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スピーカー 1
この行動のですね、一つ目の概念なんですけども、規律の文化というものになります。
行動というのに文化というのはちょっとなんか変な感じもするんですけれども、
これはですね、これまでのまとめみたいなところが若干あるんですけれども、
前回やったハリネズミの概念、これ1点突破、3つの円が出てきてそのスイートスポットをのみやるんですよっていう話があったと思うんですけども、
それに合わないものはやらない、関連のない事業には進出しない、関連のない買収とか豪弁事業は行わない、
自社に合わないことはとにかく行わない、例外は認めないっていう、そういう考えですね。
すごいな。
すごいですよね。
耳が痛い人もいるんじゃないですかね、結構。経営者の方これ聞いたらね、本当に。
そうですよね。そんな規則ばっかりでうるさいみたいな、これも官僚制じゃないかみたいな言い方というか考え方もあると思うんですけれども、
官僚制度っていうのは言い方が適切かわからないんですけども、優秀な人間を管理するものではなくて無能な人間を管理するためのものっていうとちょっと言い方悪いですね。
スピーカー 2
優秀じゃない人を管理するものは同じですよ。
スピーカー 1
適切な表現が、原作というか書籍の中では経営的な目線で見られるか否かっていうようなのでちょっと分けたりもするんですけれども、
誰に対しても官僚するっていう時に官僚制ルールガチガチっていうのは有効なんですけれども、
何といってもこのグレートカンパニーには適切な人が載ってるんですよね。
優秀というかちゃんとこの人はいいっていう人に載ってもらっています。
ということで官僚制度的なガチガチのものじゃなくて、勝手に規律の文化っていうのも生まれますと。
なんせいい人たちばっかりなんでみたいな感じですね。
規律ある人材が規律ある思考に基づいて規律ある行動を取る。
つまりもう管理なんかいらないよっていう世界。
これが規律の文化という感じですね。
束縛では決してないんですね。
みんなそのハリネズミの概念でスイートスポット、世界一になれる情熱を燃やせる、しかも稼げるっていうところに集中しているので、その中で自由ですよと。
ただそこから逸脱するとこれはダメよっていう話なんですね。
なんでこの3つの縁が重なる部分っていうのを熱狂的とも言えるほど重視する人たちが集まっている。
そんな企業文化を作り上げるっていうのがすごく重要と。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
わかりそうな感じでもありますし、よくスタートアップとかもそうですけれども意欲に燃える会社。
あれあれこれあれ言わなくてもみんなプロアクティブにどんどん動いていくと。
なぜならばみんなここに集中してるからみたいなのがあると思うんですけど、まさにその状況って言ってもいいかもしれませんね。
この中で2番手、ナンバー2の役割、どんなものがあるかというと、この規律の文化そのものを設計して守る守護者であるというようなイメージですね。
ルールで縛るっていうよりもこの文化を作っていくっていうところがちょっと一個難しいですしやらなきゃいけないことだと思います。
あとそのトップが方向を示すと、トップがこの3つの円だよ、ここがスイートスポットだっていうのを定義したらですね、
そのスイートスポットの中では自由にみんなが動けるような枠組みを作るという感じになります。
ルールをひたすら増やしてですね、がんじがらめにするっていうよりも、そこの円から出ちゃう外れたものっていうのをやらないようにする。
案件を断る仕組みだったり、やるって決めたことは最後までやりきる、どんな仕組みっていうのを用意するのがナンバー2の役割になります。
そういう規律っていう言葉があると、管理をする、管理者っていう概念が出てくると思うんですけども、
これナンバー2は管理者になりがちなんですけども、管理者になるんじゃなくて、この規律の文化そのものの設計者になると。
そのナンバー2がこの文化の設計者になれると、その企業っていうのはどんどん飛躍していくと、組織が飛躍するということも言われています。
なるほど。
言うはやすしっていう感じの話がここにも出てきたっていう感じではありますね。
スピーカー 1
これの代表的なというか、本当に偉大な会社に実際になったところで言いますと、リクルートという会社があると思います。
リクルートという企業には、あなたはどうしたいのっていうふうに問いかける文化があるそうです。
これトップダウンでこうしなさいではなくて、自分で考えてどうしたいのかっていうのを出すと。
個々人の自立っていうのを促す、そういう文化形成っていうのはずっと行われてきたと言われています。
これがどうやって生まれたかっていうところなんですけども、江添さんという方がリクルートを作りました。
江添さんの書籍も出ていますけれども、もう間違いなく江添さんっていうのは天才経営者ですし、一説でガーファーム以上のものを本当に作れたという人材であるでしょうと。
リクルート事件というのもありましたけれども、むしろそういう才能を潰してしまったんじゃないかっていう意見すらあるような感じなんですけども。
本当にもう生財界を大きく変えるような大事件、リクルート事件というのがあって、リスナーの方で来たことがないという方にリクルート事件ってググるといっぱい出てくると思うんですけども。
ただそんなスキャンダル、大事件があったにもかかわらず、今時価総額13兆円とか。
えげつない企業。
スピーカー 2
新しいモデル作ったんですよね、リクルートがね。ビジネスにおいて裏返したというか。インターネットよりも早く作ったみたいな感じがあるもんな、インターネット的なことを。
スピーカー 1
紙でしたけれども、情報っていうのを商材として扱った、本当最初の日本企業だったような印象ですよね。
それぐらい本当にイノベーティブな組織っていうのを作り上げた江添さんではあったんですけども、ご自身ではですね、ご社員に対してああしろこうしろっていうのはなかなか言わなかったそうです。
社員がやってみたいとか、変えなければいけないというふうに思っている事柄についてですね、あなたどうしたいのっていうのをどんどんどんどん聞いて、それでそれでそれで何したいのっていうのを粘り強く聞いて、本人に意見を促して。
自分の中にはこうすべきっていうのが当然江添さんだったらあるんですけども、それを命令とか服従関係にしないと。とにかく社員が自力でその正解にたどり着くというか、こういうことをやるっていうふうに言ったところで江添さんがですね、さすが経営者目線あるねっていうふうにひたすら盛り上げてあげると。
スピーカー 2
たどり着いたら考えたりとか、なるほどなるほど。
スピーカー 1
その通り、すごいなーみたいな感じで盛り上げるという感じで、なんか本当に令和の人材のフィードバックの仕方みたいな感じかもしれないですよね。
この問いの構造ですね、それでどうしたいの何したいのっていうのは、創業時から社員みな経営者主義というのを標榜しているリクルートさんの中でですね、圧倒的当事者意識っていう言葉もありますけれども、ひたすら個人の責任感を高める分散型の意思決定、迅速な問題解決を可能にするメカニズムとして今も機能していると。
やっぱりリクルート出身の人材っていうと一目置かれますし、やっぱり違う思考があるですとか、自立性が強いとか、死後的ビジネスパーソンっていうことではあるんですけれども、やっぱりちょっと一味も二味も違うような印象があるのは、ここの文化による賜物なのかなという気がします。
スピーカー 2
いやわかるな、なんか規律の文化って聞いて説明聞いてなんかわかったような感じは、でもちょっと歌い例が浮かばなかったですよ、リクルートって聞くとすごくイメージしやすいですね。
少ないサンプルかもしれないですけど、やっぱり僕もリクルート出身の方とかリクルートの方と仕事した経験はあったし、そもそもマイナビっていうリクルートライバルみたいな会社で若い頃いたこともあるんで、いろいろ接する機会はあったんですけど、確かにすごくルールで縛られてゴリゴリ動いてるというよりは非常に自立的だったし、自由にやってるけど結果出すみたいな雰囲気があったんですよね、皆さんに。
具体的に企業名は挙げづらいですけど、その当時同世代で20代30代の頃に、リクルートさんに並べる人気企業の若い子たちとも会うじゃないですか。やっぱりリクルートの人ってちょっと違ってて、自分ごと感がすごいあるなと思ってたんですよ。
何かそのやってる仕事に対して。それはやっぱりこういう文化の賜物だったので今思いましたね。だからすごい似たような、IT系ですごい勢いある会社の人で同じぐらいに会っても、何か会社の指示で動いてるなみたいな、ちょっとこれ具体例挙げたいんですけど、まあ差し伝わるには挙げないですけど。
イベントのオフレコトークでって感じですね、こういうのはね。
スピーカー 2
そう感じたことがありますね、やっぱりね。だからみんなそういう制度、仕組みもあるんですけど、その後起業していくしみたいな。こういう人も多いしですね、リクルートの人も。
スピーカー 1
すごく思いますね。ここでポイントなのは、やっぱり江添さんっていうのは天才経営者で、本当たぐいまれなく、それこそカリスマ経営者、スター経営者と言ってもいい存在と、歴史上の人物的に我々捉えてるんですけども、実際江添さんご自身としては、自分もカリスマ型の経営者ではなかったっていうふうにかなり自覚されていたそうです。
なので会社が大きくなったときに社員が個人の魅力についていく仕組みではダメだと。自分はカリスマじゃないんで限界があると。だから俗人的なカリスマじゃなくて、問いの構造、あなたはどう思うの?どうしたいの?っていうような構造の中で文化を作っていったというようなことでいますね。
はい。これは大成功した事例というか、そんな感じだと思いますね。
参考にすべきところじゃないかと思います。規律の文化というところですね。
スピーカー 1
これが規律ある行動の2つ目です。最後の概念なんですけども、これまでの規律ある人材、規律ある思考、規律ある行動を全部合わせて動かすものということで、はずみ車という概念が出てきます。
このはずみ車っていうのは、第1回目のときにちょっとやりましたけれども、すごいでっかい車輪のようなものをイメージしていただいて、なかなか動かないですと。なかなか動かないでずっと押してったらようやく1回転回るというようなもの。
それをずっと押し続けると2回転、3回転、4回転、10回転、100回転というようにどんどんどんどん加速していくような、そういう重い重い車輪をイメージしていただければと思います。
ですので、グッドからグレートになるっていうのは決して一夜にして起きないと。
明日奇跡が起きるっていうことはなくてですね、この巨大なはずみ車を1回転ずつ押し続ける。
スピーカー 1
やがて突破的な勢い、ブレイクするっていうのが起きると。
でもそれまでは本当地道な積み重ねですというところですね。
スピーカー 1
これは今回扱っている事例でもそうなんですけども、一つのことに着目してこれがあったんでうまくいったとか、こんな意思決定をしたっていうふうに、
本当に歴史的な重要なポイント、ターニングポイントみたいなのにどうしてもお話は言ってしまうんですけども、
実際企業活動っていうのはその一つで全て決まるわけじゃなくて、小さな一歩一歩の積み重ねっていうのがあって、
初めて大きく飛躍をするとか成長するとかっていうところになります。
この地味でもひたすら続けるっていうのが大事で、このはずみ車の概念の反対にあるのが悪循環と言われるものなんですけども、
これはですね、なかなか前に進まないと。こっち方向押してダメだったら右行ってみようかって右の方に押すと。
右も行かないなって今度後ろの方に回してみるっていうのを、延々と方向転換を繰り返していくと。
これはダメだったら別のところに行けばいいじゃんっていう考えも当然あるんですけども、やっぱり勢いが蓄積していかないので、
重いものを1回転ずつ地味に押してどんどんどんどん上げていくっていう勢いが蓄積しないということで、良くないと言われていますね。
ですのでこの地味なはずみ車っていうのを毎日押し続けるっていうのがとても重要なわけですけども、
押し続けるのは誰かって言ったらやっぱりNo.2含めて社員のみんなというところだと思います。
その中でも本当に一番地味なところをやり続けるのはNo.2が先頭立ってやらなきゃいけないところじゃないかなと思いますね。
この時に悪循環ですね、方針を変えてしまう方向転換をひたすらやっちゃうっていうのが一番避けなきゃいけないところなんですけども、
そのトップが方針をコロコロ変えてしまうと。
で都度No.2が毎回リセットしてゼロからやり直しというところも起こると思います。
これは本当にそういう方針を変えたからうまくいくっていうケースも、現実を直視すると出てくるということにもあるかもしれないんですけども、
それが3つの円の真ん中をちゃんとついているんであれば、これを変えないことでこのまま頑張りましょうっていうことも、
やっぱりNo.2として言わなきゃいけないこともあるかもしれないと。
難しいんですけどね。
押し続けるっていうところでそれをちゃんと守っていきましょうっていうことを本当にコンサバ気味な感じですけど、
ブレーキというかですね、そこを点突破でやり続けるっていう感じかもしれませんね。
これが地道に押し続けるっていうところで、ちょっとあんまりイメージないと思うんですけど、
スピーカー 1
ということで、今回Visionary Company 2 Good to Greatっていうのを見てきました。
前作Visionary Companyは偉大な企業を維持する習慣というお話でした。
今回は偉大になるためのプロセスというので、7つの概念を扱ってきました。
まとめるとすごいポイントたくさんになっちゃうので、どっかに挙げておきますし、
あとは前回Visionary Company編も聞いていただければと思うんですけれども、
今回改めてVisionary Company、Visionary Company 2を見ていて、
極めて2番系っぽいなっていう気もしたんですよ。
スピーカー 2
めちゃくちゃしますね。めちゃくちゃ勉強になりました、これ。
スピーカー 1
なんかこう、愚直さだったりとか信念だったりとか、そこは本当に共通してるなというふうに思いますし、
本当に言うはやすしっていうレベルだと思うんですけども、
天才性よりも努力積み上げ型の考えだったりとか、そういう気がするので、
やっぱり2番手が活躍する、2番手が正しい認識を持ってやっていくっていうのが、
グレートな組織を作るっていう上で、すごく重要なんだなっていうのを改めて思った回でございました。
スピーカー 2
簡単だけど難しい、そして大切なこと、調子乗らず実直にやれということのメッセージですよね。
スピーカー 1
本当に謙虚にやるとか、そういうことにもつながるんじゃないかと思います。
ちょっときれいにまとまってはいるんですが、実はこの3回シリーズの一番最初に、
今回調査した企業っていうのは11社あってですね、この書籍の中で。
その11社っていうのがグレートになりましたと。
他の同じスタートラインから立ってる同業と比べてものすごい伸びてる会社、
グレートになった会社を扱いましたというふうに申し上げたんですけども、
アメリカの会社中心でしてる会社ほとんどありませんでしたという感じでした。
じゃあこれ2001年に出た書籍で四半世紀前なんですけど、
グレートになった企業、その後どうなってるかってちょっと気になるじゃないですか。
スピーカー 2
めちゃくちゃ気になる。
スピーカー 1
気になりますよね。
これちょっと調べてみたんですよ。
2026年時点でこの11社がどうなっているのか。
調べたらですね、これ書籍の限界もあるなと思ったんですけども、
11社の中で継続的にグレートであり続けてる会社っていうのは5社ありました。
スピーカー 2
なるほど。半分ぐらい。
スピーカー 1
半分ちょっと削れちゃったという感じです。
はい、それから消えちゃったというかですね、
あるいはもう苦境、消滅した会社っていうのが3社あります。
なるほど。
3社と残り3社っていうのが特殊事情みたいな感じなんですけども、
従来通りの継続ができないという意味では同じですね。
スキャンダルでダメになっちゃったとか、
買収されちゃったとか、
政府の管理官に置かれたとか、
ダメだったっていう感じかもしれないですけども、
そういう会社が6社あったという感じです。
スピーカー 2
面白いこれ。
でもスキャンダルっていう話はありましたけれども、
もしかしたら、もちろん時間の経過と書籍の限界っていう側面もあると思いますけど、
何か踏み外したからこうなってるのかもしれないですよね。
そもそもこの時点ではそれができていた組織だったのに、
この3回にわたって言ってたことに、
結果としてそこを例えばバスに違う人乗っちゃったかもしれないし、
みたいなことがあったのかなとかも思っちゃいますね。
スピーカー 1
思っちゃいますよね。
でもこの偉大さっていうのは永続的に、
1回手にしたらずっと安泰っていうものじゃなくて、
意識的に継続的にこの選択と規律の維持っていうのがとても大事で、
それができなくなったら破綻しちゃうねということで。
これ多分日本企業のデータだと思うんですけども、
創業して会社が10年持つっていうのは6%って言われています。
94%消滅しちゃうというところですね。
20年続くっていうのは0.4%って言われてるらしいです。
スピーカー 2
一般もないんだ。
スピーカー 1
ないそうですね。
20年続いてる会社っていうのはすごいということです。
現当社さんもそうですし、当社オーツパートナーズも20年続いてるので、
0.4%に残ったという感じ。
あの傾斜を称えることができるんじゃないかと思うんですけども。
先ほどの11社っていうのも25年前の状況ですので、
本来であったら消えてしかるべき企業だってあってもおかしくない。
それが5社が日本ではそんなにメジャーではないですけれども、
いまだに強く残ってるっていうのは、
これはこれですごいことかなっていうような気もしますよね。
スピーカー 1
という感じで、