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2時間の構造化インタビューで、自分の心の仕組みに合う進路を見つけるキャリア再設計支援をしています。これまでの頑張り方に合わなくなった人が、無理なく働くためのヒントをお届けします。
ご相談ケース、どうすれば自分を責めずにいられるでしょうか? 実際の相談から共通点を抽出した仮想例です。
最近、朝起きても体が動かなくて、気持ちの問題だと言われるのが怖くて、つい無理をして出社してしまいます。
どうすれば自分を責めずにいられるでしょうか? 責める声を消す、よりも責めてしまう理由を知る。
本記事では、病院に通われても明確な診断がつかなかった方を想定してお答えしています。
休むことが怖い、動けない自分が許せない、その裏には共通して、誠実で責任感の強い人ほど苦しむ構造があります。
自分を責める声を消そうとするより、なぜ責めてしまうのかを理解することが、実は一番の近道です。
自分を責めるのは心の弱さではない。 動けない自分を責めてしまうとき、多くの人は心が弱い、怠けていると感じてしまいます。
でも、これは心理的な防衛反応でもあります。 心理学ではこれを、自己批判的コーピング、と呼び、無力感を避けるために、自分を責めることで状況を理解しようとする反応、です。
つまり、自分のせいにしておけば、まだコントロールできる気がするという、心の安全を守るための行動なんです。
責める仕組みができると、ループが生まれる。 この反応は一時的には秩序を持ちますが、続けるうちに自己否定ループができてしまいます。
例えば、ある方は体調を崩して給食した際、怠けてしまったと自分を責め続けていました。
でも、振り返ってみるとその根底には、周りに迷惑をかけたくない、役に立ちたいという思いがありました。
責めていた自分の奥には、誠実さと責任感が隠れていた。 そのことに気づいた瞬間少しだけ心が軽くなり、休むことも仕事の一部と思えるようになったそうです。
責めの奥にある、誠実さ、に気づく。 私が多くの面談で感じてきたのは、自分を責めてしまう人ほど、真面目で思いやりのある人だということです。
責めてしまう自分を否定するのではなく、それほど大切に思っているものがあると理解してあげる。
この、自己理解が進むと、責める声は少しずつ優しさの声に変わっていきます。
責めてしまう自分を理解する3ステップ。 心理学的にも効果が確認されている、責める自分と向き合うための3つの行動ステップを紹介します。
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1、責めの言葉をそのまま書き出す。 心に浮かぶ言葉、なんでできないの、また怠けてるなどを、そのまま紙に書き出してみます。
評価や分析は不要です。 そしてその横に、この言葉の奥にどんな気持ちが隠れていると位置いそえてみてください。
多くの場合、不安、焦り、期待に応えたい、見捨てられたくないなど、守りたい感情が見えてきます。
2、感情に名前をつける。 出てきた感情にあだ名をつけてみましょう。
焦りさん、不安ちゃん、完璧主義の私など、ユーモアを込めてOKです。 名前をつけることで、感情と自分を切り離せるようになり、脳のストレス反応が安らぎ、冷静さが戻ってきます。
3、最後にねぎらいの一言を添える。 書き出した自分に、こう声をかけてください。
今日もここまで頑張ったね、焦る気持ちも自然なことだよね。 短い言葉でも、脳は安全信号を受け取り、ストレスホルモンの分泌が下がると言われています。
攻める声を、優しさの声に変えていく。 この3ステップを続けると、攻めるイコール悪いこと、ではなく、自分を守るためのサインとして扱えるようになります。
つまり、攻めている自分の中にも、もう少し頑張りたい、信頼されたい、という健全な願いがある。 それを理解できた瞬間、攻めのエネルギーは、優しさと回復力に変わっていきます。
まとめ、攻める自分をなくさなくていい、動けない自分を攻めてしまうとき、攻めてはいけないと思うほど苦しくなります。
でもその声は、あなたがこれまで誠実に頑張ってきた証拠です。 攻めてしまう自分を消そうとするより、その奥にある守りたい気持ちに気づいてあげてください。
理解の瞬間に、心は静かに緩んでいきます。 そしてその静けさの中で、次に進む準備はいつの間にか始まっているはずです。