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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は481回、NIEの全国大会参加、いろいろな出会いの中でというタイトルでお届けしたいと思います。私は7月30日の木曜日、NIEの全国大会が広島で開催されたので参加してまいりました。
NIEというのは、ニュースペーパーインエデュケーション。日本語では、学校で新聞を活用する教育活動というふうなことです。簡単に言うと、新聞をテキストとして授業や学習に取り入れるというそういう活動を指します。
それで社会の現在を学び、読解力、思考力を育てて、さまざまな教科で活用して学びと相性がいいと、こういうことなんですね。きっかけは、NIEに関わっている、日ごろオンラインで親しくさせていただいている先生方とお会いできるからというそういう理由でございます。
神戸の先生と、それから岡山の先生、この2人が来るということで熱烈にオファーしまして、夜の食事会でじっくり話をするという企画が立ち上がり、広島在住の仲間の先生と一緒に意気込んで参加をしてまいりました。
私は仕事の関係で1日目だけの参加だったんですが、2日目には新聞を活用した模擬授業などが行われて、実際に生徒たちがやってきて授業が行われるという非常に面白いイベントが目白押しでございました。
ちょっと学校の仕事の方優先なんで、そちらの方には参加できませんでしたが、1日目にあったことをいろいろとお話ししたいと思います。
まず、NIEの大会の1日目は、被爆ピアノの演奏と、それから被爆した木を使ったパンフルートの演奏が行われまして、会場を被爆地広島ということで、周囲の人たちに演奏を披露しながら平和について、ひととき考えてもらうというようなイベントがありました。
その次に、広島で有名なオリンピックに出た人っていえば、田目瀬大さん。田目瀬さんは地元の高等学校出身者で、オリンピックにも出たということで、地元ではよく知っておりまして、そして全国の方もよくご存じの方だと思います。
現在は東京大学の特任教授だったかな、そんなことをやっていらっしゃって、身体勢の勉強をしていらっしゃるというふうにおっしゃってました。
田目瀬さんの話はやっぱり上手で、ちょっとした日常の気づきとか、それからご自身の体験というところから深い話にどんどん落とし込んでいって、それが次々繋がり合う輪のようになって、最終的には哲学的な話に陥っていくっていうね。
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まあ走る哲学者っていうふうに言われているらしいんですけれども、本当に読書量も豊富で、いろんな知識とか考え方を持っていらっしゃるなと思って、私もね、授業の本ばっかり読んでいて、あとAIの書いている文章ばっかり読んでいて、一般的な読書っていうのをしなくなっちゃってるんで、もうちょっといろいろ読書しないといけないなっていうふうに思わせていただいたひとときでした。
それから次に行われたのは新聞活用に関わるシンポジウムで、長らくNIEに関わってこられた先生と、それから5人のパネリストたちとのシンポジウムが行われました。
その中で地元の国立大附属の高校生、これ私も勤務3年間したことあるんですけれども、地元の国立大附属の高校生男子と、地元の私立中高一貫校女子校の中学生、1年生の女子が入っておりまして、この人たちがまあ私のノリに焼き付きましたね。
その他のパネリストの話はちょっと置いておきまして、というかまあこの2人の話を中心にしたいと思います。まず話す言葉遣いが非常に美しく、それから発音も綺麗で抑揚も自然でした。
フィラーっていうアーとかウーとかいう淀みも全くない。その原因は何なんだろうと考えてみたんですけども、やっぱり大人のいるところで難しい話ばっかり聞かされると言いますか、喋らなくちゃいけないっていうことで、かなり準備してきておられて、
こんな質問が出たらこういうふうに言おうっていうような、そういったQ&Aのようなレポート用紙がいっぱい机の上に置かれていて、それを読んでいたっていうのもあったんですけれども、それにしても読んでいたとは思わせないぐらいの非常に自然な話し方で、会場の方たちに訴えかけるような、何て言うんですかね、プレゼンテーションの高さ、表現力の高さを伺わせるような高校生男子と中学生の女の子でした。
この2人はね、ただ者ではありませんね。大人の方がよっぽどか下手くそで、私を含めてね。本当に彼、彼女、素晴らしいなと思いました。
途中、アドリブで答えないといけないところがあったんですけれども、それも戸惑ってたり言い淀んでいたりするところあったんですけれども、もうOKの範疇で、そういうところさえも好ましく思うぐらい素晴らしい話し方だったと思います。
この背景には本人たちの育ってきた言語環境の豊かさっていうものがあったんじゃないかなと思います。
そして話し方だけじゃなくて、内容についても、平易な言葉でわかりやすく、そして本質をつくような素晴らしいコメントの数々。
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ちょっとこうね、今ここで再生できないっていうのが申し訳ないんですけれども、大人でもうんうんって頷くようなコメントがたくさん入っていました。
これもやっぱり平和について日常的に考えていないとできないような、そういった認識の深さを思わせましたね。
聞けばこの二人は平和レポーターっていうんですかね。平和記者っていうんですかね。
そういった新聞社が主催している活動の中のお二人で、新聞記事を読んでそれを中高校生に広めていくレポーター活動っていうのをしているということでした。
そういった日々のレポーター活動によって、平和についての問題を新聞を通してインプットし、それをわかりやすく同世代にアウトプットする。
その過程の中で平和についていろいろな知見を身につけて、その途中でも当然有識者の人たちにいろいろと助言をいただきながら、
考え方を深めて積み上げてきたっていうことを感じさせるような、そういったコメントの数々でした。
ということでこの二人の素晴らしさにただただ感動して心が豊かになるような時間を過ごさせていただきました。
こういった子供たちを育てるにはどうしたらいいんだろうかなーっていうことを考えさせられたかなって思いますね。
やっぱり豊かな言語環境とインプットとアウトプットをくるくる回すことと、その間に入るアドバイザーとかアシスタントの存在っていうものがないとああはならないんじゃないかなと思いますね。
ちょっとした授業の考え方につながるものがあるのかなって思いました。
次に、この後お茶会という名の交流会が開かれたんですけれども、これはランダムでテーブルが指定されまして、いろんな人とお話しするというそういうふうな会がありまして、さまざまな人とお話をしました。
当然のことながらオンラインでずっとお付き合いをさせていただいた人との初対面もあったんですけれども、その人たちのつながりでいろんな人を紹介していただいて名刺交換もしましたね。
特にびっくりしたのは、今年11月の上旬に参加予定の研修会、これが開催される学校の地元の新聞社の方がおられまして、今度そちらに伺うんですよって私が言ったら、その方はなんとその地区に住みたいぐらいその地区を愛していらっしゃる方で取材に行こうかなっていうような話に発展しました。
ぜひぜひ来てくださいということで、街頭の学校名と、それから私が一応併送する担当の先生のお話をしたところ、なんとその新聞社の方は翌日その担当校の先生を探し当てまして、お話がつながったというそういうメッセージをいただきまして、ここでまたご縁がつながりましたね。
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ということでますます今後の展開が楽しみになってきました。
それからその次は駅前にお食事会に行きまして、今度はいつも慣れ親しんでいる地元の先生と、それから広島にわざわざ来てくださったオンライン研修会でお世話になっている2人の先生と、その先生たちのつながりで長崎の先生とめちゃくちゃ楽しく語り合う時間を持ちました。
国語科のことや学校教育のこと、その他様々な話題で盛り上がりまくりましてですね、とうとう意気投合して、今度長崎の先生が来てくださいよということで、もしかしたらその先生主催の研修会にもお邪魔させていただくような流れになりそうなところで会話終わりました。
ということで思い切って参加したNIEの全国大会、様々なご縁をいただきまして、私自身はNIEとあんまりご縁がなかったんですけれども、ものすごい熱気のある大会で、やっぱりこれからの教育大事になってくるAI時代ということでまた大事になってくる新聞というものについて考える時間と、
それから様々な人たちの出会いというものに感謝感謝の1日を送りました。ということで、やっぱりアウェーに行くっていうのがね、間を広げるっていうか、そういう意味でもいいし、ちょっと船出してみるっていうのはとってもいいですね。
これを聞いていらっしゃる人たちは日々忙しい方がたくさんおられると思うんですけれども、私も子育て時代にはこんな忙しくて、アウェーに行くとかできなかったんですけれども、ちょっとした時間をもってアウェーに行ってみると、様々な学びを得られて充実した時間を過ごすことができると思います。
自分の世界も広がると思います。それがより良い教育活動にまた還元していくんじゃないかと思うので、皆さんもお時間ない中、ちょっとしたことでもアウェーに行く、船出をしてみるっていうことをお勧めしたいと思います。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。