんじゃないかと思うんですよね。
その生徒の良いところや悪いところをちゃんと捉えた上で、まず生徒を肯定的に見る目を持って指導するという、それができているかどうかというのが重要な分かれ目になってくると思っています。
そういった指導にあまり労力をかけなくてもいい生徒実態、そういうふうな授業だと、やっぱり楽だなって思いますね。
私も今現在勤務校でもいろんな生徒実態の生徒を担当しているわけですけども、あんまりそういったことを考えなくてもいい、恵まれた教室の実態というのは本当に楽だなというのを今でも思うことがたくさんあります。
特に生徒指導的な働きかけと授業展開というのを同時並行で処理しながら授業をやらなくちゃいけないという、この難易度は高いですよ。やっぱりそれを処理するというのはある程度の経験がないと難しいと思っています。
心理的安全性の確保というのは授業の以前の問題ですごく重要なんだけども、ついつい後回しにされがちだと思っています。それを飛ばして授業だけをやりくりしようとすると、一斉授業も当然のことながら、グループワークもパフォーマンス課題も結局機能しないと私は思っているんですよね。
最終的にどうやって問題を解決していこうかって考えていったら、最終的には地道に安心安全な場作りからやっていかなくちゃならないという、それが授業の土台だと私は思っています。
多様な授業形態と生徒の実態
でも、SNSに見ていると、そういうふうな心理的安全性というのを確保しないでもうまくいくような、そういった授業が、いわゆるキラキラした授業というのがあったりしますよね。
だけど、ある先生が心理的安全性が確保できないっていうふうなことだったら、もう一斉授業という形態を選んでますよっていう発信をされているのを耳にして、すごく納得しました。
授業実態に最も合った形で授業を設計するということが必要だし、うまいことを共同的な学びとか個別最適を採用したからっていって、なかなか優れた実践にはならないと思っていたので、一斉授業に立ち替えるっていうのを大いにアリなんだっていうふうに気づかされました。
やっぱり生徒の実態を見とって、その生徒実態に最適な学習をデザインできるということが、現場に立つ教員としては最も大切な視点になるんじゃないかなと思いました。
このことを通してから、私自身もいわゆる講義式とか一斉授業の形態に堂々と立ち戻る場面があります。
その方がうまくいくケースもあるんですよね。
やっぱり一斉授業とか講義式でも、精度が深く考えていれば、それは対話的で主体的な深い学びになっていると私は思っています。
個別最適、共同的な学び、自己調整学習といった言葉が盛んに語られる一方で、生徒実態という前提のこの重さをしっかりと考えていく必要があるんじゃないかなと改めて思いました。
厳しい現場の実践と発信の難しさ
厳しい生徒実態の中で一生懸命頑張って優れた授業を行っている先生方は数多くいらっしゃると思うんですけれども、
そういう厳しい現実に基づいて実践を行っているという発表というのは、なかなか前傾化されにくいという状況にあると思います。
どうしても先進的でハイレベルな実践の方が評価されやすいというのはあると思うんですよね。
現場の厳しい実態をSNSでは発信しにくいので、これは学校の評価にも影響するという部分もあるために発信されにくいという事情もあると思うんですけれども、
私自身は年齢を重ねて様々な教育現場を歴任してきたから、厳しい現場で頑張る先生たちを応援していきたいという気持ちが年々強くなってきました。
私自身が華やかな実践発表を自分で行うことがあっても、決してその裏にある厳しい現実、厳しい生徒実態と向き合う気持ちというのを絶対に忘れてはならないと考えながら発表しようと思っています。
発信する際にこの視点を持っているかどうか、そこへの自分自身の突き詰めがあるかどうかで発表というものの意味合いが大きく変わってくると自分自身で思っているからです。
自分自身が厳しい教育現場から逃げずに、常に向き合いながら精進する実践者であり続けたいと、そういうふうに考えています。
原点回帰と今後の決意
ということで、教育のテクニック、技術とかICT活用、AI活用の前に、まず安心安全な場作りがあってこそ、あらゆる授業形態が機能するという原点を改めて確認する、そういう配信になりました。
生徒実態に最も合った選択をしていくためにも、自分自身が授業に対するいろいろなカードを持って、豊かな授業デザイン力というものを持って、厳しい現実にも目を向け続けたいと思っています。
皆さんの教室では、生徒実態に合わせてどんな工夫をされているでしょうか。ぜひ感想やご自身の実践をお聞かせください。
この番組では、リスナーさんからのメッセージをお待ちしております。概要欄のメールフォームからお気軽に感想やメッセージをお寄せください。
それでは、今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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