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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、461回年100回を超える研修参加から、登壇する側へというタイトルでお届けしたいと思います。
今日は、研修をテーマに、参加者として歩んできた道のりと、講師として登壇するようになってからの道のり、この両方の視点から振り返ってみたいと思います。
私は、子育てがやや一段落してから本格的に研修会にたくさん参加するようになり、今ではむしろ登壇する側に立つことが増えてきました。
その中で、いろいろ変化してきたので、そういうことをいろいろとお話ししたいと思います。参加者目線、それから講師としての目線、それぞれで大事にしていることや、ちょっとしたここだけの話も含めてお届けしたいと思います。
まず、研修参加者としてどういうふうに歩んできたかということなんですけれども、やっぱり子育て中はどうしても家庭中心になって、研修会に参加するというような暇がなかったですね。忙しすぎました。
子供が中学生、高校生になり、家をちょっと開けても大丈夫になったというタイミングから、本格的に研修会に参加するようになりました。
コロナの前はリアル研修が中心だったので、私は研修会参加費として月1万円を毎月積み立てて、年に2回は東京に出向くということを続けてきました。
その他にも、出張料費で研修会に参加させていただいたり、広島市内での研修会にもしっかり参加して、できるだけ学校以外の世界で学ぶということを意識してきました。
この研修会に参加するときに私、必ず貸してきたことは、1回はちゃんと質問をする、発言をするということをルールにしていたことです。
当時はそういったことで積極的に質問をどんどんしていったので、最初は質問もちぐはぐで変だったかなと思うけど、だんだん慣れて、自分の中でもこれ聞きたいなと思いながら研修会を受けるようになって、質問もたくさんたくさんできるようになりました。
質問をする以上に、やっぱり手書きでメモを取るということもいつもやっていて、持ち帰ってファイリングして学んだことを実際の仕事に活かすということを心がけていました。
ところが、コロナ以降、オンライン研修が爆発的に増えて、オンライン研修助かりましたね。
画面共有とかスライド配布ということをデータでしていただくので、非常に記録ができるようになりました。
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このオンライン研修がすごく増えたおかげで、年間100回以上、つまり週に2回ペースで研修会に参加していた時期もありました。
特に当時はカリキュラムマネジメントリーダーという立場を任されていたので、自分自身が学び続けていないと、ちゃんとしたカリキュラムマネジメントができないなという思いがあったので、
そういった思いが原動力となって、数多くの研修会に参加してきました。
これが私にとって本当に今土台になっているなと思います。
様々な研修会に参加してきたおかげで、いろんな研修会のパターンを自分が体で持って記憶しているし、
やりとりというものも研修会の中でも立ち入り振る舞いの中に入ってきちゃうので、この点については本当に経験してよかったなと思います。
そして時は経ち、今度は自分が研修会の講師として登壇する場面が増えてきました。
まず、カリキュラムマネジメントリーダーとして研修会を企画・開催する立場になったという、そういうことが一つの転機だったと思います。
これで登壇というのが、いわゆる自分の学校で練習することができたんですね。
それからコロナ禍に入ってからは、自分が主催しているきょうはしたも授業堂オンライン交流会で、
自分の実践発表をするようになってきたというのも、経験を積む場になってきたと思います。
特に登壇が増えたのは、やっぱり私立に転席して、ある程度身分が自由になった。
どうしても公立高校、公立学校というのはちょっと縛りがあるものですから、そういったことから解き放たれて、
自由になってからは登壇依頼が増えて、研修会講師としての経験と思考策を積み重ねるという機会が一気に増えることによって、本当に勉強になったなと思います。
講師をしてみて思ったんですけど、授業での授業展開力というものが、研修会講師としての立ち振る舞いにそのまま活かされているというふうなことを実感する場面が多いです。
会場の参加者を即興的に巻き込んだりとか、スライドや課題の量を状況に応じて調整したりとか、そういったことが授業に通じているなと思う場面が数多くありました。
それからどの資料を配布し、どんな意見を吸い上げ、最後にどうフィードバックするかという設計というものの経験も積み重なってきました。
研修前には参加者の問題意識を事前にできるだけ吸い上げて、時にはアンケートをお願いし、今日のゴールはここですよということを明示してスライド構成するようになってからは、本当に参加者の方にフィットしているなという実感を持つことができるようになりました。
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ただやっぱり先生対象の研修会で最も大事だなと思っているのは、自分も同じ最前線で学び合う仲間なんだという意識を持ってもらうこと、自分も持って参加することだと思います。
特に研修会講師として登壇したての頃は、なんとなく参加者の方と距離感を感じることがありました。
高いところから話すような、そういった距離感だったと思うんですよ。
どれだけ内容を一生懸命頑張って充実させても参加者には染み込んでいってないのではないかという、そういうものを感じることがありました。
これって授業の場でも同じで、心理的安全性の確保とか自己開示とか、そういったことと通じるものがあって、やっぱり同じ最前線で試行錯誤し、悩みを励まし合っていると、
そういう仲間として同じ線に立たないと難しいんじゃないかなと、そういうふうに思うことがあったんですね。
また私立の教員なんで今は、公立の先生では私立の実践というものは、やっぱり生徒が安定しているから公立とは違うんじゃないかという思い込みが終わりになるのではないかというふうなことをうすうすと感じる場面もありました。
なので私、こういった研修会の講師するときは、最初の3分から5分をいただいて、自分の経歴を話すことにしたんです。
かなり厳しい現場でやってきたということ、生徒実態が厳しいところで17年間やってきたんだということを、結構具体的なエピソードとともに必ず話すようにしています。
この話をすると、参加者の目の色が一気に変わって、この人も自分たちと同じように悩み苦しんできたんだと、同じ仲間なんだという一気に距離感が縮まるという経験をしてきました。
だから私は必ずこの経験を冒頭部分にお話しして、先生方との距離感を一気に縮める大きな武器となっていると思います。
そしてこのことによって登壇を通じて、他の講師の先生と知り合い、つながり合い、そしてまた新たな学びを生むという好循環ができて、私の日々の実践のエネルギーになっています。
ただここだけの話として、ちょっとした愚痴を一つぶっこみたいと思います。
他の登壇者の方とご一緒することが増えたんですけれども、他の登壇者の方がお話ししているときに、ご自身の発表資料を作成したり手直ししたりということを見かけることがちょっとあるようになりました。
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やっぱり忙しい日々の中、ギリギリまで時間をとって自分の資料をブラッシュアップしたいという気持ちは、私にも非常に理解できます。
ただ同じ場に登壇者として参加している以上、別室に移動して作成するんだったら理解できるんです、まだね。
ただ目の前に一生懸命発表されている方がいるっていうのに作業されるっていうのは、やっぱりいかがなものかなって思うそういうふうな瞬間があります。
目の前の発表をしっかり聞く姿勢というのは大事なんじゃないかなと思うんですよね。
特にシンポジウム形式でパネリストとして同席している場面で、他のパネリストの方の話を聞かずに資料を直し続けているっていうそういう場面に遭遇したときには違和感がありましたね。
これって私が愚痴ババアになってしまって、よくあるじゃないですか。
愚痴ババアという言い方はすごい失礼だけれども、年取って愚痴っぽくなって嫌味ばっかり言うっていうね、そういったことになっているっていうね。
そういうふうな立場になっちゃってるんじゃないかっていうふうに私自身が謙虚さを失って、上からの目線で愚痴っちゃってるんじゃないかっていうふうに思うこともあるんだけれども。
まあでも自分としては発表するっていうことも大事だけど、まず聞くっていう姿勢っていうのはすごく大事にしたいと思っているので、この話は自分自身の戒めとしても改めて確認しておきたい、大事にしておきたいポイントだと思っています。
ということで最後はちょっと愚痴が入りましたけれども、研修に参加者としてたくさんたくさん経験してきた日々、それと講師として登壇する今、立場は変わっても学び合う仲間なんだっていう意識は変わらず持ち続けたいと思います。
特にベテラン中のベテランとなっていよいよ最終章に差し掛かりつつある今、もう差し掛かりつつじゃないですね、差し掛かっている今、一つ一つの登壇依頼をありがたく感謝の気持ちでもって大切に精神整備に努めさせていただきたいと思っています。
それはやっぱり厳しい教育現場で頑張る先生方に少しでも元気を届けること、これが自分の務めなんじゃないかなと思っているからです。
なのでこの夏も多分4件ぐらい登壇依頼が入っていると思うんですけれども、そういったことを一つ一つ大切しながら務めていきたいと思っています。
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それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。