はい、こんにちは。
こんにちは。
始まりました。mokusei社のポッドキャストで、今年の10エピソード目かな。
おー。
早くも、今年も残り少なくなってきましたが、お久しぶりです。
お久しぶりです。
この声は、何と呼ぶのがいいですか?春ちゃんでいいですか?
はい、春で大丈夫です。
久々のポッドキャストに出てくれてまして、覚えていらっしゃる方は結構いるかもしれません。
本当ですか?いなかったら寂しいけど、戻ってまいりました。
はい。
はい、お邪魔します。
ゆう子先生が今日はですね、市販機のいろいろ忙しいタイミングで、今日はお休みということで、引き続きまた出てくるということになると思いますが、
秋なので、夏も終わり、ちょっと過ごしやすい季節ということで、久々に会いまして、話しつつ、今日の会をできればと思っておりますので、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
久々だと、もうマイク持つだけで緊張します。
そうですか。
このマイク。
最近は何を持つことが多いですか?
最近は持つこと?何を持ってるんですかね、でも私は最近ずっとライブ配信とかをしてるので、自撮り棒を持ってます。
カメラの三脚をずっと持ち歩いてます。
映像の方に。
映像でやってます。
最近はよくやってるということで、なるほど。もともと一緒にポッドキャストやったり、木星社を始めた時に一緒にやったりしてて、いろんなことやりましたよね。
そうですね。
インタビューしたり、マイクスピーノとかね。
いやー、懐かしい。
いろんなことやりつつ、俳優の道に行かれて、しばらく活動されて、またちょっと今日は音声の出演ということで、来てくれたということで、久々ということで。
久々にこの声を聞いた人も、なんか久々だったねとかって感想とか、また送ってくれると面白いかもしれないですね。
最近何してたのとか、メッセージが来るかもしれないので。
いやー、楽しみにしてます。聞いた人反強制で送っていただければ。
そうですね。
嬉しいです。
今日はというか、いつもの流れでよもやま話をしつつ、最近あれですね、今年特にそうなんですけど、ポッドキャスト読書会と勝手に名付けて、小説が中心なんですけど、本を読んでそれについてちょっと話すっていうのを毎回やったりしてるんですね。
へー。
なので、よもやま話をしつつ、本の話をしつつ、最後にゲストの会があるという、いつもの感じで気楽にいければと。
この背景の音は皆さんに聞こえるんですかね。
ちょっと鳥が鳴いて、いい感じの鳥の声が聞こえるといいですよね。
めちゃめちゃ癒される、この鳥の声が聞こえるといいなぁ。
そうですね。アウトドアで今日も。
やってます。
世界を歩いているということで。
そうですね。さっきは後ろで冷凍庫の氷を削る音とか聞こえたり。
外に出るとそういう音が聞こえたり、鳥の声が聞こえたり、いろいろ織り混ざって聞こえてくるから、いいですね。
いいですよね。
はい、そんな感じでございます。
昨今のニュース、木星社のニュースは、先月とそんなに変わらないんですけど、
Like the Windの03号をみんなに読んでもらったりしつつ、04号が冬に出るので、今それを一生懸命作ってると。
03号の時にTシャツを、今日も着てるんですけど、Tシャツを作ってチャリティーにしてっていうのをやって、
結構みんな着てくれて、夏を過ごしてくれたんですね。
今日お会いした時、一番最初に目に入りました。Tシャツ。
Tシャツ、イラストの。
友さんだって、すぐ一瞬で分かった。
パッと分かるというので、作ってですね。
本を作るのもそうなんですけど、ポッドキャストやったりTシャツ作ったり、
どんどんどんどんいろんなものを作るっていうことが、だんだんかなり増えてきていて、
楽しいからいいかなと思ってやってまして、
04号を冬に作るのに向けて、実はまた新しくTシャツになるか何になるか分からないんですけど、
本と一緒にイラストを描いてくれてる人がいるので。
04号が出ると同時にまた何か。
そうですね。また作って、本読んだりTシャツ着たり、いろいろできるといいなと。
生活を木製車グッズで埋め尽くしていくっていう。
すべては本のために。トートバッグも昔作りましたもんね。
あれ何度かカラーバリエーション作って、黄色とか赤とか作って。
そうなんですか。
結構ね、ある筋で人気を誇ってるという。
知る人ぞ知るアイテムに本をいっぱい持ち運ぶために、そういうのをやったりしてますけど、
今年の冬もいろいろまた作るということでいければと思ってます。
作るといえば、ライク・ザ・ウィンドの方のポッドキャストで多分結構もっと話すと思うんですけど、
マラソンシーズンになるので、マラソン大会もいろいろあって、
湘南国際マラソンっていうのがあるんですけど、
スタジアムの神と悪魔の拍子をハガ・アキナさんっていうイラストレーターが描いてくれてるんですね。
ハガさんと木星社が一緒になって、湘南国際マラソンのフィニッシュゲートとか、
ホームページのイラストレーションを作ったりしてるので、実はそういうのもやってたりします。
これ私もウェブサイト見たって言っちゃっていいんですか。
ウェブサイトめちゃめちゃ素敵でしたよ。
マラソンの辛さとは反対のパステル調の穏やかな感じ。
ハガさんの最近の最新の作風というか、そんな感じですね。
マラソンのゴールゲートとかって、パッとイメージしがちなのが、
ものすごい目立つものとか、真っピンク、真っ赤とか、
いかにもゴールゲートだっていうようなものも中にはあったりして、それも分かりやすくていいんですけど、
ハガさんと話しながらどういうのを作るかねって言ってやってたのが、
主役は誰だっていう話になって、主役はやっぱ走る人だよねと。
走る人が一番走ってよかったなって思うような穏やかなグラフィック。
海沿いのレースなので、例えば海も見えるし富士山も見えるし、
環境の中に置いてもすごく自然になじむようなイラストレーショングラフィックにしようっていうので、
そういう落ち着いたパステルカラーっぽいものになって、そこにランナーの人が来ることによって初めて完成する、
そういうフィニッシュゲートになるっていう、そういうコンセプトで作ったんですね。
我々がそう思ってるだけで、実際はみんなそう思わないかもしれない。
私そのウェブサイトの絵を見た時に目に入ったのが、皆さんのランナーの頭がちょっとツンツンしてて、
ただの丸じゃなくてツンツンしてたりする中で、富士山は真っ白じゃないですか。
山があるのはわかるんだけど、やっぱり風景とか富士山って主役になりがちだけど、
あえて白にすることで、みんなが主役だというか、
そうね。
という感じがすごい伝わってきました。
なので、みんなが当日走って、そこでいろんな思いをしたり、写真を撮ったりっていう、
いろんなことにつながるっていうのがあって、初めて完成するものなのかもしれないなと思いつつ作ったりしてます。
当日皆さんがどう感じるか、楽しみですね。
そんな感じのこともやったりして、いろいろ走りながら旅をしながら、いろんなものを作っているというのが最近のニュースですね。
あとはこれを撮っているのは、そのイベントの前なんですけど、カウンターブックスというところで、
赤林さんと週9マガジンの大神さんと3人でまたトークセッションをやるので、その模様もこのポトキャストが配信される頃には、
写真とかもインスタグラムとかにアップされていると思うので、見てくださいということで、
そういう場所で話すというのも引き続き、今年は特にまたいろいろ増えてきているんですけど、またその3人でやるという、
90%ぐらいは赤林さんがしゃべるという。
私が1回目お邪魔して見させていただいたんですけど、大神山ですよね。
大神山でやって以来。
赤林さんの印象しかないです。本当に強烈な印象が。
そんなことをやったりしている昨今ですね。
どうでしたか?昨今は。
昨今どうですかって聞かれると、どうなんだろう。
ここ1,2年は相変わらず元気にされていましたか?
そうですね。私もお芝居するってなってからずっと芝居してて、今は自分でフリーになって活動しているので、
本当に自分の動きたいように動けている感じですね。
行きたいところに行くと。
そうですね。事務所に所属している時とか、どこかの劇団に所属している時は、
いろんなことをやっているつもりでも、その箱の中で一生懸命やっていたりした感じが強かったんですけど、
出てみると箱なんてないんじゃないか、みたいなことにすごく気づくので、自由にやっています。
いいですね。来年は箱というかいろんな境界線が世の中にはありまして、
もうちょっと外に出るっていうのはやろうかなと思っていて、
この間韓国のプサンに行ったりとか、あともうちょっとしたら台湾にも行くんですけど、
台湾アトブックフェアがあったりとか色々するので、
夏はヨーロッパに行ったりとかもしてたんですけど、
東アジアの中をもうちょっと自由にいろいろと歩いてみようかなと。
東アジアいいですね。
そう。来年出す本とかも、日本でも当然流通はするんですけど、
東アジア圏で流通するような仕組みとか、内容もそうですね。
日本語と英語と、例えば中国語と韓国語とって全部できればいいんですけど、
いきなりはできないので、日本語と英語はせめてやって、
同時に全部日本から出すっていうような、そういうことをやったりとかしようかなというので、
ちょっと来年に向けて色々動き始めてみようかなと思ったりもしてるので、
色々と踏み出していけると、また見えるかもしれないですね。
そうですね。
木星社のリスナーさんとか読者の方って結構海外とか日本国外への興味がある方も多いんですか?
そうですね。両方いそうな気はしますね。
日本の方で例えば一緒に海外のレースを走るとか、海外の小説読みましたとか、
海外のLike the Windの記事の日本語版を読んでこういう感想でしたとか、
色んなことを言ってくれる人も多いので、興味ある人はおそらく多いんじゃないかなって思うのと、
あとは、なんだっけ、言いたいこと忘れちゃった。
例えば東アジアの方々で逆に日本に興味あるとか。
そうですね。結構東アジアもそうですし、例えばさっきのTシャツの話なんですけど、
Tシャツを作りますって言ったらイタリアの人がメッセージくれたりとかって、
イタリ?
そう。イタリアのお兄さんが白のこのサイズがまだあればぜひ欲しいとか、
あとオーストラリアの人ですかね、オーストラリアに発送しているのかとか、
結構実は韓国の方もそうなんですけど、問い合わせがちょいちょいと来たりするので、
日本から送ると送料がなかなか高かったりとか今するので、
ヨーロッパのイタリアの方はヨーロッパ行った時にそのまま持ってって渡しましたけどね。
渡したて渡したて。
自分で運んだっていう。
デリバリー賣企業ですか。
発送費が高くなるけどどうしようみたいな話になって、
でもちょうど行くから向こうで会おうよって言って持って行きましたけどね。
そしたら彼も自分でTシャツを作ってて、代わりにそれをくれたりとかしたり。
めちゃめちゃいい出会いですね。
もったいなくて着れなくてまだ取ってありますけどね。
その気持ちわかります。
そんなようなことがあったりして、
ちょっと思いもよらぬ経験につながってて面白いなということがあるので、
なんかそんな風にできるといいですね。
来年に向けては引き続きどうですか。
どういう感じで。
来年渡したから海外行きたいですよね。
どの辺ですか。行くとしたら。
でもアジア圏が絶対いいです。
そうですか。やっぱり距離的にも近いですしね。
島国なので飛行機には当然乗ることにはなると思いますけど、
船で行けるところもあるのかもしれないですけどね。
アジア圏、どの辺ですか。
私は勝手にやっぱり台湾、ベトナムとかは行きたいなって思っていて、
お芝居してるので映画業界だとかそういうことも気になるんですけど、
自分が実際に台湾、ベトナムは行って、なんかすごい親しみを覚えた国で、
もともと私台湾の大学に行こうか迷ってて、一回台湾の大学見学に行ってるんですよ。
でも英語がその時話せなくて、めちゃくちゃ、
あっちの学校の先生とお会いしたんですけど、知り合いを通じて、
英語が全然話せなくて、
I'm from Mount Fujiしか言えなくて恥ずかしくて断念したっていう記憶があるんですけど。
ものすごい分かりやすい自己紹介ですけど。
そうなんですよ。私富士山から来ました。しかその時は言えなかった。
つかみはね。
つかみはいけたんですかね。
そっから先が。
来年は外にも出てくぞっていう。
そうですね。
春ちゃん単体ではここ数年の募る話はたぶんいっぱいあると思うので、それは3回ぐらいに分けて3時間ぐらいに。
聞いてくれる人いますか?
いるじゃないですか。
一人でもいれば。
ここ数年の歴史みたいな話はとてもいっぱいありそうだから、またそらそらでやるということで。
市場ポッドキャストのコーナーということで、勝手に我々がそう呼んでやってて、毎回少し短編小説を読んだりして話すっていう時間なんですけど、
前回はガルシアマルケスの短編集をやったんですね。その流れでやっぱりいいなと思って、ガルシアマルケス読むみたいな話をちょっとさっきしてたんですよね。
今回は十二の変歴の物語っていう短編集かな。これも。
短編集ですね。
に入ってる小説で、昔読んだことあるんですけど、今回春ちゃん読んだのは初めて。
はい。
今回この話を読んだということですかね。
初めて読みました。
ガルシアマルケス没後十年が今年で、結構新しい役でまた出てたりとか、いろんな小説とかがいっぱい今年本屋さんで見かけるなと思って見てたんですけど、今回のも非常に面白い話で。
いっぱい入ってて、なんだっけ、どれを読んだんだっけ。
電話を掛けに来ただけなのに。鍵カッコ付きで。
そうですね。電話を掛けに来ただけなのにという。
掛けに来ただけなのでした。電話を掛けに来ただけなの。
っていう短編小説があって、これ昔読んだ時にも本当に結構震えたというか、びっくりしたというかすごいなって思ったので、なんか今読むとどういう感想を久々にあった時に春ちゃんが抱くだろうなと思ってちょっと聞いてみたかったんですけど。
これもうどっから始めていいかわからないぐらいツッコミポイント多くないですか。
そうですね。話の概略としては、ある女性が車を運転していて、止まっちゃうんですかね。車がね。
バスが来ると、高速道路なのかな。バスに乗って自分のパートナーの夫に電話をしなきゃと思って、車が壊れて止まっちゃったから。
ちょうどバスが来たからそれに乗って行くっていうところから物語が進んでいくという。
それでそのバスに乗って、ちょっと電話をかけたいだけなのとひたすら言い続けるという、そういう話ですよね。
そのバスの行き着く先が、とある収容所みたいなところで、電話をかけに来ただけなのって、電話をかけたいだけなのに、それを言えば言うほどこいつはおかしいんじゃないかってみんなが思うっていう。
基本そういう話ですよね。
そうですね。
ものすごく、自分がやりたいってちょっとふとしたあるトラブルで、それを解決しようと思って、ちょっと夫に電話をかけたいだけなのって思ってるだけなのに、どんどんどんどん状況が、自分の思ってることとは全然違う世界だったっていう、ずれていくっていう、ものすごいずれていくっていう話。
そう、ちょっとずつずれちゃっても最後とんでもない終わり方をしますよね。
そういう話で、やっぱりこれもすごく特徴的だなと思ったんですけど、自分の時間とか世界の流れと全く別のものが流れている世界があって、それに突然出会ってしまうっていう、その違和感というか怖さというか、驚きというか新鮮さと言ってもいいのかもしれないですけど、そういうのをものすごく、こんなふうに描けるんだというのがちょっとすごいかなっていうのはまず概略としては思いましたけどね。
どうでしたか?
なんかこれ捉え方がたくさんあるなって読んで感じて、今みたいにちょっとずつ自分の行きたい方向とはずれてしまって、最終的に世界が全く違う世界に行き着いてしまうみたいな、ずれだとか勘違いで物語が進んでいくっていう物語にも見えたし、私としてはこれパートナーとのやりとりだとか、すごく出てくるんですよ。
旦那さんがそのマジシャンなのかな。で、その2人で協力し合ってその巡業をしてるんだけど、それに7時に間に合わないから電話をかけたい。で、その男の人とは仲良く暮らしてたんだけど、結局その男の人も女の人が帰ってこないから、いろんなこう勘違いをしてしまって。
あいつとなんで帰ってこないのかって疑心暗鬼になっちゃって。
疑心暗鬼になっちゃって、その勘違いが2人の関係を潰してしまうんですけど、なんかそう、あれしちょっとした勘違いで思い込んでしまうとか、普段恋愛しててもめちゃめちゃあるじゃないですか。
このラインなんなんだみたいな。なんかこの。
かんぐっちゃうっていう。
そう、かんぐっちゃうだとか、事実とは違うんだけどそう思い込んでしまって、人間関係うまくいかなくなってしまう。で、そのやった本人も正直に話せばいいのにちょっと意地張っちゃって、怒りがかってしまうとかね。
話してみると、ちゃんと話して、例えばごめんねって言おうと思ってたのに、実際会って話し始めちゃうとなんかまた喧嘩になっちゃったりみたいな、違う流れになっちゃったりとかね、しますよね。
なんかそういう、ちょっとずつちょっとずつ、些細なことで全てがずれていって、それが手に負えない世界に実は僕たちいたんだっていうのが、分かっちゃう衝撃っていう感じもしましたよね。
だからこう、これを読んだ方々がそれぞれどう捉えてるんだろうって、私はめちゃくちゃ気になりました。
なんかその物語のよくある本当にわかりやすい構成っていうのってだいたいパターンがあるじゃないですか。
カート・ボネガトっていう作家とかが、昔よく話してたんですけど、一番わかりやすいのが、ボーイ・ミーツ・ガールで、で会った瞬間に盛り上がると。
ある事件が起こって2人とも落ち込むと。それを一緒に解決して物語がいい風に解決していくっていうので、読者もよかったなって思う。
よくあるそういう構成っていうのがいろんなところにあるんですけど、このガルシア・マルケスの話って全然そういう話じゃないというか、そういう構成にもなってないっていう、
全てずれてるっていうのを鮮やかに描き出すっていう。
自分たちの力で何かを解決できるっていうことそのものが幻想だっていう。
状況が完全にずれてしまう、人間たちの手を離れた世界の神穴さっていうような感じのことがすごい面白いですよね。
その物語の作り方自体が多分今までの小説とかそういういわゆるものとは全然また違っていて。
一体何なんだっていう感覚に襲われるじゃないですか。これを読んだ後に。だからもしかしたら今清さんが言ったみたいに、これを一つのものとして捉えるのがまず間違ってるというか、そういうものじゃなくて。
普段生きてても世界もそんな感じしますよね。一つ切り出せばこういう風に捉えられるけど。
そうなんですよね。いいストーリーとかいい話とか、例えば希望を持てるようなことを言うっていうのはすごく大切なことではあると思うんですけど。
そこと実際の世界のリアリティっていうのが乖離してしまうと結構やっぱりどっちが本当なんだろうって悩んじゃったりとかすることもいっぱいあるじゃないですか。
恋愛するにしてもやっぱりハッピーなストーリーはもちろん思いたいし、だけどやっぱり実際に付き合ってると全然違ったみたいなことっていっぱいあるから、
なんかそういう想像がつかなかった違う世界なおかつもっとずれてたっていうのはあからさまに体感するっていうことって普段あんまりないようなと思って。
どっちかと言うと平穏に暮らしたいっていうことはどうしても思っちゃうから落ち着いちゃうんですけど、そういう現実のものすごいリアリティがちょっとしたことで出てくるっていうのってすごいですよね。
っていうのはなんか思いましたね、これは。
これがすごいなと思ったのは、最後その旦那さんも違う人と結婚してしまって、この2人の関係を破綻しているからアンハッピーにも見えるんだけど、
このガルシア・マリケスの書き方としては、この女の人は収容所でその後幸せに暮らしました的なようにも聞こえるような終わり方するじゃないですか。
そうですね。ちょっと描写としては、ある時間をその収容所で本当はここにいるはずじゃなかったんだけどって最初は思ってね、いろいろ取り押さえられたりいろいろしながら、でもだんだんだんだんそれに慣れていっちゃって最後の方はなんかちょっとこう、
食事をよく食べたのかわかんないですけど、ちょっと健康的に太ってっていうような描写も出てきますもんね。
世界が全然ずれちゃってる中で自分の思惑通りに全くいかなくてやつれちゃったっていう話じゃなくて、なぜかちょっと腐朽感になって、
タバコもね最初はたくさん吸ってたけどタバコが届かないから多分、
ちょっと健康的になるっていうね、吸わなくなって太るっていう。
これはアンハッピーなのかハッピーなのかさえも読者に任せられてる気がしますよね。
そうですよね。だから本当にその中でだんだんだんだん慣れちゃうっていうような怖さなのか、
でもむしろそれでよかったんじゃないかっていうような幸せそうなしっていう、そういうことなのかっていう解釈も分かれそうですよね。
でも日常の中でも私は結構それを感じます。今慣れてて楽しい思いをしていることとかは、
これは本当に自分にとっては幸せだったり楽しいことだと感じてはいるけど、これで本当にいいのかみたいなのって常に疑ったりするじゃないですか。
少しこう自分が物足りないと感じているような環境が実は自分にとっての成長の場なのだとか、
そういうことにもちょっと重なりました。
確かに常に絶好調の理想の場に100%居続けることって逆にないですもんね。
そういうのもやっぱそうだよなって思うこともすごくあるので面白い話でしたよね。
誰かに言いたくてしょうがないっていう。
どう読んだのか聞きたくてしょうがないです。
この電話をかけに来ただけなのって言い続けて結局そうならなかったこの主人公の女性の視点で読むのか、
それとも待ち続けてあいつってずっとこう最初は心配して多分待ってたと思うんですけどこの夫の方も、
そのうちだんだんだんだん疑念が湧いてあいつ他の人のとこ行ったんじゃないかとか連絡がないとかっていう、
そういうふうな待ってる方の感情の変化っていうところで読むのか、
全然そういうところとは別の視点でまた読むのかによって、
どこに感情移入するかでその人の感じも分かりそうですよね。
もう一つは収容所という場所をどう捉えるかっていうのも結構この時代ならではなのかもしれないですけど、
収容所系の物語とか映画大好きで、
昔、刑務所モノの映画好きでした。
本当ですか、かっこの巣の上でとか、たくさん見てたんですけど、
名作ですね。
名作ですよね。この女の人も病気じゃないじゃないですか、
でも収容する理由が必要で適当に職員が荒れているっていう一言だけで収容されてしまう。
荒れているって診断されちゃうんですよね、なぜかね。
荒れているって何なんだって感じですよね。
私普段から荒れている時ありますけど。
ありますよね。
やっぱりこう、なんていうか、収容するとかある枠組みに入れるっていうのが何か象徴的に描かれているってことだと思うんですけど、
そういうふうにしようとしているなんか別の力学の存在っていうのとどう折り合うのかっていう、
そういう視点なのかもしれないですけどね。
なんかそれもあるから面白いなと思いました。
いつの時代もなんかそういう枠組みにはまらなきゃいけない時とかはめようとする力学とかいろんなことがあるから、
そういうのは一つなんかあるのかもしれないですね。
あとなんかその、直したほうがいいのかとか、直すとか直さないみたいなのをどう捉えるかっていうのもありますよね。
その、直すって話でもないことも多分あるじゃないですか。
直すっていうのは。
収容所に入れて、その人がそれで正しくなるのかっていうと、そうでもないこともいっぱいあるから、
直す必要もないかなみたいなこともあったりするだろうから。
この人最初はその収容所に入って電話をかけさせてもらえないですよね。
今はダメなのよ。また今度ね。
あなたが良くなったら、あなたは電話かけられるのよ。イコール今のあなたは良くないよっていう。
なんかそういうこう、良くなるっていうのが、収容所っていう視点から見るとそうなんだけど、
本人的には良くなるも何も、電話かけたいだけなんだっていうのもそれだけですもんね。
だから、それをどうしろっていう話なんだっていうことでもあったりするから、
そういう関係性と自分の状態っていうのを観察するっていう意味でも、また不思議な面白い話だなと思いましたね。
関連してまた全然違う国だし、時代も違うんですけど、
カフカのフランスカフカという人がいまして、これも今年チラチラと読んでるんですけど、
没後100年なのかな。
100年ってすごいですね。
ガルシェマルケスが没後10年、時代がほぼ90年違うと。
カフカの話って結構グロテスクで、暗い話っていうのは多いって言われたりもしていて、
変身とかもそうですし、ある日目覚めたら真面目に働いてただけの、
いわゆるサラリーマンの人が朝目覚めたら自分が虫になってたっていうそれだけの話。
で、不気味でよくわかんないっていうことがあるんですけど、
ある方が対談で言ってたんですけど、小説とか物語ってさっきの話で、
何かが起こってそれを自分が解決していくとか、
自分で踏み出して世界を見に行くとかっていう、
行動とか自分とか人間っていうのがすごく中心になって書かれてた時代の小説とかそういうジャンルがあると。
で、それが今度でも必ずしもみんながみんなそんな冒険なんかできないし、冒険に行ったって失敗するしとか、
イントゥーザワイルドって荒野に旅するんだけど結局死んじゃったりするとか、
そういう話もあったりして、やっぱりこうフィジカルなものとか踏み出すことって別にそんなに大したことじゃなかったと。
今度は心理的な状況を描き始めると、
どこか行かなくてもそういう感情の流れだったりとか、誰かと話してる時のその伝わらなさとか伝わる楽しさとか、
そういう心理の話をやっぱりこう書くようになったっていう時代とかがあって、
その次にそれも結局なんかやっぱりある程度まで行っちゃうと、
やっぱりフィジカルにも精神的にも別にそんなに自由じゃなくて大したことなかったなと。
それを100年前に実はカフカが書いてたんだなって思うと面白くて、
状況がすでにもう何も手に負えないっていう、
自分が虫になって部屋の中にいて部屋の中から出れないっていうどうしようもない状況っていうのって、
自分が何者かになってて何ができるとか考えられるっていうこと自体がもう既に否定された世界から始まるっていう、
状況がそうだからどうしようって悩むっていうのをもう最初から言っちゃってるというのはすごく面白くて、
そこから物語がどう始まるかってある意味暗いんだけど、
でも人間結構みんなそうかもって思うところじゃないですか。
まあそうですよね。
風邪引いたりするしとか、
その悲惨な状況って絶対誰もが経験するから、
そこから持ち直したりどういうふうにやっていくかっていうことの方が実はリアリティだったりすると、
カフカってそのどん底から最初からスタートしてるから、
それがすごいなと思いますけどね。
確かに。
調子悪い時に読むとすごい安心するっていう人もいますよね。
調子いい時に読むと暗くて、
なんか陰鬱な話だっていうイメージが多いんですけど、
だけど風邪引いたりままならなくなった時にカフカを読むと、
こんなにままならないのが普通なんだなって思えるから。
勇気づけられる。
逆になんかすごい楽しい話だっていう感想を持つ人もすごく多くて。
でも私も確かにカフカ読んだ時って、
4年前で自分が人生の道を大きく変えて、
仕事もしてないけど新しいこと始めてて、
めちゃめちゃ不安定な時期に読んでるんですよ。
断食芸人とか、断食芸人。
ありますね。
織りの中に入って断食することをしようとして、
それでご飯を食べていくみたいな。
結局その人断食しすぎて死んじゃうんですよね。
けどそれが確かに暗いって感じたことはなくて、
その人なりの生き方を貫くっていう光のようにもちょっと見えたというか。
そうですね。どっちのようにも見えるっていうのはありますよね。
だからなんかちょっと不思議な。
でもなんかね、今改めて今年の短編集でいくつか読んで思ったのは、
結構笑っちゃって、ここまで暗いこと書いてんの?と思って。
今絶好調なんじゃないんですか。
絶好調というか笑えて楽しめたっていうのは、
ある意味希望だったのかもと思うようにはしてるんですけど、
本当にね、あれなんですね。おっしゃる通り、
例えば死んだり泣いたりとか、怒ったりとか、
それだけの話が多かったりして面白いんですよね。
なんかポセイドンっていうタイトルの話があって、海の神ポセイドンなのかな。
で、その海を支配してるっていう、
そういうある意味王者の話なんですけど、
なんか死んでるけど常に怒っててその人は、その人じゃないか。
その海の神様が常に怒ってて、
で、プリプリプリプリ怒ってるっていうだけの話。
なんでそんなに、世界を制覇してるはずなのに、
常に怒ってるっていう。
なんかそれもちょっと面白かったですし、
なんかね、やっぱり虫になったり、
いろんなことを含めて、
そういう不思議なところから始まるっていうのが、
実は世界だったのかなって思いましたね。
なんか、今日は公園で今アウトドアで喋ってるけど、
例えば夜になって真っ暗に街灯が本当に少なかったりすると、
それだけで、実は世界って真っ暗だったなって思っちゃいますもんね。
だから、そういうのを見たり聞いたり知ったりするのって、
面白いなと思いました、小説で。
で、ガルシアマルケスから突然チェコのカフカの話になって、
あれですけど戻りますか、ガルシアマルケスに。
どうですか、他に何か感想とか。
ざっくりはそんな感じですかね。
なんでこれをお勧めしてくれたんですか。
なんかね、先週、先週じゃないや、先月か、
もともと南米文学は結構今年いろいろ読んだりとかしてて、
ガルシアマルケスの短編を読んでて、そういえばってその電話の話を思い出して、
結構昔、この電話の小説は短編ですごく衝撃を受けたので、
今、僕じゃない人が読むとどう思うんだろうなと思って、
ぶん投げてみたって。
どうでしたか、私の感想を聞いて。
そっか、そうだよなって思いました。
なんかやっぱり、僕が読んだ時は、女性の主人公の焦りとか最初の、なんだろうな、
本当になんで電話ぐらいさせてくれないんだっていう、そういうちょっとした鬱憤というか、
それがすごい印象に残ってたんですけど、逆にその夫の人の視点とか、
他の人のいろんな読み方ができますよねっておっしゃってたのが、
すごい落ち着いて冷静な春ちゃんだなと思いました。
違う違う、違うとか言っちゃあれですけど、
私は本当に千鳥の藍石食堂でしたっけ、
あんな感じで一回一回待てってなりながら読んでたので、
最初のバスの列に並ばされる時点で悪い予感するじゃないですか。
なんで列に並ぶのって、そこが思ったし。
並んじゃダメと、連れていかれるよと。
女性、同じ女性として、そんな男の人とか遊び行っちゃダメだよとか、
今一緒になっている旦那さんも、他の人と結婚しようとして、
結婚式にその人が現れなくて酔っ払って、この人の家に来たわけじゃないですか。
もうそんなことしちゃダメだよ、みたいなところはすごいツッコミどころが多かったので。
でもそういうところが共感できるからこそ、そこに自分がリアリティを持てるからこそ、
この大きな物語で、ちょっと変な物語なんだけど、信じられるのかもしれないです。
なるほどね、そうですよね、本当に。
だからいろんなことで、世界のズレっていうのは、本当に現実世界でもいっぱい起きてはいますけど、
大統領選挙もね、アメリカも終わって、
でもあれも、実はそれがリアリティだったっていう話かもしれませんし、
リアリティと自分の考えと、あとは無意識の認識と、いくつかの層が全てずれてたりすることがきっとあるんだろうなと思うので、
それはぴったり来てるからいいっていう話でもないんだろうけど、
そういうことはきっといっぱいあるだろうなと思いますけどね。
そうですよね、さっきもちょっと話しましたけど、この収録の前に、
今って自分が何を見るかが個人個人すごく選べるからこそ、
自分が信じているこれが世界だって思っているものと、隣の人が見ているこれが世界だって思っているものにすごく差がありそうですよね。
そうですね、本当そうですね。
あとはこの小説の話とか、リアリティにつながるのかもしれないですけど、
いろんな情報がとにかく飛び交ってるから、それで良しとするっていうのも当然あるんですけど、
面白いものがそこから見つかってくるっていうのもあるんですけど、
あんまりそれに左右されずにリアリティの面白さっていうのを作るっていうのは、いろいろ大事だろうなと思って、
よくあるのが、例えばなんだろうな、ウェブの記事とかでこんだけ読まれましたみたいなのはあるんだけど、
あんまりそういうことというよりは、そこにいるリアリティみたいな、台湾アートブックフェアで感じるリアリティの方が、
きっとそのズレっていう意味では、やっぱりあんまりなく捉えられることもいっぱいあるかなと思うので、
割とそういうのって本当に大事だなと思って、いろんなところに引き続き足を運んで、運びすぎて疲れないようにしないと。
気持ちはあるけど体が追いつかないみたいな。
そこもズレですよね。
何を自分がシャットアウトするかの方が多分、これから大切になってくるんだろうなって感じます。何を取るかじゃなくて。
確かにな。普段は何か気をつけてること最近はあるんですか?
めちゃめちゃX見ちゃうんですよ。皆さん見ますか、X。流れてくるじゃないですか。
見ますけどね。たまに本が出ますとかそういうのをやったりはしますけど、どっちかというと見てる方が長いですけどね。
そうなんですよね。
そんなにずっと見てないですけど、やっぱり見ますか。
私はあえて見るようにしてた時期があって、何でかっていうと結構自分のこう思うが強かったので客観性を身につけたいなと思って、
自分が好きなものよりもみんなが今何を好きと言ってるのかとか、メイクにしてもファッションについても、そういうのを見るようにしてたらすごい見る癖がついちゃって。
そうなんだ。逆に今シャットアウトしないといけないという。
だからその有益な情報ではあるんだけど、それに従いすぎてしまうと丸くなってしまう。
自分の物事の見方もそうだし、っていうバランスの取り方が自分らしさを作っていくなと思っていて。
だから何をシャットアウトするかが本当に大変なんですよ。
難しいところですね。試行錯誤。
試行錯誤だし。
なるほどな。そんな感じで引き続き何かいろいろやり続ける感じですね。
そうですね。
またなんか小説も違うやつを、また全然違うのも読んでみたいですけどね。
もうなんか偉いストレートにわかりやすいやつとか。
昔の漫画とかたまに読むと、例えば火の鳥とか。
安く今フェアとかで売ってたりするから買い揃えたりもしていて。
今のアニメとか漫画で読む物語と、昔のってやっぱり昔の方がストレート。
一本の軸が通ってるっていう感じがするので、新鮮ですね。
名作ですよね。あれは。何とか編とかいっぱいありますもんね。
ありますね。
何編が一番好きかとか、また話すと面白いかも。
その時によって変わるんですよね。ある時期未来編が大好きだったんですけど、
ある時期は何だっけ、何とか編違うやつが好きだったりとか。
すごいですよね、あのストーリーは。
なのでちょっと、確かに漫画とかもいいかも。
いろんなストーリーは、いろんなフォーマットで触れたいですね。
尊敬するとある先生がいらっしゃって、いろんな声が必要だということを、
その先生は文芸評論の作家というか文芸評論の方なんですけど、
決して評論とか文芸雑誌だけに書くっていう方ではなくて、
本当にいろんな媒体、いろんな場所、いろんなタイプの場所で、
いろんなスタイルで書いてたんですけど、ある時におっしゃってたのが、
ポッドキャストも引き続きまたちょっといろんな形でやっていきたいと思いますし、
何よりも本を大切に大好きで作っているので、本は読んでいただいて、
自分たちも読むし、あとはポッドキャストとかトークセッションとか、
いろんな形でいろんなことをやっていけるといいなと思ってますので、
春ちゃんもまたいろんな形で。
お邪魔できたら。
ぜひぜひ出てもらって、一部で熱狂的なファンがいるゆう子先生もいますし、
春ちゃんも春ちゃんで熱狂的なファンがいっぱいいますし、
みんな喜ぶんじゃないかなということで、引き続きまたいろいろと話しましょうということで、
最後にありますか、コメントは。
最後にコメントは、皆さんの感想をすごく楽しみにお待ちしています。
そうだね。
一方通行よりも、皆さんのものを聞けるとすごい嬉しいなと思うので、
悪口でもいいですし、いいことでもいいですし、
質問とかでもね。
質問でも何でも素直に送ってくれると、
一文でも嬉しいので送ってくれると嬉しいなと思います。
はい。じゃあ、そんなところでございます。
またじゃあ、皆さんお会いしましょう。
じゃねー。
じゃねー。
こんばんは。
こんばんは。
どうもー。
ヤングガンズです。
ついにゲストにやってまいりました。よろしくお願いします。
お願いします。
まだ何も聞いてないのに喋り始める人たちが、
今日はゲストで。
いや、呼んでいただいて光栄です。
来てくれてます。
ヤングですね。
ヤングですね、これが。
木星社のポッドキャスト、いつもゲストでいろんな人に来てもらってるんですけども、
はい。
聞いたことありますか?
毎回聞いてますよ。
毎回聞いてますか?
毎日聞いてます。
毎日は多分聞いてないですね。
毎日は嘘だろ、お前。
今日はヤングガンズという2人に来てもらいましたが、
本当はもう1人姿を現さないヤングガンズを含めて本当は3人だけど、
そうですね。
世間的には2人だと思われてる2人。
表舞台のヤングガンズです。
表舞台の2人というのが今日は来てますと、
ヤングガンズって呼んだほうがいいんですか?それとも個別の名前で呼んだほうがいいんですか?
ヤングガンズでお願いします。
ヤングガンズ。
ヤングガンズのユートとユーティペです。
ニコイチで。
はい。
ニコイチで。
楽なほうで。
楽なほうで。
いろいろと今日はお聞きするんですけど、
ヤングガンズという名前がついたのは、
伊原智一さんという人がいて、
そうですね。
その人がこの人たちのことをヤングガンズと呼ぼうとある日決めたからこうなったという、
そんなことでよろしかったでしょうか?
はい。あってますね。
あってますか。
あってますか。
ヤングガンズは一体何をしてる人なんですか?走ってるんですか?
一応名目上はポッドキャスターとして。
あ、ポッドキャストをやられてる。
はい。
じゃあこう自分たちでポッドキャストでなんか話してると。
何があったとか、どんな人に出会ったとか、それをもうiPhone一つでその場その場で撮って流してますと。
そうですか。
基本的には僕ら二人は走ることでつながってはいるので、遊びは走ることが多いですね。
ヤングガンズを結成してからは山に行くようになったりとか、そういうような形で活動をさせていただいております。
タレントですかね。
はたまた芸人とね、言われること多いですけど。
芸人っぽいですもんね。
タレントってよりかは芸人ですか?
いやいやいや、ヤングガンズですっていう一連の流れがお決まりですね。
お決まりの流れがあると。
そういうじゃあポッドキャストでやりながら走っていろんな人に会ったり、いろいろしてるということですね。
ランナーの人かと思ってましたけど、それだけじゃないんですね。
ランナーだけではありません。
だけではないんですね。
プラスアルファ。
プラス。
いろんなものを組み重ねてます。
いろんなことをやってると。
はい。
一番最初に走り始めたきっかけは何だったんですか?
走り始めたきっかけは、そうですね。
080にちょっとっていうコミュニティに毎週ファンランはしてたんですけど、
そこから今みたいにのめり込んだのは、
これをまたトラックビーツっていうよりスピードに特化したクルーがあって、
そこに誘われていくようになってから、今の人生ができたかなって感じです。
なるほど。
じゃあ二人目。
僕も東京に就職で来たんですけども、
その時に一人で寂しい中、
意外とタドタドしく語りますね。
一人で寂しい中、カフェにいたら
ドヨクラブというランニングコミュニティに出会って、
そこからランニングの繋がり、広がりを感じつつ、
ランニングという世界にどっぷりとハマってきたというような形で始まりました。
なるほど。
ちゃんと質問しだすと真面目にちゃんと答えようとして、
ちょっと噛みながら話すのがいいですね。
ちょっとういういしい形が。
ういういしく見えないのに。
昭和っぽい。
顔は昭和っぽいですけども。
でも生まれは昭和じゃないですもんね。
生まれは違いますよ。平成、ド真ん中。
ド平成ですね。
ド平成。
カトゥーン全盛期の時代に生まれました。
平成の真ん中あたりに生まれたんですね。
平成の真ん中に生まれました。
令和ではない。
令和ではあります。
令和ではない。
昭和でもない。
平成だと。
平成ですね。
という感じで。
じゃあそんな風に走り始めて、
走る以外にいろんな遊びってあんましないですか?
僕、ヤングガンズぐらいの時って走ってもなかったんですけど。
かといって何をしてたわけでもないんですけど。
でも遊びが走ることに近い感じで。
そうですよね。
島、山行ったりハイキングとか。
山を走るだけじゃなくてハイキングとか。
それこそ有給取って走りに行くとか。
そういうような感じになってきてますね。
あとは普通に旅行行くとかもあるんですけど。
もっと近づいて喋っていただいて。
じゃあ結構走る、山行く、旅行行くっていうのを常に
いろいろやってる人たちっていうことですかね。
いろんなとこ飛び回ってますね。
今年は一番面白かったところは、
飛び回った先はどこでしたか?
一番最初2月か3月か。
3月にユウセイ君。
彼の地元が青森なんですけど。
4月なそれお前。
4月でした。
3月はソウルだろ。
ちょっとずれたね。
寒すぎて、あの時2月くらいの寒さかなと思いきや。
バカにすんなよ青森。
だいぶ寒かったと。
だいぶ寒くて。
が4月。
が4月で彼の地元のレース、青森桜マラソンっていうのに行ったのは
だいぶ面白くて。
まず降り立ったらユウセイのご両親。
ちょっと迎えに来てくれて。
ご両親っていうか親父。
親父迎えに来てくれて。
迎えに来てくれて。
で、すごいつがるべん。
黙りで。
僕ちょっとアタフタしてたらユウセイがかっこよく。
かっこよくないでしょ。
かっこよく。
ユウド君、来い。
いうので乗り込んで。
ちょうど桜の俳句シーンになったんでね。
そうっすね4月は。
いいですね。
桜を見て。
で、走ると。
走ると。
いうのが結構思い出になったんですけどね。
青森ってなかなか頻繁にみんな行く機会ないかもしれないですもんね。
そうっすね。
みんな北海道行っちゃいますよね。
仙台の次は北海道みたいな。
確かに確かに。
北海道は私も今年行きましたけどね。
青森を飛び越して北海道行っちゃいましたよね。
落ちてきてほしいですねみんな。
一旦。
青森の桜めちゃくちゃ綺麗でしたよマジで。