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これまでキャリア相談、カウンセリングを重ねてきた中で、何度も転職を繰り返してしまうのは、向いている仕事に出会えていないからですか?という質問を受けることがあります。
確かに、向いていない仕事に就いているケースもゼロではありません。しかし、実際にはもっと根本的な理由が隠れていることが多いのです。
それは、仕事を選ぶ基準が曖昧なまま動いてしまっている。今回は、この構造的な問題と、迷走を止めるための判断軸の作り方について解説します。
この記事は、私がキャリア相談で実際に見聞きしてきた事例と、自身の経験を元に構成しています。
転職を繰り返す本当の理由、仕事が合う合わないという感覚は、もちろん誰にでもあります。
ですが、それ以前に何を基準に選ぶかが曖昧だと、どんな職場に行っても別の理由で不満が出やすくなります。
例えるなら、宝くじの当選を待つ転職活動です。
完全に一致する職場に偶然出会うまで転職を繰り返してしまう、そんな悪循環です。
事例基準がないまま転職を重ねたケース。
ある相談者の方は、こんないきさつをたどりました。
1回目、やりがいを求めて転職。
人間関係が悪く退職2回目、人間関係の良さを求めて転職。
業務が単調すぎて半年で退職。
この方は転職の度に条件を変えていましたが、やりがいと人間関係の良好を大事にしたいという本音に気づいたのは3回目の転職後。
振り返れば譲れない条件を明確にせず、その時々の不満だけを避ける選び方になっていたのです。
基準の浅さVS基準の深さ。
転職先を選ぶときの基準には浅いものと深いものがあります。
例えば、給与○○円以上、駅から徒歩○分以内などの条件は、数字や距離のように表面的で判断しやすい浅い基準です。
これは一見分かりやすいのですが、条件を満たしても何かが違うと感じることがあります。
一方で、誰にどんな形で貢献できると意味を感じるかといった価値観や動機は深い基準です。
深い基準に沿って選ぶと、多少条件が変わってもブレにくく、長期的な納得感や満足度が高まりやすくなります。
転職を繰り返してしまう原因の一つは、この深い基準が言語化されていないこと。
だからこそ、まずは浅い条件よりも深い基準を明確にすることが、瞑想を止める第一歩です。
3つの譲れない条件を決める。おすすめは、以下の3つを具体的に書き出すことです。
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やりがいの厳選、例成果よりもプロセスの質を重視。
生活・待遇面の必須条件、例年収〇〇万円以上、勤務地〇〇。
強みを発揮できる場面、例分析力を生かす、傾聴が多い業務。
これを土台に求人や職種を比較すると、なんとなく良さそうから納得できる選択へ変わります。
内政の問い、読み進めているあなたにあえて問いかけます。
今までの転職理由を3つ挙げると何かパターンはありますか?
その理由は譲れない条件になっていますか?
もしなっていないなら何が抜けていますか?
この問いに答えることが、次のキャリア選択の質を大きく変えます。
まとめ、転職を繰り返す理由は、向いていない仕事だからだけではありません。
多くの場合、選ぶ基準の欠如が根っこにあります。
基準がないまま動く、偶然の一致を待つ転職、譲れない条件を明確にする、一貫性のある選択が可能。
自己分析や診断ツールはヒントになりますが、最後に判断するのは自分の基準です。
その基準を作ることこそが、瞑想を止める最短ルートです。