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では、次からはいよいよ具体的な潜在意識を書き換えて、実際に引き寄せをしていくための実践的な方法を深掘りしていきます。
先ほども言った通り、潜在意識は普遍ではなく、自らの意志で書き換えることもできます。
ここからは、潜在意識を鍛えるために必要なことを解説していきます。
潜在意識を書き換えて引き寄せを実現するための最初のステップは、将来像を描くことです。
自分が目指す未来を具体的にイメージすることで、脳がその目標に向けて行動を起こしやすくなります。
私たちの脳は、答えのない状態や曖昧な状況が苦手です。
そのため、将来の目標やゴールが明確でないと、どこに向かえばよいのかわからず、迷いが生じてしまいます。
これは潜在意識にとっても同じです。
目指すべき方向が不明確なままだと、潜在意識は力を発揮できません。
この問題を解決するには、まず自分の中にある理想の未来像をはっきりと書き出すことが重要なんです。
そのために以下のような問いかけを通じて深掘りをしてみましょう。
10年後はどんな人生を歩みたいのか。
1年後や10年後にどんな状態になりたいのか。
その目標を達成する理由や背景は何か。
これらをじっくり考え、具体的なビジョンを意識に落とし込むことで、潜在意識もその未来を現実にしようと働き始めるんです。
私たちの脳は、問いかけられたら答えを探し続ける性質を持っています。
どんな未来を望んでいるのかという問いを持つことで、脳は無意識のうちにその答えを探し始めるんです。
そしてその答えが具体的であればあるほど、潜在意識が目標達成に向けた行動をサポートしてくれるようになるんです。
例えば1年後に自分がどのような仕事をしていたいのかを考え、その成果や報酬についてもイメージしてみてください。
そしてその成果を欲しい理由をさらに深掘りしていきます。
なぜその仕事をしたいのか。なぜその成果や報酬が必要なのか。
このように自分自身に問いかけを繰り返すことで、本当に望んでいるものやその背後にある動機を明確にすることができます。
アクションプランとして将来像を書き出してみてください。
紙やノートに1年後から10年後までの理想の姿をざっくりと書き出してみましょう。
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次に目標を深掘りしてください。
その目標をなぜ達成したいのかと自分に問いかけ、動機を明確にします。
そして次にその日々の問いかけを続けることです。
定期的に自分の理想を見直し、その背景や理由を再確認する習慣を身につけましょう。
自分としっかり向き合い、将来像を描くことで潜在意識がそのゴールに向けた行動を後押ししてくれるはずです。
はい続いて潜在意識を書き換え引き寄せを成功させるための2つ目のポイントは過去を手放し未来に意識を向けることです。
過去にとらわれずこれからの自分に焦点を当てることで前向きなエネルギーを引き出すことができます。
大きな失敗やトラウマ思い出したくもない辛い過去に縛られてなかなか前に進めないと感じている方もいるのではないでしょうか。
過去に意識を向け続けるとネガティブな感情に支配されてしまい、未来への一歩を踏み出す力を失ってしまいます。
未来に意識を向けることが解決の鍵です。
過去に何があったとしてもそれを手放してこれからどんな自分になりたいか、どんな未来を作りたいかを考えることで脳が自然とその未来を実現するために働き始めます。
興味深い実験があります。
研究対象者に去年の誕生日に何をしていましたかと質問した際に脳の運動に関する部位は反応しませんでした。
しかし今年の誕生日をどう過ごしたいですかと質問すると脳の運動部位が強く反応したそうです。
この結果は過去に焦点を当てると脳が働きを伴わないのに対し、未来に焦点を当てると脳が行動を促す指示を出し始めることを示しています。
つまり未来に目を向けてこうしたいと考え始めれば脳がそれを実現するための具体的な行動をサポートしてくれるんです。
例えば来年の誕生日にどのように過ごしたいかを想像してみましょう。
家族や友人と笑顔で過ごしているシーンを思い浮かべると、それを実現するためにどのように準備すればよいか自然と考え始めます。
また来年までに新しいスキルを身につけたいと未来の目標を立てると脳がそれに向けた行動を計画し始めます。
一方で去年はこうだったと過去の出来事に焦点を当て続けると行動を起こすエネルギーは湧いてきません。
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具体的なアクションプランとして、一つ目、未来の目標をリスト化する。
1年後、3年後、10年後にどんな自分でありたいかを書き出してみましょう。
2つ目、未来の出来事を具体的にイメージしましょう。
例えば、次の誕生日にはこんな風に過ごしたい。
次の旅行ではこんな場所に行きたいといったポジティブなイメージを描きます。
3つ目、小さな行動を始める。
その未来を実現するため、今日からできることを一つでもいいので始めてみましょう。
未来に意識を向けることで脳が自然と行動を促して、理想の自分に近づくためのエネルギーを引き出してくれます。
ぜひまずは明るい未来をイメージすることから始めてみてください。
はい、潜在意識を活用して理想の未来を引き寄せるための3つ目のポイントは、自分の在り方を定めることです。
これを英語のbe, do, haveという3つの視点で考えると、まず自分がどんな在り方、beでいたいのかを明確にすることが大切になります。
多くの人はこんな結果が欲しい、haveというところから考え始めます。
そしてその結果を得るために行動、doをするという流れになることがほとんどです。
ですがこの時、何のためにその行動をするのかという在り方、beが曖昧なままだと、潜在意識は本当の意味で力を発揮してくれません。
まずはこんな自分でいたいという在り方、beをはっきりさせてから、次にどんな行動、doを取るのかを考え、最後に欲しい結果、haveを手に入れるという順番を意識してみましょう。
例えば、私は人に喜んでもらえる存在になりたい。これは在り方、beです。
だからコミュニケーションスキルを磨く、do、結果的に多くの人から信頼されるようになる、have、このように在り方、beを先に考えないと義務感や周りからの評価だけを理由にして行動してしまいがちなんです。
こんな自分はダメだから変わらなきゃいけない、もっと強くならなければならない、認められるために尊敬される仕事に就くべきだ、このように何々しなければならない、何々するべきだといった義務的な感情が先に立ってしまうと、潜在意識はネガティブなプレッシャーとして受け取ってしまい、うまく動いてくれなくなるんです。
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具体例として、お金を稼ぐ場合、早くお金を稼いで貧乏な状態を抜け出さなきゃ、義務的に考えると行動が続きにくくなります。
代わりに、私は大切な人と幸せに暮らせる存在でありたい、そのために十分なお金を得る必要があるという在り方を意識すると、同じ行動でも自分の内側からやる気が湧いてきます。
また、人に認められたい場合は、とにかく尊敬されるために頑張らなきゃ、ではなく、私は人に安心感や喜びを与えられる自分でありたい、結果としてたくさんの人に信頼されるかもしれない、という発想で行動すると自然に目標に近づけるんです。
具体的なアクションプランとして、一つ目、在り方を書き出してみてください。
自分はどんな人間でありたいのか、紙やノートに書いてみましょう。
二つ目、在り方から行動を導く、こういう自分でいるためにはどんな行動をすればいいのか、考えてみましょう。
三つ目、結果は後からついてくる。
行動の先に得たい結果があることは大事ですが、まずは在り方と行動にフォーカスをして、事務官にとらわれすぎないようにしましょう。
こうして在り方を定めてから行動に移すことで、潜在意識があなたの目標にしっかりと向かってくれます。
ぜひ、あなたらしい在り方を見つけてください。
次回へ続きます。
