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こんにちは。横浜で15年以上犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、あなたとワンちゃんの10年をより良く変えるをモットーに、
犬と生きる10数年をもっと本気で楽しみたいあなたに、幅広い分野から犬に関わるお話をお届けしています。
大好きな旅の話、子育ての話も時々お届けしています。
飼い主さんが変われば、犬が変わる。犬のことをもっと知って、あなたも犬育てのプロになりませんか?
さて、このオープニングで始まるのは久しぶりな気がします。
昨日は、私の愛犬、みことが虹の橋を渡ってからちょうど1週間でした。
昨日も今日も、愛犬の笑顔の写真に、
行ってくるね、と声をかけて撫でてからお仕事。
そして、今日はお休みなんですけれども、午前中一見お仕事がありましたので、そちらに行ってきました。
久しぶりの犬配信では、何を話そうかと思っていたんですが、
これは自分への記録としても、そしてこれから愛するハニオ動物さんたちとのお別れを控えていらっしゃるかもしれない方へ、
お届けできればなと思って収録をさせていただきました。
愛犬がいなくなって1週間。
いつもいる場所に彼がいないということがとても不思議で、悲しい気持ちになります。
歩いているワンちゃんや、私の保育園の生徒さんたちを見ても悲しいということはないんですけれども、
これは私の食物用柄だと思いますけどね。
ですけど、やっぱり見事の使っていたベッドやリード、洋服や食器などを片付けることが一番悲しい気持ちになりましたね。
まだ綺麗なものは犬の保育園に持ってきて使用しようと思うんですけど、
どうしても見るといろいろと思い出して悲しくなってしまうので、洗濯をしたまましまっている状態です。
それも時とともに解決していくんじゃないかなと思っています。
廊下に聞こえた足音、ご飯を用意しているときに足元でソワソワとしている感じ、
運転しているときには隣にいた横顔、そんなことをふと思い出すと喪失感で胸が締め付けられますが、
私は全体としては後悔はしていません。
もともと私はあまり過去を振り返って執着をしたり後悔をする人間ではないんですけど、
何でだろうと考えたときに、この愛犬を失ったことに関してもね、どうしてかなと考えたときに、
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ある3つのことを愛犬が旅立つ前にできたこと、しておいたことで、
今の後悔や悲しみというのが少し和らいでいるのかもしれないなと思いました。
その3つを今回から一つずつ解説をしていこうと思います。
もちろんこれは私の超超個人的な感想ですので、どんなことをしても悲しみがなくなるということはないです。
そして、こう思えない自分はダメなんだとか、人と比べて何とかということは絶対にありません。
また、突然ペットさんを亡くされたり、不良の事故で失ったなど、物理的に何もできなかったという方も当然いらっしゃると思います。
そのような方の苦しみ、悲しみはいかほどかと想像を絶する思いでいます。
ですので、ここまで聞いて、私はちょっと聞くのが辛くなるかもしれないなという方は、ぜひそっとこのまま配信を閉じていただいて結構です。
愛犬が旅立つ前にやっておいてよかった3つのことのうちの一つ、それは自分の思いを周りに発信することができたということです。
私の愛犬は1年前に病名が判明していましたが、その時は命に直結するものではなかったので、私としては振り返ると、やっぱりどこか油断していたというか、安心していたというか、最後のことを全然考えていなかったんだなと思っています。
ですがやはりじわじわと病魔は彼の体を蝕んでいて、そのスピードを私は楽観視していたんですね。
今年になり、人風善も発症しました。
かかりつけの従事さんにゴールデンウィークは来せないかもしれないと言われたのは4月の末。
私は楽観的に物事を見ていた自分を呪いたくなったほどの衝撃を受けました。
ショックすぎて号泣しながらライブをしたのを今でも覚えているんですが、
あの時皆さんにお話を聞いていただけたからこそ、自分の気持ちを整理して最後の時をどのように過ごそうかと、現実を受け入れて考えることができたんだなと今になって思います。
あの時聞いてくださった皆様、本当に温かいお言葉をかけてくださった皆様、ありがとうございました。
そのような意味で、スタンズFM、すごく私は助けられているなぁと今回も改めて実感しました。
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延命治療についてはメンバーシップの方でお話ししようと思っているんですが、
その時もね、点滴をすれば1日は寿命が延びて少し元気にはなるけど、
それを点滴というのは治療ではなく、その場限りのもので長く続けることはできないんだ。
ということ、この事実をきちんと受け止めて、それを踏まえて次の行動としてどうするのか。
ゴールデンウィークまでの命かもしれないと考えた時、限られた1日24時間を愛犬とどう過ごしたいのか。
愛犬はどう過ごしたいと思っているのか。
それを家族と、そして自分自身と、そして愛犬と話し合いました。
私と家族の出した決断は、ゴールデンウィークまで点滴による延命治療を続けて、
ゴールデンウィークは予定していたように、家族全員でみことも好きな南坊村に行こう。
そして旅行に行ったらもう点滴はしない。
ということでした。
そして皆さんも知るように、最後の点滴から1週間、
みことさんは奇跡的な復活を遂げて、その後すぐに旅立ちました。
この1週間の間に、私を含め家族全員でみこととお別れする覚悟と準備ができたんですね。
これはみことからの最大のギフトだと思っています。
だからこそ、家族共通の思いができたことで、みんなで旅立ちを見遅れたというある種の共通の感覚が、
それが悲しみを和らげているような気がしています。
そしてスタンドFMをはじめ、家族やお客様、友人たちに、私がどのように感じてどうしていきたいのか、
それをつどつど汚い言葉で全てではなくても口に出して、それを共有できたことが自分にとっては大きかったかなと思っています。
例えば、みことが山下公園に行きたがっているから家族みんなで行きたいとか、
夜はみことの隣で眠るからママを一人にしてほしいとか、
なるべく私が抱っこしたり触りたいとか、みんなに抱っこして触ってほしいとか、
食べたいものを食べさせてあげたいとか、そういった健康で元気なときにはどうったことないことなんですけれども、
それを全て思ったことを口に出す、それができたこと、できないこともあったんですけれども、
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でもまずは口に出してみるということができてよかったなと思っています。
その中でも一番勇気がいったのは、亡くなる前日、私が仕事をお休みさせていただいたことなんですね。
これはもしかしたら一般の会社員の方には難しいかもしれないことです。
でもあの最後の一日、カートに乗せて太陽の下をお散歩した彼との最後のお散歩は、
私の中でとてもとても大切な時間で二度と戻ってこないものでした。
こうしたいということを周囲に言えたこと、それを聞き入れて受け入れてくださる環境や皆さんがいてくれたこと、
本当に心から感謝しています。
私にとってしてよかったことの一番最初、一番目は自分の思いや希望を口に出して、周囲に伝えたということです。
私は今、ペットロス専門誌の勉強をしています。
昨日が二回目の講座だったんですね。
ペットは人間の家族以上に家族、伴侶なのにその存在を意識しているということです。
その存在を失うということについては、人と同じように発信や共有をすることや共感を得られることはない。
だからこそ悲しみを吐き出すことができないということで、ずっとずっとその悲しみ、
専門用語でグリーフと言うんですけれども、
その悲しみをずっとうちに抱えたまま、それが心身を病んでしまう原因であるということを改めて私は知りました。
なので、自分自身がこういうふうなお別れをしたいとか、こういうふうに思っているとか、
そういったことを話すことができて、またそういう場を作ることができてよかったなと思っています。
これは一長一短にできるものではないと思うんですよね。
ご家族の中でも、ペットに対する考え方、愛情、かけてきた時間、思い出というのは違います。
そして私は仕事柄、お客様の共感や了解を得やすい、本当にありがたい環境にいましたので、
お仕事をペットの看病のためにお休み一日させていただくことができましたが、
実際生活の中で、ペットがもしかしたら明日亡くなってしまうかもしれないので、
お休みいただきたいですということは、なかなか難しいお立場の方もいっぱいいらっしゃると思います。
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そういった方にお伝えしたいのは、そういうふうに口に出せない、実際は行動ができないとしても、
実際は行動ができないとしても、そんなふうに思うご自身の心をどうか責めないでいただきたいなと思うことなんですね。
ペットのことで仕事を休むなんて私は社会人失格なんだろうかとかね、
そういうふうにご自身を責めないでいただきたいなと思います。
もしくは、こんな時に一緒にいられなくてごめんねとか、
本当はこうしてあげたいんだけれども、どうしても仕事の都合や家庭の都合でこれができなくて、
一緒についていられなくてごめんねといったことを、難しいと思うんですけれども、
できればそういうふうに思わないでしてあげられたことにフォーカスを当てたりとか、
そしてね、一人語りでもいいと思うし、自分の気持ちを吐き出す、書き出すということでもいいと思います。
FMという場では、皆さん温かくただ聞いてください。
そういったことがあったり、そういう場があったりですとか、それができない場合にはノートとかに書き出すでもいいと思います。
実際ですね、私は次にお話をすることなんですけれども、
してよかったことの2つ目にしたいことを書き出すということがありました。
私が愛犬が旅立つ前にしてよかった3つのことの次回は2つ目をお話ししたいと思うんですが、
2つ目は、愛犬と一緒に写真を撮ることでした。
そしてそれは1つなんですけれども、したいことをする。
それを私は書き出していました。
なんというか、ペット版エンディングノートみたいなことでしょうかね。
それをして私はよかったなと思うので、次回はそのことについてお話ししたいと思います。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
