00:06
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。今日は、合ってるのに気持ち悪い理由というお話をさせていただきます。
チューナーを使って練習する人って結構いると思うんですけども、それって万能じゃないんですよというお話です。
このMORNING NOTEは兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りとか動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。 YouTube とインスタでライブ配信も行っています。
イイネとかねつけていただけると嬉しいです。 コメントを書いていただいても嬉しいんですけどもインスタは見れるんですが
こちらの環境の関係でね youtube のライブコメント見れないんですよね。 また後ほど見させていただくようにします。よろしくお願い致します。
あとスタンドFMでも流しておりますので耳だけご参加いただく方はスタンドFMどうぞどうぞよろしくお願い致します。
というわけで今日はチューナーのお話なんですが、チューナーでねちゃんと合わせたはずなのになんか気持ち悪いっていうそんな経験ありませんでしょうか?
まあそもそも論としてチューナーを使う楽器をやってる人っていうのはどんだけいるねんっていう話なんですが
ピアノとかエレクトーンとかああいった鍵盤楽器をやってらっしゃる方にとってはチューナーっていうのはおそらく一生関わりのないものだと思うんですよね。
あのうちのねピアノの先生たくさんいらっしゃいますけど多分チューナーっていうものを買ったことがないとかね
チューナーというものを使ったことがないという先生もおそらくたくさんいると思うんですよ。だって必要ないからなんですよね。
だから今日の話はちょっと半分ぐらいもしかしたら関係ないのかもしれないんですけどもまぁチューナー使う方向けのお話をさせていただきたいと思います。
でまぁそのピアノなんですけどもピアノっていう楽器はですねあのどうやってチューニングしてるんかという話なんです。
ちょっと難しい話になるのでね今日はちょっと例えとかをいろいろ入れていきたいなと思うんですけども
ピアノとかまぁチューナーが特にそこですねあのいろんな楽器で使えるようにするために基本的に音の間隔っていうのは平均にしてあるんですよね。
まぁチューナーそこら辺はまたちゃんとしゃべるときにお話ししますけども
ドからド1オクターブの音があるんですけどもそこの並び方って実はねまっすぐ並んでないんです平均並んでないんですよ。
でもピアノっていう楽器はあの誰でも弾けるようにどんな音でも対応できるようにっていうことで
03:01
ドとレの位置とかラーとシーの位置とかっていうのは全部平均にしてあります。
全部同じ間隔にしてあるんですね。なのでどっかにぴったり合わせるっていうことはせずにどこのキーでもまぁそこそこ問題なく使えるようにするためにやってるっていうのが調律の仕方なんですよね。
だからまぁなんだろうなぁ 1週間毎日仕事ねあると思うんですけども毎日をちょっとずつ我慢するみたいな感じですね
土日休みじゃないみたいな ちょっとちゃうかなぁわかんないですけども
一方で純正率っていうのがあります。先ほどの話が平均率ですが純正率っていうのがあります。
純正率っていうのは自然な音の重なりを重視しています。 例えば皆さんだとよくわかるかもしれんですけど
ドの音とソの音が鳴っててドソーってなった時にやっぱりぴったりはまって気持ちがいい瞬間ってあると思うんですよ。
なんだろうな お友達と散歩していて
歩幅が違う人いるじゃないですか当然みんな背の高さもね足の長さも違うんで歩幅が違うんですけども同じようなペースで歩ける人とかいますよね
お喋りしててもずっとこう喋り続けられるような友達とかいますよねその心地がいい感じ
まあちょっと無理やりですけどそれがまあ ドとソの関係みたいな感じかなと思います。で合唱とかね
コーラスあと弦楽アンサンブルとかピアノみたいな楽器が入らない 吹奏楽とか吹奏楽も打楽器とかあるからちょっと完璧ではないんですけども
そういった楽器の合奏体の場合はこの純正律というものを使っているので耳で合わせる ので歩く歩幅が一緒みたいな感じになります。だから聴いてて気持ちがいい
そういうふうな感じになります なので先ほど言いましたそのピアノっていう楽器は
要はあれですね歩幅がちょっとずれてるんですね実は でもなんとなく1週間だったら同じところまで来るみたいな感じになっています
ピアノのドミソーって弾いた時に実はあの さっきの合唱のドミソーとは違う音がなるんですよちょっとずれてるんですよね
ピアノは本当にどんな調でも弾ける代わりにちょっとずれててぴったりのハーモニーはご 勘弁くださいみたいな感じの割り切り方をしています
なので弦楽器のアンサンブルであったりとか 合唱と合わせる時とかまぁオーケストラ吹奏楽でもそうですけどもそういう時はピアノに合わせる
そういうふうにするかピアノを無視してみんなで耳で合わせる っていうふうなことを演奏する人たちはこっそり調整をしているわけです
でですよ 合唱のあの例えば伴奏とかをしていて
まあ合唱をしていてですね チューナーでバッチリとれているのにまあ合唱じゃあかんかな
06:01
なんだろうな あの吹奏楽でいいかなまぁ吹奏楽特にそうなんですけども
チューナーが万能やと思ってみんなチューナーを持ってるんですよね今の若い子たちはチューナーを持って僕らの時は
チューナー高価やったんでねそんな持ってる子少なかったんですけども チューナーが今すごく安くて高機能なものがあるので
そんなもみんな持ってますクエントの子もトランペットの子もみんな持ってます そこでこう自分の音をピッチを確認しながらやってあの
合奏に臨むわけですけども 指揮者の先生は全体の音を聞いているので私の音が合ってるかどうかは結構どうでも良くて
でそこであのそこのトランペット音が低いとか高いとか言われた時にいやチューナーでは 合ってますよって言ったところでやっぱそれはね全体が合ってないとダメなんですよね
あのやっぱりなんだろう 組織みたいな人の組織でもそうですけども会社でもそうやと思うんですけども
あの自分は確かに正しいことをしているかもしれないんですけども 全体の調和って絶対大事な時ってあるじゃないですか
やっぱそれを主張しすぎると組織ってやっぱりね 崩れてしまうのと一緒でやっぱり自分が正しいからいいっていうわけではないんですね
チューナーっていうのはあくまでも目安であってあの 最終的にはあの聞いているお客さんであったりとか
まあそこに一番近い指揮者の人が一番気持ちが良い音で仕上げるっていうのが最終的な正解 なんですよね
だからまあこの先ほど言った平均率とか まあまた機械があったお話しますけど古典調律みたいなのがあってね
昔の人たちがあの こういう音階っていうのを作っていったんですピタゴラスとか
聞いたことないですかねピタゴラスコンマとかね あるミントンとか色々あるんですけどもそういうのってピタゴラスさんっていう人がね
ピタゴラスイッチのピタゴラスさんが計算して音階というものを作ったんですけども それと人間の耳が
感じる気持ちがいいっていうものっていうのはちょっと違うんですよね だから数学的に正しい音と感覚的に良い音気持ちの良い音っていうのはこの図で
が絶対あります これがやっぱその音楽の奥深さかなぁと思いますし僕ら
まあ特にうちのがねうちのお店はこういうのを使ってあの会社の中のコミュニケーション を取ろうとしてるんですけども
誰かが一人で主張してもそれってまあその瞬間は正しいかもしれないですけどやっぱ その会社というアンサンブルの中で見た時にそれって正しいのかなって思うことはやっぱ
多々あると思うんですよね そういうのって多分皆さんが日常的に働いてたり日常的に生活している中でもそうなんて
いっぱいあると思うんですよ だから皆さんがどっちの立場かはちょっとわかんないですけども
あくまでもチューナーは目安ですよと自分ばっかり正しいと思ってたらあかんのですよ っていう話なのかなというふうに思いますあくまでもやっぱり
指揮者であったりお客さんであったりねそういう方々が気持ちいいと思うものを提供する っていうのが自分たちの立場なんかなというふうに思って音楽に関わる
09:07
まあ日頃の仕事に関わるみたいなことにやってもらえたらいいんじゃないかなと思います あの
なのでですねピアノのねまあ僕調律師なんでピアノの調律するじゃないですか あれってその平均率でやってるんで僕らは平均率でとるのが普通になってるんですね
ドミソーって弾いた時にある程度うなる うなるんですねあの
うなるってわかるかなきっちりあのハーモニーにならないところがあるんですよ 逆に僕らはそれじゃないとなんか変やなって思うんです
で逆に合唱とかそういう純正調の中で生きている人はドミソーって弾いた時にちょっと こううなるのが気持ち悪いって言うんですよ
それは本当人それぞれなんですけどももう本当に平均率の中で生きているとやっぱそれが 普通になってくるんですよね
その育ってきた環境みたいな話かもしれないんですけどまぁいろんなあの人人それぞれ気持ち良さが あるなというような話です
今日ねこれね実はねあのいろいろ悩んでこの話をしようと考えたんですけどもやっぱり ちゃんと平均率の純正調って話をしようと思うと10分では絶対無理なんですよ
だから何かの機会にモーニングノート2時間スペシャルみたいな感じでやってもいい かなぁと思うんですけどね
僕もちょっと平均率と純正調どこまでお話できるかわかんないですけどこれも結局 数学の世界なんです
数学だけでやっちゃうとやっぱりあの人の気持ち良さっていうのは出ないよねっていう 話に最終的にはなると思うんですけども
難しいですねはいまあ今日の話わからないと思うんですけどもちょっと気になった方は 一度近くにある電子ピアノとかピアニカとかでも何でもいいと思うんで
ドーとソーとかねドーとミーとかの響き方はちょっと違いをね感じてみてください
この違いかなっていうのがわかる瞬間があると思うんです 一度それ試していただいたらいいかなと思います別にわからなくてもまあ興味持って
ね鍵盤に触れていただくだけでもいいと思うのでぜひぜひ一度やってみてください はいというわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました
この番組の感想とか音楽レッスン動画イベントに関するご質問ご相談は平瀬 楽器の公式ラインで受け付けています
ラインの検索画面で平瀬楽器と入力していただくと平瀬楽器サンダーセンターという アカウントが出てきますのでそれを友達追加していただいて相談質問等を投げてください
その際にモーニングノート聞いたよと書いていただけると ちょっとテンション上がりますのでぜひぜひご協力をよろしくお願い致します
はいえーというわけで今日は 何曜日今日は水曜日ですよねえっと皆さんどんな1日になるんでしょうか週の半ば
ということでお疲れの方もいるかもしれませんが僕はですね ちょっと腰が痛くて朝から病院に行ってこようかなぁと思っていますはい
12:11
インスタの方にコメントいただきましてありがとうございます ありがとうございますまた明日の朝もモーニングノートお待ちしておりますのでまた良ければ聞いていただければと思います
それでは皆さんいい1日お過ごしくださいませ 行ってらっしゃいませ