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おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹でございます。
今日は、電子ピアノで育つ音、生ピアノで響く音というタイトルでお届けしたいと思います。
このMORNING NOTEは、表現三打子にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分くらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りとか動画制作の裏話まで、音楽と街のアレコレを毎朝少しずつ、ゆるっと気軽にお話ししています。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加いただければ嬉しいです。ただいまYouTubeライブ、インスタライブでライブ配信をしております。
後ほど、スタンドFMの方でも配信させていただきます。良ければ、いいねとか、コメント、感想のコメントとかねいただけたら嬉しいです。
ぜひぜひそちらの方もご参加ください。というわけで、連休中、ゴールデンウィーク中ですけども、生でお送りしていますMORNING NOTEでございます。
5月5日、今日は月曜日ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。明日までお休みの方がきっと多いかなぁと思うんですが、
平成学期は今日までお休みで、明日からは一応通常運転となっています。まあ通常運転言うてもね、明日はまあレッスンも少ないパターンが多いのかなぁという感じで、ちょっとゆっくりな感じになりそうなんですけどね。
まあ一応明日から仕事ということで、お休みは今日までになっています。個人的にはね、
3、4と研修に行かせてもらってましたし、今日ももうこれが終わった後から、ちょっと収録の仕事が入っているので、ほぼほぼ休みはない感じなんですけども、まあ今日はね1日、
半日か、ちょっとお休みっぽい時間が取れそうなんで、少しだけゆっくりしたいなと思っています。はい、というわけで今日はですね、月曜日、一応月曜日なんですよ今日ね、祝日ですけども。
月曜日、ピアノの耳だよりということで、ピアノのお話をさせてもらいます。よくね、調律師なので、電子ピアノと生ピアノと何が違うの?どっちがええの?という話、よくね、
尋ねられるんですよ。なのでちょっと今日は、まあ調律師目線でお話をしたいなと思います。
まずですね、電子ピアノの良いところですね、これはもう本当に便利なんですよね。音量を小さくできるとかね、
あとあのヘッドホンすると音を消せるとかね、やっぱその辺めちゃめちゃ便利じゃないですか。あと何より、調律しなくていいというのがあります。
やっぱ調律せんでいいっていうのは、まあ調律師が言うのはどうかなとは思うんですけども、何より一番いいですよね。
家庭環境にやっぱ優しい。お財布に優しい。すごい良いと思います。あとまあ、ちっちゃいですよね。あの横幅こそピアノと一緒なんですけども、縦が全然違うし、
重さも全然違うので、やっぱコンパクトっていうのもあります。あと買おうと思った時に値段がね、やっぱり高級な電子ピアノって言っても、
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言ってもね、4、50万までですよね。新品のピアノはそんな値段では買えないので、やっぱり価格が手頃っていうのもあります。
最近は鍵盤のタッチもね、やっぱり生のものに近いなというのがだいぶ増えてきているような気がします。
なのでやっぱそのピアノをこれから始めたい人とか、初心者の方にとっては本当に始めやすい入り口として、めちゃめちゃこれはいいなと思います。
他にもいっぱい機能ありますしね、おもちゃって言ってあかんのですけども、コンピューターとしてはすごくいいなぁと思いますね。
でもですね、あの電子ピアノっていうのは、やっぱ結局その録音された音が出るだけなんですよね。サンプリングされた音を発生している装置なので、
弾き方によって音色を変えるっていうことはできないんです。 もちろんそのタッチによって音の大きい小さいはできるんですけども、この人の音は明るいとか、
ちょっと暗い音とか柔らかい音とか、そういう風な音の個性を出すっていうのは難しい。難しいというか不可能なんですよね。
一方で生のピアノっていうのは、やっぱそのハンマーが弦を叩くわけです。
物理的に空気の振動を呼び起こすわけで、それがそのいわゆる音の圧力、音圧というものですよね。
音圧がかかるということはやっぱり人の心も揺らすのかなぁと個人的には思います。 なので調律はしていただきたいんですけども、仮に調律してなくても、
調整が空いてても、やっぱその録音じゃなくてその弾いた人の音が鳴るんですよね。 ちょっとかっこよく言うと音が生きてるって感じなのかなぁと思います。
なのでここはね本当電子ピアノでは逆立ちしたって勝てない音の鳴りと深さみたいなものがあると思ってます。
なのでよく言うんですけど、本当にボロボロでも生のピアノの方がいいですよって話はよくするんですけど、ここら辺がやっぱ絶対的な違いなんですよね。
で先ほど言いましたその音色の話なんですけど、その人の音という話なんですけども、
音色って何で変わってくるかというと、弦へのハンマーの当て方とか、当て方ということは鍵盤を弾く時のタッチですね。
例えばその手首の力の抜き方、肩からどうやって力を入れて弾くんやとか、そういうふうな細かい操作でやっぱ決まってくるんです。
具体的に何かこうどこをどう触ったらこんな音が鳴るっていうのはなくて、皆さんそれぞれこう訓練しながらやっていくんですけども、それがですね
やっぱり生の魅力なんですよね。で同じことを電子ピアノでやったって、それはやっぱり音は変わらないんです。
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なんでかというと誰かがサンプリングした音が流れるだけ、再生されるだけなんですよね。
なので子供さんとかが音感を訓練するとか、その鍵盤を弾く時のタッチの訓練をするためにはやっぱり生のピアノが有利です。
生のピアノじゃないとできない作業なんですよね。 なのでピアノって結構皆さんね
発表会とかコンサートとかされる時に指が見える位置に座るって言うじゃないですか。 指見てどうするのかなって正直思うんですけど、
指ねパラパラ動いているのがすげーってなるんですけどもちろんそれもすごいことなんですけども、やっぱりピアノっていう楽器は音色の訓練の楽器だと思うんです。
パラパラ動くことではなくて音色訓練しようと思うと生のピアノかなぁと思うわけなんですよね。
とはいえ電子ピアノを否定するっていう話でもないんです。
やっぱり電子には電子の良さがやっぱりあります。 夜に弾けるとかね気軽に置けるとかねやっぱりその家族に迷惑かけないとかね
ヘッドホンすれば静かに練習できますし、もっと言うとご近所にも迷惑かけにくいです。
やっぱり電子には電子しかできない良さっていうのがあるんですよね。 これ本当に逆立ちしたって生のピアノには勝てないです。
で一番大きいのはそのピアノに触れる機械を作る道具として本当に優秀なんですよね。
まあ今で言うとそのストリートピアノとかがね街中にちょこちょこ置いてあるじゃないですか。
あれも確かにそのピアノに触れる機械っていう意味ではすごいんですけども、
電子ピアノもやっぱりご家庭に置いてあるピアノとしてはすごい優秀だと思います。
だから本当に電子ピアノはね、電子ピアノを否定するわけではないんですよね。
でベストなのは、やっぱその育てる期間、お子さんがね育つ期間には生のピアノをぜひ使っていただきたい。
最初は別に電子ピアノでもいいと思うんですよ。でもやっぱその音にこだわりたいなと思ったら生のピアノに移行していただきたいなと思いますし、
例えば昼は生、夜は電子とかね、そんなのでもいいと思います。まあいろんな選択肢があるんでね。
ぜひぜひこううまく使い分けしていただいて、音を育てるっていう意識を持っていただけたらなというふうに思います。
まあまとめとしましては、電子は電子ですごくいいですよ。 でボロボロでも生で音を育てることがいいですよっていうのが、調律師としての本音かなというふうに思います。
今インスタライブの方でねコメントいただきましたね。りょうすけ20100928さん。コメントありがとうございます。おはようございます。
あれですよね、なんかアップライトとグラウンドではバックドロップの距離とかが違うんですよね。
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バックドロップというのが一体どこを指すのかわからないんですけど、ドロップというのは
弾いた時に鍵盤が戻るところだと思います。いわゆるそのグラウンドピアノのドロップ調整っていうのは
弾くじゃないですか。でハンマーがポトンと落ちるんですね。これドロップって言うんですけど、 これね実はグラウンドしかない調整なんですよ。
だから多分これは何を指しているのかな距離のことかなと思うんですが、実は実はアップライトピアノとグラウンドピアノって
弦からハンマーの距離は同じ50ミリで一緒なんですよね。 だから距離が違うというよりは構造が全然違うのでやっぱりタッチ感も違います。
グラウンドピアノは落ちます。 アップライトは横に動きます。だからそこでね無理やり動かしているアップライトピアノと自然に落下するグラウンドピアノと
ではやっぱり全然違うんですよね。この落ちる距離で連打が全然変わってくるんですけども、そこらへんが違うのかなというふうに思います。
またねコメントいただけたらぜひいろんなお答えをしていきたいなと思いますのでよろしくお願いします。
今日はやっぱ連休ということで聞いていただいている方があるのかな嬉しいなと思うんですが、またコメント等をいただけたらと思います。
はい、というわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。 また明日火曜日は教室の舞台裏ということで、教室の話をしたいなと思います。
ありがとうございます。コメントいただきましたね。はいありがとうございます。 またいろいろ毎朝やってるんでコメントいただけたら、うまくタイミングが合えばもちろん紹介させていただきますし、
後日の紹介かもしれないですけども必ず取り上げるようにしますのでよろしくお願いいたします。 この番組の感想とか音楽、レッスン、動画、イベントに関するご質問ご相談は
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送っていただけたらと思います。モーニングノート聞いたよと書いていただくとすごく嬉しいです。 昨日かなモーニングノート聞いたよっていただいた方があったんですよ。嬉しい思ってね
見ておりますのでまたぜひ追随していただければ嬉しいです。 はいそれではゴールデンウィークは東京は明日ですね
しっかり連休楽しんでいただければと思います。僕はこれから仕事です。 それでは皆様いい1日お過ごしください。ではでは
