こんにちは、趣味をなんでもむしゃむしゃDJいしかわです。むしゃむしゃラジオでは、毎回ゲストをお招きして、趣味のお話を聞いています。
新しい趣味の入り口を知ることで、日々の解像度がちょっとだけ上がる番組です。
皆さんが日々の生活の中で無意識にしていることっていっぱいありますよね。息をするのに意識は必要ないじゃないですか。
そんな感じで、日々生活している中で、きっと皆さんが何かしらやっていることを趣味にしている方が本日のゲストです。
というわけで、さっそくいただきましょう。DJいしかわのむしゃむしゃラジオ。
さっそくゲストをお呼びしましょう。今回のゲストはこの方です。
こんにちは、こうりょうです。よろしくお願いします。
こうりょうさん、よろしくお願いします。
本当にDMのやりとりを数回しただけなので、お伺いしたいんですが、こうりょうさんってどんな方ですか?
僕はポッドキャストとSNSで俳優をさせていただいてまして、俳優の方に関しては、YouTubeとかTikTokとかで演技系のアカウントをいろんなアカウントにちょいちょい出させていただいたりとかしてて、
ポッドキャストについては、こうりょうと映画ライフっていう映画についてそのゲストの方と語り合うような、
本当に石川さんと同じようにいろんなゲストの方に出ていただいて語り合うような、そんな活動をしております。
数少ないゲストをお呼びする系ポッドキャスター、そのポッドキャスターの方ですね。
しかも自宅にですからね。
あ、そっか。リアルにちゃんとお呼びしてやっているんですね。
そうです。
すごい。それめっちゃ大変ですね。
大変なんですけども、やっぱり単純に撮るためというよりも会いたいっていうのがあって、来ていただいてますね。
すごいですね。ゲストとのブッキングの大変さはすごいわかるので、大変だろうなと思いますが、
そんなところにその大変な中、むちゃらじのゲストに出ていただきありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
SNSで確かにドラマっぽいTikTokとかよく見ますけど、それ専門の俳優さんみたいな感じなんですか?
今のところは専門になってしまっているというような状態で、ゆくゆくは劇場で流れているような映画にも出たいですし、
まだ情報は解禁できないんですけど、声優とかの方もやっていて、そっちの方に関してはちゃんとしたDVDとして販売されるものにも出てたりとかしています。
そういうタレント事務所みたいなところにも所属されているんですか?
いや、もう完全にフリーでやっています。
すごい。なるほど。そんなお話が聞けるのかどうかがわかりませんが、この番組は趣味のお話なので、
気になるところが仮に職業にあっても趣味のお話を聞きたいと思います。
香流さんの趣味は何ですか?
そこが繋がってくるんですけれども、演技について語らせていただきたいなと。
めっちゃ興味あります。じゃあ趣味は演技っていうことですか?
僕も演技、趣味として、趣味っていうか演じることが大好きですし、
さっき言ってた話の流れで、SNSとかで今誰でもお芝居を気軽に始められるという状態で、
聞いていただいている方にも、もしよければやってみてもいいんじゃないかっていう意味でも、演技っていうふうに言わせていただいてます。
なるほどね。なんか僕も映画は好きで、結構見てたりとかもしますし、映画ドラマ好きなんで、
その役になる、その役に対してアプローチするみたいな感じの言い方をしたりしますよね。
そのメソッドがその俳優さんによっても、なんか違うとかっていう話があって、
そういうことをうっすら知ってるんですけど、それがどういうことなのか分かってなかったんで、
なんかちょっと面白そうだなって思ってるんですが、今回お話しいただく、まあ趣味というか、その演技をお話しされるという上で、
香流さんはその演技をどういう形で楽しんでるんですか?
演技ですね、いろんなふうに楽しんではいるんですけど、
例えば長編に出るとき、1時間の尺とかの形で出るときは、完全に架空の人物になりきることを目標としているわけですよね。
だからそういう時とかだと、自分とは違う人生になりに行ってる感覚を楽しんでると思うんですよね。
逆にその、例えばTikTokとかYouTubeショートみたいな、一つの話が1分で終わるようなやつとかだと、
さすがにその1分の役の中で役作りとかはしないので、
気軽に自分が普段言わないことを脚本っていう形を通して言えちゃうみたいな、やれちゃうみたいな、
っていう手軽な楽しみ方してたりとかっていう形ですかね。
じゃあその、演じる尺によってどう役になりきるかみたいなのが変わってくるんですね。
僕の場合はですけどそうですね。
特にこう一般の人がやりづらいのが長尺の方かななんて思うんですけど、
そういう機会とかも含めてね、やる機会が少ないかなと思うからより聞いてみたいんですけど、
じゃあ仮になんですけど、高梁さんが半澤直樹的な銀行マンの役を演じるっていうことになったときに、
台本に書いてあるところで、まあそういう何かしらの事件のところとかは見れるじゃないですか。
ただそのドラマにならない、なっていない、その人がどういう人生を歩んできたかとか、
そういうフレームの外のところとかっていうのも何かを作り込んだりするものなんですか。
自分の中でイメージしたりとかっていうのは、そういうアプローチをしていくものなんでしょうか。
そうですね、僕だったら多分そのフレームの外の作り込みも個人的にやるかなっていうので、
例えば実際にやったやつとかだと、その1時間の尺で出させていただいたやつがあるんですよね。
その役っていうのは大富豪で超女好き、手に入れたお金は何でもかんでも女のため、
そのうまいものを食うために使うみたいなキャラだったんですよ。
僕の世代ってゲームボーイとかが出てき始めた世代で、
みんなゲーム買ったりとか、遊戯王カードとか流行ったりとかで、
みんないろんな手持ちのもので遊んでたんですけど、僕はそれがやっぱり一切できなくて、
心にぽっかり穴が開いてる中で、
父親がものすごい面白い映画が金曜劇場だったか日曜劇場だったかでやるから一緒に見ようよと。
いうので初めて見た時に、アニメとかでは起き得ないような、
本当に重要なキャラクターが実際死ぬことってあったりとか、
キャラクターが始まった時から終わった時に向けてものすごい心の成長があったりだとか、
今まで感じたことないぐらい魅力を感じて、何だろうこれはっていう心の躍動感。
そこから人生で迷った時っていうのは必ず何かしら映画を見るようにしてますね。
なるほどね。
いや、堀尾さんにとっては限られたエンタメになっていたのかもしれないんですけれども、
やっぱり手軽に手に入れられないからこそ染みるっていうことってやっぱりあるかなって僕は思っている部分があって、
そういう意味では今最終的にはそうやって俳優を今やられていることを考えると、
そういうふうに映画と出会えたのっていうのはある種運命的なものを感じますね。
感じてしまいますね。
エンタメって手軽になればなるほど心に対する引っかかりが少しずつ薄くなっていく気がしていて、
全然悪いことじゃないんですけど、やっぱりサブスクで何でも聞けるっていう便利さはあると思うんですけど、
お小遣いの中で頑張って買ったCD、一番最初のCDが何かっていうので、
人生の中でその1枚が大切になっているっていうことにも価値があるなって思うので。
ありますね。
映画とかもそうですよね。
今ネットフリックスがある世代っていうのはすごく幸せだと思いますけど、
あの時に初めてデートで行った、あの時にしか公開してなかった映画とか、
一番最初に金曜ロードショーで見たっていう記憶が残っている映画っていう、
あんまりすごい簡単にアクセスできなかったからこそ残ってるっていうものって、
ちょっと大事にしたいなって思いますもんね。
これはやっぱり何回も思いますね。何回も思いますね。
そっか、そういう出会いがあって、今そういう風に演じるっていう楽しさと、
じゃあ起源としてはアーノルド・シュワルツ・ネッカーってことですね。
そうですね、アーノルド・シュワルツ・ネッカーですね。
じゃあやっぱり演じるのも好きだし、演じている人を見るのも好きなんですね。
両方大好きですね。
そのシュワちゃん以外にこの俳優さん、この女優さんの演技が好きだなっていう方って、
なんかあげるとしたらどなたかいるんですか?
モーガン・フリーマンとかなんですけど、
それこそさっき言ってた、人生で何か迷った時に見る映画っていうので、
東京に来るきっかけになった映画が、ショーシャンクのサラニーっていう映画があって、
そこで出てくるモーガン・フリーマンにすごい憧れて、演技もどんどんやっていったみたいなところもあって、
なんかあるとモーガン・フリーマンの映画見たりとかしてますね。
そういう資金になる俳優さんなんですね。
自分ができるかどうかとはまた別として、
こういう演技ができるようになりたいなって思わせてくれる人ですね。
映画見て面白かったなとも思うし、
こういう作品を撮れたら楽しいだろうなっていうふうにも思ったりはするんですけど、
この役演じてみたいなっていう感覚は持つことあるんですよ、映画とか見た時に。
別に演技を普段からしてるわけじゃないのに。
もしかしたら僕もやり始めたらハマってしまうのかもしれないなってちょっと思いました。
本当に今簡単にできちゃう時代なんで、
スマホ1個で思いついたことをやってみようで、
本当に思いついたその日中にできちゃう時代ですから、ぜひぜひ楽しいですよ。
確かにTikTokとか見てると1分で成り立ちますからね。
本当に一番短かったのなんて、本当に路上で人を殺すっていう内容なんですけど、
30分ぐらいで撮り終わったかな。
それで1個作品としてできちゃいますから。
そうですね、あとちょっと編集してっていうので成立しますもんね。
編集もスマホでできますしね。
ポッドキャスターとして、僕はムシャラジ100回記念の時に1回ドラマ作ってるんですね。
ラジオドラマを作ったんですけど、声だけの演技っていうのも面白いですよね。
作ってる時は面白かったです。
ああいうの、もうちょっとやる機会があってもいいなって思います。
ポッドキャストの中でやってもいいですし、
その中、普段やったことないからこそ、
ほっそり誰も知らないアカウントで顔出して普通にやってもいいと思います。
そうですね、そういうTikTokの運用もありだな。
単純に演技をするのが楽しいっていうのもやる意味だとは思うんですけど、
演技をすることで、その演技の先の人の気持ちを知れるっていう良さもあると思うんですよ。
コンビニで働いたことがある人は、
そのコンビニの店員さんに優しくなれるっていうあの原理が、
芝居の全てである気がするんですよね。
友達であったり、恋人であったりの気持ち、
なんでそんなこと言うんだろうとか、なんでそんなことやるんだろうっていうのは、
理解できない、でも理解したいって思ったら、
その人になってみるのが多分一番手取り早い気がするんですよね。
そういう意味じゃ、演技をするっていうのは究極のダイバーシティであるっていうことですよね。
本当そう思います、僕は。
いわゆるそのマイノリティの人たちの気持ちは、
マイノリティの人の役を演じてみることで、
ある種、主観的に見れる部分、もちろん日頃から思っている方に対しての理解は少ないかもしれないけれども、