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《1495》痛みについて知っておくべき3つのこと
2026-03-23 08:30

《1495》痛みについて知っておくべき3つのこと

■本日のたけおセレクトTV

3か月でマスターする人体

(10)痛みの正体を知る

https://www.web.nhk/tv/an/3month-jintai/pl/series-tep-Y5Y4KYM153/ep/BXW47882P3



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■AI要約(誤字はご勘弁ください)


今回の「心身健康ラジオ」では、たけお先生がNHKの番組『3ヶ月でマスターする人体』を参考に、私たちが日常的に直面する「痛み」の正体とその向き合い方について詳しく解説されています。


## 放送の概要とテーマ

* **テーマ**: 痛みの正体を知る

* **紹介番組**: NHK『3ヶ月でマスターする人体』第10回(九州大学の先生による解説)

* **痛みの影響**: 心療内科を受診する方の7〜8割が痛みに関する悩みを抱えており、仕事のパフォーマンスが低下する「プレゼンティーズム」の大きな要因にもなっている。


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## 痛みを理解するための3つのポイント


### 1. 急性痛と慢性痛の決定的な違い

* **急性痛**: 体の危険を知らせる「アラーム」として必要な感覚。

* **慢性痛**: 警告信号としての意味が薄れ、脳の「誤作動」によって痛みが継続してしまう状態。

* **治療**: 急性痛と同じ薬物療法だけでは解決しないことが多く、別のアプローチが求められる。


### 2. 「痛み・恐怖・回避モデル」の悪循環

* 痛みへの恐怖や不安から「動くこと」を避けるようになり、結果として筋力や体力が低下。

* この体力の衰えがさらに痛みを感じやすくさせるという「負のスパイラル」に陥る。

* 解決には「痛みがあってもできること」を少しずつ増やす認知行動療法的な関わりや、専門家の支援が必要。


### 3. 「トータルペイン(全人的苦痛)」という視点

* 痛みは生物学的な要因(炎症など)だけでなく、心理的、社会的(孤独など)、スピリチュアルな要因が複雑に絡み合っている。

* 緩和ケアの概念である「全人的苦痛」として痛みを包括的に捉えることが、慢性痛の対応においても非常に重要。


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## 視聴案内とアクション

* **おすすめ情報**: 番組内では脳の解剖学(オリゴデンドロサイトなど)がCGで分かりやすく視覚化されており、痛みのメカニズムを学ぶのに最適。

* **配信期限**: NHKプラスにて明後日(水曜日)の夜10時まで視聴可能。

* **恒例の締め**: 今回の「心身じゃんけん」の結果は「**グー**」。


痛みを単なる「体の不調」としてだけでなく、脳や心、社会とのつながりから捉え直す、非常に深い内容となっています。



感想

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00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日は番組紹介たけおセレクトTVなんですけれども、
またNHKの回し者ではございませんが、今日ご紹介するのは、
以前ですね、腎臓の件でご紹介したこの3ヶ月でマスターする人体の
先週の放送、第10回の放送がですね、痛みの正体を知るっていうテーマでしたので、
これについてですね、厚く語りたいというふうに思います。
ご出演されていたのはですね、ちょっと私全然存じ上げなかったので、
基礎系の先生なんだろうなという九州大学の先生でしたけれども、
いう先生が解説をされていて、非常に今回の先生もお上手に解説されておられましたけれども、
痛みはですね、このラジオでも何回も取り上げてきてますけれども、
非常にね、当然臨床上も重要ですし、あとは産業領域でもですね、
いろんな痛みで、出所はできるけれどもパフォーマンスが十分に発揮できないという、
こういうのをプレゼンティーズムと言いますけれども、それの原因になったりするということで、
非常に重要な問題の一つですよね。
広い意味でいくとですね、例えば、変頭痛とか頭痛も痛みですし、
あと花瓶性超症候群とか、あと機能性ディスプレッシャーとかですね、
ここら辺もその広い意味では痛みに含まれますよね。
そういう点では結構ね、診療内科の外来のどれぐらいかな、
8割、7、8割ぐらいはですね、実は痛みの換算を見ているということは結構多いんですよね。
それぐらいね、痛みって非常に重要なんです。
なんですけれども、やっぱりご本人にしか分からないじゃないですか、痛みって。
だからその辺りがですね、十分に特に周囲の理解を得られなかったりとかですね、
医療者でもですね、何か誤った理解をしている方とか言っていてですね、
この辺りの対応がですね、誤った対応になると、
ちょっとこの後お話しするですね、その痛みが慢性化してしまう原因の一つにもなったりするという、
そんな感じでございます。
でですね、詳しくはね、30分番組だったと思うんですけれども、
ご覧いただけたらと思うんですけれども、
その中で個人的にはポイントとなるかなというふうに思うところをね、
3つご紹介したいというふうに思います。
はい、まず一つ目はですね、
これはもういっつも言っている話ですけれども、
急性痛と慢性痛は違いますよっていう、
これはですね、もう声を台にして言いたいなというふうに思うんですけれども、
痛みはですね、基本的にはその危険信号として痛みが発せられる、
03:01
例えば何か画鋲を踏みそうになった時にですね、
痛ってなって足引っ込めるとかですね、
こういうのは痛みがなかったらそのままズブズブいってしまうんで、
それは危ないじゃないですか。
なので、痛みは本来は必要な感覚ではあるんですけれども、
ただそれがですね、長く続くのが慢性痛というふうに言うんですけれども、
長く続くとですね、その痛み自体の危険信号の意味はむしろ少なくなってしまっていて、
逆に脳の誤作動でですね、その痛みがついてしまうということがしばしばあるんですよね。
そうすると、痛みによって日常生活が、
支障が出たりとかっていうことになってきて、
当然治療をしない、治療対象になるというか、
いう形になってくるので、この急性痛とですね、慢性痛は、
もちろんそのビシッと切り分けられるわけではないんですけれども、
ただ慢性化した痛みに関しては、その急性の痛みに対応する方法、
多くの場合は薬物療法なんですけれども、お薬の治療なんですけれども、
それだけではないということはですね、ぜひ知っておいていただきたいなというふうに思います。
で、2つ目ですね。2つ目は、
その慢性痛のモデルっていうのがあってですね、
これ今回ご視聴者の先生もね、おっしゃってましたけれども、
その痛みがあることで、その恐怖を感じたりとかですね、
不安になったりとか、あと欲打つ状態になったりとかですね、
こういうことって非常に多くあるんですね。
これはまさに心身相関という心と体のつながりなんですけれども、
そうするとですね、余計に動くことに対する恐怖心から動かなくなるんですよね。
そうすると筋力が弱ったりとかですね、筋力体力ともに弱って、
また痛みが出やすくなるみたいな、そういうね、
痛みの悪循環のモデルっていうのがあるんですよね。
これ痛みの恐怖回避モデルっていうふうに言うんですけれども、
この一旦ね、この負のスパイラルに入ってしまうとですね、
なかなかここからね、ご自身の力だけで抜け出すっていうのは結構難しくてですね、
というのは、これの治療ってね、当然痛みに対して薬を使っていくっていうのは当然なんですけれども、
それと同時に、感情面への対応とかですね、
あと実際に動いていくみたいなことが必要なので、
痛みがあるのに動くんですか、みたいな感じになってですね、
ここら辺が、ご本人さんの嫌なことをやらないといけない、怖いことをやらないといけないっていうところもあって、
このためにはですね、やっぱりね、専門職の支援っていうのが必要になるかなというふうに思います。
なので、このね、特に慢性痛に関しては、
先ほど言った急性痛とは全く違う治療が必要になることがしばしばあって、
特にこの恐怖回避モデルは、
慢性痛を持っておられる方のかなりの部分で、
少なからずこういう要素があるので、
痛みがあってもまるまるできる。
大体の場合はね、痛みがあるからなりなりできないみたいな感じになるんですけれども、
06:02
逆に痛みがあってもできる行動を少しずつ増やしていくっていう、
こういう認知行動療法っていうのの特化がいいですけれども、
こういうのが必要になってきたりもします。
というのが2つ目でした。
3つ目はですね、これも一番最後の方に言われていましたけれども、
その慢性痛ってですね、単純に急性痛の例えば炎症とかですね、
例えば骨が折れるとかとは全然違うんですよね。
その背景として、先ほど言ったような心理的な問題であるとか、
あとは社会的な問題ですね、特に人との繋がりとか、
孤独とかっていうのは痛みを増強するっていうのは非常に有名な話ですけれども、
なのでこの辺りのですね、包括的な痛みの対応っていうのが必要になってきて、
これこそまさにですね、緩和ケアにおけるトータルペインっていう、
全人的苦痛っていう考え方ですけれども、
いうのが必要になってきて、必ずしもバイオロジカルですね、
生物学的な痛みだけではなくて、
心的な痛みであったりとか社会的な痛みであったりとか、
あとはスピリチュアルペインですね、
ここら辺を包括して、全人的苦痛、トータルペインというふうに緩和の領域では言いますけれども、
これまさにですね、非常に重要な慢節への対応のモデルかなというふうに思います。
という感じでした。
あとはですね、今回の番組ですね、非常に基礎研の先生だっていうこともあってですね、
脳の解剖とかまで触れられていて、
そうなんだって、私も結構知らないこといっぱいあったんですけれども、
それがかなりCGで分かりやすくなっていて、
オリゴ・デンドロ、斉藤オリゴ・デンドロ・グリアの話とかですね、
ここら辺全然知らなかったんで、面白いなと思って、
ビジュアルとともに勉強になる番組かなというふうに思いますので、
ぜひご覧いただけたらいいかなというふうに思いました。
ちなみに、あ、あさってですね、あさっての夜の10時まで配信、
NHKプラス、NHK1プラスで配信されてますので、
もしご興味あればご覧いただけたらと思います。
はい、それでは最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけんじゃんけん
ぐっ!
ということで、今日も幸せな1日でありますように。
お会いできたな。1階の竹でした。
興味、しんしん。
08:30

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