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#02 不登校になっても、高校や大学には行けるの?
2026-09-25 16:09

#02 不登校になっても、高校や大学には行けるの?

【今回のテーマ】不登校になっても、高校や大学には行けるの?


親御さんがいちばん不安で、いちばん人に聞きづらいこと。「うちの子は、もう高校にも大学にも行けないのではないか」。


志学ゼミの阿部塾長の答えは、「結論から言いますと、可能です」でした。


通信制、週1回から通える学校、途中からの編入、レポートを支えてくれるサポート校。そして大学入試も、学力試験だけではない道が広がっています。42年間、田端で子どもたちを見てきた立場から、いま実際にある選択肢をうかがいました。


「受験は人生の通過点」。その言葉の意味も、あわせてお聞きしています。


▼今回お話ししたこと

・結論から言うと、高校にも大学にも行くことはできる

・通信制、週1回から通える学校、不登校のための学校

・途中でつまずいても「編入」という道がある

・レポートを一人で書けなくても、支えてくれる場所がある

・大学入試は総合型選抜が広がり、学力試験以外の入り口もある

・相談先は学校だけじゃない。塾も、地域の支援センターも

・主役は子ども本人。親も塾も、あくまでサポート

・小学生なら、まず「何に興味があるか」から

・漫画から偉人伝、そして歴史検定まで進んだ子の話

・「どこの大学を出たか」より「何を学んで、何をしたいか」


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出演:阿部塾長(志学ゼミ)/横山(チャコウェブ)

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サマリー

不登校になっても高校や大学へ進む道はあり、通信制高校、週1回から通える学校、不登校のための学校、編入、サポート校などが紹介されます。大学入試でも総合型選抜が広がり、志望動機やプレゼン、小論文など、学力試験以外の入り口があります。相談先は学校に限らず、学習塾や地域の支援センターもあり、本人のペースと興味を中心に、親や周囲は支える役割だと語られます。小学生の例として、坂本龍馬の漫画をきっかけに偉人伝や歴史検定へ進んだ子どもの話も取り上げられます。

不登校から高校・大学へ進む選択肢
不登校の親の時間 この番組はお子さんが学校に行けない、行きたがらない
そんな日々の中で、この子はこれからどうなるんだろうと考えている親御さんのための時間です。 東京田端で42年続く塾
志学ゼミの阿部さんと一緒に、子どもの受け止め方から勉強や進路のことまで、答えを急がずにお話ししていきます。
進行役はチャコウェーブの横山です。 阿部さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、今回が2回目なんですが、少し前に1回目の番組用に編集した音源をちょっとお送りしてみたんですが、聞いてみていかがでしたか?
やはりこうインタビュー形式なので、私も話しやすかったというふうに思います。
それは良かったです。なかなか、普段は塾の中で面談とかでお話しされていると思うんですが、
はい。
収録とこのインタビュー形式でですね、新しい体験でしたが。
いいことですね。
はい、思います。
それではですね、今回2回目のテーマに入っていきます。
前回は、学校に戻さなきゃいけないのということで、無理に戻す必要はないんだよというふうなお話をさせていただいて、
そうなると、ちょっと疑問になってくるようなことがあると思うんですが、
学校に行かなくてもいいよというのは分かったけれども、
じゃあ実際に不登校になっても、高校や大学には行けるの?という悩みが出てくると思います。
安倍さん、これはかなりの親御さんが不安に大思いになるところで、かつあんまり人に聞きづらいところだと思うんですが、実際どうでしょうか?
そうですね、非常にご心配だと思いますね。
ただ、いろんな方法がありますので、結論から言いますと、高校、大学に行くことは可能です。
可能ですか。
はい、学校に登校できないだけとしてですけれども、登校できない代わりに何をすればいいのかってありますよね、方法がね。
ですから、高校は例えば通信制の学校もあれば、週に1回から行って、そしてあとは自宅でレポートを書くとか、
不登校のための学校もありますね。
なるほど。
ですから、本人のペースでやれるのを、この子には何が向いているのかなっていうのをちょっとお話を聞いた上で、個々にお話をさせていただきますね。
はい。
ですから、週1回だったらいけるとか、いや週3回いける、いや全くいけないと、これ状況に違いますから、無理に活かす必要はないと思います。
要するに、高校、大学に行くのも、私どもの考えは、受験は人生の通過点ですから、自分のやりたいこと、なりたいことを一生懸命考えて見つけていく、その通過点です。
ですから、大学に行くこと自体が全て目的ではありません。
しかし、自分のやりたいことがそこで見つかっていけば、そのために大学に行くんだ、という一つの目標ができるわけですね。
ですから、やりたいこと、なりたいことを一緒に考えてあげる。
そして、自分で無理なペースで始めることが大事ですね。
今、お伺いしていて、私も存じ上げなかったんですが、通信制の高校というのは、ちょっと選択肢に入るのかなと思っていたんですが、
例えば通信制ではなくても、週に1回とか何か行けるスパンで、ペースで通学をするという選択肢もあるんですね。
はい、効率でもありますよ。
効率でもできるんですね。
はい。
なるほど。
編入とサポート校、総合型選抜
ですから、例えば普通の高校に通っていたとしますよね。
しかし、何らかの理由で行けなくなってしまった。
その場合、やっぱり学校は行きづらい。でも、高校は出ておきたい。
親御さんとしては、高校は出て、やっぱり自分なりの進路を考えてほしいと思いますよね。
そのために、試験を受けて編入できるところと、今まで取った単位を使って編入できるところ。
これはいろいろありますので、全く道が問わされているわけではありません。
なるほど。つまり、最初に行った学校で会わなくても、編入という選択肢も出てくるということですね。
はい、そうですね。
はい。
ですから、私のような学習塾がそれをサポートして、または一人でレポートが書けるんだろうかとかありますので、
そういったサポート校というのもあります。
はい。
通信生の生徒さんをサポートする学校ですね。
はい。
はい、それもありますから、一人で悩まずに相談された方がいいと思います。
そうですね。レポートをサポートしてくれるというのが、私のこれまでの学習塾のイメージとは全然違っていたんですが。
はい、そうですね。私もそうですし、今は総合型入試というのがたくさん出ていますので、一般入試ではなくて、
要するに、教室テストやそれから大学で個々に行われる一般入試の前に、年内に決まってしまうんですが、総合型入試というのがあります。
従来のAO入試というか、やっぱりその学校の課題に提出したり志望動機を書いたり、そして大学で何をやりたいか、それを練ってプレゼンをしたり、小論文を書いたりする試験もあります。
ですから、そういった試験ですと、実際に学力試験をしないで入れる道もあります。
学力試験以外にも道があるということなんですね。
ですから、それはいいです。さまざまな方法がありますので、その子の適性があるんですね。
それを見て判断するということがよろしいかと思います。
相談先と本人を主役にした支援
この時には、たとえば自学ゼミさんのような、学習塾に相談しても対応できるということなんですか?
そうですね。ある程度長くやられているというか、情報持ちのところでしたら、どこでも相談できると思いますよ。
そうなんですね。
それとか、地域の支援センターもありますので、公的な機関ですね。
そういうところに相談されたりするのもよろしいかと思います。
なるほど。相談するのは学校だけではなくて、地域でも大丈夫と。
はい。公的機関もありますね。
ですから、一人で悩まないことなんです。
そうですね。確かに。
ですから、今、不登校の問題もありますけど、それぞれ皆さん悩みを持っているんです。
ですから、どこに話をしたらいいかなというのは、非常に難しいかと思うんですね。
ですから、どなたか信頼されているところに行って、お話を聞いてもらうのがいいですね。
そこでいろいろ、やっぱり本人が問題ですから、本人がこれだったらできそうだなというところを探してあげることが大事ですね。
あくまでも親御さんも我々もサポートですから、主役は生徒さんですから。
この入試能にも学力だけではないというのは、すごく嬉しいというか、ちょっとほっとするなというところがありますよね。
そこの書き方というのも、将来自分がやりたいことってありますよね。
そのためには動機がありますよね。こういう動機、こういう経験があったからこれをもっとやりたい、もっと知りたい。
そのために大学の学部、学科に行くんだというところは、まず自分でしっかり持って、そして文章にする。
もちろんそれをお手伝いを我々もするわけですけれども、そこがしっかり根の部分ですね。
そこがしっかりしていけばいいかと思います。
興味をきっかけに広がる学び
なるほどです。
例えば中学生とか小学生ぐらいだと、将来どうしたいのかというのは、お子さんの方からまだなかなかわからない子の方が多いんじゃないかと思うんですよ。
そこで親御さんが率先して何とかしなければと思うかと思うんですが、そういう時には支援センターとか学校にまずは相談してみるということですかね。
小学生の場合は、将来何になりたいかというのはなかなか思いつきのようなことで出ると思いますけれども、それをまた否定せずに聞いてあげることですね。
どうしてそう思ったのとか、何かを見て思ったのとか、何を経験したのかなと言いながらですね。
やっぱりいろんな話を聞いたり、そして私もよく勧めていますが、偉人伝とか昔の人の話を読んでですね、こんな生き方があるんだとか、こういう仕事もあるんだとかいうのを子どもたちは小学生のうちは考えた方がよろしいかと思います。
こんな人がこういう仕事をして、こんなことを成し遂げたよというのを見たり読んだりすると、ちょっと刺激を受けますよね。
そうですね。
だからその子が何に興味関心があるのかというのを、親御さんはそれを感じて、そうか、こういうことに関心がある。
じゃあこういう博物館に行ってみようよとか、ちょっとこういう科学館に行ってみようよとか、いろいろありますよね。
それで歴史館に行ってみようとか。
過去にもありましたけど、小学校3年4年生かな、たまたま親御さんが大河ドラマを見られてて、大土さんも見られてるんですが、子どもさんが質問したときに、龍馬伝だったかな、お母さんが理科系だったのでよく答えれなかったと。
で、漫画を与えるんですね。龍馬の漫画を。一生懸命何回も何回も読んでると、自分は坂本龍馬になったような気がしますよね。
で、もうちょっと詳しいのが読みたいっていうので、小学生が読む偉人伝がありますよね。そこに移っていくわけですね。
そうすると最後は大人が読むような龍馬がよく読んじゃったんですね。
そのこともありました。その子はそれがこうして、小学校で歴史検定も取ってきましたね。
高校生が取るようなもんですけども、何かのきっかけなんですよ。
だからそのきっかけがね、どこに埋もれているかわからないんです。
確かに。
だからいろんな可能性が子供はすごくあるんですよ。
何かきっかけ。だから学校行く行かない関係ないです。エジソンも話をしましたけど、何かのきっかけですよ。
そうですよね。一緒にドラマを見てたら、それがきっかけで歴史検定まで取っちゃって、すごいんですよね。
それを周りの親御さんや我々が気をつけておくことですね。必ず褒めることですね。
そういうことに興味持ったらすごいね。そのお母さんが偉かったのは理科系だったんで、ご本人はあまり歴史が知らなかった、興味がなかったんですよ。
知らないことを知らないというふうにちゃんとお子さんにも言って、じゃあ漫画から読んでみようかっていうふうにしたんです。
なるほど。
それが子供さんにもスッと入ったところでしょうね。
だから分からなければ一緒に調べてみようとか、一緒にちょっと見てみよう。これでいいと思いますよ。
そうですね。そうすると親子で一緒に学ぶ時間っていうのもできますよね。
そうなんですよ。それが大事ですからね。
なるほど。そうすると徐々に興味とか関心が膨らんでいって、どうしようかなというものとか楽しみもできますね。
そうですね。
学歴より学んだこととこれから
少し話を戻して、昔のイメージですと通信性高校ってあまりイメージできない場所だったんですが、最近は結構増えているというふうに聞きました。
そうですね。多くなってますね。
なるほど。増えてるんですね。
通信性高校だから、そんなに将来ダメだよというふうに思わなくてもいいということなんですね。
今の世の中だから、どこの大学を出た云々よりも何を学んできたかとか、何をしたいのかっていうのを重視するようになっていると思います。
同じことが、就職相談を学生から受けるときに、やっぱり自分を振り返って、何を見つけるかというと、自分のできなかったことを探してごらん。
それをどう復習したかを考えてみようということを言っています。
その中に自分の意欲もあるんだよという話をしています。
でも同じなんですよ。
最初からできる子なんてそんなにいませんから。
みんなどこかでつまずいてて失敗も繰り返してるんです。
その中からもがきながら自分を探してるんですね。
ですからたまたま何かのことで学校に行けなくなった。
それはあるでしょうけど、それを生かしたらいいんですね。
きっとその経験を生かすときは来るんですよ。
生かすようになってるんです。そう思ったほうがいいですね。
そうですね、確かに。全然無駄にはならないっていうことですね。
無駄にならないですね。
ありがとうございます。
ここまでの話をまとめると、
不登校になったからといっても進学ができないとか、
将来的に帰還する必要は全くないということですね。
選択肢は実は今たくさんあって、通信生の高校ですとか、
公立であっても週1、2回の自分のペースで通う体制もあると。
相談先も学校の先生だけではなくて、
地域の支援センターですとか、
不登校に対応しているような経歴をお持ちの塾であったら、
もう大体は受け入れているということですね。
そうですね。
そこからお子さんがどういうふうな形で学習していきたいかとか、
悲観せず子どものペースを見守る
気に興味があるかというものを聞きながら決めていけば、
あとはその学校一つのところに居続けなくても
編入ということもできるという話ですね。
あとはもう大学の入試の形も今は多様になっているので、
学力だけ上げるということだけ集中しなくてもいいということなんですね。
はい、そうですね。
はい、ありがとうございます。
最後に、今日の内容で一つだけ親御さんに何かお伝えすることがあればお願いできますでしょうか。
不登校になったからといって、悲観する必要はないということですね。
その子はその子なりのペースで歩んでいけばいいんです。
ですから、親としては見守っていって、
その子のできること、得意なことを一緒に考えてやるということが望ましいかと思います。
はい、ありがとうございます。
では、この辺で締めていきたいと思います。
不登校の親の時間
今回は、高校や大学にはいけるのかという進路のお話をお届けしました。
この番組では、皆さんからのご質問やお悩みをお待ちしております。
うちの場合はどうなんだろうということがあれば、
番組の概要欄にあるメールフォームから特命でお寄せください。
次回以降の放送でお答えしていきます。
それではまた次回お会いしましょう。
ありがとうございました。
16:09

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