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#01 不登校の子は、必ず学校に復帰させるべき?
2026-09-18 14:36

#01 不登校の子は、必ず学校に復帰させるべき?

【今回のテーマ】不登校の子は、必ず学校に復帰させるべき?


「どうやって学校に戻せばいいですか」

不登校のお子さんを持つ親御さんから、志学ゼミの阿部さんがもっとも多く受けるご相談です。

その答えは、「無理に行かせなくていいと思います」でした。


第1回は、この問いから始めます。

無理に行かせようとすると、かえって親御さん自身の負担になってしまう。

それよりも大切なのは、その子が「ここにいていいんだ」と思える居場所をつくること。

そして、朝の忙しい時間ではなく、余裕のあるときに「どうしたいの?」と話を聞くこと。


阿部さんご自身の子育ての反省も交えながら、今日から家庭でできることをうかがいました。


▼今回お話ししたこと

・「学校に行くのが当たり前」は、私たちが育った時代のもの

・無理に行かせようとすると、親のほうが追い詰められる

・まず必要なのは「ここにいていいんだ」という安心感

・生まれてきたときは、存在そのものを喜んでいたはず

・朝、起こしたほうがいい? そっとしておいたほうがいい?

・話を聞くのは、時間に余裕があるときに

・忙しいときは「あと10分で終わるから、そしたら聞くね」でいい

・答えがわかっていても、最後まで聞く


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出演:阿部さん(志学ゼミ)/横山(チャコウェブ)

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サマリー

不登校の子どもを必ず学校へ戻すべきかについて、志学ゼミの安倍さんと考える。無理に登校させるより、家庭などに「ここにいていい」と思える居場所をつくり、子どもの存在を受け入れることが大切だと話す。朝の忙しい時間に問い詰めず、余裕のある時に「どうしたいの?」と聞き、答えが分かっていても最後まで待つ。話を急いで結論づけず、少しずつ信頼関係を育てる方法を紹介する。

不登校の子を学校に戻すべきか
不登校の親の時間。この番組は、お子さんが学校に行けない、行きたがらない、そんな日々の中で、この子はこれからどうなるんだろう、と考えている親御さんのための時間です。
東京田端で、42年続く塾、志学ゼミの安倍さんと一緒に、子供の受け止め方から勉強や進路のことまで、答えを急がずにお話ししていきます。進行役は、チャコウェイ部の横山です。安倍さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、今回から新しく始めたポッドキャストなんですが、最近不登校の子が増えているというふうに言われています。そして、この不登校に悩むのは、本人だけではなくて、保護者の立場である親御さんもそうだと思います。
そういう中で、志学ゼミという学習塾の立場で、様々なお子さんや家庭の形を見てきた、支えてきたことからお伝えできること、あとは一緒に考えられることを、一緒にお話ししていく場にしたいなと思っております。
そこで、この番組ではお悩みを受け付けております。番組の概要欄に相談フォームのリンクをご用意していますので、志学ゼミの安倍さんにぜひ聞きたいなということがありましたら、遠慮なく匿名で構いませんので、お寄せください。
ということで、初回の今回なんですが、お悩みですね。よくあるお悩みなんですが、不登校の子は必ず学校に復帰させるべきかどうかということで、お話をしていきたいと思います。
安倍さん、これですね。私がぜひとも最初に聞きたいなと思っていたことで、不登校になってしまったというときに、親御さんがかなり悩むところなんじゃないかなと思うんですよ。
無理に登校させず居場所をつくる
学校にどうやって戻したらいいんですかとか、戻さなきゃいけないんですかというふうにご相談とかは受けられることが多いんじゃないかなと思うんですが、安倍さんは普段どのようにお答えされているんでしょうか。
そうですね。人はそれぞれ違いますので、それと学校に行く、行かないも共通していると思うんですね。学校に行くのが当たり前というのが、昔の我々が育った時代ではあったと思いますけども、人はそれぞれですから、無理して行かせる必要はないと思います。
無理して行かそうとするから、かえって親御さんも負担になるんじゃないでしょうかね。ですから、子どもが行きたくなるまで待つ。または行かなくてもいいんだと、そのままでいいんだというところが大事だと思います。
なるほど。行かなくてもいいんだよというのは、ちょっと前にお伺いした時に私も驚いたことで、私の世代とか、おそらく親御さんの世代もそうだと思うんですけど、学校って普通は行くものでしょうというふうな頭があるじゃないですか。
なのでどうしてもまずはちょっと学校に通常の形に戻そうというふうに思ってしまうんじゃないかなと思うんですよね。
そうですね、みなさんが学校に行くものですから、当然みなさんと同じように行ってほしいと親御さんはみなさんはお思いになるのは当たり前だと思います。
どうしても行けないという状況がありますし、その子を行けないからといって、その子を否定する必要はないと思います。その子の存在をまず受け入れてあげる。
ここに来ていい、ここにいていいんだよという安心感を持たせることが大事ですね。つまりその子の居場所ですね。そこが学校ではなくて家庭であるかもしれませんし、また違った空間であるのかもしれません。
それはわかりませんが、その子がいていいんだよという安心感、これをまず周りが作っていくことではないでしょうかね。
なるほど、この居場所というのがかなり重要になるのかなと思うんですが、たぶん学校に居場所がないのかなと思って不登校になってしまうということがあるかもしれないんですが、その場合に親御さんは居場所を子どもに作ってあげたいなと思ったときにどういうふうな接し方をすればいいんでしょうか。
はい、ですから皆さんと同じようにしなければいけないというのを少し脇に置いておきまして、できるできないもちろんありますから、できないことを無理にすると親御さんもストレスになりますし、お子様もストレスになります。
ですから皆さんと同じようにしなくてもいいんだよ。いい例がエジソンがそうですよね。学校に行かなくても自由にお母さんはさせましたよね。そこで自由な発想も生まれましたよね。
ですから何がどう作れているか、何がどうできるのかはまだ分からないところがすごく多いと思います。子どもさんの可能性の話ですね。
ですから今そこにいる、生きていることをまず親御さんは認めること。つまり生まれてきたときのことを考えてみてください。
その時には嬉しかったですよね。生まれてきた、その存在自体が子どもが生まれてきたというのを受け入れましたよね。
ところがどんどん親御さん、私もそうでしたけど欲が出てきます。こうなったらいいのになというのが出てきます。
ですからそれをちょっと脇に置いておいて、子ども今日もこうやって生きてるな、元気だな、そういうところにまず視点を戻してみるのはいかがでしょうか。
なるほど。この育ってくると欲が出てくるというのはちょっと耳が痛いというか、よく分かりますね。
子どもの話を聞く時間と接し方
となると今日一番気になるのが朝ですね。お子さん、起こした方がいいのかとか、声をかけたらいいのかっていうのを悩むかなと思うんですが、そのあたりってお部屋でそっとしておいた方がいいんでしょうかね。
もちろん小さい頃にはしつけっていうのが必要だと思います。しつけは大事なことですから、生活の習慣化、習慣づけをすることは非常に大切だと思います。
しかし学校に行けなくなった状態、例えば学校に行こうとするとお腹が痛くなったとか、よくありますよね。
そういった時にはまずお子さんとどういうふうにしたいのか、これをまず話を聞くことから始めてください。
一方的に何々しなさい、せよっていうのを言われるのも嫌ですし、聞くのも嫌でしょう。
ですからどうしたいの?っていうのを聞いて、それは愚痴かもしれないし、抱えている問題を言うこともあれば、そうでないことも言うかもしれませんが、とにかく話を聞くということですよね。
そしてどうしたいかを聞いてあげる。そして学校にちょっと今行けないんだ、ああそうなんだ、そういうやっぱり寄り添っていくことが居場所を作ることになると思います。
なるほど、まずは子どもの声を聞くということですね。
朝って親自身も仕事があったりとか何かってちょっと忙しいので、なかなか気持ちの余裕がないことがあると思うんですけど、そこでどういう心構えというか、時間を用意しておいた方がいいんですかね。
はい、そうですね。もちろん時間があるときじゃないとじっくり聞けませんから、朝時間がないときですと、やっぱりお父さんお母さんもお仕事がありますので、なかなかの気持ちに余裕取りがないかと思います。
ですから時間のあるときに聞く。そしてルールを決めることですね。
で、それがお子さんがしたいっていうのに行きたくないっていうんだったら、それじゃあまた理由を聞くねというところで、無理をさせないことでしょうね。
無理をしてもおそらく学校に行く途中とか行っても、やっぱり集団行動が苦手なお子さんには、なかなか集団に入っていけないということがあります。
またどうしてそうなったかを一緒に考えてみる、そういう時間も必要ですからね。朝の時間のないときにすべきではないかと思います。
答えを急がず最後まで聞く
なるほど、そうですね。じゃあこのお話を聞くっていうのはすごく大事な時間なので、余裕を持って聞ける時間を持って、そこでどうしたいのっていうのを聞いてみるということですね。
そうですね。例えばお母様方が食事の用意されて忙しいときにお子さんが話しかけたりしますよね。
お母さんこれ聞いてね。そのときに聞きたいんだけども聞けない状況ってありますよね。
ありますね。
そうすると、お母さん今これをやってるからこれが終わったら何時になったら少し時間が取れるからねというふうに言ってあげればいいんです。
そこで無理して聞こうとすると、両方のことを並行してやるのはなかなか難しいことがありますので、話が聞けなかったりすることがあります。
ですから少し待ってねっていう。何時になったらできるからねって言って了承を取ることですね。
ですから朝もしそういう状態になってちょっと今日行けそうになったら無理しないでいいよってまた帰って話を聞くからね、でいいと思います。
なるほど。学校には行かせるものっていう思い込みを一旦置いておいて、子どもの居場所を作ろうっていうような考えに変えていくっていうことなんですかね。
そうですね。
そこで話を聞く時間を持つという。
そうです。ですから居場所を得たお子さんはやっぱり話をするようになります。
なるほど。
はい。ですから安心感を持つということですよね。
はい。
やっぱり話をしても話を聞いてくれないと思っているから話せないんですね。
なるほど。
はい。どうしても大人っていうのは子どもと比べて経験がありますから多分こうなるだろうな、こうしたいんだろうな、どうしても先回りしてしまいます。
ですから話をしても途中で遮ることが多くなってしまいますよね。
はい。
こう思ってるんじゃないの、こうしたいんじゃないのっていうことを言ってしまいますよね。
私も子育て多く失敗してますので、経験がありますので、そういう経験の踏まえてもお伝えするんですけども、
やっぱり話は最後まで答えが分かっていても聞くことですね。
それが大事ですね。それで、それで、それからっていう風にして話を聞いてあげることでしょうね。
なるほど。ありがとうございます。
そこで答えを急がないことですね。
そこで答えを出そうとするから余計お子さんの方としては時間を取ったのにってなってしまうんですね。
一回聞いて答えを出そうとしちゃう。
はい。ですから、それはそれでお子さんが持っているストレスとかいろんなものが一回出てくる、吐き出してくるということができて、
今日はすっきりした顔になってるなとか、朝よりも少し和やかな雰囲気になってきたなという風になればそれでいいということですね。
確かに。
はい。ですから、やっぱり話をしたくてもうまく言葉が選択できないこともありますよね。
そうですね。
子供はね。ですから、それもありますから、それは待つしかないです。
そして何か言いたいことを話すのを待つ。
なるほど。
はい。そんな時でもよく話してくれたねっていうことですね。
なるほど。
それを伝えることが大事ですね。
そうですね。焦らずに待つっていうことですね。
はい。その繰り返しが少しずつ話す時間が長くなってきます。
はい。
そうすると親子間の信頼関係ができてきますから、また話を聞いてねという風な雰囲気になってきます。
はい。
だから精神的にストレスも含めて抱えているお子さんは、なかなかうまく自分のことを表現できなかったり、自分のストレスを吐き出すことが難しかったりします。
それは表現することがうまく成長していないというか、という子供さんですから、当然ありますので、
そうかそうか。でもよく話してくれたね。ありがとうねっていうのを繰り返すことですね。
ありがとうございます。
家庭でできることのまとめ
ちょっとここで今回のまとめをしたいなと思うんですが、
まず不登校の子を無理に学校には戻さなくていいということ。
あとは何をすればいいかというと、まずは子供はストレスが溜まっていて、居場所がなくて学校に行けない状態だから、
家庭の中で、もしくはどこかでもいいから居場所を作ろうという気持ちに親御さんの方でなって、まずということですね。
はい。
話を聞こうと思って聞くという時には、ゆっくり時間を取れる時に一緒に親子で話をするということが大事で、
あとはその1回の話で完結しないというか、これでもう親御さんが先回りしてこうでしょうというふうに言うよりも、
お子さんが言葉がなかなか出ないことを前提にじっくり待って、それでというふうな形で聞いてあげるという感じですね。
そうですね。
はい。ありがとうございます。
それでは今回紹介をここまでというふうにしたいと思います。
安部さんありがとうございました。
ありがとうございました。
はい。
不登校の親の時間。今回は不登校の子は必ず学校に復帰させるべきかどうかというお話をお届けしました。
この番組では皆さんのご質問やお悩みをお待ちしています。
うちの場合はどうなんだろうということがあれば、番組の概要欄にあるフォームから特命でお寄せください。
次回以降の放送でお答えしていきます。
それではまた次回お会いしましょう。
14:36

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