ポッドキャストの特性と影響
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、ずっと前に笠原先生に紹介していただいた、Podcast Studio Chronicle。この配信、いろんな配信をなさっているわけなんですけれども、その配信について気になるものをつまみ食いしながらポツポツポツポツ聞いておりまして、
やっぱりビジネスの世界の第一線で働いている人とか、企業の最先端でいろんな事業を開拓している人の話を聞くというのは、教育界でもたもたしてなかなか進まない、そういう世間とのずれを感じましてですね、結構刺激的な配信をたくさん聞いています。
その中で、このChronicleというPodcast Studio、これを取り仕切っていらっしゃる野村孝文さんの配信、東京ビジネスパブというところの、ポッドキャストの本質は書籍のDX、ポッドキャストプロデューサーが真剣に語るっていう、この放送会が本当に私に聞きまして、車の中で聞いたんですけど、
その通り、その通りってからずっと連呼しながら聞いてしまっていまして、今日はそのことについて少し紹介し、国語教育とちょっと関わっているよっていうようなことをまとまらないんだけれど、つらつらと語りたいと思います。
この野村孝文さんの放送が本当に面白かったので、リンクを貼っておいたので、ぜひ機会のある方はお聞きになっていただきたいと思います。
最近、ポッドキャストが30代、20代、30代中心に広がりを見せ始めていまして、発信手段というのがテキストベースから動画にいって、最近音声コンテンツというものにどんどんと移行していっているというお話を聞きました。
教育の世界にいるとあんまりそういった話を着目することがないんですね。
やっぱりビジネスの世界でお金を儲けるとなると、どういう風な発信手段がお金につながるのかということを考えた場合、最近は音声というものについての可能性があるんじゃないかというお話でした。
ポッドキャストの特徴というのは、長い間話を聞いてくれていて、30分ぐらいでも7、8割の方がそれを聞いてくれるというところに特徴があるんだそうです。
それはやっぱり資格を支配するという、そういうことがないので、ながらポッドキャストを聞いている人いると思うんだけど、何か作業をしながらその話を聞く。
今まで無だった時間を活用しながら情報を入手することができるっていうのがポッドキャストの最大な強みで、それで7、8割の人が最後まで聞いてくれるっていう特徴があるそうです。
そのポッドキャストの中でもコンテンツとして大事なのが、自分というその人が何者で、どういう属性に独しているかっていう、自分は何者で、その自分の経験とか体験談がリスナーの人にどういう価値を与えるのかっていう部分と、
その自分の専門性がリスナーさんにどういう価値を与えるのかっていう、そういう人と話すテーマっていうものの掛け合わせがコンテンツとして魅力的なんじゃないかっていうお話をされています。
なるほど、これ私振り返ってみると、自分の属性っていうのは結構はっきりしてます。
私は国語教育に長年携わってきていて、やっぱり勉強の苦手な子から、それからハイレベルなことが考えられるような能力の高い生徒までいろんな学校を点々としてきて、
あらゆる人たちに対応できるような、そういうふうなのが自分のフィールドの広さっていうのが持ち味であって、
そしてそれゆえいろんな引き出しが広いんだっていうのが自分の強みだと思ってるんですけれど、
それ部分と長い間の自分の国語教育での授業者としての専門性。
これでもって発信しているので、自分のポッドキャストの姿勢というのが、これで良かったんだなというふうに納得しました。
いいポッドキャストの条件っていうのが、発見と理解と共感といい空間設計というふうなことを言っていらっしゃって、
この部分は授業にぴったり通じるなと思って、授業もやっぱり発見があったり、
それからなんとなくのことがしっかりとクリアーになって分かりやすくなったり、
ついついうなずいてしまう共感性があったりっていうところが、まず人を引きつけるものになるということがちょっと授業と似てると思います。
授業はその先にもっともっと深めていったり、批判していったり、さらに自分の殻を破ったり発見したりという主体性が求められるわけですけれども、
とりあえず受け身的な理解の段階では発見、理解、共感というところは着想としては目の付けどころとしては面白いなというふうに思いました。
それからのポッドキャストというのは書籍の編集に似ているというふうにおっしゃっていて、
この着想というのは授業でポッドキャストを発信させるというチャンスが来たときに、これは書籍の編集にも似てるんだよというところで、
結びつけて考えるとアウトプットということの可能性が多面的になる。
書籍にもつながるし、音声配信にもつながるしということで、国語教育の新しい道をつけてくれたんじゃないかなというふうに思う。
新しい発信手段としての可能性
そういうふうな配信だったと思うんですよ。
ということで、私本当に今ポッドキャストやってて自分なりに分析してきたけれど、
今回、ポッドキャストプロデューサーの野村孝文さんのこの配信は、ご自身がもともとは書籍に関わるお仕事をされていて、
その上で音声配信というところに活路を見出して起業されたということで、
時代の最先端を切り開いていらっしゃる方のこの配信の内容については国語教育に対しての大きなヒントをくださったような気がして、
これからますますポッドキャストについての可能性を自分自身がこうやってポッドキャストしながらやっていきたいなと思う配信でした。
野村さんがおっしゃってたんですけど、やっぱり自分の人生に影響を与えるにはある程度の長さが必要で、
自分の血肉となるには、自分の中に落とし込むには無駄な情報がありながら継続的にその配信を聞いていって、
そして自分のものにしていく。そういうものにポッドキャストがなるべきじゃないか。
それが今まで無駄だった時間、ながら作業で、ながら作業しながらそういうふうな自分の血肉となるような、
人生に影響を与えるような情報が聞けるっていうのはポッドキャストの大きな強みじゃないかと、
そういうことをおっしゃってたんで、私も皆さんの人生に影響を与えるような、
ポッドキャスト配信者になりたいなっていうような、そういう思いを強くするとともに、
今まで無駄だった時間、例えば車の運転をしながらとか、家事をしながらとか、
そんな時間に聞いてくださるといいんじゃないかなっていうふうに思いました。
それとともに私もいいポッドキャスト配信をたくさん聞かないといけないなと思いまして、
今のところこのChronicleのいろんな配信リストを見ながら、
自分がちょっと面白いなと思ったものをどんどん聞くようにしたいと思います。
概要欄にリンクも貼っておりますので、皆さん興味があったらちょっと聞いてみてください。
それでは今日はこの配信にガッツリ持っていかれたということでお届けしました。
今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。