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これ、あれだよね。今となってはさ、その、メディア?サイトとかってさ、いろんな企業もやってるけどさ、やっぱほんとの昔のアフィリエーターがさ、創世紀の頃ってさ、
なんでそんな無料で全部情報を書くんだって、すごい反発が多い時期もあったわけよ。
あー、なるほどね。
そうそう、だからその時にやっぱこれよく言われてさ、こうやってもう、何でもかんでも無料でギブすることによって、逆にそのお返しとして来る、みたいな。
ただの偏方性の法則を使った、あれなんだろうね、きっとそういうのって。
なるほどね。
7月5日、水曜日、12時となりました。こんにちは、人材関連の会社を経営している平岡です。
フリーでメディア運営をしている達家です。
この番組は幼馴染のお二人がビジネスをテーマに、1年間の視聴回数を競い合うビジネストークバトル番組です。
敗者は勝者に5万円を支払い、勝者はその5万円を使い、年末の競馬で100万円を目指します。
面白かったエピソードは是非SNSで拡散してください。
それでは本日のパーソナリティは私平岡がお送りいたします。よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
今回からですね、配信時間が変わりました。
そうですね、お昼の時間ですね。
この番組はですね、ビジネスファーストを向けに配信しているので、
ぜひこのお昼の時間に聞いていただいて、午後のアイスブレイクとかにぜひご利用いただけたらな、
という思いでちょっと開会させていただきました。
なるほど。
なので我々もね、皆さんが喋りたくなるようなネタをどんどん話していきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
確かにね。
ということで、たつけさん。
はい。
あー騙されたなーっていう経験あります?
あーありますね。よく平岡さんから何かたびたびやられたなこいつみたいな瞬間多いですね。
いやいやいやいやいや。
俺たつけにバリューしか出してないけどね。
いやいやいやいや。まじで本当に。
普段生活でもさ、よくあるじゃん。なんかたつけっていろんなことを調べてさ、
調べ上げて意思決定したりするじゃん。何か買うときとかも。
あーそうだね。
なのに何かミスるみたいなこと多いじゃん。
あーそういう人、なんか騙されたっていうのあるかもしんない。何でだよこれ。
自然にちぎれちゃうじゃん。
そうそうそうそう。あんなに時間かけて調べたのに騙されたみたいな。
よくあるじゃないですか。
はい。今回はそんな騙されてばかりのたつけさんを救いたい!
俺に向けた企画だね。
ということで今回は書籍紹介シリーズ。
はい。
限りなく黒に近いグレーな心理術をお話ししていきます。
では今からあるストーリーをお話しします。
はい。
このストーリーの中には心を誘導するテクニックがいくつも隠れています。
03:04
はい。
さて、いくつテクニックを使っているのかをたつけさん、
そしてリスナーの皆様も考えながらお聞きください。
なるほど。
はい。桜の花びらが…あ、違うわ。
あ、これも誘導か?
あえて間違えるみたいな誘導かこれ。
違う違ううるせーな。うるせーな。やっちまうぞほんと。
どういうこと?やっちまうって。
桜の花がほころび始めた春の夜。
あなたは彼女の誕生日をお祝いしようと、少し背伸びした高級店にやってきました。
入り口で出迎えてくれたスタッフの案内でテーブルに着くと、
彼女はワクワクした表情で店内の様子を見回しています。
すごいお店だね。高そうだけど大丈夫?
正直頑張った。楽しもう。
なんでそんなアフレコリアでしてんだよ。
スタッフからコースメニューを受け取ったあなたが12,000円、8,000円、6,000円の3つのコースから
真ん中の8,000円のコースを頼もうかなと思っていると、スタッフが季節限定メニューを勧めてくれました。
この価格が7,500円で少しお得な価格。
彼女の好きなマナエの料理も一品としてコースに入っていて、心にもお財布にも嬉しい滑り出しです。
しかも一度メニューを持って下がったスタッフがすぐに戻ってきて、シャンパングラスを2つサービスしてくれました。
当店からはささやかですがお誕生日のお祝いです。食前前としてお楽しみください。
素敵な誕生日ディナーの幕開けにホッとするあなた。
しかしすぐに緊張の瞬間がやってきました。ワインリストとの対決です。
普段ほとんどワインを飲まないあなた。
テイスティングの仕方こそネットで一夜漬けしてきたものの、正直何を頼んでいいか皆目見当がつきません。
ソムリエから受け取ったワインリストを手に固まっていると、彼女も少し心配そうにしています。
すると低いトーンの声で問いかけが、「お連れ様はどのような味わいのワインがお好みですか?」
視線を上げるとソムリエが微笑んでいました。
あなたは促されるようにどんなのが好き?と彼女に目を向けます。
少しスッキリした味の方が好きかな?
急におばあちゃん出てきた。
でしたらこちらのワインなどいかがでしょうか?
香りはフルーティーですが、スッキリした辛口で、女性に大変喜ばれております。
ワインリストで確認すると少々予算オーバー気味でしたが、彼女の希望が通るならと納得したあなた。
06:01
じゃあそれでお願いします。
手の込んだ料理と美味しいワインとの対決です。
美味しいワインを楽しみメインを食べ終え、彼女がトイレに立つとワゴンデザートが登場しました。
すると入口で出迎え、最初にシャンパングラスをサーブしてくれたスタッフがあなたに近づき、
ご希望でしたらデザートをバースデープレート風にいたしますが、と耳打ち。
断る理由などありません。
店のスタッフは彼女が席に戻るタイミングを見計らい、ハッピーバースデーの歌とともにハッピーバースデープレートをサーブしてくれました。
締めのデザートで笑顔あふれるサプライズをプレゼントできたあなたは、
考えていたより高かったなぁと不思議に思いながらも、
彼女と二人本当に良いお店だったねと笑顔をかわし、大満足で店を後にしたのでした。
以上でございます。
なるほど。
久々に音読したわ。
そうだね、なんか登場人物がすごいなんか年齢がおかしかったけどね。
おばあちゃんみたいなのいたけど。
不決だね。
こんな感じで彼女との誕生日のレストランのお話なんですけど、
さていくつ心を誘導するテクニックあったと思いますか?
なんかちょこちょこそれっぽいのはあったけど、
俺的に数えた感じ、多分4つかなと思ったんだけどどうかな。
4つ。
良い線いってるね。
多いですかね?
答えはです。言っちゃうね答え。
答えは8つです。
8つ?そんなにいっぱいある?8個?
8個です。
そんなあったんだ。気づかなかった。
意外とあるんですよ。
ちょっとね、わかりやすいように誇張して言ってたりもするけど、
これすっごい当たり前に使われてるんですよ普段。
なるほどね。
なので1個ずつちょっと解説していこうかなと思います。
じゃあまず1つ目は初等効果というものです。
これは最初に入り口で出迎えてくれたスタッフっていうやつですね。
これはよく…
そっからあるんだ。
そっからそっから。
それ気づかなかったな。
その予約客を入り口まで出迎えに行くっていう旅館とかエステとかこういう高級レストランとか、
一流のサービスを売りにしているようなお店だと結構当たり前に行われてるじゃない。
あるね。
メイド喫茶もあるかな。お帰りなさいませみたいな。
なるほどね。
こういう出迎えの経験ってあるでしょ、たつけも。
そんな高級なとこ行かないからあんまりないけど。
そうですか。
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で、なぜこれをするのかっていう話なんだけど、
これがその初等効果って呼ばれる心理学的な反応なんですけど、
これはすごい簡単で最初の印象が強く残るっていう効果。
なるほどね。
いわゆる人は見た目7割、話3割みたいな内容1割みたいな。
第一印象が重要みたいなやつだよね。
そうそうそうそう。
最初の印象が強く残って、で、無関心な相手に特に有効だとされてます。
で、初めて相手と出会ったとき、約7秒で第一印象を感じ取って、
しかもその初対面の印象っていうのは半年間持続するとも言われてるんですって。
なので意識的に、もしくは経験則的に、
最初のこの初等効果を知ってる人っていうのは、
アプローチ、一番最初のアプローチめちゃめちゃ頑張るよねっていう。
営業マンとかもさ、最初の7秒間超全力でやるわけよ。
印象よく持たされるためにね。
だから入り口で出迎えて、
わあなんかすごい店だ、めちゃめちゃダンディーでいい人だみたいな。
ってなった瞬間に、なんかいい印象の人になっちゃうんだよね、すでに。
でもそれはやっぱ言うよね、そう言うとね。
俺も前コールセンターに行ったときに、もうなんかもしもしに命かけろって言われてたね。
本当に最初のもしもしで全てが決まるから、本当にもしもしの練習とかマジさせられたし、
もしもしが気に入らないとそれだけで本当に切られるとかっていうのが、
そうなんだ。
って言われて、本当に切られると思ったけどね。
ちょっと本気のもしもしいただいてもいいじゃん。
ああ、わかりました。
もしもしー。
はい、切りまーす。
切る気満々じゃねえかよ。
お疲れ様でーす。
じゃあ2つ目。
はい。
これはゴルディロックス効果っていうやつですね。
ゴルディロックス効果。
はい。まああの日本語で言うと承知配のやつだね。
ああ、はいはいはいはい。
12,000円、8,000円、6,000円、3つのコースからっていうようなやつ。
ああ、はい、なるほど。
もうそれが、その値段設定が誘導ってこと?
そうそうそう、値段設定が誘導なんだけど。
ああ、気づかなかったな、それも。
これがゴルディロックス効果っていうすごい有名なやつですね。
承知配効果と言われてるやつ。
承知配の原理か。
みんな真ん中を選びたがるみたいなそういうこと?
そうそうそうそうそう。
これなんか2択だった場合、価格がね。
2択だった場合は安い方を選ぶ傾向があるんだけど、
3択にするとなぜか真ん中にめちゃめちゃ誘導されちゃうらしいんですよね。
じゃああれか、もともと2択だった人は1個上のプランを追加するだけで真ん中、
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もともと本来の上のプランを選んでもらいやすくなるっていう。
そうそうそうそうそうそう。
し、中にはもっと高いのを頼んでくれる人もいるってこともね。
そうだね。
いいことしかないね、それはじゃあ。
そう、なんかとにかくこの3択ってさ、めちゃくちゃ世の中多いじゃん。
っていうのはもう真ん中をとにかく選びたがるっていう傾向があるだけなの、本当に人間って。
なので、中のその本当にそれがコスパいいのかとか関係なく睨んじゃうので気をつけてくださいと。
なるほどね。
で、今回のストーリーの場合だと2段構えなんですよ、しかも。
あのー、あれでしょ?その誕生日用のプランがあります用のやつでしょ?
そうそうそう、あの、まあ季節限定のやつだね。
季節限定か、そうだそうだ。
俺だからその季節限定が一番最初だと思ったの。
あー、なるほどね。
これはちょっとね、その手前のやつがあって、さらに2段構えであるので、
しかもその季節限定コースとか、本日のおすすめとか、
ああいう飲食店の限定メニューって、
だいたい食材がもう足が早いものとか、
余っちゃってるような食材とか、
そういうの使いがちなんですけど、
だからやっぱ誘導したいんだよね、そっちにできるだけ。
ただその最初から季節限定コースどうですかってアプローチしちゃうと、
極端性を回避するっていう心理が働いちゃうから、
人間って、変なものは選びたくないっていう心理があるのよ。
あー、なるほどね。
だからこの提案するタイミングを間違えると絶対頼まれないの、こういうのって。
あー、そういうことか。
で、こう悩んでいて、真ん中のコースにしようかなってなった時に差し出すと、
あ、選ぼうと思ってたやつよりちょっと安いし、
え、なんか内容も良さそうじゃんって言って選んじゃう。
なるほどね。要するに自分の中で良い悪いの判断ができるタイミングで出してあげるっていうことなんだろうね。
そうなんです、そうなんです。
そして、さらにこのとどめを指したのが、
この3つ目のテクニックでございます。
これが変更性の法則ですね。
変更性の法則。
スタッフがすぐに戻ってきてシャンパングラスを2つサービスしてくれましたという点です。
これポイントが2つあるんだけど、
1つは同じスタッフが出迎えた、
そしてメニューの決定、
で、最後このシャンパンのサービス。
3つの場面で主人公が接してるんですよね。
人って知らない相手には冷淡な態度をとって攻撃的になりがちなんですけど、
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会う回数が増えれば増えるほど親近感を覚えていくのね。
だから確かに良いところでいくとテーブルの担当みたいな人いるもんね。
そうなんですよ。
これはアメリカの心理学者ロバート・ザイアンスさんが発表した単純接触効果って呼ばれるものらしいです。
なるほどね。
このスタッフはわずかな時間に何度も主人公と接することで密かに親交を深めていたっていう。
そしてもう1つのポイントが無料のサービスをコースの始まる前にプレゼントしているっていう点ね。
これが変更性の法則なんだけど、
人は他人から何かをしてもらうとお返ししないといけないっていう風に考えちゃうの。どうしても。
俺が見つけた2つ目それだな、最初の。
あ、見つけた。
グラスサーブしてくれたやつ。
はいはいはいはい。
これはね特に先手。
先手の方が超有利で、変更性のこの原理が強く働くって言われてるらしい。
これあれだよね、今となってはさ、メディア、サイトとかってさ、いろんな企業もやってるけどさ、
本当の昔のアフィリエーターがさ、創世紀の頃ってさ、
なんでそんな無料で全部情報を書くんだってすごい反発が多い時期もあったわけよ。
あーなるほどね。
そん時にやっぱこれよく言われてた。
何でもかんでも無料でギブすることによって逆にそのお返しとしてくる、みたいな。
変更性の法則を使ったあれなんだろうね、きっとそういうのって。
なるほどね。
いやでもそうだそうだね。
身近な例の変更性の法則でいくと、
試着とか、
SNSのいいねとか、
あーはいはいはい。
いいねされたらさ、いいね返そうと思ったりさ、
いいねされると、俺もいいねしようかなみたいな。
ああいうのが強く働いちゃうんですよ。
はいはいはい。
あと恋愛もそうだね。
相手から好意を向けられると無限にできないっていう心理が働いちゃう。
うーん、なるほど。
物じゃなくてもいいの変更性の法則って。
はいはいはい。
もう好き好き好き好きって。
で、これなんか例が一個あるんだけど、
俳優の山本浩二さんが、
女優の堀北真希に40通以上の手紙を渡すなどの
熱烈なアプローチを続け結婚に至ったっていう話があった。
あーなんかあったね、そんなの。
そんなのあったんだと思って。
いや堀北真希懐かしいなと思ってた。
懐かしいな。
だからとにかくこのアプローチ回数して、
好意を向けられてるっていうことを分かると無限にはできないんだよね。
あーなるほどね。
何かは返してあげなくちゃってなる。
それは付き合うっていうことにもなるかもしれないし、
そうじゃないかもしれないけど。
とにかくこの変更性の法則っていうのは、
元々人を動かすっていう本で広まったのかな。
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分かんないけど。
なるほどね。
最初か分かんないけど提唱されてて、
とにかく最強の心理学家だと。
だからこの変更性の法則をうまく使うと、
すごーく悪用もできちゃうし、
使い方次第なんですけど。
なるほどね。
あーこれ変更性の法則働いてるなーって、
普段意識することあんまりないじゃない。
あんまりないね。
普通にもらったら、
ありがとうございますってなるよね単純に。
そうそうそう。
営業前のお土産とかさ、
ああいうのもそうだよね。
何でもそう。
確かにね。
何か返さなくちゃって思っちゃうんだよね。
俺たちって。
なるほどね。
はい。
次はですね、
混乱法でございます。
混乱法。
はい、混乱法。
エピソードの中盤で、
お連れ様はどのような味わいのワインがお好きですか?
っていうシーンあったでしょ。
で、あなたは促されるようにどんなのが好き?
って彼女に目を向けて、
で、最後ソムリエがこちらのワイン、
香りはフルーティーですっきりした辛口で、
女性に大変喜ばれております。
って言ったあのシーンです。
これは、不慣れなワインリストを手に主人公が悩むじゃん。
その悩んだタイミングを見計らってアドバイスをする。
いわゆる相手を迷わせてから、
判断を手助けする手法っていうのを混乱法って呼ばれてるんです。
ああそうなんだ。
俺一応3つ目ここだったけど、
そういうニュアンスではちょっと思わなかったな。
混乱させてっていう、そういうことなんだよね。
どういう感じだと思ったの?
なんとか法とかするのは分からなかったけど、
お連れ様の好みに合わされたらこっちは断れないみたいな、
そういうニュアンスかなみたいなさ。
ああ、なるほどね。
そんな感じで思ってた。
これね、カウンセリングとかでよく使われてるらしくて、
人は判断に迷う状況に身を置くと、
考えるのがめんどくさくなって、
差し出された答えに賛同しやすくなるんだよね。
分かんないなーってなって、
専門家の人に聞くと、
ああそうなんだ、じゃあそれでみたいになるでしょ。
これ混乱法です。
ああ、なるほどね。
騙されてます。
騙されてます。
ちゃんと自分の頭で考えてください。
っていうことですね。
なるほど。
これね、東星とかでもよくあるんです。
ああ、多そうだね。
小難しい系はちょっと多そうだね。
そう、保険とか東星とかああいう金融商品はよくありがちなんですけど、
あえて商談中にわかりやすく説明しないで、
混乱させるのよ。
で、2時間3時間で拘束させて、
もう話を長くして、
21:00
完全に混乱状態に落としめるっていう。
その落としめた状態でもう無理だ、考えられない、
ああってなった時に、
じゃあこうしましょうよ、
僕が何とかしますからみたいに。
じゃあそれで。
確かにな、もうめんどくさいしいいや、それでみたいになるよね。
めんどくさいしいいやってなるでしょ。
なる。
混乱法です。
なるほどね、騙されてるわ。
っていうことですね。
しかもですね、ここのエピソードでは二段式にこれもなってまして、
いわゆる彼女を巻き込むように仕向けてきたでしょ。
男性は身をくすぐられると後に引けなくなる生き物なので、
商売上手なつもりはちょっと高いワインとかについて、
女性の好みな味です、っていう表現をするわけです。
で、最後に女性に大変喜ばれていますっていうセリフ、
社会的証明という心理法則まで活用しています。
なるほどね、社会的に証明されてるから失敗がないみたいに思わせるんだ、そういうことかな。
おっしゃる通りです。
人が根源的に周りと同じことをしたいっていう信頼を持っているので、
これは非日常の空間でより強く働くわけです。
例えば海外旅行で飛行機が降りました。
どこに向かえばいいか分かんないときに周囲を見回すじゃん。
どこに行ったらいいかなみたいな。
そしたら多くの旅客が向かう方向へなんとなくついていくみたいな。
これが社会的証明の高度の一例です。
あるよね、友達とかで飲み会してるときとかもさ、
2軒目行こうかって歩いててさ、
あれ、どこ向かってんの?って言ったらみんな、
え、なに、どこ向かってるのこれ?みたいな。
誰も向かってないの?みたいな。
なんでじゃあ全員こっちの方向歩いてたんだよ、みたいなさ。
そうそう、よくあるよくある。
あれ、社会的証明です。
あとなんかさ、前見たのがさ、コンビニのトイレ。
あれでさ、トイレはきれいに使ってくださいじゃなくてさ、
いつもきれいにご利用いただきありがとうございますにしたらさ、
トイレを汚す人が減ったみたいなのが有名になってたじゃん。
それもなんかそれに近い感じかね。
みんながきれいに使ってるっていう風に思わせるみたいなさ。
そうだね。
なるほどね。
あとその営業とかでも、みなさんはこういう変え方されてますよとか。
あー、確かにな。でもこっちも聞くよね。
これってみんなどういうの選んでるんですかとかよく聞いちゃうもん。
そうそうそうそう。
他の人ってこれ入ってます?とかね。
聞くよね。
聞くでしょ。
聞く。
だからそういう心理があるの人って。
誰かと同じような選択をしたいっていうね。
騙されてます。
確かにな。
社会的証明ですこれ覚えておいてくださいね。
最後7つと8つまとめていきますね。
7つ目はクロスセルです。
これはまあマーケティング用語ですね心理学っていうよりかは。
このご希望でしたらデザートをバースデープレート風にいたしますがのシーンでございます。
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あーなるほどね。
まあついでがいいみたいな感じですね。
俺もそれあれだな3つ目にそれにしたかな。でもなんかそんなクロスセルっていう感じだと思ってなかったな。
なんかなんとなく案内されてるなぐらいに思ってたけど。
クロスセルか確かに。
アップセルみたいな言い方もしたりするけど。
あーそうだねクロスセルアップセルとかっていうよね。
まあ関連商品を差し込むっていうやつですね。
でこれは人が一度でも購入を決定してしまうと心理的には無防備な状態なんですよ。
ノーガードです。
なのでこのタイミングでいわゆる提案をするとついでに買っちゃおうかなっていうのを
そういう経験ありません?
まあ全然あるね。それこそ最近はあんまりないけどさ昔だと有名なのがなんかあのマックのポテト。
なんかそれよく例えで使われるね。
ポテトも一緒にどうですかがそういうクロスセルの代名詞みたいなさ。
そうだね。
この心理現象をテンションリダクションっていうらしいんですけど
いわゆる購入を買った後に購入を決定した後についでに買う現象ね。
でもこれ実はね成功率あんま高くないんですよ単品で使うと。
そうなんだ。
もう一個の最後の8つ目のテクニックを使うとグンと確率が上がると。
8つ目がコントラストの原理でございました。
これはめっちゃわかりやすいです。
高速道路乗りますよね?
降りますよね?
はい。
めっちゃスピード出てません?
あーなるほどね。
よくいいよね。高速道路降りてすぐの一般道の速度すごいよねみたいなやつでしょ?
そうそうそうそう。
なんか遅く感じるよね。
なるほどね。そういうことか。
60キロで走ってるけどめっちゃ遅いみたいな。
あれコントラストの原理って言うんですけど
いわゆる先に強い刺激を受けていると次にやってくる刺激に対して鈍くなっちゃうんだよね。
なるほどね。
これはお金の支払いに関しても通じるもので
最初に買った商品との関連性が高く価格が安いものを勧められると
これくらいだったらいいかって判断しちゃう。
これが高い買い物であればあるほど危ないんですよ本当に。
確かにね。
100万200万の買い物した後に10万円ってめちゃめちゃ安く感じるの。
確かにな。家買う人とかそういうの落ちるっていうよね。
そうそうそうそう。
あとあと考えたらこの窓ガラス1個に俺20万もらってんのかみたいなさ
このドア1個10万みたいなそういう風になるっていうよね。
そうなんですそうなんです。
あれマジで気をつけた方がいい。
単品でこのドア10万で買いますかって言ったら買わないけど
絶対買わないじゃん。
5000万とかで家買ったらそこ薄まっちゃうもんね。
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そうそうこれとこれで合わせて20万くらいですかね。
20万あったらいっかーってなるよね。
なんないのよ。
騙されてるよって。
これはコントラストの原理というものなのでよく覚えておいてください。
いかがでしたか。
いや面白かった。すごい普通に面白かった。
なんかどれも結構あるあるって感じだったね。
あるあるでしょ。
あるあるっていうことはもうはびこってるので。
体感してるもんね普通に。
絶対に騙されないようにね。
まぁこれは
良くも悪くも心理術なので
使い方次第なんですよ。
まぁそうだね。
悪いようにも使えるし
今回のエピソードで言ったらちょっと高いかなってなったけど
それその価値を感じて書いてるわけなので。
まぁそうだね確かに。
まぁウィンウィンなわけですよ。
だからあれでしょ。何だろう。
より高いものを買わせる術だけど
でもその高いものに見合ったもの
それ価格以上のものをちゃんと提供できてるんだったら
別にそれはおこないとして悪いことじゃないもんね。
そうそうそうそう。
そこがダメなのが中身のないものを売りつけちゃうみたいなさ。
そういうことですね。
このオプションつけたらいいですよみたいな感じでオプションつけといて
そのオプションはなんか何の価値もないオプションみたいなさ。
そうそうそうなんですよ。
そういうのが良くないよね。
良くないので。
こういったのは自分が人間の行動原理的に
働いてしまってるんじゃないかなっていうのを気づくと
一歩引いてね選択意思決定ができると思うので。
なるほど。
まだまだねこの心理術序盤なんですけど
続きを聞きたいなどあればまたお話ししたいかなと思います。
なるほど。
では最後にスペイン黄金世紀の哲学者バルタザール・グランシャーの言葉をご紹介して締めくくりたいと思います。
全然知らない人出てきたけど。
知識は全てを可能にする。知識がなければこの世は闇だ。ただし勇気を伴わない知識は無力だ。勇気さえあれば知識は普及のものとなるだろう。
ということでどんな知識を手に入れてもそれを行動に移す勇気がなければ知識は何も生み出しませんという言葉座でございます。
ぜひこのポッドキャストを聞いて少しでも感じることがあればぜひ実演してください。またはその状況になったら思い出してください。
ということで本日は以上です。ありがとうございました。
なんか急に最後かっこよかった。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ナチトークでは毎週水曜日と金曜日のお昼の12時に配信しております。
今日のエピソードが勉強になったら良かったなと思ってくださいましたら登録やレビューなどお願いします。
番組へのお便りは概要欄に記載のメールやTwitter、YouTubeからお待ちしております。
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それではまた次回お会いしましょう。さようなら。