兵庫県・尼崎市武庫之荘(むこのそう)のこと、本や映画、ごきげんでいるための話などを武庫之荘に住む落語家・桂弥太郎と、DIY BOOKS平田提が語ります。
今回は弥太郎さんが「主」論/なぜ車を運転すると気持ちが大きくなってしまうのか?について語ります。
※文字起こしはlisten.styleによりAIで自動的に書き起こされたものです
00:03
では、武庫之荘ごきげんラジオということで、よろしくお願いします。
今日はチョコザップに毎日行ってるんですけど、その時に思う主論というものに関して、主、主、主って呼んでたかな。
いつもチョコザップ、朝行ってるんですけど、その行き帰りでやっぱり試作の時間というか、いろいろ考えながら歩いてるんですけど、
やっぱり人間というものはですね、やっぱり一人で単体で生活してるのと、例えば犬を散歩してるとか、車に乗ってるとか自転車に乗ってるとか、
何かが付属してるときと、モードがやっぱりだいぶ違うと思うんですよ。
散歩してる人についてすごく思うんですけど、やっぱり全然属性の違う。
例えばおじいちゃんと若い子だったとしても、犬という共通点のもと、飼い主としてのコミュニケーションを取ったりとかするじゃないですか。
飼い主としての立場での。
そういうのってやっぱり犬がいるからこその人格が変わってるっていうか、モードが変わってるっていうふうに思うんですよね。
確かに。
そういうもんやなと思って。
でも行きのときはだいたい穏やかな道を歩くので、散歩してる人とか会うんですけど、帰りの道では割と大きめの道を通るんですけど、狭くて、狭くてって大きいんやけど、歩道が狭いんですよ。
なので車が割とスレスレ大きいって言ったりとかするんですね。
そのときにですね、やっぱり人間っていうのは車の主になってしまうと、すごく存在になるなと思う。
確かにそれは往々にしてありますね。
僕らも自転車乗ってるときとかにちょっとやっぱり、歩いてるときよりも傍若無人感が出てしまったりとか、自分のペースと歩いてるときのペースが合わなかったりすると、ちょっとイライラしたりとかすると思うんですけど、やっぱりそれって主になってるからなんじゃないかと思ってて。
自分は朝は歩いてるわけですけど、なので一番弱い立場やなと自分では思いながら歩いてるけど、よくよく考えたら、自分もいろんな経験を積んだりとか、僕だったら落語ができるようになったとか、あとはパソコンを使えるようになったとか、いろんな経験をしたりとかお金を稼ぐようになったとかっていう、自分をカスタマイズっていうかブラッシュアップしててるじゃないですか。
そうやって一つ一つそういうのをくっつけていくたびに、自分がどんどんバージョンアップしてて、その分やっぱりおごり高ぶりが増えてってる。
すごい首相なというか。
そうなんですよ。他者を見て自分のところを考えたときに、自分の体の主であるということが、やっぱりそれでこの乗り物が多いといくことによってできないことが増えてったりとかして、例えば車で行ったらパーツが外れてくみたいな感じで、自分の体がダウンコンバートっていうかダメになっていくにつれて、
03:11
存在だった気持ちだけが残ってしまうのが老害みたいな感じで言われるものだと思うんですけど。
これは面白い話ですね。
いつかはね、ちょっと急にスピリチュアルになってしまいますが、この魂が抜けてしまったときに、この乗り物から自分が排除されたときに、その魂だけ残ったときにやっとこのナチュラルな状態に。
なるほど。エントリープラグが排出されたときに、そのエヴァンゲリオンの何号機かわかんないけど。
なんかそういうこともあるんじゃないかなと思って。
なのでたまたま今こういう乗り物に僕はしてますけど、これだって生まれたときに勝手にこういうものになってるだけで、自分のおかげってわけでもないのに、割とおごり高ぶってんじゃないかなと思ったりとかして。
面白い。
そんなことを考えながらチョコザップに行ってる。
チョコザップに行くことでそういう考えが深まっている。
行き帰り。行きでたぶん10分ぐらい、帰りで10分ぐらい。
確かに。歩くこと自体も瞑想みたいなところはありますもんね。別の作業して。
昔はよく考えるとき歩いてましたけど、最近その習慣なかったんですけど、チョコザップのおかげで。
それこそ関東とかニーチェとかも歩いて考えたっていう話はね。
今の話で思ったのは、誰だったかとか言ってたんですけど、最近そういう引用するときにすべてだいたい記憶を失ってるんで、もう誰とは言わないようにしてるんですよ。もう無理なんで。
なるほど。
シナプスがおかしい。
だからもう僕の発言としてでも別に。
分かりました。
車とかまさに分かるんですよ。僕も結構おとなしめの友達が、車を運転すると先に右折したとか。
はいはいはい。
なんだこりゃみたいな。
ちっこいみたいな。
そうそうそう。すっごい暴言吐いたりとか。
怖いね。
こんな人だったの?みたいな。結構あるし。
雨って巣が出てるんですかね。
いや、でもこれは多分誰かが言ってたし、僕もそう思うんですけど、私っていう空間が単純に広がってるんだと思うんですよ。
そうですね。
車の大きさによって。
パーソナルスペース的なものね。
そうですそうです。だからドラえもんの秘密道具で、バリアを作る秘密道具があって、頭文字を、例えばスの付くものは入っていいとか言うと、例えばスイカとか。
さすが藤子。
面白いですよね。入っていくんだけど、例えばジャとか言ったらジャイアンも入ってきちゃうとか、そういうオチなんですけど。
そういう感じで、結構みんな、それこそさっきのエヴァっていうATフィールドじゃないですけど、ちょっと自分よりはみ出た領域みたいなものを持ってたとして、それは人によって違うんだけど、車とかになっちゃうと一気にそれが大きくなっちゃうというか。
06:08
だからちょっとでもかすろうものなら、なんだこれみたいな。
なるほど。
でもそこで、なぜ凶暴性が出てくるのかっていうのはちょっと難しいですよね。
そうそう強くなってるはずなのに優しくなるんじゃなくて、凶暴になるんですよね。
むしろヤンキーというか、そういう感じになっちゃうじゃないですか。
そうそう、なりますよね、不思議。すごい不思議。
そうなんですよ。それ結構僕親とかを見ててもずっとそうだったんですよね。
なんでこれ運転してる時にすごい乗ってる人の他の文句言うんかなとか、ちっちゃい頃から思ってて。
そういうね、多分空間の拡張はあるんだろうけど、もう一つやっぱ面白いなと思ったのは、さっきのエヴァみたいな、要はロボット、まあエヴァはロボットじゃないけど、難しいこと言ったりすると。
エヴァのことがあんまりわかってない。
大丈夫です。ガンダムでもマジンガーでもいいんですけど、そういうガンダムとかに乗るパイロットだと考えた時に、自分に乗ってるって思った時。
なるほど。
これも僕ちっちゃい頃なんか思ってたんですけど、自分のことって鏡でしか見れないじゃないですか。とか映像でしか。
だから自分の姿って一生見れない。自分は認識できないけど、入っちゃってるっていう。
絵を飛び出さない。
そうですそうです。これって要はゲームのジャンルで言うと、FPSとかTPSっていうのがあるんですよ。
はいはいはい。
FPSが。
パーセカンド的なやつ。
そうですね。だからファーストパーソンシューターとかシューティングっていうので、一人称視点の銃を構えてるところが画面に出てきて、敵出てきたら撃つみたいな。
自分視点。
そうですそうです。TPSの方はサードパーソンシューティングシューターっていうので、要は三人称視点なんで、言ってみるとシューティングじゃないけどマリオとかゼビウスとかもある意味TPS。
その世界をもう一つ別の視点から見てるみたいな。
そうですね。プレイヤーを前に置いて、全身を見て。
この子をコントロールする。
そうです。っていう世界観。で言うと、基本FPSじゃないですか。
はいはいはい。
人間って。でも一緒。だけどTPSみたいな感じで、自分をちょっと一歩優待離脱して見れたら、寛容になれるんじゃないかっていう気持ちはあるんですよね。
はいはいはいはい。
なんていうのかな。
なんか宿っちゃってるからあれやけど。
そうなんですよ。
第三視点、上視点になってしまう。
ここ器を借りてると思って、後ろからもうちょっと見ておけば。っていうのはなんか思ってましたね。
そうですよね。そうしたいものですよね。客観視するみたいな。
それがね、なかなか人間できないもので。
いやーでもその、でもなんか不思議ですよね。車だとそういう存在になるけど、犬とかの主だったら結構穏やかに進むじゃないですか。
そうですよね。
分からないですよね。何なんでしょうね。車が良くないのかな。
09:05
いや乗り物はなんか良くない気がします。
自転車もそうですもんね。スピードとか。
うまんもそうだしな。スピードと大きさが大きくなるっていう。だからなんか人間にもやっぱあるんですかね。ああいうマウンティング根性というか。
そうなのかもしれないですよね。強くなったから、わーみたいな。
そうですよ。だから有名なシーンで、ドラゴンボールでセルゲームが始まる時に。
セルのシーンはセルゲームって言うんですか。
セルゲーム、そうですよそうですよ。
僕は知りませんでしたが。
本当ですか。そうそう。セルが完全体のちょっとイケメン顔になって。
はいはいはい。
で悟空とかを、試合をするからゲームとしてお前らが代表で負けたら滅ぼすみたいな感じになって。
あー、そんなでしたって。
そうですそうです。でそこで悟空と悟飯で、聖人と時の部屋、神様のとこ、1年が1日とかそんなやつに入って。
で常時スーパー聖人になるとかいう謎の発想を悟空がして、最終的に悟飯がすごい覚醒するじゃないですか。
覚醒する。
で今度ベジータとトランクス親子も、未来トランクスと入って。
で途中でベジータもスーパー聖人になると嬉しくなっちゃって。
俺はベジータじゃない、スーパーベジータだみたいな、ちょっとよくわかんないこと言って。
で1回セルにマウントして、でその時確か17号、人造人間17号吸収してセルが強くなってるんですけど、もう18号も吸収して強くなれよみたいなことを言い出すんですよね。
でそうすると完全体には負けちゃう。
で、えでもなんでお父さん本気を出してないんだろうみたいな感じ。
いやそういう悟飯のセリフだったかな。
まあとにかくトランクスは、いやこんなもんじゃないでしょみたいな感じで、おごり高ぶってムキムキになるんですよ。
なるほど。
めっちゃすごいムキムキのスーパー聖人になるんですよ。
そしたらめっちゃパワーはすごいんだけど、でかすぎて当たらないみたいな。
そんなトンマなシーン。
そんなトンマなシーンがあるんですよ。
でセルにいなされて、あそうかそれでベジータのお父さんはなんなかったんだ。
あの形になってたんだって。
だいぶ長くなりましたけど。
あれですよ。
あれかもしれない。
だから体が大きくなっちゃったり。
精神と体の大きさがバランスが取れてない。
そういうことですね。
だからとかうっかり大きくなっちゃうと、人は気持ちまで大きくなっちゃうのかもしれない。
バカになっちゃう。
そうですね。
確かにね。
でも車の大きさなんて本当にお金の量っていうか。
そうですねそれもありますよね。
それをやっぱり資本主義じゃないですけど、そういうものに左右されるっていうことがやっぱりバカらしい。
12:02
そうかもしれないですね。
本当に道が狭いのはどうしようもないですけど、バスとかトラックとか通るんですけど、ちょっとやっぱりね。
それはすごい。本当に僕は車社会が昔から嫌なんですけど、だから車の代わりにトラムというか電気の。
福岡とかだとだいたい路面電車走るじゃないですか。あれでいいじゃんと思ってて、環境にもいいし。
みんな飛び乗ったりとかして。
そうそうそう。で割れが割れがってなって事故とかも起きるじゃないですか。
そうですね。なる。
だからそっちのほうがいいよなってずっと思ってるんですけど。
車はやっぱりパニック起こしがちですね。
いやそうですよね。
事故も起きるしね。
もう一つはやっぱりポスティングとか。
ポスティングとか。うちでもイベントやったりしてチラシ配るってなった時に、一回チャリンコで回ったんですけど、全然入れられないんですよポストに。
止まらないっていうか止まることがちょっと恥ずかしくなったり。
なるほどね。
ポストに入れるために。
歩いてたらポストまで行くのに自転車がワーって行くみたいな。
そうなんです。だからやっぱり振る舞いも違うし。
なるほどね。
将棋で言うと飛車みたいな動きになるじゃないですか。
変な感じですけど、直線的な動きになっちゃうから。
そんなにいちいち止まんねえみたいな。
そうですそうです。だからやっぱり歩兵というかですね。
歩くこう、いかようにでも足も伸ばせるし、ちょっと立ち止まれる。
で、周りから見ても不自然じゃないみたいな。
やっぱり人間に向いてるのはやっぱり歩くことなんだろうなって。
そうですよね。それこそ思考も全然ね。
そうですよね。
自転車乗りながら考えるってあんまり。
いや本当にそう。
しないですね。
そうなんですよ。
どっちかっていうと早く着きたいみたいな。
そうそうそうそうそう。そうなんですよ。
やっぱり歩かないとみたいなところがありますが。
やっぱりこっちに足つけて歩けみたいなこと言いますけど、
本当にそう、なんかこう跳ね返りというか、地上に足つけたときの感触とか、
やっぱこう、足を動かすごとに人は考えてるのかなっていう気はしますよね。
自転車も動かしてますね。
そうなんですよね。でもある意味ペダルで空回りしてるというか。
それはあると思います。
なんとなく。
深夜バスに乗ってるときにすごい疾走が深まるなと思ったことがあって、
あれってやっぱりもう乗ってるだけってのもありますけど、
道がどんどんどんどん過ぎ去っていくので、
確かに。
なんていうか進んでる感がすごいですよね。
なんか走馬灯っぽい感じですよね。
特に深夜バスはね。
そうですね。
そうなんですよね。
で実際距離的にも前に進んでるっていう感じもするし、
だからなんだと思うんですけど、
なんかとどまらずに次々と流していけるっていうか、
新しいことを考えられるみたいな。
なんか本当にあれですよね。
眠れない、寝床に入ったのが長く続く感じじゃないですか。
深夜バスとかでまさに。
深夜バスはそうですね。
もう寝ることも別に絶対じゃないとか。
そうそうそうそう。確かに。
時間だけがあるっていう状態ですよね。
15:00
映画が流れない映画館にいるようなもんですよね。
そう本当そうですよね。
真っ暗で。
自分の中で何か発生させないとみたいな。
あー確かに。
確かにね。そうですよね。
まあ乗り物というのは不思議ですよね。
いや本当に。
でもなんかそういう考える時間がないと、
それこそこういう振り返りも起きないじゃないですか。
そうですね。
そういう意味でね、本当にもっと歩いた方がいいってすごい思います。
そうですよね。歩かない人ってやっぱいるんですもんね。
ぜひ皆さん歩いてください。
という感じで。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい。
大体15分くらいになりますよね。
そうですね。いい感じですね。
15:42
コメント
スクロール