2021-10-04 12:04

108日間世界一周の船旅🚢🌎✈【上海・前編】

108日間世界一周の船旅🚢🚢
最初の寄港地は……上海❣️

私は【餃子作り】のオプショナルツアーに参加
サムネは餃子作りをしてるところ。
(若っ‼️🥶髪色明るい❗️時計したまま❌でしょ❗️)


これがとんでもないハプニングに……⁉️

最初の寄港地での忘れられない思い出をお話しています✨

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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
さて今回は、やっと皆さんお待ちかねの108日間世界一周の船旅、
【上海・前編】をお届けしたいと思います。
上海に到着したのは、出港から5日目の午前6時過ぎ。
日付は、2002年の5月6日でした。
毎朝6時半から、看板で対極拳を行うサークルがあり、
私は乗船翌日の朝から下船まで、乗船中はほとんど毎日、このサークルに参加することから朝が始まっていました。
看板で対極拳を行っていると、次第に上海の港が朝靄の中姿を表してきました。
当時の日記では、天気は曇りで朝は霧雨に有名な上海のシンボル、電波塔が霞んで見えている。
気温は暑くも寒くもないけれど、湿度が高く空気がまとわりつく。
それとともに、かすかに波の音ではない陸の音が聞こえてくる。
先生の肩を真似ながら思わず近づいてくる異国の風景に目が奪われてしまうと書かれています。
船旅での入国はここ、上海が初めての経験でした。
船が港に着いてもすぐには下船はできず、全員のパスポートチェックと税関チェックが終わるまで船内に留まらなくてはならないのです。
この先、いくつも同じことが繰り返されるのですが、お国柄というか、すぐに下船できる国もあれば、なかなかできない国もあります。
出国も同じです。
一番入国に時間がかかったのはカナダのバンクーバー、出国に時間がかかったのはオランダ・アムステルダムでした。
これらには理由があるのですが、それはまたそれぞれの寄港地の時にお話ししようと思います。
寄港地の楽しみ方は大きく分けて3通りあります。
一つはピースボート所属の旅行会社ジャパングレイスが企画するオプショナルツアーに参加すること。
これは無料のもの、有料のもの、数日かかるものもあります。
もう一つは自由行動、もう一つは離脱行動です。
自由行動は船が着岸し出港するまで文字通り自由に行動することです。
船に戻れば食事、宿泊は無料ですから、お金のない若者は多くがそうしていました。
離脱行動は離脱組、スキップ組などと呼ばれ、
一つの寄港地から次の寄港地までの洋上生活が長い間陸路で旅をし、
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飛行機で次の寄港地に向かうという贅沢なものです。
陸路でバックパッカーをし、次の寄港地や次の船に乗るというものもありました。
このようなことが許されるのも自由なピースボートならではだったかなと思います。
上海には一泊二日の定泊でした。
私は初日の午前中は現地レストランでの本格餃子作りオプショナルツアーを目指しました。
同じ部屋やお隣の部屋の仲良しの子たちは当然、自由行動でした。
午後は自由行動だったので、昼過ぎには終わるこのツアーの後、
友達と船内ガイドブックを見て、このレストランに来てもらって合流し、
午後は市内フォーカスに行きました。
友達と船内ガイドブックを見て、このレストランに来てもらって合流し、
午後は市内観光を一緒にしようと計画を立てていました。
というのも、お友達になった子の中に中国語が堪能な子がいて、
みんなはその子の通訳で観光しようという話になったんです。
私も彼女がいれば、餃子作りのレストランに来ることはわけないなと思って安心していました。
今思うと、これがかなり浅はかなおつむの足りない考えだったんですね。
それはまた後にお話しします。
さて、わざわざ上海まで来てなぜ餃子を作ろうと思ったのか。
今の私には全く理解ができないんですが、ツアーに行く他の参加者たち、ほとんどは学ぶばかりでした。
と、ツアーガイド、通訳と一緒にレストランへ向かいました。
では、上海のレストランでの餃子作りの様子を、当時の日記から読み上げたいと思います。
レストランの裏口から厨房に入り、料理長のおばちゃんに教わることになった。
厨房に入ることなんて、日本でもめったにあることではなくて、それがまず思いがけず面白かった。
床は水浸しで、板が渡してあったり、大きな鍋から水蒸気が立ち上っている光景、
鍋の蒸し器がいくつも積み上げてあったり、大小様々な形の調理前の餃子、
正体不明の香辛料や材料の入った器やかご、コック棒をかぶったたくさんのコックさんたち、
こっちも向こうも同じようにもの珍しげにお互いを見ていた。
餃子の先生はすごく上手に、簡単そうに次々と餃子を作っていく。
皮作り。生地はすでにこねてあって、それを一口大、親指ぐらいに切って手で丸めつぶす。
さらに二本の餃子棒を使って、真ん中を分厚く、周りを薄く伸ばしていく。
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日本の餃子の皮は薄く均一で、大きさも大きいけれど、上海水餃子は真ん中に具を詰めて伸ばして包む。
皮は恐ろしく伸びるので、大きさは小さめに。皮を伸ばすのも難しいけれど、具を詰めて閉じるのはもっと難しい。
先生は簡単そうに実演してくれるけど全然ダメ。はみ出しちゃうし。みんなで悪戦苦闘しながらたくさんの餃子を作った。
と書かれています。実は日本では結婚前、全く自炊をしたことのない私でしたが、
祖母や母と一緒によく餃子を包んでいたんですね。だからできるだろうと思っていたんですが、全然難しかったことを今も覚えています。
この後、作った餃子をコックさんたちが蒸し上げてくれている間、私たちはレストラン2階の客室に通されました。
美味しそうな前菜がいくつか乗っかっていて、この前菜と作った餃子がランチになるんだなぁと思っていたのですが、とんでもない。
実はこのツアーには、餃子作りと満館全席というツアータイトルがついていたんです。
ピンとくる方もいると思うんですが、満館全席というのは、グーグル先生曰く、満州族と漢民族の料理を一同に揃えた園席の意味。
2、3日かけて食べる。
クマの手、ツバメの巣、ゾウの鼻など珍しく高価な食材も用いる、と説明があります。
私はツアータイトルの意味を全く把握せずに参加していたんですが、確かに餃子を作って食べるだけにしてはちょっと高いツアーだなぁと思っていました。
タイトル通り、これでもか、というぐらい様々な料理が次々テーブルへと運ばれてきました。
餃子だけでも7、8種類。自分たちが作ったもの以外に揚げたもの、焼いたもの、椎茸やフカヒレ、エビがメインのもの。
形も様々で、一番インパクトがあったのは、可愛らしい色と形の金魚を模したものでした。
スープも2種類。菊の花や、菊の花の天ぷらや、夏目のカンロニなど、少し珍しい食材もありました。
クマの手はありませんでしたよ。
前日したように、どちらかというとマダムが多かったこのツアー。
若い人どうぞ、若いからまだいけるでしょ、との呼び声に、確かに若く、朝食抜き、幸福感MAXで臨んだ私はできるだけ詰め込みました。
当時の日記にも、もうしばらく餃子を見たくないと書かれていました。
まあまあ翌日すっかり忘れてまた食べてるんですけどね。
さて、食べきれないまま試合終了を迎え、ツアーもお開きの時間。
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時間を見ると朝、船で別れた友達が来ているはずの時間になっていました。
ツアーの皆さんに、お友達がお迎えに来るから、と別れを告げ、1階の一般客席の方に降りて通訳の方に、
ここに友達が来るから待たせてほしい、とお店の人に伝えてもらい、お店の隅で友達の到着を待ちました。
ですが、待てど暮らせど来ないんです。
おかしいなあ、もう時間は過ぎているのに、迷っちゃったのかなあ。
ツアー終了した皆さんが、次の観光地に行くツアーバスに乗り込むマギは、もう一度ツアーガイドさんと通訳さんに聞いてみました。
ガイドブックを見せて、長安餃子廊という、このお店で13時に友達と会う約束をしたんだ、と伝えました。
そしたら、通訳さん曰く、ダメ、ここじゃない、と言うじゃないですか。
なんとなんと、長安餃子廊はチェーン店で、ガイドブックに載っている店舗と、私が餃子作りを体験した店舗は違うお店なんでした。
おいおい、さーっと青ざめる私、嫌な予感がしてたけど、どうしよう。
心配そうなツアーの皆さんとガイドさん、一緒に来れば、とツアーのマダムたちが言ってくれたんですけれど、
友達がどこかで私を待っていたら申し訳ない、という気持ちが先立ち、
大丈夫です、タクシーで行きます、と笑顔を作りました。
もちろん内心はヒヤヒヤ、心臓バクバクでしたよ。
今では考えられないと思いますが、もちろん当時はWi-Fiやら、海外で国内と同じように使える便利なスマホがなかったんですよね。
こうなったら、地図と勘とボディランゲージの中国語が頼りです。
通訳の方にタクシーを捕まえてほしいと頼み、ガイドブックの店舗を見せて、長安餃子路のここの店舗に行ってほしい、と伝えました。
もう約束の時間を1時間以上経過していました。
行っても誰もいないかもしれない。でも待ってくれていたら貴重な時間を無駄にさせてしまう。
でもまた違うお店に行ってるかもしれない。会えるかな、会えないかもしれない。
ドキドキしながら初めての見知らぬ大都会、上海の街中をタクシーは走り抜けていきました。
さて、長くなってしまいましたので、今回はここまで。
まさかの思い違いからすれ違う若者たち。果たして私はお友達に会えたのでしょうか。
次回は上海後編をお伝えしたいと思います。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いいたします。
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