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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についていると配信しています。
今日は452回、羅生門×AI、生徒の思考を爆上げする読解アシスタントGEM開発秘話というタイトルでお届けしたいと思います。
私は、羅生門の授業も多分10回近くはやっておりまして、毎回新しいことにチャレンジしたり、バージョンアップをしたり、試行錯誤を繰り返して改善を一生懸命やってきました。
やっぱり一番最初に授業した時には、本当にうまくいかなくて宿泊したという思い出があり、なおかつ生徒がやっぱりちゃんと授業に向けはない生徒実態だったので、
やけくそで漫画を書いて紙芝居風に展開して、その結果、私自身の特技でもって生徒を引きつけるという、そういった禁じ手をやってしまいまして、生徒には大好評だったという思い出もあります。
その後はグループで話し合い活動させたり、問いを立てたりする授業などに挑戦し、やっぱりいろいろなことをやって、だんだんと羅生門について生徒自身の思考を深めていくような授業を少しずつ少しずつ改良させながら、
自分なりのイメージ通りに近づいてきたかなというような歴史を積み重ねてきたんじゃないかなと思います。
そしてとうとう今回は、生成AI、ジェミニのGEMを使って、生徒一人一人の読解アシスタントを作成しようというふうに思い立ち、新たな挑戦としてGEMを作成したので、今日はその模様をお伝えしたいと思います。
チャットボットについては、やっぱりチャットGPTに課金していた時代、黒瀬直美チャットボットなんかを作成して、面白く楽しくチャットボットの仕組みを理解してきました。
ジェミニでも起承転結ストーリー作成GEM、4コマ漫画作成GEM、目標の二重構造化論チェックメーカーなどなど、お遊びやお仕事で様々なGEMを開発して、私自身個人で楽しむGEMというのを開発したり、
それから教育者仲間と共有しながら楽しくGEMを作成するということの勉強会を開いたりとしてきました。
このお遊び的なGEM作成というのが、大きな今回のアシスタントGEM作成づくりの土台となったように思います。
まずGEMの仕組みというものが、お遊びでやってなんとなく理解できたということ、そして慣れたということ、それから著作権上の注意点について把握することができたということ、
それからAIが素晴らしいなというような発揮する能力と、それからこれはちょっとミスが多いなということが体感できたこと、
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そしてAIが読み込みやすい指示文というのは、やっぱりAIと壁打ちしながら作成してもらうのが最適だということが分かってきたので、
GEM作りについては、もし授業で投入するのであれば、ある程度のお遊び、お試し期間を取ることをお勧めしたいと思います。
そして、国語科の授業で生成AIを活用するということについても気をつけなくてはいけない点があるなと、
1年近くコツコツコツコツ人の生成AI活用を勉強させてもらいながら思いまして、まず国語科の特性上すぐに答えを出す、すぐに答えてしまうGEMというのはあんまり作成しないほうがいいなというふうに判断しました。
それから、AIが優秀すぎてたくさんの言葉を生成するために生徒の読解力を妨げてしまって、生徒が思考する余地というのがなくなってしまうなというふうに体感したんですね。
だから、やっぱりこちらが生成AIが紡ぎ出す言葉をコントロールできるような状態、これにはやっぱりGEMがいいなというふうに思いました。
そして何よりも生徒がAIに仕事を丸投げして、その結果コピー&ペーストするという状況をどうにかして防がないといけないなというふうには思っていました。
まあでもね、生成AIに丸投げしても答えがいろいろと決まらないものを課題にするのが一番いいなと思うんだけれども、そうなると生徒の方に深い思考力とか読解力がもっと必要になっちゃうんで、
やっぱり小・中・高校生にはこちらがある程度生成AIの、生成してくるものをコントロールできるようなGEMというのが最適なんじゃないかなと思います。
じゃあ具体的に今回、羅生門の読解アシスタントGEMというのにはどのような工夫をしてきたかということなんですけど、まず指令文というものを徹底的に練りました。
特に生成AIには絶対に答えを出さないようにというふうにまずもってきつく言いまして、生徒の思考を誘導する投げかけや問いかけをすることというふうにお願いしました。
で、ヒントを出すことに徹してファシリテーターとしての役割を担ってくださいということをまずもって最重要課題としてお願いしたわけです。
その次に先ほども言ったんですけど、AIが吐き出す文章というのは1回のやり取りにつき80から100文字程度にしてくださいと制限をかけました。
これ制限をかけないでチャットボットを作ったときはものすごい大量の説明をし始めて、それを読むだけで疲れてしまうというような状態だったんですね。
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生徒に考えさせる時間を確保するためにも、生成AIが出してくる語句はなるべく少ない方がいいなと思ったんですね。
これはやっぱり私としてはとりあえずは80から100字までにしたけれども、生徒実態によってちょっと増やしてもいいかもしれません。
そしてこの3番目が一番大事だなと私は思っているんですけど、一連のやり取りが終わったらGEMにその内容と評価、
こちらは評価についてはあらかじめ評価の観点を示しておいたものをしっかりナレッジ欄に貼り付けておくんですけれども、
その内容と評価を吐き出してもらって、生徒は最終的にどういうやり取りがなされたかというGEMが吐き出してくれたレポートをコピーペーストして先生に提出するということを最後に課すことにしました。
こうするとやっぱり評価がつくので、生徒もやっぱりある程度質的に高いものを頑張ってやらなくてはならないというような、ちょっとこう外発的動機づけになりますけれども、
そういったことで評価されるということでまた生徒自身にも一つの動機づけが行われますので、これいいかなと思って今回取り入れました。
作ってみて2,3回チューニングしましてGEMが完成しまして、私自身も何回かお試しをしまして、言葉があまり多くないので生徒が考える時間も確保することができたから、
10分ぐらいやり取りをすればそれなりに生徒一人一人の疑問点とか、生徒一人一人の思考に合わせたやり取りが行われるのではないかなと思います。
このGEMをどうやって授業で活用していくかということなんですけれども、授業の冒頭とか途中でもいいんですけど、
10分ぐらい生成合いと壁打ちをする時間をとって生徒が個別に対話する時間を設け、その対話の内容をグループで交流したり、
それからあるいは一斉授業の場でもダイレクトに聞いてみたりしながら、意見を引き出しながら思考や読解を深めていけたらいいなと思っています。
生成合いを活用するということで一斉授業ではちょっと駆動しきれなかった生徒の思考というのがちょっと駆動されて、
いい具合に先生と生徒のキャッチボールの回数が生まれて、個人個人でもある程度の耕しができているので、教室でのやり取りが深まるんじゃないかなということを期待しています。
これはまだ実践投入していないので、実践投入してみた結果どうだったかというのをまた別途、このポッドキャストで配信できたらなと思っています。
詳しいGEMの作り方についてはノート記事にしましたので、もうコピー&ペーストできる状態でノート記事にしておりますので、もし詳しくやってみたいなと思う人はそちらのほうを参照していただければと思います。
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それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。