学校にどうやって戻したらいいんですかとか、戻さなきゃいけないんですかというふうにご相談とかは受けられることが多いんじゃないかなと思うんですが、安倍さんは普段どのようにお答えされているんでしょうか。
そうですね。人はそれぞれ違いますので、それと学校に行く、行かないも共通していると思うんですね。学校に行くのが当たり前というのが、昔の我々が育った時代ではあったと思いますけども、人はそれぞれですから、無理して行かせる必要はないと思います。
無理して行かそうとするから、かえって親御さんも負担になるんじゃないでしょうかね。ですから、子どもが行きたくなるまで待つ。または行かなくてもいいんだと、そのままでいいんだというところが大事だと思います。
なるほど。行かなくてもいいんだよというのは、ちょっと前にお伺いした時に私も驚いたことで、私の世代とか、おそらく親御さんの世代もそうだと思うんですけど、学校って普通は行くものでしょうというふうな頭があるじゃないですか。
なのでどうしてもまずはちょっと学校に通常の形に戻そうというふうに思ってしまうんじゃないかなと思うんですよね。
そうですね、みなさんが学校に行くものですから、当然みなさんと同じように行ってほしいと親御さんはみなさんはお思いになるのは当たり前だと思います。
どうしても行けないという状況がありますし、その子を行けないからといって、その子を否定する必要はないと思います。その子の存在をまず受け入れてあげる。
ここに来ていい、ここにいていいんだよという安心感を持たせることが大事ですね。つまりその子の居場所ですね。そこが学校ではなくて家庭であるかもしれませんし、また違った空間であるのかもしれません。
それはわかりませんが、その子がいていいんだよという安心感、これをまず周りが作っていくことではないでしょうかね。
なるほど、この居場所というのがかなり重要になるのかなと思うんですが、たぶん学校に居場所がないのかなと思って不登校になってしまうということがあるかもしれないんですが、その場合に親御さんは居場所を子どもに作ってあげたいなと思ったときにどういうふうな接し方をすればいいんでしょうか。
はい、ですから皆さんと同じようにしなければいけないというのを少し脇に置いておきまして、できるできないもちろんありますから、できないことを無理にすると親御さんもストレスになりますし、お子様もストレスになります。
ですから皆さんと同じようにしなくてもいいんだよ。いい例がエジソンがそうですよね。学校に行かなくても自由にお母さんはさせましたよね。そこで自由な発想も生まれましたよね。
ですから何がどう作れているか、何がどうできるのかはまだ分からないところがすごく多いと思います。子どもさんの可能性の話ですね。
ですから今そこにいる、生きていることをまず親御さんは認めること。つまり生まれてきたときのことを考えてみてください。
その時には嬉しかったですよね。生まれてきた、その存在自体が子どもが生まれてきたというのを受け入れましたよね。
ところがどんどん親御さん、私もそうでしたけど欲が出てきます。こうなったらいいのになというのが出てきます。
ですからそれをちょっと脇に置いておいて、子ども今日もこうやって生きてるな、元気だな、そういうところにまず視点を戻してみるのはいかがでしょうか。
なるほど。この育ってくると欲が出てくるというのはちょっと耳が痛いというか、よく分かりますね。
なるほど、そうですね。じゃあこのお話を聞くっていうのはすごく大事な時間なので、余裕を持って聞ける時間を持って、そこでどうしたいのっていうのを聞いてみるということですね。
そうですね。例えばお母様方が食事の用意されて忙しいときにお子さんが話しかけたりしますよね。
お母さんこれ聞いてね。そのときに聞きたいんだけども聞けない状況ってありますよね。
ありますね。
そうすると、お母さん今これをやってるからこれが終わったら何時になったら少し時間が取れるからねというふうに言ってあげればいいんです。
そこで無理して聞こうとすると、両方のことを並行してやるのはなかなか難しいことがありますので、話が聞けなかったりすることがあります。
ですから少し待ってねっていう。何時になったらできるからねって言って了承を取ることですね。
ですから朝もしそういう状態になってちょっと今日行けそうになったら無理しないでいいよってまた帰って話を聞くからね、でいいと思います。
なるほど。学校には行かせるものっていう思い込みを一旦置いておいて、子どもの居場所を作ろうっていうような考えに変えていくっていうことなんですかね。
そうですね。
そこで話を聞く時間を持つという。
そうです。ですから居場所を得たお子さんはやっぱり話をするようになります。
なるほど。
はい。ですから安心感を持つということですよね。
はい。
やっぱり話をしても話を聞いてくれないと思っているから話せないんですね。
なるほど。
はい。どうしても大人っていうのは子どもと比べて経験がありますから多分こうなるだろうな、こうしたいんだろうな、どうしても先回りしてしまいます。
ですから話をしても途中で遮ることが多くなってしまいますよね。
はい。
こう思ってるんじゃないの、こうしたいんじゃないのっていうことを言ってしまいますよね。
私も子育て多く失敗してますので、経験がありますので、そういう経験の踏まえてもお伝えするんですけども、
やっぱり話は最後まで答えが分かっていても聞くことですね。
それが大事ですね。それで、それで、それからっていう風にして話を聞いてあげることでしょうね。
なるほど。ありがとうございます。
そこで答えを急がないことですね。
そこで答えを出そうとするから余計お子さんの方としては時間を取ったのにってなってしまうんですね。
一回聞いて答えを出そうとしちゃう。
はい。ですから、それはそれでお子さんが持っているストレスとかいろんなものが一回出てくる、吐き出してくるということができて、
今日はすっきりした顔になってるなとか、朝よりも少し和やかな雰囲気になってきたなという風になればそれでいいということですね。
確かに。
はい。ですから、やっぱり話をしたくてもうまく言葉が選択できないこともありますよね。
そうですね。
子供はね。ですから、それもありますから、それは待つしかないです。
そして何か言いたいことを話すのを待つ。
なるほど。
はい。そんな時でもよく話してくれたねっていうことですね。
なるほど。
それを伝えることが大事ですね。
そうですね。焦らずに待つっていうことですね。
はい。その繰り返しが少しずつ話す時間が長くなってきます。
はい。
そうすると親子間の信頼関係ができてきますから、また話を聞いてねという風な雰囲気になってきます。
はい。
だから精神的にストレスも含めて抱えているお子さんは、なかなかうまく自分のことを表現できなかったり、自分のストレスを吐き出すことが難しかったりします。
それは表現することがうまく成長していないというか、という子供さんですから、当然ありますので、
そうかそうか。でもよく話してくれたね。ありがとうねっていうのを繰り返すことですね。
ありがとうございます。