内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
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あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日は久々の興味心身論文をお送りしようと思うんですけれども、
今日もですね、最新論文ということです。
先週かな?
そうですね、先週出たばっかりの3月の12日に公表された、できたでホヤホヤの論文ですね。
Supportive Care in Cancerというですね、雑誌からですね、
The Effect of Hand Massage on Pain, Comfort andSleep Quality in Palliative Care Oncology Patientsということで、
要はカウマケアを受けているガンカンドさんにハンドマッサージをしたら、
痛み、あと快適さ、コンフォート、あと睡眠の質ですね、これがどうなるかっていうのを研究した、
非常に興味心身の論文が出ておりましたので、こちらをですね、ご紹介したいと思います。
ちなみにですね、研究されたのはトルコの、そうですね、トルコの医療機関のペンディックステイトホスピタルとかっていう、
イスタンブールの病院の先生が研究されたっぽいです。
ということで、まずちょっと概略だけお話しさせていただくと、
ちょっとアブストラクトのところをメインにお話ししようかなと思うんですけれども、
今回ですね、そのハンドマッサージっていう、普通のオイルをつけてハンドマッサージをするっていう研究をですね、
2024年の6月から2025年の6月、約1年間ですね、そのイスタンブールの公立病院のカウマケアセンターで行いましたということで、
今回ですね、このタイトルには書いてないんですけれども、
RCTというランダム化比較試験っていう手法、
一番介入っていう、何らかのお薬であったりとか、こういうハンドマッサージとか、
そういう介入をする研究の中で、一番信頼性が高い方法なんですけれども、
そういうランダム化比較試験で、そのハンドマッサージを実際にやる人たち38人、
対象群ですね、そういうのをやらない方たち38人の計76人が対象になりました、ということになっております。
主な対象としては、カウマケアの病棟なんですね。
2週間以上入院している18歳以上のがん患者さんで、
痛みのスコア、我々よく使うバススケールっていうですね、
ビジュアルアナログスケールっていうですね、
0から10でどれぐらいの痛みですかっていうやつなんですけど、それが3より大きくって、
あとは主観的睡眠の質のスコアですね、PSQIっていうふうに言いますけど、
これが5より大きいっていうこととかが含まれたということになっていて、
これをランダムにマッサージをする人、マッサージしない人みたいな感じで割り付けたっていう感じになっております。
ただこれね、ちょっと後からの研究限界のところにも出てきますけれども、
この猛健化ができていないっていうところはちょっとだけデメリットというかいう部分ではあるんですけど、
ただこれはちょっと研究の性質上難しいかなっていうふうに思います。
じゃあ実際にどんなハンドマッサージがされたのかっていうことでいくとですね、
まず認定の資格があるらしいんですけれども、それを取っている方によってベビーオイルですね、
を使ってハンドマッサージが1回10分、週2回ですね、月曜金曜の午後2時と午後8時の1日2回、
それを4週間ですね、1ヶ月やりましたっていうことで、それをだから1日2回の計16セッションですかね、
行われて、その間の介入前ですね、そのハンドマッサージをやる前1週間後2週間後4週間後の計4回、
おどろい人について評価しましたよっていうようなそんな形になっております。
実際痛みとかですね、そのコンフォート・快適さがどうなるかとかですね、
あと先ほど言った主観的な睡眠の質の評価、ピッツバーグの睡眠質問表っていうですね、
これ一番よく使われるやつなんですけれども、こういうのを使ったりとか、
あとはこれ痛みも快適さも睡眠もですね、これ全部主観的なものなんで、
それとプラスしてですね、このスマートバンドですね、XiaomiのスマートバンドQ Proを使ったらしいんですけれども、
それによって睡眠時間と睡眠スコアとかですね、これも計測したよっていうような、
そういう客観的な指標も同時に取ってますっていうような、そんな感じになっております。
そうしたところですね、結論としては痛みのスコアですね、そのバススケールっていうですね、
視覚的なビジュアルアナログスケールっていうやつがですね、もう明らかに低下したということで、
対象群に関しては6だったのに対して、ハンドマッサージ群の4週間後が2.76っていうことで、
50%以上ですね、そのハンドマッサージをやった方が低下するということになっておりますし、
あとは睡眠の質ですね、PSQIスコアに関してもハンドマッサージ群の方が12.97ということで、
より睡眠の質が向上していたよっていうこととか、あとはその快適さ、コンフォートですね、
に関しても2.67、対象群が2.28に対してハンドマッサージ群が2.67っていうことで、
安楽にも過ごせたよみたいな、そんな感じの結果になっておりました。
ただこれどんな研究でもそうなんですけれども、研究限界っていうですね、その突っ込みどころが
いろいろありまして、一つは単一のこの緩和器屋センターで行われたものということで、
しかもトロッコの緩和器屋がどんな感じなのかよく分からないですけれども、
これは同じことを日本人にやってどうかっていうのは当然分からないわけで、
そこら辺は日本でどうかっていうのは、この研究からは言えないっていう部分ありますし、
あとは、今回の参加者の中に乳がんとか婦人科がんですね、子宮経がん、子宮胎がんとかですね、
こういう方たちが含まれてなかったらしいんですよね。
なので、そういう方たちに対しての効果はどうか分からないっていう部分もあったりします。
あとは、先ほど言ったように毛喧嘩がされていないのは仕方ないかなっていうふうに思いますけれども、
研究者がハンドマッサージと結果の解釈、両方を実施してるらしいんですね。
そういうのを測定バイアスっていうふうに言いますけれども、
だからそこら辺の測定バイアスが残ってるんじゃないかっていうのは、この論文の研究原解にも書いてありました。
これはその通りかなというふうに思います。
ただ、こういう非常に、それは何かいいでしょうみたいなことを当たり前に研究するっていうのは非常に面白いかなというふうに思っていて、
これこそまさに心身相関的な感じの研究かなというふうに思います。
実はですね、心霊内科の研究の中でも、これ時々お話してますけれども、手を握る研究っていうのがあって、
手を握ると胃の前導運動、胃の消化する能力が上がったりとかいうのが良くなるよみたいな研究とかもされていたりするんですけれども、
ただ、これはですね、今回専門家の方がハンドマッサージをしたっていうことになってますけれども、
これちょっと個人的には家族介入はどうなのかなというふうに思ったりしましたね。
というのは、家族さんがやっぱり何かやれることがないっていうのが、やっぱり結構課題に上がることが多くて、
やっぱり家族さんが何かしてあげたいっていうのを一つに、このハンドマッサージとかですね、手を握るとかっていうことも含めてできたりするので、
そうすると当然ご本人さんの安楽ですね、緩和ケアにもつながるんですけれども、家族ケアにもつながる部分ってあると思うんですよね。
だから、今回は専門家がやったっぽいですけれども、家族が介入したらどうなるのかなとかっていうふうに思ったりしました。
でも非常に面白い研究ですし、しかもこんな1回10分でいいんだって、10分1日、違う違う、週2回か、週2回、1日2回ですね。
これだけでもこれだけの効果があるんだっていうのは非常に面白いなというふうに思いました。
はい、ということで、じゃあ最後にしんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。しんしんじゃんけんじゃんけん。