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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
本日は、「思いが伝わる瞬間ってやっぱり最高!」というお話をしていきたいと思います。
昨日の夜ですね、10月17日夜8時より、私は月1開催しているオンラインセミナーを開催させていただきました。
今回のテーマは、「犬が自分で考えるようになる教え方のコツパート2」ということで、
前回の9月に開催したオンラインセミナーに引き続き、たくさんの方に参加をしていただきました。
ご参加いただいた10名以上の皆様、今回も本当にありがとうございました。
私のオンラインセミナーは月に1回ずつ行っているんですけれども、
そこにご参加してくださる顔ぶれの皆様というのは、
大体ですね、私のメンバーシップに入ってくださっている方や、リエーブのお客様が多いんですよね。
なんですけれども、今回は初めましてのお客様が入ってくださいました。
いつもはね、大体私が面識がある方がほとんどなんですけれども、今回はですね、本当に本当に初めまして。
今までね、私も一度もやりとりをほとんど文字でのやりとりをしたことがあるけれども、
実際にね、お会いしたり直にお話したりということがしたことがないという方が2名ほど来てくださったんですね。
これ本当に嬉しいことだなぁと思います。
15年以上自営業を続けていても、やっぱり初めましてのお客様って本当に緊張するし、本当に嬉しく思うし、
どうせね、この広い広い犬のトレーニング業界の中で出会っていただいたのであれば、
せっかくそしてね、私の元に問い合わせをしてくださったのであれば、何か一つでも小さなことでも何でもいいので、
何か一つでもね、その方のお役に立てることが、私を通してね、お役に立てることが提供できればいいなというふうにいつも私は考えています。
そして毎回ですね、オンラインセミナーに参加をしてくださる方もいらっしゃれば、今回オンタイムが初めてという方もいらっしゃったり、
ワンちゃんの年齢や抱えているお悩みだったり、そういったこともまちまちなんですよね、私のオンラインセミナーのご参加者の中には。
今はワンちゃんと暮らしてはいない、他の動物さんと暮らしているという方もいらっしゃったりして、本当にバラエティに富んでいるなといつも思います。
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また動物のお仕事をされている、携わっている方も複数名いらっしゃるので、その面でもですね、本当に私自身も勉強になる、
伝え方だったり、受け取り方、それからその方とのやりとりの反応を見ながらセミナーの内容を決めていくということは、毎回私にとってはなかなかハードな試練なんですけれども、
これは本当に私自身が勉強させていただいているということもあって、とりあえず今年いっぱいはかなりお安い値段で1回1000円から1200円くらいのお値段でオンラインセミナーを出しています。
今回はまた違った感動があったので、私も皆さんにそれをシェアしてみたいなと思いました。
それはですね、繋がった瞬間ってやっぱり最高に嬉しいよねっていうことなんです。
これね、どういうことかと言いますと、私たちは特にこのスタンドFMなんかは音声配信なので、
誰かのライブだったり収録だったりを聞いて、そうだよねって共感することや、
これは私もそう思うなとか、それは違うなとか、その方のお話に感動したり、共感したりしたことをコメントやレターなんかでお届けすることってありますよね。
それを見て私たちは、この方は自分と同じような思いを抱いているんだということを認識したり、
そこから心の繋がりが深まっていくっていうことが多々あると思います。
ただ、動物さんというのは基本的には非言語のコミュニケーションなんですよね。
なので日常生活で本当に自分の言っていることが自分のペットさんに正しく伝わっているのかどうか、
これはなかなかこういうふうに思っているだろうなっていうことがあったとしても、
なかなか実感として自分の言ったことや思っていることが、私で言えばワンちゃんなんですけれども、
ワンちゃんに正確に伝わっているのかどうかっていうのは確かめることがちょっと難しかったりすると思うんです。
今回は、前回今回のテーマというのは、犬が自ら考えるようになるというテーマでセミナーを行いました。
これは普段私たちが使っている言語に頼らない、言葉に頼らないで犬に意思を伝えてみようというテーマ。
そういった内容なんですね。
前回も先月もやりましたが、今回もですね、
まず初めのロールプレイングでは犬役の人、それから人役、トレーナー役の人に分かれてもらって、
私がまずはトレーナー役を画面越しにやりました。
その時には犬役の人に口元を手で覆うという課題を出して、
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これをYESとNOだけでこの正解まで導いていくという過程を行いました。
そして2回目は私が犬役になりまして、トレーナー役にお客様になっていただきまして、
簡単な画面上でできるものをゴールにして、
私がそのトレーナーさんの指示を聞きながら犬として正解を探っていくというゲームを行いました。
これを2回行いましたね。
これ見ていた方も分かると思うんですけれども、
トレーナー役の人が犬役の人が正解に近づいていくと、とてもとても嬉しそうな顔をするんですよね。
私は最初は自分がトレーナー役だったので、
私は何百回もこういうことをやっているので、そんなに感情は変わらないんですけれども、
私が犬役になった時に間違えると明らかに戸惑った顔をされていて、
正解に一歩でも近づくとすごく嬉しそうなお顔をされるんですよね。
もうその顔だけでこっちが正解なんだなというのが何となく分かってしまうようなね。
今回トレーナー役をやってくださったお二人の方、
この二人の方はこういったゲームが初めてだったということで、戸惑いながらも犬である私をゴールまで、
飼い主さんが設定した、トレーナーさんが設定したゴールまで、
どうやって言葉を使わないで、イエスとノーだけで導いていくのか、
やってみてとても戸惑ったと思います。
だけれども、その言葉を使わないで、私である犬がゴールにたどり着いた時の喜びというのもまた等しいを感じてくださったようでした。
それを見ていた方もすごい的確な指示でしたねとか、とても温かい言葉をかけてくださいまして、
この言葉を使わないで相手に意思を伝えて、相手と自分が同じゴール設定のところに行くという共同作業って、
まさしく犬と人の関係そのものなんですよね。
普段私たち人間はそういうふうなことをやりませんけれども、
でもね、もしあなたが海外に行ったとしましょう。
あなたがテーブルのところに座らせて、
フブズン、フブズン、発音わかんないですけど、
フブズンって言われたらどう思いますか?
フブズン、わかりますか?
わかんないですよね。はい、私もわからなかったです。
このフブズンという言葉はアラビア語でパンを表す言葉だそうなんですけれども、
食卓に座らされてフブズンって聞かれても何のことだかわからないですよね。
だけど食卓に座らされてパンを出されて、
パンを指差してフブズンって言われたら、
このパンのことをフブズンって言うんだなということがわかりますよね。
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こういう感じで犬に何かを教えるときって、
人はどうしても言葉を先に言ってしまいがちなんですけれども、
行動があって、物があって、その後に言葉が出てくると犬はよりわかりやすくなるんですよね。
なのでこの後には、人と人とのセッションの後には、
画面越しに犬と紙コップを使ったセッションをやっていただきました。
この紙コップ、プラプコップでも何でもいいんですけれども、
コップにお花をつける、もしくは前足でタッチをするという課題を
それぞれ皆さんにやっていただきました。
このときに注意をしてほしいと言ったのは、
コップを置いたときに指差したり、コップコップと言ったりしないで、犬がどうするか観察をしてください。
そしてもしワンちゃんがコップの方に近づいていったらそのときに褒めたり、
クリッカーというトレーニング用具を持っていらっしゃる方は
それを鳴らしておやつをあげるようにしてください。
というお話をしたんですね。
つまり犬が自分から興味を持ってコップに近づいたときに、
その効果としておやつが出てくる。
イエスという言葉が出てくる。
それは正解だよ。
あなたがコップに近づいているということは正解だよという意味でのクリッカーが鳴る。
そしてそこで報酬であるおやつがもらえるという教え方をちょっとしてみましょうということだったんですね。
これ本当に短い時間だったんですけれども、
なんとほとんどみんな全員ワンチャンネルで参加してくださった方が
お鼻でタッチするとか足でタッチするということができたんですね。
その中でも特にちょっとシニアのワンちゃん。
その子が参加をしてくださっていたんですけれども、
後から飼い主さんよりですね、
うちの子でもなんとできたんですよ、初めてやったんですけれどという嬉しいお言葉をいただきました。
それとともにうちの子はもうシニアで体調の変化なども年齢的に出てきて、
もうこういったことは必要ない、できないだろうって思っていたけれど、
でもそうじゃないんですねと。
そしてワンちゃん自身がとても楽しんでやっていたことを見て、
私自身もとても嬉しくなりましたというふうに飼い主さんからご感想をいただきました。
いくつになってもワンちゃんというのは飼い主さんと同じ時間、同じ喜びを共有することが本当に好きなんですよね。
私はこのオンラインセミナーの中で事前に撮った動画を皆さんにシェアする時間があるんですね。
それは一つの課題を違う犬たちがどういうふうにクリアしていっているのかということを皆さんにお見せする時間があるんですが、
今回はその中でも一番シニアの13歳のワンちゃんのチャレンジを見ていただきました。
この子はもうあまり目も見えないですし、音に関しても少し聞こえが悪くなっているんですけれども、
それでも本当にやる気はたくさんあるんですよね。
それが画面越しに飼い主さんたちにも伝わったと思います。
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もう年寄りだからとか、もうこのぐらいしかできないだろうとか、もう必要ないだろうということではなくて、
ワンちゃんとの過ごし方、その短い十何年という、それしか一緒にいられないという、その中で最大限にワンちゃんと一緒に過ごす時間を楽しめる。
それがこの非言語で行うコミュニケーションのトレーニングだなというふうに改めて私は感じました。
飼い主さんが思い描いていること、例えばそれがコップを倒すでも何でもいいんですけれども、
そういった些細な目標を言葉を使わないでね、意思を相手に伝えること、そしてその意思がワンちゃんに伝わって、
ワンちゃんが飼い主さんが設定したゴールに自分で考えてたどり着くこと。
この時の喜びや面白さ、意思が通じた、なんとなく相手のことが分かったような、そんな喜びというのはやってみた方だったら、
やみつきになるんじゃないかなと私は思っています。
なんといってもやみつきになった第一人者がこの私なので、もうそれに取り憑かれて20年以上という形になっていますけれどもね。
今回ご参加していただいた方へのアンケートはこの後送らせていただきますので、
どういったご感想をいただけるか分からないんですが、参加してくださった方のお顔などを拝見すると本当に晴れ晴れとして楽しかったです。
貴重な気づきを得られましたというご感想もちらほらいただいておりますので、
せっかくワンちゃんを迎えたのであれば、ただただ時間を過ごすだけじゃなくて、
こういったともに何かできる喜びをもっともっと体験して、より深いつながり、より絆を深めていませんかというようなセミナーを今後も続けていきたいなと思った野ちゃん先生でした。
セミナーに参加してくださった皆様本当にありがとうございました。
そして最後に、次回のオンラインセミナーは11月21日木曜日。
犬のボディーランゲージについて、こちらは動画検証会とさせていただきたいと思っています。
皆さんがうちの子こういうことをよくするんだけれども、これってどういうふうに考えているのとか、こういう時どうしたらいいのとか、問題行動でもいいですし、
ちょっと気になっている日頃のワンちゃんの行動でもいいですし、
そういったことを皆さんに事前に私の方に動画を送っていただいて、それをボディーランゲージ的に犬はどういうふうに考えているのか、
このシグナルは今どういう気持ちでこれを出しているのか、そういったことを皆さんに検証していきたいと思っています。
そしてですね、11月の頭にですね、上旬に私は20年間ね、温めていつかやりたいと思っていた犬連れのドッグホリエーというものを飼い主さんと行います。
その時には昨日買ったね、タッカイタッカイアクションカメラ、それを持って撮影をしてまいりますので、
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そのアクションカメラで撮影をさせていただいたワンちゃんたちのご参加者の方々の様子、これを見ながらボディーランゲージ、
この犬は今どこに意識が向かっているかとか、この子はあと数分後には吠えると思いますとか、
この子の吠えをやめさせるためにはこういうふうに、今こうしていますけれども、
他にはこういう方法がありますとか、そういった動画解説をね、皆さんとしていく時間にしたいと思います。
もう少ししたらね、11月に入る前、10月の後半ぐらいにご案内は、このスタンドFMでもお知らせいたしますけれども、
公式LINEや各種SNSですね、インスタグラムなどでもお知らせを流したいと思います。
月額600円のメンバーシップでは、3ヶ月以上メンバーシップをご継続いただいた方に、
もれなく全員にですね、このオンラインセミナー、無料で参加をできるという権利をプレゼントしています。
これはね、非常にお得だと思います。
あの、オンラインサロン、じゃないな、メンバーシップですね。
こちらは11月で私3年になるんですけれども、始めた当初はこういうことをやろうと思っていなかったので、
値段に見合っていないメンバーシップだと自分では思っています。
アーカイブも無料で視聴できるという形になっています。
よろしかったらそちらもご検討いただければと思います。
それでは最後までお聞きくださりありがとうございました。