不登校の親の時間 この番組はお子さんが学校に行けない、行きたがらない
そんな日々の中で、この子はこれからどうなるんだろうと考えている親御さんのための時間です。 東京田端で42年続く塾
志学ゼミの阿部さんと一緒に、子どもの受け止め方から勉強や進路のことまで、答えを急がずにお話ししていきます。
進行役はチャコウェーブの横山です。 阿部さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、今回が2回目なんですが、少し前に1回目の番組用に編集した音源をちょっとお送りしてみたんですが、聞いてみていかがでしたか?
やはりこうインタビュー形式なので、私も話しやすかったというふうに思います。
それは良かったです。なかなか、普段は塾の中で面談とかでお話しされていると思うんですが、
はい。
収録とこのインタビュー形式でですね、新しい体験でしたが。
いいことですね。
はい、思います。
それではですね、今回2回目のテーマに入っていきます。
前回は、学校に戻さなきゃいけないのということで、無理に戻す必要はないんだよというふうなお話をさせていただいて、
そうなると、ちょっと疑問になってくるようなことがあると思うんですが、
学校に行かなくてもいいよというのは分かったけれども、
じゃあ実際に不登校になっても、高校や大学には行けるの?という悩みが出てくると思います。
安倍さん、これはかなりの親御さんが不安に大思いになるところで、かつあんまり人に聞きづらいところだと思うんですが、実際どうでしょうか?
そうですね、非常にご心配だと思いますね。
ただ、いろんな方法がありますので、結論から言いますと、高校、大学に行くことは可能です。
可能ですか。
はい、学校に登校できないだけとしてですけれども、登校できない代わりに何をすればいいのかってありますよね、方法がね。
ですから、高校は例えば通信制の学校もあれば、週に1回から行って、そしてあとは自宅でレポートを書くとか、
不登校のための学校もありますね。
なるほど。
ですから、本人のペースでやれるのを、この子には何が向いているのかなっていうのをちょっとお話を聞いた上で、個々にお話をさせていただきますね。
はい。
ですから、週1回だったらいけるとか、いや週3回いける、いや全くいけないと、これ状況に違いますから、無理に活かす必要はないと思います。
要するに、高校、大学に行くのも、私どもの考えは、受験は人生の通過点ですから、自分のやりたいこと、なりたいことを一生懸命考えて見つけていく、その通過点です。
ですから、大学に行くこと自体が全て目的ではありません。
しかし、自分のやりたいことがそこで見つかっていけば、そのために大学に行くんだ、という一つの目標ができるわけですね。
ですから、やりたいこと、なりたいことを一緒に考えてあげる。
そして、自分で無理なペースで始めることが大事ですね。
今、お伺いしていて、私も存じ上げなかったんですが、通信制の高校というのは、ちょっと選択肢に入るのかなと思っていたんですが、
例えば通信制ではなくても、週に1回とか何か行けるスパンで、ペースで通学をするという選択肢もあるんですね。
はい、効率でもありますよ。
効率でもできるんですね。
はい。
なるほど。
なるほどです。
例えば中学生とか小学生ぐらいだと、将来どうしたいのかというのは、お子さんの方からまだなかなかわからない子の方が多いんじゃないかと思うんですよ。
そこで親御さんが率先して何とかしなければと思うかと思うんですが、そういう時には支援センターとか学校にまずは相談してみるということですかね。
小学生の場合は、将来何になりたいかというのはなかなか思いつきのようなことで出ると思いますけれども、それをまた否定せずに聞いてあげることですね。
どうしてそう思ったのとか、何かを見て思ったのとか、何を経験したのかなと言いながらですね。
やっぱりいろんな話を聞いたり、そして私もよく勧めていますが、偉人伝とか昔の人の話を読んでですね、こんな生き方があるんだとか、こういう仕事もあるんだとかいうのを子どもたちは小学生のうちは考えた方がよろしいかと思います。
こんな人がこういう仕事をして、こんなことを成し遂げたよというのを見たり読んだりすると、ちょっと刺激を受けますよね。
そうですね。
だからその子が何に興味関心があるのかというのを、親御さんはそれを感じて、そうか、こういうことに関心がある。
じゃあこういう博物館に行ってみようよとか、ちょっとこういう科学館に行ってみようよとか、いろいろありますよね。
それで歴史館に行ってみようとか。
過去にもありましたけど、小学校3年4年生かな、たまたま親御さんが大河ドラマを見られてて、大土さんも見られてるんですが、子どもさんが質問したときに、龍馬伝だったかな、お母さんが理科系だったのでよく答えれなかったと。
で、漫画を与えるんですね。龍馬の漫画を。一生懸命何回も何回も読んでると、自分は坂本龍馬になったような気がしますよね。
で、もうちょっと詳しいのが読みたいっていうので、小学生が読む偉人伝がありますよね。そこに移っていくわけですね。
そうすると最後は大人が読むような龍馬がよく読んじゃったんですね。
そのこともありました。その子はそれがこうして、小学校で歴史検定も取ってきましたね。
高校生が取るようなもんですけども、何かのきっかけなんですよ。
だからそのきっかけがね、どこに埋もれているかわからないんです。
確かに。
だからいろんな可能性が子供はすごくあるんですよ。
何かきっかけ。だから学校行く行かない関係ないです。エジソンも話をしましたけど、何かのきっかけですよ。
そうですよね。一緒にドラマを見てたら、それがきっかけで歴史検定まで取っちゃって、すごいんですよね。
それを周りの親御さんや我々が気をつけておくことですね。必ず褒めることですね。
そういうことに興味持ったらすごいね。そのお母さんが偉かったのは理科系だったんで、ご本人はあまり歴史が知らなかった、興味がなかったんですよ。
知らないことを知らないというふうにちゃんとお子さんにも言って、じゃあ漫画から読んでみようかっていうふうにしたんです。
なるほど。
それが子供さんにもスッと入ったところでしょうね。
だから分からなければ一緒に調べてみようとか、一緒にちょっと見てみよう。これでいいと思いますよ。
そうですね。そうすると親子で一緒に学ぶ時間っていうのもできますよね。
そうなんですよ。それが大事ですからね。
なるほど。そうすると徐々に興味とか関心が膨らんでいって、どうしようかなというものとか楽しみもできますね。
そうですね。