エイサーとはっていう画像で調べたときに出てくるのが、必ずしも王道エイサーとは限らず、
それは数あるエイサーの中の一つでしかないんですね。
そうですね。いわゆる王道のエイサーも僕もやらせてもらってるんですけれども、
やっぱりそこから入っていって、やはりエイサーフリークというかエイサーマニアの方がいらっしゃるんですけど、
そこを入り口にしてどんどんディープな、見たことないエイサーを探りに行くっていうので、
これ結構楽しいですね。
そんだけ種類があるということは、今もなお新しいエイサーみたいなものは生まれてるんですか?
そうですね。基本になってるのは、いわゆる沖縄の三神っていう、三味線っていう楽器なんですけれども、
そちらは結構絶対あるんですよ。
そこに対して歌を中心にするのか、踊りを太鼓を中心にするのか、
そういったレパートリーが分かれてくるんですけれども、
そこが、今は新しい曲で伝統的な踊りをやる団体もありますし、
今はもうポップスで、いわゆるビギンとか、
そういった沖縄音楽で売れた人のものを使って踊る団体も出てきてますね。
すごい、今もなお新しいのがボンボン出てるから、
固定のエイサーっていうものはあってないようなもんなんですね。
そうですね。やっぱり新しいものが出てきて、毎回議論にはなりますね。
これはエイサーと言っていいのかと。
M-1の漫才、漫才じゃない論法について。
そうですね。これは漫才と言わないんじゃないかっていう定義の近いと思うんですけど、
正確に言うとボン踊りなので、すごい後派な人だと、
お盆に踊っている踊り以外は伝統的な団体でさえも、
それはエイサーと言わないんじゃないかっていうぐらい後派な方から、
もう沖縄のために普及してるんだったら全部エイサーでいいじゃんっていう方もいらっしゃるんで、
この議論は絶えないですね。
ここまで聞いただけで、
グッといろんなエイサーが見れるチャンスがあったら行きたいなって思いますね。
行きたいですね。
Kさんがエイサーをやっていて、一番面白いっていうのはどういう時なんですか?
新しい人がエイサーに触れたタイミングなのか、
ご自身は本当にエイサーを踊っている時が一番楽しいのか、
どこに魅力があるんですか?
どうですかね。僕はもう踊ってて、
いつも楽しいは楽しいんですけれども、
一番衝撃を受けるというか、
ここがやっぱり一番魅力的だなっていうのは、
地元に帰った時にの盆踊りですね。
そのお盆の3日間を見るとやっぱり衝撃を受けるというか、
そっか、ここが原点でありピークなんだなっていうのは感じるんですけれども、
もう皆さん、夜だいたい6時ぐらいから集まって、
そっから夜の2時ぐらい、3時ぐらいまで踊るんですよ。
もう6時間ぐらい踊って、
っていうのを3日間連続繰り返すんですけど、
ストイックな祭りですね。
そうなんですよ。その時にやっぱり踊り手の人から、
もう疲れすぎてるんで、魂が空っぽになってる状態というか、
もう力が入らない状態で踊ってるんですけれども、
その瞬間にあの世とこの世の間ぐらいの存在になるんですよね、踊り手が。
そこの踊ってる人たちを見ると、
一つになったというか、
溶けてるようなトランス状態になるので、
僕も地元にいるときは長く踊る方にいたんですけれども、
その感覚を思い出すと、
ご先祖様とつながってるなっていう感じはすごいあったので、
東京の舞台で決められたAさんも素晴らしいんですけれども、
実際そこに生の地元の踊りを見に行ってもらいたいなっていうのはありますね。
今お話を聞いて、
混沌の意味での盆踊りとして入ってきたAさんの本質はそこにあるんだなっていう感じがしましたね。
本当にあの瞬間だけは何とも言えないですね。
そうか、そうやって盆踊り、今までのAさんとか関係なく盆踊りのイメージも含めて、
お盆に踊るから盆踊りだけで、
実際に死者を弔うっていう感覚だったりとか、
帰ってきてる間にもてなすみたいな感覚って、
外から見てるというか、風習として伝わってきてる側からすると、
ただそれをやっているだけみたいな感じのイメージだったんですけれど、
今のお話聞いて、その3日間ぶっ通しでやって、疲れてきて境目が曖昧になるっていうところに、
本当の意味での盆踊りってこういうことだったんだなっていう、
今まで考えたことのない視点が加わってめっちゃ面白いですね。
そうですね。どちらかというとやっぱり東京とかは規制が厳しくなっちゃって、
現実、この世の現実の方がシビアというか、
ご先祖様を送り出すような環境が作れなくなったっていうのは感じますよね。
そうですね。なかなか3日間夜ずっとどんちゃんやってていいっていうような環境は整えられないですもんね。
そうですね。
一般的なお盆とかだと、茄子とかきゅうりに割り箸さして、
これに乗って帰ってくださいねっていうやつやるじゃないですか。
それは沖縄にもあるんですか。
それはなくて、ただ同じような感じで、あの世にまた帰っていく、送り出すので、
内カビっていう文化があって、いわゆるあの世のお金なんですよ。
あの世のお金が沖縄ではスーパーで売られてて、
これをスーパーで買って外で燃やすんですね。
で、燃やしてこれで1年間過ごしてくださいねっていう形でお金を渡すんですよ。
そのお金は何でできてるんですか。
普通の紙です。
紙でできてるお金と。
もう身近なんで内カビの方が、沖縄のコントとかで、
お金持ってないから内カビで支払いますっていう冗談があるぐらいに使えない、
これトイレットペーパーみたいなもんやしみたいな感じであるので、
それぐらい身近ですね。
あの世とこの世が近いっていうのは沖縄の文化の特徴かもしれないですね。
なるほど。
沖縄の中では当たり前なのに、僕は知らなかったですね。
そうですね。
多分、あの文化どこから来たんでしょうね。
日本ではあまり見かけないですね。
でも発想としては理解できる発想ですもんね。
そうですよね。
面白い。
でも元々はKさんは沖縄にいらっしゃって、
今東京に来て、
そのAさんの普及というか沖縄のカルチャーの普及をやられてるじゃないですか。
そうやって普及しようって思うまで、
そのAさんだったりとか沖縄の文化を広めようっていうものにはまったきっかけみたいなのって何かあったんですか。
はまったきっかけは、
新宿の歩行者天国にちっちゃいおじいちゃんが酒飲んでたんですよ。
何だろうと思って行ったら沖縄の方だったんですよね。
そしたらちょっと泡盛飲もうぜって言って、
歩行者天国のど真ん中で泡盛の一生瓶いきなり渡されて飲んだんですけれども、
その時にちょっと中野にお店やってるから中野来いよって言って。
中野に行った瞬間に沖縄のコミュニティが形成されてたんですね。
そこに入った時に単純に地方から来てるんで、
なんだ沖縄のまんまで東京で生きていいんじゃんみたいなすごい楽になった部分だったので、
それまでは頑張って東京になろうというか、
標準語を喋って普通に生活していこうなんて思ってたんですけど、
そうか沖縄のまんまでいいんだったら沖縄のことをやってもいいんだなっていうのもあって、
続けていくうちにやっぱり先輩方がコツコツ積み上げてきたコミュニティだったんだなっていうのがわかったので、
やっぱり新しく次の世代が来た時にもこのコミュニティを残して、
自分みたいに地元の人間としてそのまま東京で生きていけるっていうスペースを残していかなきゃなっていうのが活動の原動力になってますね。
けいさんめちゃめちゃ素敵な方ですね。
前の方から受け継いできたバトンをちゃんと次の世代へっていうところに入ろうって思われたんですね。
そうですね。やっぱりお世話になった分はそこで終わりではなくてつなごうっていう気持ちにはなりましたね。
新宿でその方にお会いするまでは中野にはあまり行ったことがなかったとかそういうことなんですか。
全くなかったですね。
お住まいも全然違って。
一応隣の高円寺に住んでたんですけど、そんなコミュニティがあるなんて全然知らなかったので。
むしろちょっと離れた方がそう言って偶然の出会いがあって中野に引き込まれたというか気持ちが持っていかれたっていうことなんですね。
そうですね。それが大きいですね。
そもそも中野とか高円寺とかってそういう受け入れ体制みたいなものがめちゃくちゃあるイメージがある街ではありますよね。
ありますね。
沖縄だけじゃなくてもっていう。
そうですね。風土がありますね。
今エイサー沖縄を広めていくにあたって、こうなったら自分的に夢の達成だったり目標達成だなって思う決めているゴールみたいなものってあるんですか。
夢の達成というか、実際イベント企画などに関しては沖縄に戻ってエイサーを踊るとか、
うちのチームで東京代表として行くとか、そういった目標はあったんですけれども、
基本的にもうそれも達成はできてて、じゃあ次はどうするのかっていう話なんですけれども、
結局同じことを先輩方がやってきた同じことを繰り返すというか、
ゴールは特になくて、続けてこのコミュニティを潰さないことっていうのが一番なので、
大きな目標はもうないんですけど、僕が今40歳になってるんで、
60歳になる頃に40代の子たちが元気よくイベント企画とかやってくれてれば成功なんじゃないですかね。
素晴らしいですね。続けるっていうのが実は一番難しかったりしますしね。
そうですね。かなり難しいですね。
何かゴールテープを切って終わりっていうよりは、ずっと回り続けるものにしていくっていうのが、
こうやって趣味を聞いていくと、やっぱり何人かに一人、続けていくことが一番大事っていうふうにおっしゃっていただくケースはあって、
特に今回のエイサーも本当に文化ですし、
これがずっと途切れず続いていくっていうことが大事なんだなっていうのは、
ケイさんの思いも含めて、僕なんか染みましたね。
多分特に祭りはもう今どんどん人が少なくなっちゃってるんで、
各エイサーに限らず、阿波踊りもよさこいなんかもおみこしもそうですけど、
皆さんどうつないでいくかっていうのは大きな課題になってると思うので、
エイサーだけじゃなく祭り同士で連携してつなぎ止めていくというか、
やっていく作業が必要かなっては感じますね。
そこの輪の中に入れるかどうかわからないんですけども、
今お話しして、僕のエイサー知識レベルなんてほとんどゼロに近い状態で、
そんな石川をエイサーにどっぷりはめてみようってケイさんが思ったときに、
まず何からやらせますか。
まずはやっぱりフェスに来てもらって、
イベントに来てもらって一緒に乾杯するのが一番いいですよね。
フェスはいつ頃やられてるものなんですか。
そうなんですよね。それがもう実は今年は終わっちゃったんですよね、中野のやつは。
年に一回。
年に一回中野があって、都内では実はいろいろ沖縄企画はあって、
次になるとすると、11月の6、7日にある共同エイサー祭り、
あと神奈川の鶴見である内縄祭ですね。
翌々週ですね、11月18、19日に板橋でエイサー祭りがありますね。
こんなにたくさんエイサーの祭ってやってるもんなんですね。
結構やってますね。
沖縄物産とかそういったもののパッケージになっているので、
やっぱりちっちゃいイベントから大きいイベントまでやりやすいのはやりやすいので、
他の都道府県に比べて触れ合う機会というか、そういったのは多いかもしれないですね。
そうですね。そのほとんどにけいさんは関わってるんですか。
全部は関わってないんですけれども、
そうですね。都内のイベントなどには、
ちょっとディレクションとかやらせていただいてはいるので、
携わる回数は多いと思います。
すごい。でもほんと行ってみたいですね。
ぜひぜひ。
そこで乾杯したいですね。
そうなんですよ。
あわ森とオリオンビールで、これで完璧でございますので。
絶対お酒セットなイメージがありますよね。
そうなんですよね。
飲めない方でも楽しめるっていう。
でも今はもうまたシークワサーとかファッションフルーツとか、
そういったソフトドリンクとかも沖縄開発されてるんで、
飲み物といっても別にアルコールなしでも十分おいしいドリンクはいっぱいあるんで、
食事、音楽、やっぱりですね、セットになって、
やっぱり人が楽しめるんじゃないかなと思います。
一番最高な休日の過ごし方ですもんね。
そうですね。
いや、ちょっとほんとにチャンス見つけて絶対伺いたいなと思いました。
ぜひぜひ。
ありがとうございます。めちゃくちゃ楽しかったです。
よかったです。
まだ沖縄を表層でしか捉えられてなかったなって思ったので。
いいね、全然。行って楽しんでいただければ一番嬉しいので。
ちょっとだけこう深く知れた気になりましたよ。
ありがとうございます。
ありがとうございます。というわけで本日のゲストはKさんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
エイサーって聞いて、沖縄のイベントだよなとか、沖縄の踊りだよなぐらいの知識でした。正直。
でも話を聞いてみて、エイサーってそんな深い意味があるんだなって。
そしてそんなストイックに盆踊りってやってるんだなっていうことは、
本当にこうやって話を聞いてみなきゃわからなかったなと思いました。
めちゃくちゃいい経験でした。
ラジオ関係なくとても自分自身の知識になるいい回でしたね。
というわけで本日の趣味線流。
疲れ果て心身共に盆踊り。疲れ果て心身共に盆踊り。
いろいろすごいなって思ったお話の中で、やっぱり意識が飛ぶぐらい盆踊りをして、