静かなインターネットの紹介
はい、じゃあ今日も始めていきます。
モックアップラジオ、略してモックラです。よろしくお願いします。
今日は先週ですね、5日くらい前だと思うんですけど、
静かなインターネットというサービスがローンチされて、それがすごい素敵だなと思ったので、
その紹介とか、あとどういうところがいいなって思ったのか、みたいな話をしたいと思っています。
静かなインターネットっていうのは、キャットノーズっていう名前で活動されている、
アプリ作家というか、サービスを作る人みたいな、多分デザインも実装も全部やっちゃうすごい人がいらっしゃるんですけど、
そのキャットノーズさんの新作っていう形になりますね。
この方は有名どころで言うと、ZENっていうエンジニアを中心に知識を共有するプラットフォームみたいなサービスを作られていて、
確か他の企業さんに売却されて運営は別の方に引き継いだみたいなものだと思うんですけど、そのサービスを作ったとか、
その前で言うと、レジュメっていうエンジニアに限らず、クリエイター全般のポートフォリオ作成サイトみたいなものも作られていて、
それもすごい皆さんに使われている印象があって、そういったヒット作を連発されているすごい方っていう感じですかね。
今回の新しくローンチされていた静かなインターネットっていうのは、このサービス名の通り静かにっていうところがテーマっていう感じなんですかね。
このサービスについてというページがあるので、ちょっとだけ文章引用を読み上げさせていただくと、
静かなインターネットは日記やエッセイを書くのにちょうどいい文章投稿サービスです。
ここはツイッターやノートのような賑やかな広場ではありません。
ここはあなたのパーソナルな部屋のようなものです。
部屋に文章を置き、通りかかった人が部屋に入って自由に読むことができる。
そんなコンセプトで作られました。
っていうことですね。
言ってみればブログ投稿サービスっていうものにカテゴライズされるのかなっていう感じですかね。
サービス名の通り、デザインも雰囲気として静かな雰囲気が漂っていていいなというふうに思いますね。
最近はもうSNSっていうと何かあれば炎上しちゃったりとか、
あるいは逆に炎上を狙いですごい煽るような文章を書いたりとか、
あとはちょっと過激なことを書いたりとか、
とにかくバズってなんぼっていうか、
よくってのはたくさん見られるべくして書かれた文章が氾濫していて、
それはそれで僕も含めてついつい見ちゃうことはあるんですけれども、
個人的にはちょっとそれで自分はそんなに見たくないようなニュースや情報がSNSに流れてきて、
目に入ってきてちょっとお腹いっぱいというかうんざりしちゃうなという気持ちになるところもあるので、
そういった人は他にも多いのかなというふうに思っています。
静かなインターネットの特徴
あと直近でいうとTwitterではなくXですね。
サービスの名前が変わったのに伴って雰囲気というか流れてくる内容だったりとか、
使っている人たちとかというのもやっぱり少しずつ変わってきている印象があるので、
それでも僕はかなり好んで使っていて今でも使わせてもらっているし、
他の人が使っているおかげでX上でコミュニケーションをしたりとか、
他の人の様子を知ることができて大変それは感謝しているんですけれども、
とはいえTwitterっていうブランドはXに変わって徐々に変わってきたというところがあると思うので、
そういった昨今のSNS全体の負の面とかTwitterがXに変わってサービス自体が少し変わってきた、
そういったみんなが他のサービス、Twitterの代替サービスに移っていく人がいたり、
移りたいけど移れない人がいたりとか、
そういうちょっと動いている状況が変わっている世の中でパッとこのサービスが出てきて、
そこにうまくはまったというか、このサービスについての文章でもあったように、
にぎやかではないけれどもちょっと自分の思ったこととか、
ちょっとしたことを書いてそれをバズるとかじゃなくて、
たまたま見に来た人がちょっと読んでくれるとか、
そういう優しい世界を作ろうとしているっていうのがすごい見て取れて、
それがすごいいいなというふうに思った感じですね。
このサービス自体は触ってもらえばすごいわかるんですけれども、
とにかくデザインがいいって言うとすごい陳腐な言い方になっちゃうんですけど、
触っていて心地がいいというか、
サイト全体の雰囲気だったりとか、文字の大きさとか余白とか、
記事を投稿する画面のちょっとした使いやすさとか、
メニューボタンとか、そういうふしぶしに心地いいデザインが効いていて、
触っていて気分がいいという意味でもとてもいいサービスだなというふうに感じています。
あとは特徴的なところとしては、
SNSとは違っていいねボタンっていうのはないんですよね。
あとリポストみたいなものもないですし、
なのでやっぱりこのサービスは、
そういったいいねを集めるとか、
リポストしていろんなたくさんの人に拡散するとか、
ということが起こりにくい設計になっているんですかね。
それがまたこのサービスのコンセプトにあった形でいいなというふうに思っています。
一方で、いいねボタンはないんですけど、
感想レターという、この記事を読みましたよ、よかったですよということを書いた人に伝える機能というのがあって、
これも細かい部分の設計とかすごくいいなと思ったんですけど、
まずこの感想レターはログインをしていなくても送ることができるんですね。
ただログインをしていないと文面が10種類ぐらい、8種類ぐらいの定型文から選ぶだけしかできないので、
まず匿名で好き勝手感想を送りつけるみたいなことができなくなっているんですね。
ログインをしていれば自由記述ができるので好きに書ける。
なのでログインする、つまり誰が書いているかわかる状態であれば自由な記述ができるんだけれども、
ログインをしていない状態の場合はそれはできない。
そのあたりの作り方もすごいうまいというか素敵だなというふうに思いました。
あと面白いのは、記事を書いているときにムードっていうのを選べるようになっていて、
ムードっていうのは雰囲気っていうんですかね。
夏の夜とか川とか焚火とか湧水とか森とか。
あと面白いのは瞑想とか。
これはその名の通りそれぞれ選択したテーマで執筆画面の背景の写真が変わるっていうのと、
音楽。夏の夜だったら夏の夜っぽい音楽が流れてくるとか、
焚火だと焚火のパチパチパチっていう音がしたりとかあって、
どんな気分で文章を書くかっていうのの手助けをしてくれる機能。
これはすごい面白いなと思いましたね。
僕はいくつか記事は書いているんですけど、
今のところムードを使いながら書いてはいないんですけれども、
何か試してみたいなというふうに思いました。
あと個人的にすごい面白いというか、
サービスのコンセプトを体現しているなと思ったのが、
ハッシュタグが公式として使っているものがないんですね。
っていうのはだいたい新しいアプリを作ったりとかするときって、
作った人含めてサービスの名前を使ってハッシュタグみたいなのを作って、
Xとかで拡散するように。
静かなインターネットの特徴
もちろん新しいサービスで多くの人に使ってほしいっていう意図があると思うので、
だいたいハッシュタグ作ると思うんですけど、
今のところその公式、
CatNoseさんがハッシュタグをつけて投稿している様子は見たことがないですし、
あとは記事を見ている画面の最後の方にシェアボタンがあって、
そこからXに直接投稿ができるんですね。
これはブログサービスとか、
大抵というかほぼ確実についている機能で、
シェアボタンを押すとタイトルとかURLとかが自動的に、
X投稿画面の方に入力された状態で立ち上がるみたいな。
大抵そこの立ち上がって自動的にタイトルとURLが貼ってあるところに、
ハッシュタグもついたりするかなという印象があるんですけど、
静かなインターネットに関してはそのハッシュタグがつかないんですね。
ハッシュタグをつけて拡散するっていうのが、
ある種サービスを使ったり広めていく中で、
冗答手段でなっている中で、
この新しいサービス、静かなインターネットはそこの機能がない、
っていうのが非常にサービスのコンセプトを、
体現するための施策だったりとか工夫とか、
っていうのが徹底しているなと思って、
そこが個人的にすごい面白いなというふうに思いました。
ただこれちょっとオチというか、後日談があって、
僕このことをハッシュタグがないっていうことを考えて、
すごいなって思っていたのが一昨日ぐらいなんですけど、
昨日初めて自分のタイムライン上で、
シャープ静かなインターネットっていうハッシュタグをつけている方を発見して、
ハッシュタグを使っている人いるわっていうのはちょっと後で思ったんですけど、
よくよくそこのハッシュタグをクリックすると、
X上ではハッシュタグを使っている一覧が見られるので、
見たらいましたね、使っている人が。
なのでドヤ顔でハッシュタグがないっていうのが素晴らしいみたいな、
さっき言いましたけど、
実際にはもちろんそれを使うことは皆さんの自由なので、
いいと思うんですけど、
ちょこちょこ使っている方はいらっしゃいました。
っていうのが昨夜気付いたので、
それはそれで共有をしていこうと思います。
ただ見ては限り今のところ数十人ぐらい使っているっぽいんですけど、
自分が観測しているユーザー登録している数とか、
静かなインターネットの機能と支援制度
あと自分の周りの人で使っている人っていうので考えると、
圧倒的にやっぱりハッシュタグは使われてないというか、
使わずに運用されているんだなっていうのがあって、
そこは変わらずこのサービスのポイントとして
挙げられるんじゃないかなというふうに思っています。
他にもいいなって思うところがいっぱいあって、
システム面でもこの記事を作って、
バージョン管理みたいなふうにしてあるんですよね。
記事を更新したときに、
何回か更新しても何回か前のバージョンに戻せるみたいな機能があって、
それもすごい使いやすそうだなというふうに思いますし、
あとはAPIが初めから提供されていて、
ただこれはスポンサー限定ということで、
金銭的にサポートをしている人、
A向けた機能なんですけど、
APIが使えるようになっているので、
自分の他のウェブサイトとかサービスのほうに
自分の記事投稿の一覧情報を引っ張ってこれるみたいな、
というのができるようですね。
そのあたりのシステム関連の機能としても、
いろいろと良さそうに思っています。
あとさっきAPIが使えるのがスポンサー限定というふうに言ったんですけど、
このサービスはサブスクリプションモデルになっていて、
お金を定期的に支払うといくつかの機能が開放されるんですけれども、
そのサブスクを支払った人のことをスポンサーというふうに名称を呼称していて、
それもすごくいい名前だなというふうに思いました。
というのと、スポンサーは費用を自分で決めることができて、
スポンサーになるみたいなボタンを押すと、
金額はいくらにするかというのを設定できるようになっていて、
確か初期状態が500円になっていて、
ミニマム300円から上限5万円まで付けられる月額なので、
なかなかその額に設定する方がいたらすごいなと思うんですけど、
とにかく金額はこちら、自分スポンサー側で決めることができる。
それもすごくいいなというふうに思いますね。
ちょっと自分はまだスポンサーになっていないんですけど、
結構面白いですし、このサービス自体応援したいので、
ちょっとスポンサーになることも考えたいなというふうには思っています。
じゃあ今日はこんなところですかね。
静かなインターネットという新しいウェブサービスを
キャットノーズさんがローンチされて、とても素敵だったので、
軽く機能の紹介とか、
どういったところを僕としてはいいなと思っているかみたいなお話をしました。
今回も聞いていただきありがとうございました。
ではまた。