今この瞬間だからこそ生まれた作品を読もう【ファン学!! 川上稔編】
このポッドキャスト、なかよしインターネッツは、インターネットユーザーのイトッポイドが、いろいろなことをやったり、喋ったりする、ごくごく普通の異常者ポッドキャストでございます。
なんと300回も超えておりますね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
最近、イトッポイドはですね、まあ確定申告終わりまして、
それだけではなく、警察署にですね、あ、なんだ、ついに捕まったかと、ついに悪いことしたかと、いや、そんなことはございません。
合法がモットーでございますからね。何にも穴はあります。ということでですね、
古物処を取り扱い、まあいわゆるこう、古道具やり、古着やりっていうのを
販売、仕入れ、もしくはリメイクして販売したりするのに、どうしても届出が必要なんですね。もともとこの届出は、
いわゆる当品、あの、いわゆるこう、古い美術品とかの当品みたいなものを
販売するみたいなものをね、こう、防ぐために生まれて、
まあ現状のその現行の法律とね、かなり層があって、いい加減見直してくれよ、みたいな
課題感もずーっと、もう10年20年あるんですけれども、主にやっぱりヤフオクやメルカリといったインターネット
取引というのがね、発展している現在でございますので、まあ難しいんですけれども、
まあただただ取らなきゃいけないので、特にどこかでね、リメイクをやりたいと思っているのでですね、
いわゆるアップサイクル、リサイクル品でございますよね。
何か既存のもの、もう使えなくなってしまったものに、まあカスタマイズなりなんなりをして、新しい価値をというのは、
まあ先日もね、スピンズさんと一緒にやらせていただいた企画もございますけれども、
で、そのね、あの話をしていた時にですね、
これからどんどんどんどんやっぱりこう、古着屋さんみたいなものが流行っている。
まあ最近だとザ・ノーフィンクションで古着特集つって、2週間にわたって全編後編で特集されておりまして、
それがなあ、もう非常に業界内で話題になりましてね、
もうね、スレッツ、SNSのスレッツでですね、古着業界の大先輩方、おじさま方がですね、
まあもうもう説教しまくるというね、
大変激アツホットな状況になっておりますけれども、内容もとても面白かったですし、
あの出演されている方もとても魅力的な人間性にあふれた方々だったので、
まあそれは話題になるだろうなっていう感じなんですけど、
まあザ・ノーフィンクションはノーフィクションと言いつつ演出ちょっとあったりしますからね、
まあそれは、まあ映像作品として当たり前なんですけどね、メディアに、
ある種メディアにコンテンツをやるってことは、演出は絶対に入る、いわゆるカットするということなので、
まあそれはね、しょうがないんじゃないかなと思いますけれども、
まあそんな感じで警察署になんかね、提出しに行ったりして、
で、どんどん古着屋さんで流行っておりますから、
基本的には家に約40日って言われてるんですけれども、もうちょっと時間かかるっぽくて、
人っぽいのはゴールデンウィーク明けぐらいになるんじゃないかなっていうふうに、
あの、警察の方に言われました。結構長いですね。
多分今後これがどんどんどんどん長くなっていくんだと思います。
多分ね、3ヶ月ぐらいとかになっちゃうんじゃないかな、この段階で。
結局マチが発生している。で、その申請出した後に何をチェックしてるかっていうと、
まあ前科があるかどうかみたいな、いわゆる宣言、申請書の内容にそこがないかっていうことと、
あと本当に未成年じゃないかとか、そういうところでございまして、
まあきちんと書類揃えたら、基本的にはクリアできる。
まああとは1万9000円かかってしまうんですけれども、っていう感じだそうです。
なかなかね、こういう世界もあるんだなと勉強になりましたと、まあそんな意図っぽいのでございますが、
今日はね、ファン学の話をしたいんですよと。
で、実を言うとですね、このファン学の話もう1回撮ったんですよ、収録したんですけれども、
あまりにも興奮してしまって、
2時間ずっと音割れしてるっていう音声データが出来上がりまして、
これを皆さんに聞かせるのはあまりにも拷問すぎるっていう判断をしましてですね、
なくなくデータを消しました。というかもうあの興奮しすぎてずっと、
お前らわかってるのかっていうのを多分200回ぐらい言うっていう感じになっていて、
もう内容があんまりなかったので、まあこれ仕方ないなと思い、
まあこういうこともあるだろうと。
その結果ですね、更新が遅れたこと大変申し訳ございませんという感じなんですが、
今回は川上実先生作のファン学というライトノベルなのかな、
まあ新聞芸、角川さんのね、電撃文庫といえば、俺たちの電撃文庫、
ブギーポップとか、とある魔術のインデックスとか、まあいろいろあります、昨日の旅とかもありますね、
あと書室に置いてあったんじゃないですか皆さん、そんな電撃文庫、
の、新しいレベルの電撃の新聞芸というところで出ている、
この本なんでございますけれども、皆さんぜひお手元で検索していただければと思います。
今回はですね、
普通だったら、まあこう、たーってこうなんでしょうね、
ずつつなぎに、ロジックを展開して話すんですけれども、
初めて聞くという方も多分いるんじゃないかなと今回は、そのためにですね、話すことを先に言います。
先に言います。で、
タイムラプスみたいなのないので、
まあこういうことを喋るんだなっていうのはわかって、
そんなことはわかってるよっていう既存読者の方は、聞かなくてもいいっていう感じですね。
じゃあ、箇条書きでいきますね。まず、
イトッポイドと河上みのりさんとの関係、これちょっとサラッと、
ちょっとだけご紹介します。
イトッポイドは普通に大ファンなんですけれどもね、その次に、
この作品を書くにあたってというか、この作品をリリースするにあたって、河上みのりさんの、
ご自身のツイッターXですね、の固定ツイートに書いてある
文言というのが非常に、非常に示唆的だったので、ちょっとそれの紹介をさせてください。
で、作品の内容についてなんですけれども、
まあ、SNSを見る感覚っていう
キーワードだと思っていて、で、まずポイント今回4つ挙げています。
まずUIデザインと、新しい紙面構成、いわゆる物語を、
なんだろうな、物語、いわゆるテキストを書くにあたっての、電子書籍、もしくは、
物理書籍ですね、それの紙面の構成とUIデザインの関係性、
それの令和7年版って何なんだろう、という話をしたいと思います。
あ、そうです、めちゃくちゃメディアローの話します。クソ真面目な話だけします、今回は。
で、ポイント2つ目が、キャラクターや世界観の、すでにそこにいて、
キャッチアップをするっていうこの感覚、はい、これが2つ目、SNSを見る感覚2つ目。
で、SNSを見る感覚3つ目が、メタ会話システムと、現代におけるコミュニケーションのリスクと、
補足するコミュニケーションについて、っていうのを話したいと思います。
4点目が、TRPGシステム。いとぷる、TRPGそんなに詳しくないんですけれども、
分からなくても読み飛ばして良いなっていうこの感覚。
これがどういうことなのかっていうのをちょっと紹介したいと思うんですけど、これが4つです。
で、そういったメディアローの話だけじゃなく、もうちょっとウェットの話をすると、
人間参加の話、あとはやっぱり、
成長とハックについて、これはキャラクターの成長というよりも、我々が生きていくのにあたっての、
ある種の自己成長であったりとか、自己承認、それに対するハックであったりっていうのことですね。
で、あとはやっぱり川上美乃さん、作者さん自身についてなんですけど、いとぷるがめちゃくちゃ面白いなっていうか、
これはめちゃくちゃすげえなと思っているところが2点あって、
1つが川上美乃さん、もちろんライトノベル作家さん、いわゆる小説家さんなんですけれども、
イラストが書かれるんですよね。
で、そのイラストで、今はもう引っ越しされてるんですけど、
昔ファンボックス、ピクチューブさんが提供しているブログサービスというか支援、
金銭的な支援ができるというか、いわゆるパトレオン、パトロンサービスなんですけども、ファンボックスと、
あと支援というサービスがあって、CINEですね。
基本的にブログなんですけれども、500円ぐらい支援してると、500支援してくれた人限定で見れるブログが読めますよっていう、あるあるですよね。
そこに投稿されているイラストを書くにあたっての試行錯誤みたいなものがめちゃくちゃ面白い。
特に、今支援で投稿されてると思うんですけどね、最新とその1個前かな。めちゃめちゃ面白いですね。
そういうことずっとやってるってところをちょっと紹介したいです。
あともう一つが、これはこのポッドキャストにも出演してくれたデザイナーの2Xニキがいるじゃないですか、2Xさんというデザイナーさんの方がいらっしゃるんですけれども、
その方と話していたのが、川上隆さんがいるっていうことの、いわゆる私らに対する希望ってやばくないですかっていう話がしたんですね。
で、それの話をちょっとします。
最後に、そういった真面目な話をすべてすっとばして、サビだれにここが、ここは萌えでござったみたいな話をします。
それ最後まで撮っときます。
じゃあいきます。
これちょっと内容多いので、たんたかたんたかいきます。
いつもの中吉インターネットよりも早口になる可能性が高いので、
みなさんいつも1.25倍とかで聞いてると思うんですけれども、適度に調整して楽しんでいただければと思います。
まずこのファン学という作品なんですけれども、説明文言を読みますね。
まず1巻の説明文言が、川上隆が紡ぐ新感覚ダンジョン攻略ノベルビックリー、
東京地下にて発生した大規模オープンワールドダンジョン化現象、東京大空洞、
ダンジョン攻略の性閲導、大空洞学院に入学した訳ありダークエルフの主人公は、
入学早々ドラゴンに襲われ大ピンチ、そこに早々と現れたのは巨大ハンマーを手にした赤髪の少女花子さんだった。
なりゆきで花子さんの攻略ユニットに加入することになった主人公、初めてのタイムアタックはとりあえず一回死んでみよっかってどういうことなの?
学園ファンタジー×ダンジョン攻略×アイコントークイコールファン学、川上隆のすべての要素を盛り込んだビジュアル満載の新感覚ノベルここに開幕。
これ1巻、これ1巻の説明です。
キーワード的にで言うと、オープンワールドダンジョン化現象、東京大空洞、こういう世界観で進むんだなと。
訳ありダークエルフの主人公、ダークエルフなんだみたいな。
入学早々ドラゴンに襲われ大ピンチ、なんか転生系なのかなみたいなね。
ボーイミーツガールなのか、正確に言うとガールミーツガールなんですけれども、少女花子さんの攻略ユニットに加入することになったと。
で、とりあえず1回死んでみようかっていうことを言われると、どういうことなんだと。っていう感じですね。
いや、その通りなんですよ。その通りなんですけど、言うてしまえば、こういう売り文句って文言の文字数の制限とかありますし、
全くこう知らない人に、いわゆる既存の、ある種そのライトノベル、もしくは新聞芸、もしくは転生系というかなろう系というか、
そういったものの読者さんに引っかかるような、談語であったりノリであったり、
大丈夫ですよ、あなたも読めますよっていう風なところいっぱい入れなきゃいけないんですよね、こういう宣伝文言っていうのは。
で、非常によくできてるなっていう風に意図っぽいと感じるんですけれども。
じゃあちょっと2巻いきます。ちなみに2巻、2巻めっちゃいい。2巻大好き。
2巻の説明文言。
川上のりの集大成、ビジュアル満載の新感覚ノベル第2弾。
鍵カッコ、お前、今日からゲーム世界の住人な鍵カッコとじ。
ダンジョンRTAデビュー戦での派手な即死映像の配信によって、一躍世界のセンシティブ有名人となったでこ、DE子、衝撃のリスポーン体験から一躍。
ようやく学園でのスクールライフを開始したでこは、いきなり1年生の顔役に呼び出されてしまい…。
その後、立川地下のファーストGKダンジョンで先輩たちの指導を受ける中で、でこはやがて、この世界を動かすとんでもないルールに気づいてしまう。
キャラクターシートに判定処理ってなに?
温泉会に新キャラ続々登場のビジュアル満載にぎやかスクールライフ第2弾。
緩末には書き下ろし短編、ファン学リカバリー、ショートレンジ同窓会編を収録。
これ2巻。2巻の楽しそうさ異常じゃない?
フッフッフッフッフッフッフ…。
2巻、2巻楽しそうだよね。
2巻、なにそれなにそれってなるよね。
いや本当にそうなんだよ。1巻はまぁある意味その世界観の説明みたいな感じで、2巻はね面白いんすよ。
2巻好きです。2巻はね相当感動した。
個人的なそのなんで今この感想を話してるかというと、2巻が出るまでちょっと待ってたんですよ。
もともとその書く読むっていう、まあナローサイトのそのなんていうかカドーカーさんがやってるやつというか公式がやってるやつみたいのがあってですね、
書く読むで連載をされていたんですよね。
まあもちろんこの単行本になるのを見越してたとは思うんですけども、まあ意図っぽいとこれ想像で話してますけどね。
で、そこでこう読んでいて、結構公開されているんですよぶっちゃけ。
例えば1巻の内容は多分公開されてるんですよね。だから読めちゃいます。
だから1巻を書く読むで普通にパーって読んで、おーって読み終わってから2巻読むっていうのも全然アリ、2巻買って読むっていうのも全然アリだと思いますし、
まあもちろん正確に言うと1巻と2巻で言うとそのイラストがね、本バージョン書籍バージョンはイラストがめちゃくちゃ追加されてたりするし、
まあちょっと後で詳しく話しますけれども、いわゆる書籍の書面デザインですよね、UIデザイン。
ここがこの作品のかなりの肝になっている。というかここがもう本当に素晴らしいんですよね。マジで素晴らしい。
むちゃくちゃ突っ込んだことを言うと、いわゆるこのポッドキャスト中吉インターネッツのリスナーというのはオタクが意外と少ないんですよね。
結構少ない。いわゆるイトポルはガチガチに萌えでござるみたいな感じなんですけれども、リスナーはそんなことはないってことはさすがにもうわかってるんですよ。
ライトノベルそんな読んだことないっていうこともいると思うんですけれども、そういう方でも何だろうな、教養のためにって言うとちょっとあれかもしれないんですけれども、
中吉インターネッツのリスナー電機である限りはUIデザインであったりとか、まあある種そのインターフェースのデザインみたいなものすごく興味があるリスナーが多いと思うんですけれども、
そういった方は見た方がいいです。非常に勉強になります。その理由は後で話します。
こういった作品なんでございますと、皆さんも手元でスマホなり何なりで検索して、ああなるほどこういう感じのイラストねみたいな、ビジュアルねみたいなのを見ていただいたと思うんですけれども、
実を言うとですね、この川上稔さん作者さんとお仕事をさせていただいたありがたいことにことがございまして、というよりも意図っぽいのが熱烈なオファーをさせていただいてですね、
テレ朝さんのガリベンガーV並びにそのファンクラブテレ朝道華さん私立ガリベン大学ですね、こちらの方でですね、ちょっとその周年記念というのがありまして、
その私立ガリベン大学の元ネタというのが、ある種魔法先生のネギマのホラー学園と東宝プロジェクトの幻想郷ですよね。もちろんあと学園で制服って言ったらそれは境界線上のホライゾンなわけですよ。
でね、この境界線上のホライゾン、千原実さんが、テッテッテッテッテッテッテッテッテッテッテー、テレレレー、テー、ハハハハ、もう完全にオタクのイントロみたいな感じになっちゃったけど、あのアニメですよ、はい。
三発殴ってガリレーを倒せですよ、イトッポルが大好きなね。
えー、あ、やばい、この話をするとね、また音が割れる。で、真面目な話をせずに2時間、2時間思い出話が始まってしまう。
あ、くっそー、ハハハハハ、まあね、まあイトッポルはアニメでね、境界線上のホライゾンで、ファーってなって、すごい大ファンになったんですけれども、
まあやっぱりガリ大の周年ということで、いやちょっと、ちょっとマジでお願いしたいっていうのがあって、
もともとそのガリ大をリリースするときに、キャラクターなり視聴者さん、会員の方が着る制服みたいなものっていうのがあってもいいなっていうふうなのをずっと考えていて、
で、まあそれを3Dモデルで作るみたいなビジョンも一応あったんだけれども、まあ世の中のメタバースというか、アバター文化が人口に感謝するスピードや進度というのが、
結構思ったよりもそこまでいかなかったっていうのもあって、ちょっとやめちゃったんですけれども、もともとガリ大を立ち上げるタイミングで、ある種そういったIPコンテンツを立ち上げるタイミングで、
制服をデザインしていただくんだったら絶対に川上範さんにお願いしたいっていうのをずっと思ってたんですよ。
もちろんそのイトッポルはもともとのその業界的にで言うと、制服のデザインをするファッションデザイナーの方であったりとかっていうのも、
全然ご一緒したことあるのでそこら辺のツテもあるんですけど、いやもうマジで、いやドゥットッドゥットッドゥットッドゥットゥーンドゥルルルーンだろみたいな、
っていうのをずっと思ってて、結構イメージに置いてたんですよね。
ただですね、恐れ多いですよね普通に。普通にマジで恐れ多くて、まあ無理だろうなと思いましたし、
ある種その電劇に所属されて、まあ所属というかそのレーベルで出していらっしゃる、いわゆるライトノベルに携わるようなイラストレーターさんっていうのに、
メールでポンっていう感じでイラストの制作みたいなものをご依頼するっていうのって結構無理なんですよ。
無理じゃないんですけれどもちょっとハードルがあって、いわゆる昔、今の時代は違いますけれども、
90年代、ゼロ年代あたりで言うと、やっぱり出版社さん預かりみたいな感じになって、基本的に間に出版社さんが入るっていう風になると、
ある種こうデザインしていただいたものとかその成果物の取り回しみたいなものが結構ハードルが高くなってしまうっていう問題があって、
でインターネットのサブカルのある種その公式が二次創作やるみたいな、なんかこうタイプ無参的なと言いますか、
そういったノリと結構相性が悪いっちゃ悪いっていう、スタディももちろんイトープルもあるわけですよ。
なので、と思ってたんですが、すいませんね、まだちょっと思い出話させてくださいね。
あの、ピクシブさんのね、小文字ピクシブ、いわゆるイラスト投稿サービスのピクシブさんです。
そのピクシブさんのピクシブリクエストというね、機能の、
リリースのなんかLPみたいなもの、コンセプチャルページみたいなものの、なんだろうな、ある種クリエイティブディレクションですよね。
をさせていただいたことがあってですね、でリリースしたんだったら、まあ何かこうお願いしたいなっていうふうに思っていて、
そんな中でですね、川上稔さんイラスト描かれるんですよ、小説家なんですよ、小説家なのにめちゃくちゃ絵上手くて、
っていうかまあ小説に出てくるキャラクターの衣装であったりとか、装備品と言いますかキャラクターデザインですよね。
かなりその現役の部分っていうのは、もう川上稔さんご本人がやられてるわけですよ。めちゃくちゃマルチクリエイターなわけですよね。
で、絵も普通にめちゃめちゃ描かれていて、で、スケブさんっていうね、サービスもあるじゃないですか、SKEBスケブさんっていう、
いわゆるイラストのコミッションサービスなんですけれども、いろいろありますよね、いろいろこの世の中にもたくさんあるんですけれども、
そういったコミッションサービスに登録されていて、え、頼めるの?みたいな。
で、じゃあちょっと、何だろうね、いとっぽいですけど直接連絡するのちょっとかなり恐れ多くて、
人に連絡をするっていうのがあんまり得意じゃないんですよね、めちゃくちゃ得意じゃなくて、
なので絶対必ず、もう絶対にお仕事頼みたいと思ってるくせに直接言わずに、まず遠回りに何かを、
何かを、何かちょっと遠回りにこう、すって袖を振り合わせようとするっていう悪い癖があって、
いやこれ弱みなんですけれども、で、そこでコミッションをお願いさせていただいて、
なんとありがたいことに受けていただいて、その時書いていただいたのが、
いとっぽいどが、あの武蔵の、もし武蔵の、まあいわゆる学生だったらっていう形っていう、
お前それ、それ、それダメじゃない?っていう、そんなことが許されるのかみたいな、
っていうのをお願いさせていただいて、で、書いていただいたんですよ。
今でもあの高い、高い額に、あの高い額に、あの高い印刷して飾ってあるんですけど、
今は、あの右上にありますけど、あの図状の壁の右上に飾ってありますけれども、
一番、一番あの神座に飾ってありますけど、
で、そこでもう感動してしまって、で、もう絶対頼みたいって思っていて、
そっからまた少し時間が空いてしまうんですよね。
それはやっぱりその番組のタイミング、プロジェクトのタイミングっていうのがあって、
で、そこでお願いさせて、今ここしかないっていうタイミングでお願いさせていただいて、
で、小峠教官と、まああとは番組コンテンツというかIPというか、
Vコちゃん、そしてロボフェッサーちゃん、あとはテレ朝公式VTuberの岡畑奈ちゃん、
で、まあ糸っぽいども、ということで5人をね、なんと書いていただいて、
もう周年記念ということで、もうエンドカーネンにもさせていただきますし、
ある種の会員特典のスペシャルグッズですよね、非売品にもさせていただいて、
で、もりもりもりもりカード、クリアファイル、キャラクターシートですよね、
も作らせていただいて、で、河上実さんのキャラクターも別のね、いわゆるちょっとした漫画みたいなものがあるんです。
漫画的なエンドカードがあるんですけども、そこに河上実ちゃん、まあ有識者ちゃんですね、が出るっていう、
なんていうかオタクが楽しそうなことめちゃくちゃやるやつ全部やりやがったなこいつみたいなのを、
まあやらせていただいたわけですよ、まあオタクなんで、いやーめちゃめちゃ最高でしたね、めちゃくちゃ最高なんだよな、
めちゃくちゃ最高なんだよな、で、河上実さんが、まあこれも後で話しますけどすごいなっていうことで後で話しますけれども、
同人誌即売会に結構出られていましてですね、で、同人誌結構あるんですよ、メロンブックスとかで検索すると結構出ると思うんですけれども、
そういった新規再現のチュートリアルっていうところももちろんある
いわゆる美味しいもの試食やんですよね
こういうものでちょっと美味しいと思ったら
過去ディグったらいっぱいめちゃくちゃありますよみたいなことなんですよ
だからある種ちょっと昔の話になりますけれども
ミックステープとかに近いっちゃ近いと思うんですよね
ミックステープっていうとかなり90年代風というか
伊藤ぽるも記憶ないですけれども
最近履修した話ですけど
こういうのあるよいいじゃんちょっとディグってみようみたいな
クラブでレコードかかってこの曲何ですかと教えてもらって
なるほどってディグるみたいな流れがあったらしいじゃないですか
伊藤ぽる知らないんですけど
本でしか読んだことないんですけど
それがギューってまとまってるっていうのももちろんあります
めちゃくちゃ感動したのが既存ファンですよね
キー読者を正しく今に合流させるっていう
正しく今に合流させるってやばくないですか
あのね長くもちろん正直なところ
かかみのさんの作品に関してはいつ読んでもめちゃめちゃ面白いと思うんですよ
めっちゃちゃんとこう奥に巨木が立ってる感じになるので
いつ読んでも面白いんですよね
昔のノリ今見てるとちょっとみたいなのもあんまないんじゃないんですよ
なんていうかオタクであれば
だからあんまそんな何だろう課題感ってないんじゃないか
もちろんこれは勝手な意図っぽいどの主観ですけどと思うんですけど
ただこの昔のファンが今の作品あんま見てくれなかったりとか
今実はやりたいことっていうものとすごいコンフリクトするみたいなのって
例えばVTuberの世界で圧倒的問題になっていて
マジでずっと昔のファンが昔のノリを求め続けてたりして
でそうじゃないことするとなんかめっちゃお気持ちツイートとかして
その結果もうめんどくさくなって
新しいチャレンジとかしなくなって
なんか生かさず殺さずみたいな感じで
とりあえずやっとくみたいな感じになってる企業VTuberさんとか多いわけですよ
もう言葉選ばず言っちゃうと
でそれがクリエイター表現者としてマジ耐えきれんっていうので
例えば引退したりだったりとか転生したりとか
独立したりとかあとはちょっとリニューアルをしてみたりとかね
いわゆる自分のキャラクターデザインとか
あとは何かのイベントをきっかけに宣言をしてみたりとかいろいろあるわけですよね
でめちゃくちゃ今って流れる時間がめっちゃ早い
かつSNSを主戦場にしているコンテンツだとさらにもっと早くなる
ってなるともう3年4年5年6年ぐらいで
もう正しく今に合流させるっていうのの難易度ってめちゃくちゃ高いんですよ
本当に難易度が高い
いとぷりは基本的にリニューアルをいかにこう難着力させるかっていうところ
絶対に血が流れてしまう回隔の流れる血をどれくらい抑えるかっていうのを得意にしてるタイプのクリエイターなんですよね
だから一発当てるっていうよりも確実にルーに出たりとか配線処理をしたりっていうのがすごい得意で
そういうものでお小遣いもらってお仕事させていただくってことが非常に多いんですよ
だからこそこのさらっとこの短い文章で書いてるんですけど
ここをうおって思ってうおって思っただけでなくさらにさらにですよ
それをノスタルジアの最新化っていうワードで言語してるんですよ
もうこの時点で食らっちゃっていとぷりはノスタルジアの最新化って楽しすぎるだろうみたいな
えノスタルジアの最新化ってやばくないすかみたいな
ノスタルジアだからおんこ地震の先行ってるんですよねこれって
わかりますか
やばい音割れしそう
音割れポッターが始まりそう
わかるか
もうあの日本語ラップの即興でちょっと詰まった時にわかるかってとかまるでとか言っちゃいますけれども
わかるかを今出ちゃいましたねいとぷりはね
ちょっと今ドライブ感が出てしまいました大変失礼いたしました
冷静に行きますよ
ノスタルジアの最新化例えばいとぷりは最近感じていることで言うと
平成レトロに対する評価とかまさしくそうだと思うんですよね
今の今の人たちにとっては平成レトロ
例えば透明のクリアパーツでできたプレステ2のコントローラーとかあの透明なたまごっちとかそういうのあるじゃないですか
あとはまあ昔そのなんだなんだろうなファッションファッション的なので言うとY2Kとかになるのかな
Y2Kももうちょっとなんというか当たり前のものになってしまった
時間の進み方が早いんですよめちゃくちゃ早い
でそういったその平成レトロっていうのって今の子たちにとってはナウなんですよねめちゃくちゃナウいし
だから例えばいとぷりが最近ハマっているカセットテープとかってカセットって実はいとぷりの多分ね本当に幼少期くらいなんですよ
だから自分でカセットを取り扱った記憶ってないんですよね
多分MDの方に行っちゃったから
でMDもあったっちゃあったけどなんだろう学生の時だから中学生とかの時かな
MDギリあったかなもうiPodが出てきちゃったかもしれないから
カセットって記憶ないんですよマジでない
あのおばさん親戚のねいとこのお母さんですよねがなんかこうダビングかなんかしたミックステープを作って
これが私の最強ミックスだみたいなおばさんマジ元レディースだったんですよ
その話はちょっとあのパワーがあるすぎるのでまた別の機会に話すんですけど
だからなんかこうR&B的ないとぷりからすると不良すぎわろたみたいな曲がブンブンに入ってた
カセットテープを自慢されたけどマジでわかんなかったみたいなちっちゃい頃の記憶があるんですけど
タバコ臭い車の中で
知らないんですよだけど最近ハマってて昔のソニースポーツの
昔のソニーが出してた日本でも出してるんですけど日本だともうタバコ臭いのでアメリカとかに残ってるちょっと状態のいいやつを直したやつとかを買って
音質悪いカセットデッキで聴いてるんですよねもちろんローファイ的なものが流れてるとちょうどいいみたいな
ノスタルジアの最新化ってそれをめちゃくちゃポジティブに言ってるしめっちゃ楽しそうだし
確かにそうなんだよねっていう
っていうか例えばなんだろう最新のラノベとかで言うと数ヶ月前ですけど
スミヤハルヒーのシリーズの最新刊が出ましたよね
あれもすごい最新感面白かったのが短編集みたいな形になってるんですけども前の方のいわゆる章ですよね
1章2章3章4章のはすっごい前に特典とかで書かれたものなんですよ
スニーカーなんだろうな多分何か特典かなんかで書かれたやつなんですよね
後半その特典も全て物語の一部だったんですよみたいな感じでギュギュギュギュって
なんか最近書き直した書き下ろししてめっちゃなんか広大なSFでしたみたいな感じにまとめるっていう本になってるんですよ
これこれノスタルジアの最新化的なものをまじ高速でギュってやったのが
ある日の最新刊でこれやばいなって思いながら読んでたんですけど
だから最初えーみたいななえーみたいなで最後までおいおいちょっと待っておいおいおいみたいな感じになって
うわーめっちゃ面白かったわーって後書き見たらおいなんでそういうことかよみたいな出典みたいなところ見たらね
うわーなるほどーつってで作者さんもそれを書いててうわーすげーと思ったんですけど
それの言語化っていうのが過去の読者を今の感じに合わせてで過去の読者も別に成長してしまったりとか
あるいは年をとって鈍化してしまったりとかいろいろ変化がどうしてもあるんですよね
変わらないものっていうのはないんですよ残念ながら
皆さんが有機生命体である限り人間の皆さんはどんどんどんどん変わっていってしまうので
変わっていってしまうからこそ変わらないものを求めるんだけども実際に自分が変わってしまうので
変わらないものを出されたとしてもなんとなくうーん違うって感じになってしまったりとかが
人類の歴史でいろいろ発生してるんですけれども
それをエンタメの世界でいい感じにやっていくっていう時の言語化ってなんかねえかなってなった時に
おいおいマジかよみたいなうわーこれはもう一本取られたでござるっていう感じなんですよね
もうやばいですよこの時点でもうあと何巻のトピック尺取りすぎだろ
でもそれぐらいすごいんですよこれ本当にはいでどんどんいきますよ次の防線部
小説というよりSNSなどに近い作りで伝書版フルカラー一種の総力戦
今回このファン学を伊藤ぽよがめちゃくちゃこれはマジで今読めることに感謝と思ってるのはここにあります
伊藤ぽよは専門がUIデザインとメディア論なわけですよ
卒論もそれでしたしその話は前回前々回もしてますけれども
そこの目線から見てあーなるほどすごく設計者の意図が伝わってくるっていうのと
それと同時に現在の技術であったり出版であったりとかっていうところの限界
フロントエンドの実装の限界みたいなところも悔やまれるみたいな話もちょっとしたいなと
はいということでじゃあトピックに入っていきますと皆さん大丈夫ですかついてきてますか
今回長いですよSNSを見る感覚一つ目でUIデザインと紙面構成これトピックとして1って言いました
はいえっとファン学のこれ本当にマジ見てほしいんですけど
全部を言葉で説明するというのはマジ全部音読するかみたいな話になってくる
でも音読しても意味ないんだよなこの作品は
あのねすっごくとにかく書く読むとかAmazonの冒頭の試し読みとか見てほしいんですけど
でもねAmazonの試し読みだとちょっと微妙かな
これアイコン統計式っていうのをやっていてすごいわかりやすく言うと
ブログのオモコロさんってあるじゃないですかオモコロの丸に和写の写真がついてて
で鍵カッコがついてるってやつあるじゃないですか
私の言葉で言うと同人誌の後書き形式ですかSS形式ですか
イトッポイドは擬人化したメス動物にPEされるスレみたいなものを
高校生の受験の時に大好きでそれを心の支えにしていて
センター試験の今センター試験って言いませんけど
センター試験の時にローカル保存して読んでた
あとは新ジャンルスレがすごい好きなんですよね
冷蔵庫出るみたいな食う出るじゃないんかいみたいな
新ジャンルなんとか出るみたいなやつねあれ大好きでした
あと東宝早々は東宝早々はジェネリック前話見る
前話読むことによって不登校になりました
まあそんなSS形式なんですよ
字の文ももちろんあるんですけど和写は誰が喋ってるかっていうのが
いわゆる文章で表現されるのではなくてアイコンで表現されるわけですよね
これもちろんめっちゃ新しい発明家っていうと
イトッポイドが今言ったようにアイコン特形式っていうのはもちろんあるあるですし
なんだったら川上隆さんの作品内でかなり前からめちゃくちゃ出てるわけですよ
ですし川上隆さんの同人誌であったりとかブログファンボックス支援みたいなものであったりとかも
アイコン特形式で結構やられるわけですよね
得意分野じゃあ得意分野なんですけれどもただ今回は意図的なんですよと
これ何がいいかというとこれだからツイッターなんですよ結局のところ
これマジでツイッターなんですよアイコンがあって
ユーザーですよねユーザーのアイコンがあって
そいつが喋っているっていうこのセットっていうのがまさしくSNSであると
このアイコン特形式をSNSと解釈しようっていう発明なんですよ
実はっていうかデザイン意図なんですよこのファン学っていう作品は
もちろん書く読むっていうウェブサイトですよね
ウェブサイトだとアイコン画像を左に揃えて右側にテキスト書くっていうのが
ちょっとフロントエンドのある種ウィジウィグの設定上難しいから
真ん中にアイコンがあってっていうそうだよね
ブログエディターでアイコン特形式やると普通にやるとしたらそうなるよね
個人サイトとかだったら自分で実装できるものだったら
そういうようなテンプレ作るっていうこともできるんですよ
実際にシリーズガリメン大学の図書館ブログで連載していた伊藤ぽよが書いて
小説っていうかSS書いてイラストを塚本あなむねさんに書いてもらった
ガリ大探検隊レポートあれアイコン特形式なんですよね
あれはあのサイト自体にテンプレを実装していて
あれはテレラスじゃなくてまつらい兄貴っていうイケてるエンジニアさんがいるんですけど
まつらい兄貴に実装してもらったからできてることであって
それは中央雑談にするとアイコン特形式パンパが読めねえなっていうの伊藤ぽよがすごい痛感してたので
わざわざやってるんですよね書く読むでできるわけないっていうのもわかるんですよ
でもその上でやるよねっていう話で
さらにそれだけだったら別にアイコン特形式なんですけれども
中に出てくる挿絵があるんですよ
その挿絵っていうのがライトノベルって基本的にはブチ抜きで1ページとか
もちろん引き抜きでバーンって出ると思うんですけれども
ある文章が流れてる中にスチル絵みたいな形というか何て言えばいいのかな
紙芝居的にというかそしゃげの本当だからFGO的な感じっすよね
バンみたいなブルワガ的と言ってもいいですけど
例えば敵が出てきましたドラゴンが出てきたっていう時に
ドラクエ7みたいなドラクエ7でも何でもいいんですけど
ドラクエみたいにテレレレレって敵がバーンって出てくるじゃないですか
でなんとか現れたみたいなスライムABCが現れたって出てくるじゃないですか
でそれってスライムABCが現れたっていう文字読むんじゃなくて
スライムが3匹ピーンって出てるこのビジュアルで判断するじゃないですか
その感じでもうめちゃくちゃ図解されてるんですよね
こうシーンの展開点で
その画像の出し方が結局それタイムラインの添付画像と同じなんですよ
これはねちょっと新しい
アイコントーク形式だけではなく
アイコントーク形式をSNSのタイムライン的なものと見立てて
挿絵やアイテム説明みたいなものをある種テロップ入りの
だからYouTube的にも言えるんだよね
それの画像としてタイムラインの間にプンってテーマ画像を見てパンって入れるんですよ
それをすることによって何が素晴らしいかというと
ここポイントですここテストに出ます
読者が言葉を選ばずにマジで言うねというか伊藤ぽいりはそうだからマジで言うね
ガチで落ち着きのない他道極まる
他道極まる布団の中で延々と見たくもないようなショーツに囚われてしまうタイプの
他道極まるユーザーがSNSを見てるって脳を騙した上で本を読めるんですよね
これやばいっすよこれはねこれなんかの福祉かなと思った
これなんかの福祉だろってマジでそう思いましたね
これ本当にそうなんですよこれ読んでみるとマジでわかるよ
さらにこれからいっぱいポイントがあるので
このポイントは全て結局一言でまとめると
見たくもないけどSNSをついつい見てしまうという現代人に対して
SNSの読み心地に擬態した小説の新しいインターフェースデザインなんですよ
これはすごいでねもうちょっとネタバレしちゃうとね
ネタバレしちゃうとそれは紙面とかUIデザインだけの話なのかと
プラットフォームにおけるノートの時間と文字間デザインと級数フォントサイズ
なんか雰囲気で楽しそうみたいにするのめっちゃ得意なんですよ
意図っぽいのはそれを魔術と呼んでるんですけどこれ魔術じゃないんだよね
普通にちゃんとめっちゃ腰入ってるんですだって小説家さんだからめっちゃ面白いから
だから何で読んでも面白いんですけどこれ多分理想はね
物理書籍のこの紙面デザインが全部フルカラーだったらこれ最強だと思います
電子版じゃダメなの電子版は文字サイズの拡大縮小に対応しなきゃいけないから
自由な紙面デザインをすることができないんですよね
多分これをやるためには物理書籍版のこの紙面を全部画像データ化して
小説ではなくて雑誌的な電子書籍いわゆる文字がちゃんと文字として
ハイライトとかコピペとかできないようなベタベタ画像としてやるっていうと
読みやすいと思うんだけど多分それはむずいと思うんですよね
むずいページ数も多いしめっちゃ美味しいなのでちょっとね
やっぱり現代の技術が川上宇野さんについてきてないっていうところは
すごくウェブ業界の人間として今そんなウェブの最先端
まあでもウェブの最先端か本業はそうかなんていうかフロントエンドをやってる人間としては
なんか悔しいというかっていう気持ちはなるなっていうのと
もう一回こういうUIデザインと表現とエンタメとっていうものが
不可分になってくる時代が来たんだなっていうのは非常に希望が持てるというか
得意ジャンルなのでっていうのもすごく感じましたね
という感じでネタバレしてしまいましたけど
このUIデザインと紙面構成がまさしくそういう感じでユニークであると
なんで今これを例えば30年後とかに読んだ時にここまで
騙されたと思って読んでみにしようみたいな感じで
全部読んじゃったみたいなめっちゃ面白かったみたいな感覚になれるかっていうと
ちょっとどうなのかなっていうだからこそ伊藤っぽでは
今これをリアルタイムで読めることのラッキーさっていうのをすごく感じてるわけですよね
これがUIデザインと紙面構成の話でした
続きましてキャラクターや世界観がすでにそこにいてキャッチアップするっていう感じ
これも一言で言うとSNSなんですよ
SNSって投稿が今のものとかいつかよくわかんないものとかが
結構バーって出るんですけど基本的にはナウが出るじゃないですか
ナウめなものがあるいわゆる一番から始めてくれないんですよ
SNSの投稿って一番から始めなくて全部途中から始まるんですよね
だからこそ途中キャッチーなものいわゆる説明が全部いらなくても
なんとなく反応できてしまうものとか反射的にいいねとか
押せるものみたいなものがどうしても偏ってしまうっていう問題もあるんですけど
でもこのなんだろうなきちんとゼロから説明してっていう感じじゃなくて
いきなり巻き込まれるでいきなりこういう感じなんだ
で何よりもこれね本当話すと長くなる
なぜかというと全ての要素がかなり綿密に組まれているから
もう思いつく限り話すと無限に全部朗読することになるんだよね
朗読してここはねここは多分こういう感じになって
これめっちゃ効いてるよねみたいなことになっちゃうから
やばい音が割れそう
簡単に言うとこの作品バカ出てこないのよ
それもすっごくナウいっすよね
もちろん川上の作品にそんなにめっちゃ温まるキャラって出てこない
そこはすごいみんな好きなところというか
イトポレが大好きなんですけども
めっちゃバカなキャラがいてめっちゃバカなキャラがめっちゃやばいことして
みんながそれの欠伏みたいな
そういう話の転がし方ってあるじゃないですか
ちびっ子が押しちゃいけないボタン押すみたいなやつ
なんか取っちゃいけないドクロを取っちゃうとか
なんか絶対に殺されるだろうなみたいな不良が
祠をぶち壊すとかあるじゃないですか
それはもうある種狂言回しというか
ストーリーの転がしのために必要だっていうのは大人になったらわかるんですけど
最近イトポレ大人になったの最近なので
なんか押すなっていうのを押してる映画とか見ると
もううわーみたいな気持ちになっちゃって
なんか気が狂いそう
ララララになってしまうんですよ本当に
なんですけどそれ出てこないんですよ
そんな出てこないのって例えばナロウ系とかもそうじゃないですか
ナロウ系も最初から最強のキャラが転生したりもしますよね
でね今さらっとそう言ったんですけど
そういうそういうのってあるよねっていうやつとか
を全部一応さらっとやった上で
でもそれってこのスピード感と読み飛ばしでわーってやっても
なんとなくわかるっていうのを成立させるために
読み手のリテラシーであったりとか
あとはここは別にいちいち説明しなくてもいいよねっていうところは
本質としてスキップするっていうデザインをしてるんですよね
これどういうとこにも現れてるかっていうと冒頭でそうで
主人公がこれあらすじにも書いてあるんで言うんですけど
いきなりダークエルフある朝起きたら
ダークエルフの巨乳になっていたわけですよって始まるんですよ
えっみたいなでまず主人公って誰なのみたいな
主人公ってどういう子でどういう課題感があって
どういう感情の欠損があってどういうことを成長していって
どういう感じのやつなのってキャラクターの話とか
何か大きな課題感壁を作ってそれを乗り越えるときに
自己紹介ってことでするみたいな
これしないんですよマジで
なんだったら主人公の性格みたいな特性みたいなの出てくるの
二巻のステフニーの時出しみたいな感じになっていて
さらにこれすっごい面白いのが各章の頭にメタ的な
ある種アニメのさ
例えば鬼滅の最新アニメだと鬼滅の刃の一番新しいやつ
一期からもそうだってしたけど
鬼滅の刃のエンディング後に次回予告みたいなやつだけ
妙に子供向けアニメみたいなノリになって
わーなんか善逸はもっとちゃんと修行しないとダメだぞうるさい
大変なものは嫌なんだい
熱心はみたいな感じで妙にメタ的に平和的に
自らのピンチとかも関係なく辛さとかも関係なく
全てわかっている読者目線で幕開劇的な感じでやるじゃないですか
あのメタ的なノリで全体のあらすじっていうのを
キャラクターが各章の頭に言うんですよねアイコン統計式で
これちょっと試し読みできるところをちょっと紹介したいんですけど
いきなりですね主人公ダークエルフこれ導入として聞いて欲しいんですけど
自分ある朝起きたらダークエルフの巨乳になっていたわけですよ
東京にある閉塞地域大空洞範囲が重装型オープンワールド
東京大空洞攻略のため人を集めているそうで
そこに転入した自分が友人や先輩たちとともに
東京大空洞RTAという終わらない祭りに沼る
これはそんな話ですねって言ってローディングみたいな画像が出て
でいきなり始まるんですよマジっていう何それみたいな
何みたいなちょっと若い子が書いたやつみたいな
そんなことないんですよね川上さんですからね
でもこれがあることによっていわゆるちゃんと
一から全部頭から読まなきゃいけないみたいなのがないんですよね
ないしなんかちょっと漢字多くてよくわかんないけど
とりあえずなんかわかったみたいなっていう感じもなるんですよ
でちょっとちょっと面白いこと言うと
まさしくRTAなんですよね本当にリアルタイムアタックに近い
そうだからこれ非常にこれね
井戸っぽいなファン学校メディアアートだと思う
本当にマジエンタメ作品の皮をかぶったメディアアートの皮をかぶった
何かだと思うんですけど本当にめちゃくちゃねなんかね
そうなんですよこれやばいだろ
これはやばいんだよねやばいし川上稔さんのブログとか読んでるとね
さらに過食部があるんでねめっちゃ食えるんだよねめっちゃ小麦の味する
でねこれもまさしくSNS的なんですでにもうそこにあって
それを高速でキャッチアップするだけでいいっていう
これが例えば現在のSNSだと
記事を読む前にリツイートするのよくないからちゃんと記事読んだほうがいいよって
さすがにポップアップ出るみたいなのってXでも実装されてるじゃないですかもう数年間
でもその素早さですよねその素早さみたいなものでパンパカパンパカ
反射と反射ってあの膝の下ぷんって叩くとバーンって足が上がるやつあるじゃないですか
ああいうその肉体的な反射あるじゃないですか
あの肉体的な反射っていうのがSNSを見てる時のユーザーの感覚の
結構キマだと思っていてそれから出せてない人向けにちゃんと書くっていうのもしてるし
さらにそれをした上で既存川上実読者がこれこれこういう単語がある
こういうノリって川上実武士だよなっていう風になってるようにするのこの両方を並行してるんですよ
だから反射で読み始められる人にはなんかこういう単語のこういうのを好きだったら
ぜひぜひ読んでくださいねっていうイントロダクションイントロデュースになってるし
既存読者的にはそうだよねこういう武士が好きなんだよね
ちなみに今の現代ってこういうノリとこういうスピード感で進むから
お前らマジでこのノリについてこいよっていう風にしてるんですよね
これすごいしかもその形式自体が作品の世界観の設定というものからきちんと降りてきているんですよね
全部ちゃんとデザインされてるんですよ
好きがないかなと思ったら意外とキャラクターの喋り口とかはやっぱり
加賀実さんのテンポ感なので結構無駄話みたいなのも多いんですよね
だからめちゃくちゃガチガチの好きがない感じかっていうとそんなことない
その好きがない感じというのは気軽に読み飛ばせるようにっていうようなもののためにも必要なんですよね
わかった?こういう感じで無限に続くんですよ説明をしようとすると
これはもちろん意図的にやってらっしゃると思いますし
もともと加賀実さんがそういうような作風だったっていうのもあるとは思うんですよね
ホライゾンとかのあるセリフがめちゃくちゃ多い
たくさんのキャラクターがいてセリフがババババって多くなるからこそ
回余が多くなってページ数が多くなるっていうのももちろんあるので
もともとそういう作風っていうのもあると思うんですが
それを現代でしかも意図的にやってるわけですよね
これはすごいことだなっていうのを思うわけですよ
ちょっと次行きますねちょっと何だろうもっと喋れますけどちょっと次行きます
3つ目のポイントでメタ会話システムと現代の補足コミュニケーションってちょっと話をしたくてですね
メタ会話システムこれファン学の中で特に2巻とかで顕著に発生するんですけれども
高速会話みたいな設定があってホライゾンだとチャットで話してたりするじゃないですかアニメとかでも
交渉ごとのシーンとかでこの交渉って実は何とかっていう
いわゆるリモート打ち合わせしてる時に
なるほどですねちょっと検討しますわとか口頭で言ってるのに
裏でスラックでいやマジでこいつダメだわって全然仕入れできてねえじゃん
もうなしなしこの取引なしですって言ってスラックで打ったりするじゃないですか
こいつ絶対うちのこと舐めてますよみたいな風にスラックでやったりするじゃん
そのメタコミュニケーションというか裏コミュニケーションってあるじゃないですか
それがこのリミテッドモードっていうのがあってですね
限定状態いう定義の定これもまあだからオリジナル言葉だと思うんですけど設定だと思うんですけど
花子様のホストでその限定状態に移行しましたって言って
UIの線がピーって出るんですよでハローリミテッドモードってことで線が出て
その中の会話が終わるとグッバイリミテッドモードって線ができて止まるんですよね
ここのリミテッドモードの中って現実の時間よりも早い
ある種その攻殻機動隊の電脳の会話みたいな感じでめちゃめちゃ早いんですって
ここでなんだろうな1秒ぐらい空白があると1秒の間にめちゃくちゃ喋れてるみたいな感じになってるんですよね
このリミテッドモードの中で何が行われるかっていうと
これすっごい面白いのが優しさの表現いわゆるゲームの攻略
やばい死にそうリミテッドモード入るうわあ危ねえ死にそうだった
お前今マジでやばいからお前多分この次の瞬間死ぬけどマジで安心しろよみたいな
でも絶対死ぬからってじゃあ行ってらっしゃいってリミテッドモード解除とかあったりとかもするんだけど
今の会話ってこれ本人的に言って大丈夫なやつだったのみたいなやつとか
もうこのリミテッドモードで会話されるわけですよ
それって例えばキャラクターがこういうふうに喋ってるっていう意図を説明するときに
ストーリーを持ってキャラクター説明するっていうのじゃなくて
別のキャラクターにそのキャラクターのメタ的なこともしくは自分自身の解説というかネタバレというか
実はこうなんですっていうのをさせる
でその上で自分リアルのこのストーリーの時間軸っていうのはあまり邪魔しないっていう風に
めちゃくちゃ頭いい人たちの会話っていうのを機械的に表現している
それはもちろんSFだからっていうかファンタジーだからねそういう風にしてるんですけれども
それをさらにこの紙面のUIで表現してるんですよ
めっちゃ読みやすいのこれこれこれこれマジめっちゃ読みやすいからね
ガチで読みやすいなんか言葉で説明するよりマジ読んでもらった方が早い
これマジで読みやすいの本当に読みやすい
このリミテッドモード天才だと思う
このリミテッドモード最高だよ最高だし
このなんだろうなこれって実はこうだったのみたいなやつっていうのを
別のレイヤーで会話するっていうこの感じって
例えば何か直接今言葉のやり取りをするっていうもので
単文でやり取りしてしまうとすごい怖いって
我々現代人の感覚わかるじゃないですか
今ってコミュニケーションってめちゃくちゃリスクだと思うんですよ
何言っても誰かの機嫌を損ねてしまう可能性もあるし
何か間違ったこと何か隙があることっていうのを発信してしまうことによって
本来だったらそういう意図がない感じで受け取られてしまう可能性や
本来だったら届かないだろうなと想定してしまった人に届いてしまうみたいなことがあったりするわけですよね
ちょっとさらにメタ的ですけど
そういうのリスクがあるから意図っぽいのはこの内容をブログやツイッターでは書かずに
肉性を通して長い時間を聞かないとわからないような
ポッドキャストっていう形式で話している
それが中吉インターネットの始まった課題感というか本質だったりするんですけど
ポッドキャストは全部の本質だと思うんですけどね
そういうのってあるじゃないですか
それをキャラクター同士がこの子ってこういう子なのねってわかる
わかるっていうので結構尺使っちゃうんですよね
わかっちゃうんだけどそういうのはすっ飛ばしてRTAなんですよ
やっぱりミッションがあってそれをクリアしなきゃいけないっていうのもあるから
そのRTAをできるようにみんなでやろうっていう風になっていて
何が気に食わないんだけどよくわからないけど私納得できないの
何かがわからないけどイライラトゲトゲみたいなないのない
全くない
でもそれって読みやすさにもつながってる
もちろんそういった感情のくったくといいますか迷い悩みみたいなものが
じゃああっちゃダメかっていうとそんなことはなくて
それはやっぱり主人公が乗り越え主人公というかキャラクターたちが乗り越える壁としての演出だったりとか
そういった問題をみんなで解決したりであったりとか
それが敵の存在になったりとかキャラクターの成長の表現になったりとかっていうのはたくさんあるし
むしろそういったものがあるからこそ共感するみたいなファクターになったりするわけですよね
糸っぽいのは実はちょっとパスみがあるからちょっとパスいから
共感性というのが多分あんまり理解できてないと思うんですよあんま上手くないと思うんですよ
だから小説読んでてすごくこのキャラクターに共感できてみたいな感想しか言わない人に対して
意味がわからないって思ってしまうタイプなんですよ
でも最近大人になっていろいろ人生経験を積んでこういうのって大変だよねっていうのがやっとわかるようになって
これが人間さんたちが言う共感っていう気持ちなのか
そうか人間って共感っていうのをやってコミュニケーションしてるんだっていうのがやっとわかるようになってきて
共感美儀なんですよよちよち共感ひよこなんですけど
でもなんだろうなそういった悩みみたいなマイナスの要素で共感じゃないんですよファンが食って
ごめんなさいねこれはよちよちひよこの意図っぽいとの読み方だから
大きくミスってる可能性があるっていうエクスキューズだけ挟ましてくれなんだけどね
それに関しては人間さんがのところでちょっと説明させてください
ネタバレをするとじゃあどうするかっていうのを具体的に考えて具体的なアクションに起こすっていう
現代社会に必要とされてしまっている
RTAいわゆる例えばそれはタイパーであったりとかコスパであったりとか
それがあった上ででも自分の気持ちも大事にするよねっていうやつ
これも読者だったらねあーなるほどって今気づいたと思う2巻読んだ読者だったら
主人公の捨て振りでそれがもうあーってなったと思うんだけど
でもそのバランスとかもすごい絶妙じゃない絶妙だよね
これうまいよねうまいまじでこれはね河上実さんの人間力だと思う本当に
ていうか本当になんだろうな多分なんだけど河上実さんの人間力
人間として面白いから作品が面白いっていうオチだろうなこれ
っていうのは正直感じる直接お話しさせていただいたやり取りして
自分の中では答え合わせできちゃってるんですよ皆さんはしてないけど
いいでしょう最悪やカスやカスの批評やこんなん
それは置いといてそのメタ的なイミテッドモードっていうのが非常に難易いですよね
難易いしやっぱりこのポッドキャストでも
エクスキューズ挟ましてとかこれちょっとネタバレするととか言って
普通にさーって説明すればいいけど補足してるじゃないですか
これってある種誤拝を恐れてるんですよね誤拝っていうのは
誤る拝達の拝誤解でもいいです誤拝哲学用語ですけどね
それをすごく恐れているっていう癖がついてしまってるわけですよ
それは炎上すると怖いからみたいな一言で言ったほうがわかりやすいのかな
炎上はないと思うけどみたいな
何かこうちょっとなってならないようにというか
分かった上で言ってるからねっていうのを伝えたくなってしまうから
いとぷらもそういう喋り方になってると思うんですけど
でも今のコミュニケーションやっぱりコミュニケーション自体がリスクだから
リスクを減らしたいというマインドが起こるっていうのはすごいあると思うんですよね
それをさりげなく嫌じゃない感じのイミテッドモードっていうので
表現しているっていうのが素晴らしいし
むしろ読んでる時にこれって何なのこれ大丈夫なのっていうような疑問を
すぐ解決しようとしてくれるっていうのってすっごいいいんだよねこれ
ほんとにマジなんだろうな
なんて言えばいいのかな
辛いタイ料理食べに行って
公園寺のバーンイサーンでしたっけ
駅出てすぐのところおいしいよねあそこね
あそこ結構辛いマークついてなくても辛かったりするじゃん
この間も食べて辛かったんだけどさ
えーと何だっけ
なんとかチャーハンが辛かったんだよ
お水めっちゃ飲んでたらさ
すごい何も言わずにバレないようにさ
すってお水足してくれるじゃん
あの感じリミテッドモードはね
飲みなさいってわざわざ言ってはーいって
でもこうやって呼んできてもらうのめんどくさいし
えーとでも目の前のチャーハンは辛いし
少しずつお水を飲まないといけないな
ペイサイ分うわなんかもうちょっと嫌になってきた
もう疲れたわみたいな
そういうのを感じさせるようにすって入れてくれるって
最高じゃないですかもう完全にそれ
完全にそれ
結構読みやすさのデザインに
貢献してるんですよ
そのリミテッドモードというのが
そのRTAにもすごく必要となっている
いわゆる世界観の設定
設定システム的にもすごい必要だし
自然になっているし
キャラクターの心情表現的にも必要になっているし
キャラクター同士の関係地の
構築にも
非常に効果的になっていたりするわけですよね
素晴らしい
素晴らしい素晴らしすぎる
はい続きまして
やばいですねあと6,7トピックありますね
どんどんいきますよ
TRPGシステムですね
いとぽいろTRPGやったことないんですよ