犬とのトレーニングとセミナー
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
ドッグトレーナー歴20年以上、これまでに1000組以上の飼い主さん、ワンコさんに向き合ってきた経験から、
コントロールよりコミュニケーション、愛犬との絆を深め、もう問題行動で悩まない犬との暮らしを実践と発信で提案しています。
今週は、CBDオイル月間と勝手に称しまして、今週金曜日10月24日、金曜日の夜8時より、
M&N'S CBDオイル様主催である、ワンちゃん猫ちゃんのためのウェルネスセミナー、こちらに登壇させていただきます。
こちらは、Zoomによるオンラインセミナーとなります。
無料で参加いただけますので、よろしければ概要欄からお申し込みくださいね。
私のテーマは、心に寄り添う優しいトレーニングの始め方ということで、
ドックトレーニングの始め方、そしてトレーニングをするにあたって、どんなことが必要なのか、その辺を踏まえてお話をしていきたいと思っています。
さて、今回は、ハッシュタグ4番、問題行動、特に音響障害と言われる音に敏感なワンちゃんたちについてお話をさせていただきます。
よろしければ最後まで聞いてくださいね。
私の配信では、犬との暮らしコンシェルジュとして、お迎えからお見送りまで一緒に寄り添うテーマに、ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお届けしています。
前回の配信では、分離不安、飼い主さんと離れることに対して、過度に不安を感じてしまうワンちゃんに対してできることはないかということで、
サプリメントとしてのCBDオイルの有効性、そしてトレーニングのおすすめについてお話をさせていただきました。
犬にとって飼い主さんと離れるということは、本能的に不安を感じやすいことであること、だからこそ離れても大丈夫というトレーニングを日頃から行っておくこと、
そして、場合によってはCBDオイルなどを含めたサポート商品を賢く選んで使うことで、安心してお留守番ができる心を育てていきましょうというお話をさせていただきましたが、
概要欄にこちらも前回のURLを貼っておきますので、よければ聞いてみてください。
今回は、今週金曜日の心に寄り添う優しいトレーニングの始め方というセミナーの中でも取り上げる予定でいるんですけれども、
雷や花火などの大きな音が怖いワンちゃんにできることは何かということを、こちらのCBDオイルに絡めてお話をさせていただきます。
そもそもなぜ犬は音が怖いのか、大きな音が怖いのかということについて少し触れていきますね。
犬の聴覚というのは人の何倍もあります。5倍から10倍と言われることもあります。
しかも雷や花火というものは、皆さんどんな時になりますか?
大体はですね、予測できないですよね。その音がいつ鳴るのかというのと、そして大きな音なので体に響く、さらには逃げられない状況であるということ。
この3拍子が揃うことで、本能的にワンちゃん自身が命の危険を感じるほど大きな音であることが多いんですね。
そのため、いろんな音に対して反応する中でもこの花火、雷というものは2大ワンちゃんが苦手とするもの、音として知られています。
雷のゴロゴロゴロゴロという低音や花火のドーンといういきなりの大きな音、そしてその衝撃波というものは、私たちが思う以上にワンちゃんの体全体に響いて共鳴してしまっているんですよね。
だから震えたり逃げ回ったり家具の下に隠れたりするというのは自然な反応なんですよね。身を守るための反応になります。
特に音への敏感さというものは個体差もあるんですが、研修による傾向もあります。
ボーダーコリーやシェルティ、シェットランドシープドッグなどは、もともと作業犬タイプで聴力が非常に鋭く、刺激に対して敏感に反応しやすい犬種と言われています。
またコイケルホンデューやビションフリーゼ、トイプードルなども感受性が高く飼い主の感情の揺れにも敏感な犬種になります。
つまりよく聞こえすぎる、そして敏感に変化を感じすぎる犬たちほど、音に対する恐怖だったり不安を抱えやすい傾向があるんですよね。
そのため、このような研修をお迎えする、そして今飼っているという方はですね、大きな音、大きな突然の音、衝撃波を伴う大きな音に対しては、ある程度ワンちゃんに体勢を日頃からつけるトレーニングをしておいた方がいいなと私自身は思っています。
CBDオイルとリラックス方法
もうすでに音が苦手になってしまったよというような子には、いきなり大きな音が突然逃げ場のない状態で連続して聞こえてくるような花火大会であったり、ゲリラ豪雨の前みたいな時というのはね、そこで落ち着きなさいとか、すぐに終わるからという声をかけても全く意味がないんですよね。
では、どんなことがこの音を怖がってしまうようなワンちゃんにできるのかなというと、やっぱりお隣のトレーニングをするということになります。
これはですね、お隣のトレーニングを積むことで、怖いという印象を怖くないという印象に変えていくというものになります。
いきなり大きな音を聞かせるというのではなくて、小さな音からこの音イコール怖いことは起きない、怖くない、大丈夫という自信をつけていく、そんなトレーニングになっていきます。
例えば、YouTubeや雷や花火の音を小さな音量で流して、その間におやつをあげたり、楽しい遊びを取り入れてみたりしてください。
徐々に音量を上げていき、音が鳴っても大丈夫、いいことが起きるということを経験としてワンちゃんに教えてあげる。
これが一般的なやり方になる、お隣のやり方になるかなと思います。
ここで気をつけなければいけないのは、少しでもワンちゃんがその音を気にするような素振りがあるようであれば、音を小さーくするとか一旦止めるということです。
人間には聞こえるか聞こえないかのぐらいの音であっても、ワンちゃんにはきちんと聞こえていますので、
ワンちゃんが少しでも今やっている作業を止めて、キョロキョロ向くような音をどこからしているんだろうみたいな感じで向くようなときには、一回ストップしてあげるといいと思います。
そうは言っても、特に雷なんかはいつどこで起きるかはわからないですよね。
そのときにパニックになってしまうぐらい怖い思いをしてしまう。
雷に対して過度に恐怖を感じ、それを表すようなワンちゃんに対して何ができるのかといったときに使えるのが、
CBDオイルをはじめとした心の平静を保つ、リラックス状態に近づけるようなサプリメントになります。
前回もお話をしましたけれども、CBDオイルというものは、
ヘンプという植物の由来の天然成分、カンナビジオールを含んでいて体内のバランスを整えるシステム、
これはESCというエンドカンナビノイドシステムというシステムが人間をはじめいろいろな動物の中にあるんですけれども、
このシステムをサポートするようなオイルになっています。
こういったシステムを整えてあげることで、心の平静を保つことができる。
神経の興奮を和らげたり、リラックス状態を保ちやすくするという効果が期待されています。
特に雷や花火の季節の前から継続的に取り込んでおくことによって、心のクッションをあらかじめ育てておくような期待が見込めます。
CBDオイルの他にも自然の力でワンちゃんのリラックス状態や心のクッションを育てるということはできます。
どんなものが他にあるのかというと、代表的なもので言えば精油と呼ばれるエッセンシャルオイル。
代表的なものではラベンダーやカモミール、フランキンセンスなどの香りはリラックス効果がありますよね。
愛犬のための自然療法
ワンちゃんたちにエッセンシャルオイルというものも使えるんですが、直接体に塗りつけたり、かかせたりせずに、ディフューザーを使って少し香らせておくというのがポイントになります。
また、ハーブやハーバルレメディといったもの、こちらもね、ハーブティーなんかもワンちゃんに実は使えます。
パッションフラワーやバレリアンは不安や緊張を和らげる作用でよく知られています。
そういったものでね、飼い主さんとワンちゃんと同時に心のリラックスを保つという効果もありますので、取り入れられてみてもいいんじゃないかなと思います。
またね、私がイギリスにいた頃にはよく私の師匠も取り入れていたものとしては、フラワーレメディ、ホメオパシーといった自然療法。
こちらも特にレスキューレメディなんかは突発的な恐怖に反応する子にはピッタリということで、スプレータイプなんかも売られていました。
こうした自然療法をトレーニングと組み合わせることで、心と体の両面から安定しやすい状態を整えることができていきます。
こういったものもきちんとね、皆様自身で選んで、うちのワンちゃんにはどんなものがいいのかな、合いそうなのかなというものを少しずつ試してみて、効果を見ていくということもお勧めできます。
ちなみに私の愛犬ミコトさんはどうだったかというと、ミコトさんは花火も雷も全くといっていいほど反応しませんでした。
それはですね、私がドッグトレーナーになってからこのミコトさんをお迎えしたので、子犬のときの社会化、トレーニングとして大人類の練習をたくさんしていきました。
一緒に遊ぶときに、雷や花火の音を小さな音から聞かせていったりですとか、わざわざ大きな音のするところに一緒にお散歩に行ったりですとか、
そういった音に対しての耐性をつける、そんなトレーニングをよくしていました。
大人類というのは何も花火や雷だけの音になれればいいというものではないんですよね。
音に強い犬を育てるためには特別なレッスンを限定的にするというよりも、日常において音との付き合い方がとても大切になっていくんです。
掃除機やドライヤーの音、怖がりませんか?
車のエンジン音や工事の音、テレビから聞こえてくる笑い声や子どもの声、インターホンや雷の音、こうしたいろんな音を落ち着いて聞いていく。
こういった音を聞いたときに落ち着いていられる、そういったことが雷や花火といった衝撃波を伴うような突然の大きな音に対しての耐性をつけていく、
そんなトレーニングになっていきます。
そしてそして、これも余談なんですけれども、実は美琴さんの前に飼っていた雑種犬のワンちゃんというのは、本当にこの2つが大嫌いで、
このまま心臓発作を起こして死んじゃうんじゃないかなと思うぐらい、花火や雷の音でパニック状態になっていました。
それもあってね、次の犬、美琴さんを飼うときには、あんな風に音に対して怯えてしまってはかわいそうだなと思っていたので、
小犬の頃から私はトレーニングを積んでいたんですよね。
花火や雷というものが怖いというのは、決してそのワンちゃんが弱いとか軟弱であるということからではないんですよね。
それは犬が持つ自然な本能、防衛本能からくるんですよね。
そのためにCBDオイルやホリスティックケアで心を整えて、トレーニングで大きな音、突然の音、そんな音が聞こえても安心していられるという習慣をつけていく。
この2つのアプローチが、音に対して敏感な子に対して優しいサポートになっていきます。
最後になりますが、CBDオイルやホリスティックアプローチ、フラワーレミディやオメオパシーなどを取り入れるときには、必ず次の3点を注意してください。
まずは品質に気をつけて選ぶことです。
口コミなんかよりも第三者機関である成分分析表などがあるものを選んでいただいた方がいいと思います。
可能な限り、従事さんに相談していきましょう。
特に持病や症状が無実にあるという方に対しては、まずは専門家に助言を得る方がいいと思います。
そして、自己責任で使うということですね。
こちらはあくまでもサポート品、合う子と合わない子がいます。
愛犬さんの様子を観察しながら、少量からスタートすることをお勧めします。
ということで、今回は音に対して敏感な反応を示すワンちゃんにできることは何かないかなということで、
ホリスティックケアやCBDオイル、そしてトレーニングでサポートできることをご紹介させていただきました。
今週金曜日の夜8時より、M&N's CBDオイル様主催のセミナーにて皆様のお越しをお待ちしております。
