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おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日はですね、その音、空気のせいです。というお話をさせていただきます。
はい、このMORNING NOTEは兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りとか動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
毎朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加いただければと思います。
ただいまYouTubeライブとインスタライブで生で配信しておりますし、後ほどスタンドFMの方でも聞いていただきます。
もしよろしければね、コメントで参加していただければ嬉しいです。
はい、というわけで今日はですね、音楽ミニマメ知識ということで、その音、空気のせいです。というタイトルでお話をさせていただきます。
その前に、昨日の晩にありました配信ライブの話を少しだけしたいんですけども、
昨日の夜4月29日ですね、配信ライブがありました平瀬楽器のYouTubeチャンネルで、わりと定期的に配信コンサートを行っています。
今定期的に行っているのは2番組、3番組があるんですけれども、そのうちの1つ、Futaka Music Barというタイトルの番組がありました。
イメージとしては、弾き語りの人たちなんですけども、飲み屋さんで弾き語りやっている感じっていうのを配信したらどうなんやろうということで、
いつも配信を流しています自由空間アミで、実際にお客さんに入っていただいて、お酒とかお菓子なんか出しながら、それをそのまま配信するという流れになっています。
YouTubeとかも意識した流れ、かつ現地のお客さんと一緒に盛り上がるみたいな。
ちょっとまあやってる方にしたらね、どっちも気遣わなあかんから結構大変みたいな話だったんですけども、
昨日はね結構たくさんの人に実際見に来ていただきましたし、ライブ配信の方も最大50人くらいかな来ていただいてて、すごい盛り上がったんですよ。
アーカイブねまだ見れるんで、ぜひ見ていただけたらいいなと思うんですけども、
自由空間アミのキャパが32人なので、32人を超えるとやっぱりねそのライブ配信やってて意味あるなぁと思いまして、
なので結局昨日は結構たくさんの方に見ていただきましたし、投げ銭、スパチャもたくさんいただいて、たくさん持って帰られました。
内容もねとっても良かったんでね、また良かったらぜひ見ていただけたらなというふうに思います。
はい、というわけで今日のお話なんですが、
昨日の晩その配信が終わった後ね、寝る前に、僕まあ寝る前皆さん一緒だと思うんですけども、
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ついついね、動画を見ちゃうんですよね。
昨日もYouTubeとかInstagramとかTikTokとか見てまして、
そこでですね、どこで出てきたかちょっと覚えてないんですけども、
アコースティックギターのサウンドホール、穴のところにおがくずを詰めたらどうなんねんっていう動画がたまたま流れてきたんですよ。
すごいことしてるなぁ思って見てたんですけども、
ほんまにリアルのおがくずです。
サウンドホールにゴンゴンゴンゴン詰め込んでいってるんですよね。最初にジャラーンって鳴らした後に。
当然なんですけどね、音がね、こもっちゃうんですよ。
何もなしであったらジャラーンなんですけど、おがくず詰めるとジャラーンみたいな感じ。
わかるかな?
音がね、響きが止まっちゃうんですよね。
単純な話で、ボディ自体の振動がやっぱり妨げられるので音が響かなくなるんですけど、
あれサウンドホールにおがくずだから、そんだけしか止まらなかったんですけども、
もっと例えばスポンジとかね、詰め込むともっと音止まるだろうなぁというふうに思います。
これからわかることなんですけども、皆さんよくご存知だと思いますが、音って空気の振動なんですよね。
なので今回ですとサウンドホールにおがくずを詰めることで、本来であればギターの弦が震えて、
コマに伝わって、ボディに伝わって、その振動がボディの中で増幅されてサウンドホールから出てきて音が聞こえるという流れの中に、
おがくずが干渉剤として入ったので音が響かなかったと。
そういう流れになっとるんですけども、これ要は空気が動かなければ音は伝わらないということになるわけなんです。
だから楽器って言ったら空気を操る道具みたいなものなんですよね。
よくある相談、うちなんかでもよくあるんですけども、じゃあ防音質とかそういうのってどうやってるのって話なんですけども、
防音質っていうのは実はいろんな考え方がありまして、
単純に音は空気の振動なんで、空気を振動させなければ防音になるわけなんですよ、単純な話として。
なので窓なし、入り口なしにすると音は止まっちゃうんですけども、
それだとやっぱり人が生きていけないわけで、それじゃダメなので、まず入り口は当然入りますよね。
窓は極力ない方がいいですよね。ただ換気扇とかは必要なので、換気扇とか最低限つけて空調とか、そういうのをするのでどうしても音が漏れてしまうと。
なのでそこら辺もできるだけ音が出ないような設計のものを作ったりするのが防音質の役割。
あと防音カーテンとか防音パネルとかいろいろあるんですけども、そのあたりも音をどんだけ吸収するかとかそういうふうな玉に作られています。
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要はその空気の振動をどうやってコントロールするかという話なわけですよね。
楽器によっても例えば、コントラバスっていう楽器ありますよね。
チェロとかもそうですけども、床に針を刺して床に置いて鳴る楽器。ピアノなんかもそうなんですけどね。
ドラムとかああいう床にゴンと置いて鳴らせる楽器っていうのは空気だけじゃなくて床に振動が直接伝わるわけなんです。
なので例えばマンションとかでしたら下の階の人に直接音が響いたりとか、あとまあ1個だけだったとしてもその床の振動が道挟んだ向かいのお家に響くとか、そんな結構あったりするんですよね。
そういう時に使うのが耐震マットとか耐震インシュレーターというのもあります。
耐震マット耐震インシュレーターでまあだいたいそのちょっと分厚いゴム製でできてまして、その音の振動を防ぐわけなんですね。
耐震というだけあって、地震のための耐えるためのものなんですけど、
これをすると空気の伝わりも防げるので耐震マット耐震インシュレーターを使うと音も止められるわけなんです。
ピアノの場合は耐震インシュレーターというのがありまして、そういうのをすると本当に音が伝わらなくなるんですよね。
ものによってはピアノ自体をちょっと浮かすような形になっているものもあったりして、そうしたら本当に床への伝わりがなくなりますよね。
先ほど言いました防音室の話でもメーカーによってはなんですけども床をそもそも浮かしているものとかもあります。
床に伝わる音って結構大きいんでね。床部分を浮かしてしまえば一番いいですよね。
そんな感じで音を止めようと思うと空気の振動を止めてしまえばいいわけで。
そういう風なインシュレーターとかマットとか防音室を使えば音は止まるわけなんですよね。
なので音っていうのは空気だけじゃなくてやっぱ振動そのものなんやなぁと実感最近本当によくしています。
例えば昨日もその配信コンサートライブしてましたけども現場の音っていうのはまあまあ大きな音でスピーカー立ててやってますし、ああいうのも結局空気の振動なんですよ。
でライブハウスに行った時のその音圧とかあるじゃないですか。やっぱりそのリアルで感じる音の圧。
あれは結局空気の振動を直接肌で受けているので音圧と感じるだけで、それはまあ普段感じているだけ、普段感じている音と全く一緒なんですよね。
だからまあそのライブハウスとかコンサートホールの音が特別なわけではなくて、どこでも感じている空気の振動を特に感じるから音圧がすごいとか、そんな風な表現をしたりするだけで実はどこも一緒だったりします。
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昨日の晩、たまたま見たそのサウンドホールに音楽図を突っ込むというまあまあすごい動画があったんで、今日はちょっと音の話をしようかなと思ったんですけども。
音は空気の振動であるっていう本当に基本のキーの話なんですが、これって本当にめちゃめちゃ大事な話で、防音とか耐震のお話まで広がっていきます。
これから多分ね皆さんも音楽やってる方多いと思うんですけども、耐震、防音かなどっちかというと防音について考えなきゃいけない。近所からクレーム出たとかね。
そんな場合は空気の振動をどうやったら止めれるかなっていうのをちょっと考えていただくと、もしかしたら防音の助けになるかもしれません。
もちろん我々もねお助けは全然できるんですけども、結局やることは一緒なんで、まずはご自身の身の回りで空気の振動をどうやったら止めることができるかなってちょっと考えていただくと全然違うんかなと思うんで、ご参考になさっていただければと思います。
はい、というわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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はい、というわけで今日は4月の30ですよね。何割かの人は働いてはるかと思うんですが、平瀬楽器はバリバリ普通に働いておりますので、今日も普通に通常運転しております。
お仕事の方は頑張っていってください。お休みの方はゆっくりお過ごしいただければと思います。
それでは皆さん、今日もいい1日お過ごしくださいませ。いってらっしゃい。