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こんにちは、横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
本日は、企画に参加をさせていただこうと思います。
ハッシュタグ、あちがんばれ💪
こちらの企画に参加をさせていただきます。
こちらのハッシュタグ、あちがんばれ💪の企画は、
人口約6,000人の小さな村、長野県のあち村から、
新州にとついで13年移住ママのセイラさんと、
根っからの新州人、桃子さんのお二人が
運営されている、ほっこりあちあらじをから生まれた企画になっております。
こちらのあち村、私はまだ行ったことがないんですけれども、
なんと桃源郷を再現したと言われるような美しい花、花桃で有名なんですね。
この花桃というのは、私も初めて知ったんですけれども、
食用の桃ではなく、花を鑑賞するための桃の花、桃の木なんだそうです。
それらが一斉に咲き誇り、緑豊かな山合いの風景を一面、桃色に染める、
そんな幻想的な風景が、このあち村では見られるそうです。
そしてこのあち村、日本で一番星空がきれいに見える場所として、
環境賞に認定されている村ということです。
そして今回のハッシュタグあちがんばれ、この企画は、
あち村名物の花桃にちなんで、花もしくは桃にまつわるエピソードや、
お歌、詩の朗読、物語、自作のエピソードなどなど、
みんなでつなげていこう、リスナーも配信をしていこうという企画になっているということなんですね。
私もお友達の方々が、このハッシュタグに乗ってあちがんばれ、
いろんな配信をされているのを聞いて、参加をしてみようかなと思いました。
いつか私もあち村に行ってみたいなと思っていますよ。
あちラジオさんの本家さんのライブのアーカイブを伺ったときに、
あち村周辺ではシードル、リンゴのお酒、リンゴも名物ということで、
リンゴのお酒が売っているということだったんですね。
そこで私は今回、桃ではなくて、このリンゴにまつわるお話をしてみたいと思います。
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詳しくいえば、リンゴの花でしょうか。
それでは、私の花とリンゴのエピソードを聞いていただければと思います。
リンゴの産地といえば、長野県や青森県、それらの産地が皆さんの頭に浮かぶと思います。
そして、リンゴといえば大きくて赤くてみずみずしい、そんなリンゴを思い浮かべる方も少なくないでしょう。
ですが、世界を見て回してみても、リンゴというのはいろんな国で日常的に食べられている果物なんですよね。
世界中で最もポピュラーな果物の一つといっても過言ではないかもしれません。
私は大盛りで蜜がたっぷり入った日本のリンゴも大好きなんですけれども、リンゴというとイギリスを思い出します。
そう、私がリンゴの花を初めて見たのはイギリスの果樹園でした。
私のイギリス人首相は、お客さんとワンちゃんたちと一緒に果樹園の中をリードを離して犬たちと歩くというイベントを行っていたんです。
初めて連れて行かれたお茶と果樹園で、見た白いかわいい桜に似たようなお花をつけている木がですね、何の木だとか私は全くわかりませんでした。
とても綺麗で、私は思わず師匠に、日本の桜に似ているねと言ったんです。
するとそれを聞いていた周りのお客さんたちが、これは桜ではなくてリンゴの木だよ、リンゴの花なんだよと教えてくれました。
リンゴの花を私はそれまで見たことがなかったんですよね。
イギリスのリンゴ、イギリスのリンゴは日本のものよりもかなり小ぶりです。
小ぶりで、お世辞にも日本のリンゴほど甘いというわけではありません。
それでも私はイギリスのリンゴがとても好きでした。
イギリス人のランチボックス、まあ日本で言うとお弁当ですよね。
日本のお弁当の定番と言ったら何でしょうね。
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唐揚げとか、卵焼きとか、たこさんウインナーとか、リンゴが入ってくるとしたら、うさぎの耳にカットされたリンゴとか、そんなイメージですかね。
ところがところが、イギリスのランチボックスでもリンゴは定番商品なんですが、そんな小切れにカットされて出てくるなんてことはまあありません。
だいたいイギリスでランチボックスと言うと、サンドイッチ、クリスプス、クリスプスというのはポテトチップスですね、クリスプス、そして丸ごと一個のリンゴ。
そう、この丸ごと一個のリンゴ、みんな袖口でシャシャッと周りを吹いてかじりつくんですね。
私はこのランチボックスを何度か経験したことがありました。
というのも、師匠についてトレッキング、山登り、いやハイキングですね。
まあ山登りといってもそんなに高い山というわけではなくて、どちらかというと丘なんですけれども、丘を犬たちと一緒に何時間も歩く、もちろんリードなしでというイベントを夏の間は何度もやったんですが、
その時はランチをどこかで食べるということはできないので、出発地点にあるパブにお願いをしてランチボックスを作っておいてもらうんです。
パブのランチボックスなんて聞いたらちょっと期待しちゃいませんか?いわゆる料理屋さんですからね。
ところがところが、出てきたのはサンドイッチ、クリスプス、そしてリンゴ一個。
だけどこのリンゴが緑豊かなイングランド中部の丘の上で眼下に広がる緩やかな丘陵地帯、その緑を見ながら丸かじりをするととっても美味しいんですね。
このリンゴ、もちろん皮ごと食べます。
中央部の種や芯はどうするのかというと、もちろんその辺にポイ捨てです。
今はこんなことできないかもしれないですけどね。
そして場合によっては一緒に歩いてきたワンちゃんたちが食べます。
そんな感じでリンゴの思い出、私にはリンゴの木とこの小さな小ぶりなリンゴ、そしてもう一つリンゴといえば思い出があるんです。
それがシードル。
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ある夏の日に友人たちと一緒にガンドッグというドッグスポーツの練習をした師匠とお友達はその後パブに立ち寄りました。
イギリスの田舎ならではなのかもしれないんですけれども、夕飯の前にパブに立ち寄って一杯引っ掛けてからお家に帰って夕飯を食べる。
そんな風習が田舎にはあったんですね。
今でこそパブはきちんとした食事を出すようになったところがほとんどだと思うんですけれども、
それこそ半世紀以上前、私の父が留学していた頃はパブでは簡単なつまみ以外、食べるものは出さないというところがまだまだ多かったそうです。
話が逸れましたが、夏の日が傾き始めた頃、私たちは田舎の一軒のパブに入りました。
私の師匠は私の親より気持ち若いぐらいなんですが、そのお客さんたちもまたどちらかというと私よりも年齢層は高めでした。
ですが彼女の常連のお客様の中には私と年が一つ二つしか変わらない女性がいたんですね。
彼女は私のことを非常に気にかけてくれて、師匠よりも私に気を配ってくれたと思います。
私たちは非常に仲良しになって、師匠に暇をもらって彼女の家に泊まりに行ったり、彼女と遊びに行ったりすることも時々ありました。
その彼女が私に、「ナオコ、何飲む?」って聞いたんです。
そして私は何があるのかわからなかったので、まあ言ってもイギリスの田舎のパブですからね。
もちろんアイスティーとかアイスコーヒーみたいなものはないわけですよ。
何があるのかわからなかったんですよね。
なので彼女に、「あなたは何を飲むの?」と聞きました。
こういうところに行き慣れている彼女であれば、きっとおすすめの飲み物を知っているんじゃないかなと思ったんですよね。
もしそれがアルコールだったら、私はアルコールは軽くし弱いので飲まないでいこうと思ったんですよね。
そしたら彼女の答えは、「私はサイダーを飲むわ。」と言ったんです。
それを聞いて私は、「サイダー?あ、サイダーだったら私も飲めるな。」って思ったんですよ。
サイダー。はい、私の頭の中には完全に三ツ矢サイダーが浮かんでいたんですね。
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ところが、皆さん思い出してください。
よく頭の中にアルファベットを思い描いていただきたいんですが、
リンゴのお酒であるシードル。
これはフランスではシードル。
スペインに行くと読み方が変わりシドラとなります。
そしてドーバー海峡を越えるとサイダーになっちゃうんですね。
なんてことでしょう。
もう私はね、完全にサイダーは三ツ矢サイダーだと思っているので、
三ツ矢じゃないとしてもセブンアップとかそういったものだと思っているので、
その友人が意気揚々と持ってきてくれたでっかいグラスを乾杯して、
喉も渇いていたものですからね、ほぼほぼ一気飲みしちゃったんですね。
サイダー。いわゆるシードル。
その結果、目の前が回り、私は床に転げ落ちたんですね。
どんだけ弱いのか。びっくりしたのは私の友達。
そして師匠ですね。
師匠は、私の友達が悲鳴をあげたので、
なおこに何飲ませたの?と、私の友達に対してのなりつけたわけです。
かわいそうなのは彼女ですよね。
だって、サイダー飲むってなおこが言ったから、
彼女は日本に来たことがないし、日本の文化のことをあまり知らなかったので、
日本語でサイダーと言ったら、ほぼほぼ三ツ矢サイダーを指すということは知らなかったんですよね。
三ツ矢サイダーではないとしても、ノンアルコールのシュワシュワした甘い、
いわゆるセブンラップとかスプライトみたいな飲み物を日本ではサイダーと言うということを知らなかったんです。
ですが、師匠は過去2回ほど日本に来たことがありますから、
なおこにサイダーを飲ませたと言った時にすぐにピンときたそうです。
なおこはアルコールが弱いんだから、
もう二度とサイダーを飲まないように、というふうに私も彼女もきつく言われました。
これがね、シードルと聞いた時に私が真っ先に思い浮かぶ、やっちまったエピソードなんですね。
アルコールは軽きしダメな私ですが、リンゴのシュワシュワ、アップルタイザーなんかは大好きなんです。
シードルもアルコールの非常に弱い、ジュースのような3%くらいの、ああいう感じのものであれば、
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ちびちび、ちびちび、なんとか1時間くらいかけて飲むことができます。
本当のシードルってとってもおいしいですよね。
量が飲めないのが難点なんですけどね。
ですので、私はいつかアチ村に行きましたら、
花桃を見ながらリンゴのお酒、シードルをちびりちびり飲んでみたいなと思っています。
というわけで今回は、ハッシュタグアチがんばれ!
花と桃にまつわるエピソード
私はリンゴの花とシードルの思い出をお話しいたしました。
こちらのハッシュタグアチがんばれは、5月10日まで誰でも、
ハッシュタグアチがんばれをつけて、花や桃にまつわるエピソードを配信することができます。
よろしかったら皆さんも参加されてみてはいかがでしょうか。
概要欄に企画元のほっこりアチラジオさんのURLを貼っておきます。
それでは最後まで聞いていただきありがとうございました。