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はい、今日は曇ってます。 気温はね、割と高くなりそうですね。
まあ、でもね、寒い日もあるもんだから、いまだにこう、悩ましいですね。とはいえ、4月ももう後半ですね。
花粉もまだ飛んでるし、いろいろなんだろう、 体の調子はまだシャッキリしない感じでね、ずっと
睡眠してますけど、みなさんどうですかね? 調子悪くしてませんか?
まあ、ちょっと、 よく冬の、なんだろう、冷え
みたいなものが、こう春にさ、なんか出てくるって言うと変なんだけど、 そういう冬の疲れが春になって、
表に出てくる、みたいなイメージで、昔、 そういう話を聞いたことがあったなぁ。
こういう時にね、やっぱ食とか、 あとヨガとかですね、
そういったもので体調を整えると良いってことを、 そういう昔よく言ってたなぁと、思い出すなぁ。
皆さんもね、ちょっと、 体調気をつけながらお過ごしください。
というところで、ながらキャストスタートです。 この番組は自分大好きな61歳の私、
笹雪の声のブログ、声の日記です。 通勤途中に歩きながら収録してますので、
息がハァハァ上がったり、周りの雑音、騒音、 風切音などが入ったりしますが、何卒声をおしゃっください。
はい、いやぁ、今、
歩いてたら、ちょっと暑いくらいだなぁ。
結構今、薄着を重ね着してるんでね。 脱いだり着たり、
できるようにしてるんでね。 とはいえね、まあよく言うんだけど、
俺の職場がさぁ、 結構冷えてるんだよね。
だから、 外が暖かいからって言って、
油断もできないっていうところでね、 着るものが難しいっていうところです。
若い時はね、そんなに 気を配らなくても済んだんだけど、
やっぱり年をとってからは、 こういう服の選択、
何を着るかで、ちょっと 間違えて寒すぎたりするとね、
敵面に、 体の調子に影響するので、
結構真剣にね、 悩んだりもしてます。
高校時代の音楽体験
さて今日はね、ちょっと、 懐かし話をしていこうかなと思います。
こないだ1985年の音楽シーンみたいな話を したんですけども、
その時にね、ベンタルレコードっていうものが 大学時代にできて、それがまあ本当に
エポックメイキングだった。 っていうかね、本当に革命だったんだけどさ、
それまでレコードを買うしかなかったんだけど、 借りることができるっていうことでね、
本当ありがたいサービスだったんですが、
ちょっとその流れで、 FM番組の話をしたいと思います。
高校生、中学生になった時にラジカセを買ってもらって、 主にAM放送を聴いて、
番組を録音したり、 そのラジカセをさ、
好きなテレビ番組の 録音をするためにさ、
これ同じ世代の人みんなやってたと思うんだけど、 テレビの前にラジカセを置いて、
録音ボタンをガチッと、 赤い録音ボタンと、
三角の再生ボタンの2つを同時に押すとさ、 録音が始まるんだけど、
そうしてテレビの前に置いて、 家族にさ、静かにしててって言ってさ、
黙って、
うまく録音できたらバンバン罪だし、 途中で犬が鳴いたりとかいろいろありましたけどね。
中学時代はそんな感じで、 ソニーのラジカセを使って音楽を聴いたり楽しんだりしていたんですけども、
そうですね、その間に友達ができて結構仲の良い。 一緒にラジオドラマを作ったりしてたんですね。
そういう音楽の世界も広がったり、 友達からね、サイモンとかファンクロ教えてもらって、
ギターを始めたりとか、 結構僕なりに音楽に対する興味が出てきて、
高校に入学した時に、
コンポを買ってもらったんですね。 オーディオの。
その後、大学時代になるとね、ミニコンポばやりで、 友達の部屋に行くと大体ミニコンポって言って、
もう幅がちょっと狭い。
教科書サイズ? 教科書よりはデカいか。 結構コンパクトなオーディオコンポが流行ったんだけど、
その前の時代だったので、 それこそLPぐらいの幅の、
チューナーと、
レコードプレイヤーと、 あとプリメインアンプ。
デッキ。
あとは、
スピーカーか。
そういったものを一揃い買ってもらったんだよね。 入学祝いってことで、今考えると贅沢だなと思うんだけど、
当時、僕は名古屋で生まれ育ったんですけども、
大須の飴横に行ってね、
パーツ屋もいっぱいあるし、
あとカセットテープばっかり売ってる専門店とかがあったり、
高級オーディオもあれば、そういう割と普通にお手頃なもの。
そういういろんなお店があって、そこを何軒か親父と一緒にはしごして、
一度に見られて便利なんだよな。
結局、音響っていうメーカーのコンプを買ったかな。
なんかね、
結構おしゃれで、この電源ボタンとかを押すと、ランプが点くんだけど、そのランプがちょっと緑色。
黄緑色の感じで、チューナーも横に長く、
針が動くような仕組みになっていて、
細長くウィンドがあって、そこも薄く緑色になっていて、
おはようございます。結構おしゃれだったのね。
そんなものを買って、改めて、
FMとか、自分のコンボで聴いたら、
めちゃくちゃ音が良くて、それまではラジカセでAMを聴いてたんだけどさ、
ちゃんとしたオーディオのセットで、
FM放送を聴いたら、本当にね、めちゃくちゃクリアで透き通ってて、驚いたんだよね。
こんな綺麗に音楽聴けるんだ。
っていうこともあって、そこからね、そういう
FM放送を聴くっていう文化にはまっていった。
はまっていったって言うと言い過ぎだけど、そういうものに触れ始めたんですよね。
で、FM放送、その事前にどんな番組をやるかっていうのを調べる方法がありまして、
毎日ね、新聞、実家で新聞撮ってたんだけど、
テレビ欄のとこにラジオの予定も書いてあるんだけど、
実は一週間に一度、翌週のFMで何をやるかっていう番組表が一週間分、新聞に載ってたんだよね。
だから当時はそれをすごい楽しく一生懸命調べて、
自分の聴きたいアーティストが見つかったら、そこをさ、蛍光ペンで塗ってさ、
よしこれは聴くぞなんて思いながら、そこを塗りつぶしていたのを思い出すね。
当時って予約ロック音みたいなものがまだちゃんとできてない時代で、オーディオコンポそのものにはその機能がなかったんだよね。
だからシステム全体の電源をオンオフできるようなタイマーを別で買ったな、確か。
で、その時間が来たら立ち上がって、録音するみたいなことをやってた気がするんだけど、
ちょっと記憶が曖昧なんだけどね。
でもとにかくそうやって新聞のラジオ欄というか、週刊の予定表みたいなのを首一匹で見てた時期がありまして、
FMファンと音楽情報
その後ですね、FMの雑誌を買うようになりました。
当時はFMファンっていう雑誌と、あと週刊FMだったかな?いや、FMステーションだったかな?
そう、FMステーションは確かにありましたね。
僕が買ってたのはFMファンっていう雑誌。
これが各週、2週間おきに確か出てたと思うんだけど、
2週間分の番組表が雑誌の後ろにダーッと載っていて、
前半というか結構なボリュームを音楽情報で埋めてたんだよね。
なんかね、ニューアルバムが出ましたとかさ、いろんなコンサートとかね、いろんな情報が載っていて、
あと読み物なんかも結構充実しててね、僕は結構それで勉強させてもらいました。
ただまぁ、昔も今もなんだけど、クラシック音楽にそれほど興味がなかった割に、
このFMファンはクラシック寄りだったんだけど、割と紙面が落ち着いてたっていうのが一番の理由で、
これも昔も今もなんだけど、そういう流行りの音楽みたいなのにそんなに興味がないっていうのもあって、
まぁ地味なFMファンを好んで買ってましたね。
音楽の歴史と記憶
ちなみにこのFMファンの連載で、富澤一世さんという方だったかな。
そのニューミュージックの歴史みたいな連載があって、それが俺はね、めちゃくちゃ楽しくて勉強になった。
これ単行本になった時に確か買いましたね、自分で。
そのフォークの時代から始まって、ニューミュージックって呼ばれる頃までの日本の音楽史をまとめたもので、
それこそフォークの時代ですよね。
岡林信安とか、吉田卓郎もそうだけども、高橋友也、僕が好きだった、高橋友也とナターシャセブンが出てきたり、
かぐや姫とかですね、そういったフォークの時代から徐々にニューミュージックになっていくあたりを書いてくれて、
僕にとってはその昔の話、中津川のフォークジャンボリーの話とかはですね、非常に熱く、熱い思いで読んでますね。
こんなおもろいことが昔あったんだってね、高校時代の僕は結構胸熱で読んでたのを思い出します。
でですね、FMエアチェックの話に戻ると、そうやってFM雑誌見ながら自分の聴きたい音楽、あるいは興味のある音楽っていうのを、
その時期にFMのおかげで広げることができたように思います。
当時はさ、アルバム一枚かけちゃうなんてことも、今は知らないんだけど、当時はよくあって、
例えば、シンセサイザー特集とか行って、富田勲のアルバムを丸々かけてたよね、確か。
あるいは僕がその時に出会ったのは、例えば、ジャン・ミシェル・ジャールっていうね、映画音楽でも有名な人なんだけど、
その人のアルバムで奇跡っていうね、シュプールの奇跡ね、あれも丸々アルバム一枚分かけてくれたりして、すごくよかったし、
あと例えば、映画音楽特集なんていうのもよくやってて、それも好きで聴いてましたね。
映画は見てないけど、映画音楽知ってるっていうのもありますね。
もちろんサイモン・ドガーファンプル関係で、例えばポール・サイモンの「神父が出た」っていうのでね、特集を聴くこともできて、
結構本当、これで音楽の世界が広がりましたね。
あと、クラシックは聴かないと言ったんですが、多少は聴いたんですよね。
っていうのも、さっきのシンセサイザー絡みで言うと、富田勲、なぜか聴いてたんだよね。
これ、友達の影響なんだけど、惑星の富田勲バージョンっていうのがあって、それをすごく愛聴してたんですよ。
で、その流れで本物の惑星、いわゆるオーケストラでやってるやつなんかをやっぱりエアチェックで録音して聴いたりして、
それはそれで意外に良かったんだよね。
で、他にも富田勲さんがラベルとかドビュッシーをフィーチャーしたアルバムなんかも出したんで、やっぱりそれの元を聴きたいとかですね。
あとは普通に、ベートーベンの公共曲なんかで、僕は本当にわずかしか好きなのがないんだけど、伝言が好きなんですよ。
だから伝言をエアチェックして、やっぱりそれをよく聴いたり、あとはドヴォルザーク、新世界かな、あれをやっぱりちゃんとフルで聴いたり。
あと展覧会の絵が、あれはさ、ELP、キース・エマーソン、エマーソン・レイク&パーマーの展覧会の絵っていうのは、これもまたロックでシンセバリバリみたいな感じ。
当時あれってさ、超名作、ELP、キース・エマーソン・レイク&パーマーの展覧会の絵といえば名盤中の名盤みたいな感じで、それはもしかしたらレコードで買ったかもしれないんだけど。
でもそれのオーケストラ版っていうのはやっぱり聴いたり。そういうところで、あまり触れてないけど、そういうクラシック音楽をエアチェックして聴いたりしてましたね。
あとさっき言った高橋友也とナターシャセブンのスタジオライブなんていう企画があって、本当に今思ってもすごいお宝ですね。
そういった特番みたいなのがあったり、あとはライブ。当時で言えばヨイヨイ山コンサートなんていうのをやってた。それのライブ音源を流してくれたりとかですね。
なかなか今思ってもすごい豊かな世界で良いものを聴かせてもらったなーって思いますね。
あとは夜の番組で言えば、ジェットストリームはそんなさ、当時は別に良いと思ってなかったんだけど、夜中になると流れるし。
その前に小室ひとしの音楽屋は、小室さんがメインキャスターになってゲストをお迎えして、1週間話を聞きながら曲をかけるなんていう番組も、小室さんも友達の影響で好きだったんで、よく聴いてましたね。
音楽との出会い
じゃあ、当時大竹忍さんがまだめちゃくちゃ若い時代に、レコードを出したんですよね。
クリストファー・ロビンの歌だったかな。とにかく、あのミルンの書いた詩に曲をつけたのを大竹忍が歌うっていうレコードを出した時の、なかなか今でも印象深いですね。
さらに言うと、いろんなの聴きたいっていうことで、歌詞の特集っていうのもよくやってたんですよね。
そういうところで、例えば、「小さな恋のメロディー」っていう映画があって、それのサントラをよく聴いてたんだけど、それの歌を担当してたのがBee Geesでね、これはさすがに今の人は知らないと思うけど、
僕らの時代だったら、まあ結構みんな知ってる、メロディーフェアとかですね、あとまあ、あれかな、若葉の頃っていう曲が割と最近でもないけども、車のCMで使われたりしてね、有名な曲で。
僕もすごく好きな、最後に流れる曲なんかも好きだったんだけど、あれはCSA&Yか、ごめんなさい、混ざっちゃった。
でもその時にBee Gees特集なんていうのもFMでやってくれたんで、彼らの往年の名曲、マサチュー・セッツとかさ、ニューヨーク単行の悲劇とか、そういった曲をかけてくれて、やっぱりそれを一生懸命エアチェックして、すごく聴いてましたよね。
今は配信でいろんな音楽にアクセスできる時代だったんだけど、当時、特に高校時代はレンタルレコード屋もない時代で、ひたすらで、音楽雑誌も流行りのものとか、ロック系のものとかもあったけど、
僕が聞くようなちょっとマイナーなものってあんまりなくて、情報は。インターネットもないからね。そんな中で、FMの音楽番組っていうのは本当にありがたかったなって、今になっても思いますね。
そんなことで、エアチェックを一生懸命やっていた高校時代の話ですけどね。そんなお話をしてみました。ちょっとこういう懐かしい話を時々していこうかなと思います。
じゃあ今日はここまでです。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。ではまたね。