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それではやっていくわよ。月並今日子の時には昔の話を。さあ、今日もやっていくわよ。いや、早いよね。早い。時が経つのはあっという間ということで、私、月並今日子、ジャズアーティストをしております。
デビューしたのがね、そう、13年前よ。もう13年も経っちゃうわ。そのさ、13年前の前の話をしちゃおうかしら。今日はさ、少しだけ酔っぱらっちゃってる。そんな気分で、昔話をしたくなっちゃったの。
というわけでさ、私、月並今日子、実は出身は、東北は、津軽海峡のある青森となっております。
というわけでさ、青森県で育ったんだけどさ、幼馴染がいるのよね。幼馴染のさ、しんちゃんっていう人がいるんだけど、このしんちゃんがさ、まあ、器用な男なの。器用な男でさ、いろんなことができるのよ。
特にさ、手先が器用でさ、いろんなものを作ってくれる。そしてさ、まあ、不器用な男なの。不器用な男、手先は器用なのに、心は不器用。まあ、そのアンバランス感、バランス感が素敵なのよね。
というわけでさ、しんちゃん元気してるかしら。このしんちゃんっていうのがさ、まあ、恋に、恋に、人の女の誘惑に負けやすい男なのよね。
というわけでさ、友達が多いんだけど、やっぱり女の敵が多かったの。女心がよくわからない。それこそがしんちゃんのいいところなのよね。
でもさ、このしんちゃんにつきまとう女でさ、いじこちゃんっていう方がいたの。このいじこちゃんっていうのはさ、ニックネームなんだけど、このいじっくらしい、いじっかしいいじこということでかげ口よね。かげ口でいじこ、いじこって言われてたんだけど。
まあ、このいじこがさ、しんちゃんに一目惚れしちゃってさ、そのしんちゃんは女心がわからないから、もうこのいじことしんちゃんのやりとりがおもしろい。おもしろいのよというわけで、内容は全然覚えてないんだけど。
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この二人のやりとり、しんちゃんといじこの、まあ寸劇よね。寸劇みたいで二人のやりとりがおもしろかったわというどうでもいい昔話でした。お聞きいただきありがとう。また聞いてちょうだいね。
