1. みんラジ
  2. 大腸カメラの面白さ #みんラジ..
2024-11-07 10:00

大腸カメラの面白さ #みんラジ 108

ゲームみたいです🎮

00:00
はい、それじゃあ始めていきます。えっと、今回は、大腸カメラは知恵の輪みたいな感じだよっていう話をします。
あのー、いつもね、こう、病気の話とかしますけど、えっと、ちょっと今回は若干番外編気味で、あのー、
大腸カメラしている時に何を考えているかっていう話なんですけど、
あのー、大腸カメラの検査、しんどいよっていう話をしてますけど、やっぱりね、患者さん側はしんどいんですよね、絶対。
で、あのー、まあそれを考えるとね、大腸カメラなんて入れるべきじゃないと思うんですけど、
まあもしそれが、こう、患者さんっていう存在じゃなくて、えー、なんだろうな、機械とかであったとしたら、
すごい、あのー、それあくまで想像ですよ、あくまで想像だけど、その底を取り除いたらどういう気持ちでやってるかって言ったら、
あのー、えっとですね、大腸カメラともう一個まあ胃カメラもありますけど、胃カメラはだいたい入れ方ってもうほぼほぼ決まってるんですよね。
その患者さんでそんなに違いがないので、胃カメラはそのなんだろう、難しいとか簡単とかそういうのはなくって基本的にもうワンパターンなんですよ。
だから別に、うーん、入れることに関しては面白みはなくって、まあ、そのー、胃カメラについては結局はだから胃がんをちゃんと見つけられるかとか、
あるいはまあそれ以外の病気になり、病気がなんだろうな、その見た目がおかしくなくても機能がおかしくないかとかっていうのも可能な限りその検査で確認したりとか、
まあそういうところに神経を使うんですけど、大腸カメラに関してはもう入れ方がですね、
人によって、えっと人っていうのは、だから患者さんによってやる患者さんごとに全く入れ方が違う、全く入れ方が違うとはある程度パターンはあるんですけど、
でもやっぱりこういろんなパターンがあって、その入れるのがですね、だからまあ難しいんですよ、大腸カメラの方が。
ワンパターンじゃないので、こう来たらこうするみたいのがなかなかね、いろいろあってですね、まあ面白いんですよね。
その感覚としては、こう知恵の輪を解いているような気持ちでやってます。
カメラの動きって大きく分けて、カメラを入れる、押す動きとカメラを抜く、引く動きと、
あとはカメラを右にひねる、細いカメラを右にひねる動き、左にひねる動き、
03:03
あとはカメラ自体が上向いたり、下向いたり、右向いたり、左向いたりっていう動きができるんですよね。
だからその上向いて右にひねったら、右を向いてるんですよ。
意味わかりますか?皆さんちょっと手を出してもらって、人差し指を立てて、一本前に指を突き出してます。
これで回しても向き変わらないけど、じゃあ指を下向けてもらって、それを右に回してみましょう。
下向けて手をぐるって右に回すと、左側を向いたの分かりますか?
次違うパターン。じゃあ上向いて右に回したら、右側を向きますよね。
どっち向くかは、カメラの先端の向きプラス回転で動きが違うんですよ。
しかもね、この今手先だけでやりましたけど、
カメラってどんどん入れていくと、先端だけじゃなくて、中に入っている部分もいっぱいあるじゃないですか。
それがしかも曲がってるから、そこの曲がりとかも回転させる動きで大きく動くんですよ。
意味わかるかな?今だから指先でやったけど、
じゃあ手をまっすぐ伸ばして、お前ってね、犯人はお前だっていう手をやった時に、ぐるって回転させてもまあまあ変わらないとして、
じゃあ次肘曲げて、犯人はお前だを肘曲げた状態でね。
あいーんか、あいーんの状態。あいーんの状態で、声でじゃあ右に回しましたってやったらすっごい動きますよね。
上に。わかる?
それぐらい、大腸カメラってこの、だから回転の動きがめちゃめちゃいろんなところに影響するんですよ。
その先端だけじゃなくて、他の手前のところとかも全部動くから、それですっごい複雑なんです、動き方って。
奥に入っていけば入っていくほどどんどん複雑になっていくので、そこをこう、結局ですね、だからカメラ入れていくと、
右に回しても右に向かないこととかって結構あったりするんですよ。
右に回したら奥に進むみたいなパターンがあるんですよ。
これはですね、やってもらわないとわかんないけど、
なんていうかな、見てる感じすごい簡単そうなんですよ、大腸カメラ。
画面があって、患者さんの後ろに立って、それで管を入れていくんですけど、
画面だけ見てたらね、あそこそこ右右右とか、上行ったらいいじゃんって、
06:02
なんで前進まないの?みたいな感じに思うんですけど、思うけど全然いかないんですよ。
それがね、こう、面白くもある部分。
だから、患者さんが苦しがってなかったらね、例えばゲームセンターにその機会があったら、
それなりにね、流行ってもいいんじゃないかな、流行らないかもしれないけど、
でも面白いと思う、コアなファンはつくと思います。
大腸カメラゲーセンでやったらね、それはコアだけど、
大腸カメラじゃないにしても、同じようなシステムのものがあってもいい気がする。
水道管の検査でもいいじゃないですか。
そういうのをやるにしてあっても面白いと思うんですよね。
てくらい、いろんなパターンがあるから、まだ全然自分はですね、
全部を見通せるレベルに達してないので、
上手い人はですね、めちゃくちゃ上手いんですよ。
あれはね、才能もあると思う。
そういう人に聞いてもね、どうやって入れてるんですかって聞いても、
本人も分かってないから、本人も分かってなくても感覚で入れちゃうから、
もうね、全然分かんない。
だからね、天才から習っても分かんないっていうやつですよ。
分かんないんですけど。
だからあれはね、入れるのはね、もうほんと文明の差ですね。
出力。
でも痛いかどうか、痛いか痛くないかと入れるのが上手いかどうかっていうのは、
実は完全に一致してなくて、
入れるの上手い人でも患者さんの痛み気にせずにグイグイ、
グイグイじゃないけど、別に痛いのとかも関係なしにサッと入れちゃう人もいれば、
絶対痛くならないように、そろそろやる先生もいるし、
結構ね、そこも性格分かれたりしてね、
そういうところ、いろんな先生がやってるの見るのも、それはそれで楽しい。
楽しいって言ったら、患者さん苦しがってるから楽しいって言っちゃいけないんだろうけど、
でも実際そう、いろんなパターンがあって面白いんですよ。
っていう風に、大腸カメラはですね、
それくらい患者さん側もバリエーションがあるし、
医者側もバリエーションがあるし、結構ですね、面白い世界ではありますね。
テレビゲームみたいなんですよね。感覚的には。やっぱり画面見てやるから。
同時にやっぱり画面見てるけど、やっぱり患者さんの中にカメラが入ってるっていうことが想像できないと、
うまく入れられなかったりとか、
あるいは治療するときにもなんかおかしなことになったりとか、
っていう風になるので、そこはもう経験プラス才能ですね。
私もですね、正直ね、大腸カメラ得意じゃないんですよね。得意じゃなくて、
09:03
消化器内科全体のレベルで見たらね、やっぱりちょっと平均以下だと思ってます。
うん、頑張ってはいるけどね。努力だけじゃ超えられない壁っていうのはあって、
経験ももうできなくなっちゃったから、なおさらどんどん多分レベル下がってるし、
あとは、そうだな、やっぱりもともといっぱいやってた人に比べると全然ですね、
自分は消化器内科の中でも、消化管じゃなくて、大腸とかじゃなくて、
消化器側の方がメインだったので、あんまりですね、大腸カメラは好きじゃないんです。
楽しいけどね。っていう感じで、ちょっと今回は病気というよりかは、
働いてる側の裏側の話でした。ありがとうございました。
10:00

コメント

スクロール