2024-06-20 12:38

そうちゃん、遂に失冠

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くっそマニアックな話を興奮気味に喋った、じこまん会

#声日記

#将棋

サマリー

藤井聡太八冠は、将棋のタイトル戦でタイトルを失い、新叡王の伊藤匠七段がタイトルを獲得しています。AIの影響や次世代の思考方法についても話されています。

藤井聡太八冠のタイトル喪失
もりっしぃです。6月20日の声日記をアップ、正確には再アップしたいと思います。撮り直しですな。
ちょっとね、おまま帰り道に撮ったんですけどね。
まあなんか人様にお聞かせいたするようなもんじゃなかったんで、ちょっと気を取り直して、
撮り直しいたします。今日はね、ちょうどビッグニュースがもう舞い込んできましたんで、もう趣味の話で徹底的に話しますけども、ちょっと興奮してますんでね。
なので、全くわかんない人にはわからないと思いますので、もう飛ばしてくださいね。
何の話かって言うと、将棋の話ですね。
びっくりしましたね。帰り道、藤井聡太八冠聡ちゃんがね。
聡ちゃんが、タイトル一つ失いましたね。
タイトル1個失いました。唯一ね、やっぱね、チャンスがあるとしたらここかなっていう
タイトル戦だったんで、チャンスって言ったらおかしいな。タイトルを失うとしたらここかなっていうふうに思ってたのがここだったんで。
タイトルを脱出したのが伊藤匠七段、新叡王ね。タックン。
タックンもデビューしたときからね、これはもう聡ちゃんと戦えるのはもうタックンしかないなと思っておりましたんで。
くしくも同い年にね、小学校の時からのライバルということで、彼しかないかなっていうふうに思っておりました。
で、同じく、LISTENで声日記とか色々あげてらっしゃる
はじめさんが言ってましたけど、僕も同じ意見やったんですけどね。唯一チャンスがあるとしたら、藤井聡ちゃんのね、
聡ちゃんの過密スケジュールがいかになるかっていうところ、体力奪いますんだよね。
で、ここのとこずっとストレートできてたんですけども、名人戦が肝かなと思ってたんですね。
そこで出た名人戦、豊島九段、とよぴーとね、とよぴー先生との戦いの中でストレートで
行ってたら、勝ってたらね、なんですけども、
名人戦でね、いっぱい1回負けたんですけど、聡ちゃんがね、名人戦堪えるんですよ。1泊2日でね、持ち時間10時間。
むちゃくちゃ長いんですよね。だから、10時間で8時間か、ごめんなさいね。
なので、ものすごい長時間戦うんで、これ1日
日程が伸びるだけで、あるのとないので大違いなんですよね。しかも遠征なんですね。タイトル戦って必ず。
遠征ってどっか、日本の都道府県、下手したら、竜王戦とかね、一番賞金の高いタイトルですけど、海外でやったりしますわ。
ものすごい。で、聡ちゃん8つもタイトル持っとるんで、年から年中タイトル戦やってるんですよ、なんか。
だからね、これは、これはなぁと思って、したんですけども、叡王戦。
叡王戦ね。しかもこれ短期決戦な、叡王戦は持ち時間というのが短くて、1日で。で、5番勝負なんですよ。
名人戦とか7番勝負で、7回のうち4勝した方が先勝った方がっていう話なんですが、しかも持ち時間長いでしょ。
長けりゃ長い方で、聡ちゃんの方に分があるんですよ、強いから。でも短期決戦なんでね、この叡王戦っていうのがすごい短い。持ち時間も短けりゃ5番勝負のうち3番なんで、ワンチャンあるかなと思ったタイトル戦の一つでしたというとこでありましたね。
いやでもね、今日は、僕もちゃんと見てないからなんですけど、こっからかなりマニアックなんで、もう聞き流してくださいね。
聡ちゃんが先手、先に指す方。タックンが後手番だったんで、後で指す方やったんですけどね。今、後手の方が若干フリ、先手が有利なんですよ。聡ちゃんの先手の勝率って去年確か9割ぐらいあるんですよね。
だからもうものすごい強いんですけど、しかも戦型が角交換型の戦型やったんで、角交換はね、もう将棋の世界ではある程度AIでの研究でね、もうあの後手番が明らかに不利だっていう状況、研究の結果が出てるんですけどね。
それを覆したんですね。で、聡ちゃん、穴熊囲いっていうかなり守備型の徹底的に負けませんよという形にね、取ってたんですが、それでも勝ちましたね。相当な作戦組んでたというふうに、まあ思われますね。でもやっぱりこうやってライバルがね、出てこないとね、面白くないというか。
聡ちゃんはもっと強くなれないですからね。すごい良いライバル。小学校のときからのライバルですね。すっごい小学校のときから、本当に小っちゃいときからのライバルなんで、よく強くなってこれたもんだなと。あとはね、まあちょっと期待してる若手の中では藤本渚ちゃん、渚っちね。
藤本渚っちはまだもうちょっと年下なんですけど、19歳かな、8歳かな。この間高校卒業したばっかりの子ですけど、これまた強いんで、やっぱこの辺りの世代ですかね。というわけで非常にちょっと興奮しておりますが、おもろなってきたなと。僕もね、将棋歴、小学校2年からやってるから40年か。
観る将も指す将もどっちもやりますっていう感じでね。そんなに強くないですけど好きなんですよね。ほんで、あとはちょっと将棋の世界から外れた格好で将棋を俯瞰するに。
将棋のタイトル戦における次世代の思考方法
普通ね、なんかこうちょっとAIがっていうところの影響は大きいんですけども、ちょっと将棋をもとにちょっと次の世代に人は移ったのかって思ったりすることがあって。
まずね、有名な羽生永世7冠。今の将棋委員会の会長さんですけど、この辺はね、やっぱみんな目隠しで将棋とかさせるんですね。
で、板状に板を置くことができるんですよ。で、その上でコマ並べることができるんですね。だから脳の中に脳内将棋ができるんですよ。これでみんなビジョンでいるんですって。
すごいなと思うんですけど、そうちゃんがね、確かですよ。僕が聞いたことがあるのは、そうちゃんは盤面が出てこないんですって。そうじゃなくて、よくNHKとかのテレビの対局で言っている、5五歩とかね、2八飛車とかね、そういう記号で盤面を縦横で99、9マスかける9マスを記号で言うんですよね。
記号だけがね、動くんですって。何て言うんでしょう。符号が頭の中にいて、だから絵が映る、絵が頭の中で想像されてるんじゃなくて、符号が動いてるんですって。こういうの聞いた初めてですね。これがだからやっぱそのAI型っていうか、研究の仕方がちょっと違うのかなっていうのと、
あともう一つね、ここは本当その当の本人とかに聞きたいなっていう部分ですけど、これはわかりませんけど、今度そうちゃんにタイトルで挑戦する渡辺朗九段っていうのがいるんですね。むちゃくちゃ強い人です。何名もタイトル取って、永世竜王のタイトル、称号を持ってるし、
おもろいところで言うと、奥さんが漫画家さんでね、将棋の渡辺くんっていう旦那さんをモチーフにして、漫画描いてる、めっちゃ面白い漫画描いてくれてるんですけど、渡辺さんが昔、渡辺九段が言うとた、なべがね、なべが言ってたのが、
AIで研究するのは、だいたい次の手が何かっていうことは、AIが示してくれるからわかる。ただ、それがどうしていいのか、何でいい手なのか、もしくは何で悪い手なのかっていうことは、AIは教えてくれないんですよ。
だから、それを人が考えるという作業に時間を費やすんだっていうふうなことを言って、何でその手がいいのか、何でこの手じゃだめなのかっていうことを、答え出してくれないことについて答えを追求するっていうところがAIの今の研究ですっていうふうに、3年、2、3年前かな、YouTubeで上がってるの見たことあるんですけどね。
今、それ、ステージが違うところに来てんじゃないかなっていうふうに思ってて、今ってAIの、汎用AIじゃないほうの、いわゆるエデュケーション型、大量にデータ食わして、そこから解を出すっていう方法って、理屈を通り越して先に答えが出てくるんですよね。
AIが答えを出して、何でかっていうことは出てこないんですけど、実はここはわかりませんが、ただの想像ですけど、そうちゃんとか、今度取った叡王のたっくんとか、この辺りは、もう何でっていう理由を問うてないんじゃないかなっていう気がしてきたんですよ、思考に。
これがなぜ良い手なのかとか、なぜ悪い手なのかっていうことを思考してないんじゃないんかなっていうふうに、ちょっと想像してます。
記号が動いているとかっていうところから思ったんですけども、普通は対局感とかっていうのがあって、盤上を想像して、これが確からしなんとなくとかっていうような指し方っていうのが本当は経験であるんです。
経験値を積むとそういうのが出てくるんですけど、そういう次元の話じゃないなと。だから人の思考っていうのは、理屈よりも結論ありき、そこに理由を考えることに実は大きな意味がもうないんじゃうんかなみたいなね。
ちょっと想像するだけで、いや、ほんまにそうかどうかわかりませんよ。もうなんかそんな域まで、実は若い世代の脳みそってたどり着く人はたどり着いてるんじゃないんかなっていうふうに思った今回のタイトル戦ということで、とっても面白かったです。
将棋の楽しさと結論重視の思考
ただね、もうそんな思考にたどり着かれてしまったら、こんなラテン大阪のおっさんは、もうお手上げすっかり投了です。ということで今日はこの辺で、それではまた!
12:38

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