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2025-05-10 08:08

5月10日 pt2 視覚障害者歩行訓練の課題 AI podcast

ソース

歩行訓練2年待ちの現実。視覚障害者の“一歩”に何が必要か #病とともに(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

[https://news.yahoo.co.jp/articles/cc35d2d2b121b8b27846a0bba114244ea5b983ad]

Summary

視覚障害者の移動と自立に関する問題が取り上げられ、歩行訓練士の不足が深刻な課題となっています。テクノロジーの活用、特にあしらせやAIスーツケースのような新しい支援ツールが期待される一方で、人的なサポートの重要性も強調されています。

視覚障害者の移動の現状
こんにちは。こんにちは。今日はですね、あなたが共有してくれたヤフーニュースの記事、これをもとに視覚障害のある方の移動と自立について深く考えていきたいなと思ってます。
はい。特に、歩行訓練士っていう専門職の方がすごく不足していて、中には2年待ちなんていう状況もあるっていう点、これかなり気になりますよね。
そうですね。この人材不足が、じゃあ実際にどんな影響を及ぼしているのか、そしてそれを補うテクノロジーは今どこまで来ているのか、最終的に誰もが自分らしく歩ける社会、そのために何が必要なのか、一緒に探っていけたらと思います。
お願いします。まず、厳しい現実からですね。2024年の日本ライトハウスの調査だと、視覚障害者の方約30万人いらっしゃるのに、実際に訓練に当たっている歩行訓練士さんは全国でたったの189人だとか。
189人。
しかも4つの県では実質ゼロ、12の県ではたった1人。これはかなり衝撃的な数字ですよね。
本当に深刻な状況だと思います。歩行訓練士さんって単に白像の使い方を教える技術指導だけじゃなくてですね、日常生活のスキル全般、もっと言うと精神的な支え、まさに心の杖とも言えるようなそういう役割を担っているんですよね。
心の杖ですか。なるほど。視覚障害のある息子さんを持つ沢田友代さんも記事の中で、訓練士さんは家族とか学校、職場とはまた違う、気兼ねなく相談できる第三者としてものすごく大きな存在だって。
そう語っていましたね。
そういう方が身近にいないっていうのは想像以上に大変そうです。
その不足の背景にはやっぱり養成の問題があるんですね。養成期間がまず全国に2カ所しかない。
とった2カ所。
そこに2年間もしくは半年の専門家庭に通う必要がある。しかも資格を取ったからといって必ずしも就職先が保障されているわけでもない。この養成自体がハードルが高いんですよ。
なるほどな。それで訓練を受けたくても受けられないと、具体的にはどんなことが起きてしまうんでしょうか。
テクノロジーの活用
そうですね。例えば中途で視力を失った方が訓練を待っている間に、もう外出への意欲自体を失ってしまうとか。
ああ、欲が。
ええ、引きこもりがちになってしまうケース。あるいは一度転んだりして、その後専門的な指導がないから、もう歩くのが怖くなっちゃう。
わあ、それは辛いですね。
沢田さんも指摘していましたが、盲学校に訓練師さんがいなくて、子どもたちの成長段階に合わせたアドバイスがタイブリーにできないという問題も。
子どもたちの成長にも関わるとなると、これは本当に大きな問題ですね。
そうなんです。
だからこそ、2024年の10月でしたっけ、全国盲学校PTA連合会が、厚生労働省に自治体とか盲学校への配置基準、これをちゃんと作ってほしいと要望したわけですね。
基準ができれば、どこにどれだけ必要かが見えやすくなりますし、養成とか雇用の後押しになるんじゃないかと期待されていますね。
その一方で、この人手不足っていう課題があるからこそ、なんでしょうか、テクノロジーの活用も注目されているんですよね。
はい、そうですね。
例えば、靴につける振動ナビ、足らせ。これ面白い発想ですよね。
開発者の知能さんによると、音声だと周りの音が聞こえにくくなるし、ナビが何度も話すとちょっと負担になるかなと。
確かに。
だから振動を選んだと。ルート案内はするけれども、安全確認はあなた自身でくださいねっていうこの設計思想も一つ特徴的かなと思います。
完全に頼り切るんじゃなくて、あくまでサポート役。
そういうことです。
利用者の方からは、趣味の食べ歩きが再開できたとか、一人でゴミ出しに行けるようになって自信がついたとか、なんかこう相棒みたいな。
いいですよね。利用者の安全確認能力は維持しつつ、移動をサポートする。そのバランス感覚と、あとコストを抑えて普及しやすくしようっていう工夫。そこが見どころですね。
それから、物理的な移動だけじゃなくて、情報面でのサポートっていうのも進化してるんですね。
それがAIスーツケース。
ああ、はいはい。
全毛の朝川知恵子さん、日本科学未来館の館長さんのスーツケースが案内してくれたらっていう思いが原点だとか。
センサーとモーターで、障害物を避けながら目的地まで連れて行ってくれるというものですね。
開発者の高木恵新さんは、この移動分野の進化の遅れっていうのを課題に感じていて、誰もが一人で自由に移動できる、そういう社会を目指していると。
利用者の方の初めて自立して歩けたっていう言葉、すごく重みがありますね。
これが実現したら、学ぶこととか、働くこととか、選択肢もぐっと広がりそう。
そうですね。大阪関西万博での実証実験も予定されているようで、その可能性にはかなり期待が集まっています。
そしてもう一つ。今度は人の目でサポートするっていうアイコサポート。
スマホアプリでオペレーターさんにつないで、見えてるものを教えてもらうサービス。
これは開発者であり、ご自身も当事者である藤井光栄さんが、お店の入り口がどこかわからないとか、タッチパネルの操作がちょっととか。
ありますよね、そういう場面。
そういうあと少しの困り事を埋めるサービスだとおっしゃっていますね。
AIの画像認識だと、そもそも対象物がカメラにちゃんと映ってるかどうかってわかりにくい。
そこを人が見るからこそカバラできる。
お守りのような存在っていうのもすごくわかります。
それにオペレーターさんとのやりとりで、隣に新商品もありますよみたいな、予期せの情報とか温かい言葉とか。
そういうのって単なる情報以上の価値がありそうです。
人とテクノロジーの関係
ただ一方で、こうしたサービス利用にはやはり経済的な負担という課題もあります。
プライマーアシスタンスの藤田玲子さんは、公的な支援の必要性に加えて、視覚障害者の方がもっと働きやすい環境が整うこと。
その第一歩としての歩行の重要性。これを指摘されていますね。
うーん。技術はどんどん進んでいるけど、やっぱりそれだけでは解決できない部分もあるということですね。
まさに冒頭で触れた沢田さんの、人とテクノロジーの両輪が不可欠っていう言葉が改めて響きますね。
はい。
テクノロジーは人手不足を補うすごく強力なツールです。
でも人がそばにいることの安心感とか、その場の状況に応じた柔軟なサポートっていうのは、今の技術だけでは完全には代替できない。
逆もまた去りなんですが。
歩行訓練というその土台があってこそテクノロジーが生きるはずなのに、その土台自体がちょっと揺らいでいる感じがしますね。
そうなんです。
あと、訓練士の方々も時には利用者さんから力をもらうこともあるっていうケアの相互性の話、これも印象的でした。
まとめるとですね、あしらせやAIスーツケース、愛子サポートのようなテクノロジーは、いどろの可能性を本当に大きく広げてくれます。
はい。
しかし、真の意味で自立して社会に参加していくためには、歩行訓練士のような人による支え、特に最初の精神的なサポートとか、一人一人に合わせた指導っていうのが、やはり今も欠かせないということです。
技術が進んでも人の育成という課題はまだ残されているんですね。
誰もが自分らしく歩き出せる社会、これらの技術や人のサポートが目指している未来ですね。
あなたはこの実現のために何が大切だと思いますか?
もっと自由に、もっと安心して世界を移動するために、私たち一人一人、そして社会全体として、人のつながりとテクノロジーの進歩、この両方をこれからどう支えていくことができるでしょうか?
08:08

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