「見えない不足」看護師の叫び 看護師密度マップで見えた現実
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015163541000
クローズアップ現代
あなたも入院できない!? 〜迫る“看護師不足”危機〜
配信期限7月6日(月)午後
https://www.web.nhk/tv/an/gendai/pl/series-tep-R7Y6NGLJ6G/ep/X82YVVN75Q
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
### 医療現場が直面する看護師不足のリアル
昨日放送されたNHKの『クローズアップ現代』では、医療現場における**看護師不足の深刻な危機**が特集されていました。この内容は、現在の医療の現実をそのまま映し出しています。
番組内では、東京都大田区にある「市立青梅総合医療センター」が紹介されており、看護師不足のために病床数を減らしている現状が語られていました。実は、このように病床を縮小せざるを得ない病院は全国的に増えています。日本はもともと病床数が多すぎるという構造的な問題もありますが、それ以上に「看護師が集まらない」という理由での病棟閉鎖が相次いでいるのが実情です。
私自身の身近なところでも、先日知り合いの医師から「看護師が突然辞めてしまって、夜勤ができる人がいなくて困っている。誰か紹介してくれないか」というご相談を受けました。夜勤ができる看護師が不足すると、夜間の患者さんの安全が守れなくなるため、実質的に「新規の入院が受け入れられない」という事態に陥ります。看護師の離職は、病院や診療所の経営に打撃を与えるだけでなく、地域医療の継続そのものを脅かす有識事態なのです。
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### 可視化された不足エリアと「紹介料ビジネス」の闇
番組では、看護職員の地域密着度(偏在)が可視化されていました。これを見ると、やはり**都市部を中心に全体的な看護師不足**が目立ちます。一方で、中国・四国地方や九州、北海道の一部などでは、比較的看護師が充足している地域もあるという興味深いデータも示されていました。しかし、日本全体として不足傾向にあることは間違いありません。
そして今回、番組が深く切り込んでいたのが、「看護師紹介の手数料ビジネス」の問題です。これは医療業界でも非常に大きな問題となっています。
紹介会社を経由して看護師を採用する際、近年はその足元を見るような高額な紹介料(手数料)を請求されるケースが横行しています。さらに問題なのは、せっかく高額な費用を払って採用しても、その看護師がすぐに辞めてしまったりトラブルが起きたりした場合、紹介会社側は「もう紹介は成立しているので関係ない」と一切責任を取らない実態があることです。この高額な手数料負担が病院経営を圧迫しており、厚生労働省でも問題視され始めています。
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### 待遇のミスマッチとこれからの医療
看護師の離職背景には、**待遇面の課題**も横たわっています。看護師の給与は、夜勤手当なども含まれるため、20代から30代半ば頃までは一般的な職業よりも比較的高めです。しかし、そこからの伸び率が低く、キャリアを重ねても給与が頭打ちになってしまう傾向があります。「責任や業務の負担の重さに対して、給与が見合わない」という不満が、離職率を高める一因になっているのです。
この現状に対し、医療現場では働き方改革やデジタルデバイスの活用、さらに「不要な申し送りの頻度を減らす」といった業務効率化の取り組みが模索されています。
医療は看護師がいなければ決して成り立ちません。この問題は医療関係者だけでなく、一般の方々にも広く知っていただき、社会全体で考えていくべき重要なテーマです。
(内科医たけお/「たけお内科クリニック からだと心の診療所」院長)
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