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今回は、AI音声コンテンツの広がりについて思うことをお話ししたいと思います。
最近、AIが生成した音声を使ったコンテンツを目にする機会が増えてきたんですよね。
その中で2つのコンテンツに特に触れて、自分の中でこれはいいんじゃないかなと思うものと、これはちょっとどうなんだろうというふうに思うものがあったんですね。
今回はその2つをご紹介しながら、自分なりに考えたことというのをお話ししたいと思います。
2つのうちのそのまず1つ目なんですけれど、それはZencastというポッドキャストについてですね。
Zenっていうのはご存知の方も結構多いんじゃないかと思うんですけれども、
エンジニアやプログラマーの方々が技術的な記事を投稿するブログプラットフォームみたいなものなんですけれども、そのZenというのがそのブログプラットフォームなんですけど、
そのZencastっていうのは、そのZenでトレンドになっている記事をAIが自動で要約して毎日10分ぐらいのラジオとして届けてくれるみたいなサービスなんですよね。
これ自分もずっとZenの公式がそういうラジオサービスをやっているのかなと思ってたんですけど、そうではなくて、ある個人の方が開発されたサービスみたいですね。
実際に聞いてみるとわかるんですけど、背景のBGMもすごく落ち着いた優しい感じでいいですし、AIの音声も結構自然なんですよね。
かなり落ち着いた口調で技術的な内容を淡々と話してくれるので、聞いていて嫌な感じっていうのは特にしません。
このZencastのいいところは、ちゃんと元になった記事っていうのが説明欄に明示されてるんですよね。
あくまでZenに投稿された記事をAIが要約して読み上げていますというようなスタンスが明確なんですよね。
聞けばAI音声だっていうこともわかると思いますし、そこを隠している感じもしないので。
Apple Podcastでもかなり聞かれていて、ランキングも上位になったことがあるようで、今後もっともっと広がっていくんじゃないかなと聞く人も増えていくんじゃないかなというふうには思ってます。
ただ、この個人開発された方がAIのAPI費用なども自費で負担されているっぽいので、今後どういうふうに展開されていくのかなっていうのは少し気になるところではあります。
どこかで何らかの収益化みたいなのが考えられているのかとか、その辺はちょっとよくわかりません。私の方でも。
もう一つのAI音声コンテンツということについてなんですけど、これはUdemyでして、最近Udemyで元々は英語の解説講座をそのままAIで日本語に翻訳して配信しているものっていうのを結構目にするようになってきました。
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これは音声だけではなくてですね、音声も英語が日本語にAIで変換されているんですけれども、講師の方が画面に映っている場面ではその外国人の方なんですけれども、その口元の動きまでですね、AIで日本語に合わせてなんか変形させるみたいなそんな技術があるんですよね。
なのでそういうふうにさせてまで、なんかその外国人の方が日本語を喋っているように見せているんですよ。
で、まあそれ実際に見てもらうとわかるんですけど、正直かなり違和感ありますね。
もともと英語で喋っている内容を無理やりAIで日本語に変換しているので、急になんか早口になったり急にゆっくりになったりっていうので、まあもう違和感だらけですね。
やっぱり英語と日本語では文章の長さが違うし、言葉のワンフレーズの意味に対する長さも全然違うので、どうしても不自然なテンポになっちゃうんですよね。
多分英語で長い単語が日本語では一言で言えたり、日本語で長い単語が英語で一言だったりとか多分そういうところがあるんで、すごい不自然です、テンポが。
さらに画面に映っているのは当然ですけど英語の操作画面なのに、日本語の音声で解説されていくので、そこも正直かなり気になりますね。
特に私がやっているような自動化ツール系の講座、特定の何かとは言わないんですけれども、自動化ツール系のゆるみ講座でこういうものを目にすることが増えてきていて、これはそもそもこういうことをしていいことなのかなっていうのはちょっと疑問に感じています。
当然ですけど、元の英語で解説されている講師の方が許可した上でそういうことをして配信しているんだと思うんですけれども、そういうこと、AI翻訳ですね、AI翻訳っていうのをしていいっていうのがゆるみの規約上どういう扱いになっているのかっていうのはちょっとわからないですね。
ここで自分の中で考えたことなんですけれども、なんで全キャストっていうのはポジティブな比較的攻撃的な印象を持っていて、ゆるみのAI翻訳講座にはかなり違和感を覚えるのかっていうのはちょっと考えてみたんですけど、私なりに整理すると、全キャストっていうのは人が書いた記事をAIがあくまで届けているだけなんですよね。
元の記事はそのまま存在していて、AIはそれを要約して音声で届ける役割を担っているということで、いわば配達員みたいな立ち位置なんですよね。
一方でゆるみのAI翻訳講座っていうのは、人が作った講座をAIが別物に無理やり変えているっていう風な感じがありありと出ててですね、英語で撮影された映像を音声も口の動きまでAIで変えてますから、無理やり日本語に置き換えてるっていう感じがなんかありありと出ちゃってるんですよね。
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あたかも日本語で解説してるように無理やり見せていると。なので元のコンテンツの形が大きく変わってしまってるんですよね。このAIが届けるっていう役割なのか、AIが別物に変えているのっていうこの2つの違いが自分の中でのその前者と後者の受け止め方の差になってるんじゃないかなというふうに思ってます。
ただまぁここで正直にしっかりとお伝えしておかなければならない、言っておかなければならないのは、私自身がゆるみ講師として活動しているからこそ、こういう否定的な見方をしている部分もあるっていうのはあるんじゃないかなということですね。
以前の配信で、以前のポッドキャストでテレ東ビズがゆるみに参入したときには、ジャンルが違うから共存できるっていうふうなお話をしたと思うんですけれども、今回のそのツール解説系のAI翻訳講座ですね、がまさに私と同じツールだったり同じジャンルの解説ということで直接的に重なってきてるんですね。
英語圏では当然ですけど、本当に高品質な講座を出されている、しかもものすごい長い解説講座ですね。10時間とか20時間とかもっと長い、そんな解説講座を出されている講師の方もたくさんいらっしゃいます。
その方々の講座がAIで全部日本語に変換されて公開されてくるということになってくると、もし仮にですけどね、そういうことになってくると、そもそも日本人講師が解説する意味があるんだろうかっていう話にもなりかねないんですよね。
実際私が見たそのツール系の元々英語の解説講座は多分20時間以上ありましたね。20時間。だから日本語でなかなかそれだけ長いことはないですよね。
もちろん画面に映ってる内容が英語なので、日本人の受講生からすると理解しにくいっていうのは正直言って間違いないと思いますね。なので日本人講師が日本語の画面で丁寧に解説する講座っていうのはまだ十分に価値があるし競争力もあるというふうには思ってます。
ただ今後こういうAI翻訳講座がもっと増えてくるようになると、少しちょっと考えないといけないな、立ち位置を考え直さないといけないなっていうのが今の正直なゆでみ講師としての私の気持ちです。
今回はZencastというAI配信ポッドキャストとゆでみのAI翻訳講座という2つのAI音声コンテンツについてちょっと考えてみました。
同じAI音声でも自分の中でこれはいいなっていう思うものとこれはちょっと違うんじゃないかなって思うものがありますね。
その違いを考えてみるとやっぱりAIがどういう役割をしているかっていうことだと思うんですよね。
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AIが届けているっていう役割に対してAIが別物に変えているっていう役割。
ここの2つには大きな境界線があるんじゃないかなというふうに考えてます。
もしあなたも何かコンテンツを作っていてAIがその領域に入ってきたときに自分が許容できるものとできないものの基準っていうのがあると思うんですよね。
それが何なのかっていうのを考えてみると自分がコンテンツ作りで本当に大事にしなきゃいけないこと、大事にしていく必要があることっていうのが見えてくるんじゃないかなというふうに思います。